FPの資格は、金融・財政関係の仕事をはじめ様々な仕事に活かすことができるため、国家資格の中でも人気のある資格です。
FP資格を取得するには試験に合格する必要があり、FP試験は日本FP協会と金融財政事情研究会(きんざい)の2団体で受験することができます。
それぞれの試験日が同じ日もありますが、試験日が違う場合や毎年実施される試験回数の違いがあります。
そこで今回は、2023年のFP試験の試験日について詳しくまとめました。
この記事を読めば試験日の悩みを解決できるだけでなく、受験料や受験資格、申し込み方法、注意事項なども知ることができます。
FP資格試験の団体の違い
試験日程や、試験の詳細について詳しくご紹介する前に、FP資格の試験を実施している2団体についてご紹介いたします。
2級、3級のFP試験を受験しようと考えている方はどちらの団体を選んでも、試験日から試験内容まで同じなので、合格後にどちらの証明書が欲しいかで、選んでみるのはいかがでしょうか。
1級のFP試験では試験日程から実技試験の問題内容まで大きく異なるため、自分の学習法にあったFP試験を選ぶことをおすすめします。
どちらの団体の資格を取っても活かせる仕事に差はないため、自分の好みでどちらのFP資格を取得するか選ぶようにしましょう。
FP資格試験の団体の特徴
- 日本FP協会(比較的簡単)
- 個人で独立するためにFPを目指す人や資格を集めている人が受験することが多い
- 金融財政事情研究会(少し難しい)
- 高校や大学、金融や不動産、保険関連の企業が団体で受験することが多い
日本FP協会のFP資格と試験の特徴
日本FP協会のFP試験は出題範囲が幅広く、実例を元にした問題が多く出題される傾向にあります。
日本FP協会の試験は金融財政事情研究会より合格率が高く、試験は簡単といわれていますが、豊富な知識と実例問題が多いため、過去問で対策がしづらくなっています。
FP試験に似ている試験として、AFP試験やCFP試験がありますが、この2つは日本FP協会でのみ受験できるようになっているのも日本FP協会の特徴の1つになります。
金融財政事情研究会のFP資格と試験の特徴
金融財政事情研究会のFP試験は出題範囲が狭いぶん、難しい応用問題や複雑な計算式が出題されます。
出題問題が複雑になることが金融財政事情研究会のFP試験が難しいといわれている理由でありますが、日本FP協会より過去問で対策がしやすいことも特徴の1つです。
同じような問題や過去問を何度も解く学習方法ができる方は金融財政事情研究会のFP試験がおすすめになります。
金融財政事情研究会のFP試験は専門的な知識を深掘りできることから高校や大学、金融や不動産、保険関連の企業が団体でよく利用されています。
2023年度のFP資格試験日程
【日本FP協会】1級 | 【金融財政事情研究会】1級 | 【共通】2級・3級 | |
---|---|---|---|
試験日程 | 2023年9月10日(日) | 2023年6月上旬~6月中旬 | 第1回:2023年5月28日(日) 第2回:2023年9月10日(日) 第3回:2024年1月28日(日) |
受験申請期間 | 7/13(木)~8/3(木) | 第1回:2023年3月~4月 第2回:2023年7月~8月 第3回:2022年11月~12月 |
第1回:3/17(金)~4/7(金) 第2回:7/5(水)~7/25(火) 第3回:11/14(火)~12/5(火) |
合格発表 | 11月7日(火) | 第1回 2023年7月13日(木) 第2回 2023年10月27日(金) 第3回 2024年3月15日(金) |
第1回 3/17(金)~4/7(金) 第2回 7/5(水)~7/25(火) 第3回 11/14(火)~12/5(火) |
日本FP協会と金融財政事情研究会のFP試験の日程は、2級と3級はの日程から問題まで全て同じ試験であり、1級のみ試験日程から内容異なります。
FP試験の受験費用
各級 | 受験費用 |
---|---|
1級 | 【日本FP協会】 実技のみ 20,000円 【金融財政事情研究会】 実技:25,000円 学科:8,900円 |
2級 | 学科 4,200円 実技 4,500円 |
3級 | 学科 3,000円 実技 3,000円 |
FP試験の受験費用は、同じ内容で行われる2級、3級は同じ費用になっており、1級のみ費用が異なります。
また、日本FP協会は善友財政事情研究会とは異なり実技のみの試験になります。
FP試験各級の受験資格
FP試験各級の受験資格は、日本FP協会と金融財政事情研究会で同じ内容です。
3級は簡単に受けられますが、2級と1級は誰でも受けられるわけではないので、受験資格があるのか確認しておきましょう。
FP試験3級の受験資格
FP3級の受験資格は、日本FP協会と金融財政事情研究会のどちらも「FP業務に従事している者または従事しようとしている者」です。
FP業務とは、資産の設計や運用、管理などを行う業務、コンサルティング業務のことを指します。
特に必要な資格はないため、FP3級の資格を取りたいと思えば誰でも受験可能です。
FP試験2級の受験資格
FP2級の受験を希望する場合は以下のどれかに当てはまっている必要があります。
FP2級試験の受験資格
- 3級FP技能検定合格者
- 金融渉外技能審査3級合格者
- FP業務の実務経験2年以上
- AFP認定研修の受講修了者
様々な条件がありますが、ほとんどの人はFP3級の資格を取ってからFP2級にチャレンジしています。
仮にFP3級の資格を持っていなくとも、既にFP業務を2年経験しているという人はFP2級の受験ができます。
FP試験1級の受験資格
FP1級は学科と実技それぞれ条件が違うため、分けて紹介します。
FP1級学科試験の受験資格
- 2級FP技能検定合格者で、FP業務の実務経験1年以上
- 金融渉外技能審査2級の合格者で、FP業務の実務経験1年以上
- FP業務の実務経験5年以上
FP1級実技試験の受験資格
- FP1級学科試験合格者
- 日本FP協会の「CFP認定者」
- 日本FP協会の「CFP資格審査試験の合格者」
- 金融財政事情研究会の「FP養成コース」修了者+FP業務の実務経験1年以上
FP試験1級の受験資格である2級の資格は、日本FP協会と金融財政事情研究会のどちらで取得しているかは関係ないため、2級とは異なる団体の1級試験でも受験することができます。
1級の試験を受けるためには、2級の資格を持つだけではなくFP業務経験も必須です。
3級を取得して実務経験をしつつスキルアップで2級を取得し、実務経験が1年以上になったら1級の学科に挑戦するという流れがおすすめです。
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FP試験の申し込み方法
日本FP協会と金融財政事情研究会のどちらの場合も、インターネットと郵送の2種類の申し込み方法があります。
インターネット申し込みと郵送申し込みの方法について、検索手順も載っているので是非参考にしてみてください。
日本FP協会へ申し込む場合
1.日本FP協会HPの「インターネット受検申請画面」にアクセス
2.「個人受検者として申請する」を選び必要事項を記入
3.受検料の支払い方式を選択し支払いできたら、後日郵送で受験票が届きます(2週間以内)
1.受検申請書(試験要網)を入手するため、試験事務課へ送付依頼するか書店で入手する
2.受検申請書に記入し、受検料を振込、支払明細書を申請書に貼付する
3.受検申請書送付専用封筒に入れ、簡易書留で郵送すると、後日郵送で受験票が届きます(2週間以内)
インターネットと郵送のどちらで申し込んでも受験票は郵送で届くため、しっかり受験票が届くところまで確認しましょう。
2週間経っても届かなければ申し込みに誤りがある可能性があるため、日本FP協会にお問合せしましょう。
詳しい申し込み方法はこちら→日本FP協会 受験申請方法
金融財政事情研究会へ申し込む場合
1.金融財政事情研究会HPの「インターネット受検申請画面」にアクセス
2.試験種類(FP技能検定)を選択し、注意事項を確認後、個人申請を選択
3.受験科目・受験地・免除申請を選択
4.受検書類等送付先を入力して支払方法を選び支払いをする
コンビニでお支払い選択した場合、支払うまで仮申請となり、翌々日の23:59までに支払わないと自動キャンセルされてしまうため、支払いまでしっかり行いましょう。
詳しい申し込み方法はこちら→インターネット受験申請受付
1.金融財政事情研究会HPの「受検手続について」から「個人申し込み」→「郵送申し込み」を選択
2.申し込み期間内なら「受検申請書のダウンロード」があるためダウンロードして記入
3.指定の振り込み先に受験料を振り込み、振込金受取書を準備する
4.受検申請書と振込金受取書を郵送して申し込み完了
受検申請書のダウンロードはAdobe Acrobat Reader(無償)が必要です。
持っていない人は受検申請書のダウンロードの下を見て、Adobeサイトに飛べるボタンからダウンロードしましょう。
詳しい申し込み方法はこちら→受験手続きについて
FP試験前に知っておきたい注意事項!
以下ではFP試験前に知っておきたい注意事項を3つ紹介していきます。
特に持ち物を忘れたり、試験時間に遅れたりしないよう確認しておきましょう!
・昼食は持参するか事前に昼食をとる場所を確認しておく
・試験開始の20分前には会場入りする
注意事項①持ち物の確認をする
受験票・本人確認書類・筆記用具・電卓1台を持参しているか確認しましょう。
受験票や本人確認書類は忘れてしまうと受験できません。
筆記用具と電卓も貸し出されないため、忘れると受験はできても回答できなくなってしまいます。
また、電卓の使用は1台のみ認められているため、複数持っていくことはNGです。
注意事項②昼食の確認
昼食は持参するのか、外食ならどこで食べるのかも決めておきましょう。
午前から午後にわたって試験がある人は、お昼休憩がありますが1時間だけです。
試験中は飲食禁止ですので、1時間以内で食べられるように持参するのをおすすめします。
外食する場合も遠出できないので、周辺の飲食場所を確認しておきましょう。
注意事項③会場到着時間の確認
試験開始20分前になると試験監督が注意事項を話すため、試験開始20分前には会場入りしましょう。
余裕を持った集合で注意事項をしっかり聞き、焦らず試験に臨むのがベストです。
一応遅刻者の入室は試験開始後30分まで認められますが、試験時間の延長は無いので遅れないようにしましょう。
心配な人は事前に交通ルートを下調べしておくと良いです。
FP試験の試験日や申し込み方法、注意事項のまとめ
今回はFP試験日をはじめ、受験料や受験資格、申し込み方法、注意事項について詳しく解説しました。
FP試験の開催団体は2つありますが、2級と3級の試験内容は同一のモノなのでどちらを受けても違いはありません。
しかし、どちらの団体も2級と3級の試験日は同じですが、1級の試験日や実施回数は変わってくるので気を付けましょう。
2級や1級を受けるには受験資格が必要なため、初めての人は3級から受験してみることをおすすめします。
また、試験を受ける際は「受験票・本人確認書類・筆記用具・電卓」を必ず忘れないようにしましょう。