ネイルが好きで、ネイリストとして働きたい!と考える方にとって、ネイリストの今後の需要は気になる情報ですよね。
ネイリストは若い女性の間で人気があり需要の高まっている業界ですが、コロナ禍の影響でサロンの需要は減少傾向にあるようです。
今後、ネイリストやネイルサロンの需要はなくなっていってしまうのか、気になりますよね。
こちらの記事では、ネイル業界の現状と今後も需要が伸びるネイリストになるための方法についてご紹介します。
ネイル業界の現状
ネイリストの需要を知るために、まずネイル業界の現在の状況を知る必要があります。
こちらでは、ネイルサロンの現状について解説します。
ネイルサロンの需要は?
NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が発行している「ネイル白書」という資料があります。
引用:ネイル白書
上記のネイル白書2023年版のデータから分かる通り、2005年から2010年の10年間でネイルサロンの数が急増ています。
その後、2019年までネイルサロンの数は増え続けましたが、2020年コロナウイルスの以降はコロナウイルスの影響で減少し、廃業したサロンも多くありました。
一時はこのまま需要が落ち込んでいくと予想されましたが、コロナ禍が収束に向かうにつれて再度盛り上がり始めていることがグラフからわかります。
つまり、コロナ禍で外出が難しくなったことによって一時的に減少していただけで、ネイルサービス自体の需要は衰えていなかったと考えることもできるでしょう。
コロナ禍でセルフネイルが流行
ネイルサロンの増加率が緩やかになった理由は、自分でセルフネイルを楽しむ人が増え、サロンで施術を受ける人が減った事が考えられます。
今までネイルサロンでしか受けられなかったジェルネイルが、数年前から専用キットを使えば自宅で手軽に行えるようになりました。
また、セルフネイルチップ(付け爪)のデザイン性や利便性のクオリティが上がったり、セルフネイル用品の低価格化などが進んだこともネイルサロン減少の理由として考えられます。
コロナがサロンの需要減少に追い打ちをかけた
ここ1〜2年は新型コロナウイルス感染症の影響により、これまでエチケットとしてしていたネイルを、在宅勤務が増えたことでする必要がなくなったようです。
加えて結婚式の延期やキャンセルも相次ぎ、今までウェディングサロンや式場を中心に提供されていたブライダルネイルサービスの売上が低迷しました。
その結果、帝国データバンクの調査によると、2020年1月~11月の間に倒産したネイルサロンの数は19件で過去最多記録を更新したようです。
しかし、2023年3月よりマスクの着用が自己責任になることにより、コロナウイルスをそこまで気にせず生活できるようになるでしょう。
そのため、コロナ禍でこれまでなかなかサロンに足を運べなかった客足が回復していくと予想できます。
激しくなる価格の低下競争
ネイルサロンの需要が低下している状況下で新規開業や営業を継続したりすると、少ない需要を取り合うため競争が激化します。
特に他店との差別化に繋がるような技術力・設備を持たなかったり、リピーター・新規顧客の獲得に苦戦していたりするネイルサロンは、顧客を集めるために低価格を打ち出さざるを得ず、価格の低下競争に晒されることになります。
しかし、価格競争の激化とコロナの収束によって顧客が増加することも考えられるため、今後ネイル業界が盛り上がっていく可能性は十分に考えられるでしょう。
ネイリストの需要・将来性は?
セルフネイルブームやコロナの影響によって昔よりも需要が少なくなっているネイルサロンですが、サロンで働くネイリストの需要も同じように減少していると考えられます。
しかし、コロナウイルスが収束へと向かうと同時に業績が良くなってきているサロンもあるため、ネイリストの需要は回復途中・将来性はあると考えられます。
ネイリストが安定した収入を得るためには、他のネイリストとの差別化を行い、自身の需要を拡大していく必要があるでしょう。
こちらでは、需要・将来性のあるネイリストになるにはどうすれば良いかご紹介します。
顧客の悩みに応えるネイリストになる
ネイルサロンに来る顧客の中には、単にネイルを綺麗に装飾をすることを目的としたお客さんだけでなく、日々のネイルケアに悩まれている方も多くいます。
ネイリストは、このような方々に対して専門的なアドバイスをすると信頼を得られ、リピーターを獲得できます。
リピーターを多く獲得できれば、業界の動向に左右されず安定した収入を得られるはずなので、将来性の心配は不要でしょう。
癒しの場としてのネイルサロンづくりをする
ネイルサロンの顧客は、ネイルケアだけを求めいるのではなく、心地よい空間でゆったりとした気分でプロの施術に身を委ねることにも価値を感じる方も多いでしょう。
アロマを置いたり、長時間座っても疲れにくい椅子にしたり、コミュニケーションスキルを身につけて施術中の雑談を盛り上げたりするなど、快適さを提供できるように工夫することが大切です。
このように、自身のサロンのファンを増やしていくと、サロンとしての需要は拡大していくでしょう。
新規顧客獲得
ネイルサロンと聞くとどうしても若年層向けのサービスと考えられがちですが、今後は人口のボリュームゾーンとなる中高年層や男性客を取り入れると需要が拡大するでしょう。
年齢に伴い起きやすくなる手荒れや爪割れなどの問題解決や、男性向けのデザインの考案など新しいサービスを考えることで、他のネイルサロンとの差を広げられます。
このように、新規顧客開拓のために中高年層や男性客を視野に入れるなど、戦力的な顧客獲得を試みるとよいでしょう。
ネイリスト資格を取得するのにかかる費用とは?スクール選びのポイントについても紹介
今後需要のあるネイリストになる方法は?
ネイルサロンの需要は一時減少していましたが、コロナウイルスの収束に伴い徐々に需要も回復していくと予想できます。
そのため、ネイリストとして活動するなら、回復していく需要をつかむ新しいサービスを考案したり、働き方を工夫すると良いでしょう。
こちらでは、今後需要のあるネイリストになるために考えられる方法についていくつかご紹介します。
需要のあるネイリストになる方法
- 出張型ネイリストとして活動する
- 福祉ネイリストとして活動する
- 講師として活動する
- 客層の幅を広げる
需要のあるネイリストになる方法①:出張型ネイリストとして活動する
ネイリストには、顧客の自宅や貸しスペースに出張する「出張ネイリスト」という働き方もあります。
開店や維持に伴う初期費用を削減し、最低限の費用で開業できるため、この方法でネイリストを始める方も多いです。
ただし出張先がネイルサロンではないため、専用の道具や衛生などの細心の注意を払う必要があります。
出張型ネイリストは、フリーランスのように自由な働き方ができるだけでなく、顧客を多く抱えれば抱えるだけ収入が増えるというメリットがあります。
需要のあるネイリストになる方法②:福祉ネイリストとして活動する
お年寄りや障害を持つ方にネイルケアを行う「福祉ネイリスト」の仕事も最近注目を集めています。
自宅をはじめ介護施設や老人ホームなどに出張して、お年寄りや障害を持った方にネイル施術を行うことが主な仕事です。
手のマッサージやハンドトリートメントをサービスとして取り入れたり、福祉に使えるコミュニケーション技法や回想法などを取り入れる福祉ネイリストの方もいます。
ネイルの出来映えにこだわることはもちろん、高齢者や病気・障がいを抱えながらも懸命に生活している方に対して「美容を通じて感動を与えること」が福祉ネイリストの役割です。
高齢者が増え続ける日本で需要が高まる可能性がある職業なので、選択肢に入れてみてください。
需要のあるネイリストになる方法③:講師として活動する
セルフネイルケアが流行ていることに伴い、「プロの技術を自分も体得したい」「日々のネイルケアでの悩みごとを相談したい」といった人も増えています。
このような需要に応え、ネイルに関するテクニックやケアのコツを教えるセミナーを企画して自らが講師をするといった活動も将来性のある手段でしょう。
新たなネイリストを輩出する講師として、ネイリスト業界を盛り上げていきたい!という方はぜひ挑戦してみてください。
需要のあるネイリストになる方法④:客層の幅を広げる
需要のあるネイリストになるために、他の美容系のスキルも身につけることをおすすめします。
例えば美容師免許を取得すれば、まつエク(まつ毛エクステ)やヘアメイクも行えるようになり、カラーコーディネーターの資格があればパーソナルカラー診断やファッションアドバイスもできるでしょう。
このように様々な仕事も請け負えるようなネイリストは、活躍の場が一気に広がるので需要が高まりやすいです。
また、最近では男性でもネイルケアにこだわる方が増えているため、新しいネイルスキルを身に付けると需要のあるネイリストになれるかもしれません。
需要を高めるためにネイリストがスキル持っておきたいスキル
ネイリスト業界は競争が激化しているため、顧客確保のための安易な低価格競争に巻き込まれ、倒産してしまうケースも多いです。
このような状況に陥らないために、ネイリストは需要を高めるためスキルを身に着ける努力をする必要があります。
こちらでは、ネイリストが需要を高めるために身につけておきたいスキルについてご紹介します。
ネイル関係の資格取得
ネイリストとしてサロンに勤務したりサロンを開業したりする際に、ネイルの資格保有は必須ではありません。
しかし、資格を有していればネイルの技術力の高さや知識の豊富さを目に見える形で証明できるので、お客さんから選ばれやすくなるでしょう。
ネイル関係の資格取得は需要を生み出すきっかけになるため、積極的に勉強・受験をすることをおすすめします。
ネイリストの資格として代表的なものは「ネイリスト検定3級・2級」「JNAジェルネイル検定」ですので、気になる方は以下の記事で詳細をチェックしてみましょう。
【2025年】ネイル資格のおすすめ通信講座ランキング10選!人気のネイリスト講座の特徴・費用を徹底比較
SNSでの情報発信力・PRスキル
現代では若者はもちろん中高年層も積極的にSNSを利用しているので、ツイッター・インスタグラム・フェイスブックなどのSNSを使って情報発信をすれば、自分やサロンについて知ってもらうことができます。
ブログやチラシなどと異なり、SNSは高画質の画像を大々的に掲載できることが強みですので、ビジュアルを細部まで表現したいネイリストには打ってつけの広告媒体です。
そのため、例えば施術したネイルの写真や施術中の様子を動画に撮ってアップすれば、それだけでも充分にネイリストとしての技術をPRできる可能性が高いです。
SNSを使えば多くの人に周知ができて顧客の新規開拓に向けた足がかりになるので、実際にネイルサロンの利用につなげられるようにSNSマーケティングの勉強をしてみましょう。
コミュニケーション能力
資格やPRスキルはもちろん身につけておきたいスキルですが、ネイリストとしての需要を今以上に高めるには、何よりも利用してくださったお客さんに気持ちよくネイルの施術を受けてもらうことが大切です。
お客さんに親身になって悩み相談に乗ってネイルケアをしたり、頭の中にある図柄のイメージを会話で引き出してネイルデザインをしたりするなど、ネイリストには高いコミュニケーション能力が求められます。
毎月ネイリストとの会話を楽しみにしてネイルサロンに通っている人は多いので、「また施術してもらいたい」「話していると楽しい」と思ってもらえるようなネイリストになれるようコミュニケーション能力を鍛えましょう。
需要のあるネイリストを目指すなら資格取得が効率◎
需要のあるネイリストを目指すなら、資格取得が最も効率が良いためおすすめです。
価格競争やセルフネイルの影響でサロンとしての需要は低迷しているため、資格を取得して自身の価値を上げていくと将来性も上がります。
こちらでは、初学者からでも目指せるおすすめのネイリスト資格「JSADA認定ジェルネイルプロフェッショナル」について簡単にご紹介します。
JSADA認定ジュエルネイルプロフェッショナルとは?
JSADA認定ジュエルネイルプロフェッショナルとは、一般社団法人日本技能開発協会(JSADA)が運営する、ジュエルネイルのプロを証明できる資格です。
ネイリストとして活動していく上での信頼を得やすくなるのはもちろん、趣味でのセルフケアで使える専門知識が身に付きます。
JSADAが実施する資格試験に合格することで取得できますが、試験は専門的な知識が問われるため、初学者の方は対策の通信講座の受講をおすすめします。
ネイリストの需要は高い?|まとめ
ネイリストの需要は高い?|まとめ
- ネイルサロンの需要は減少傾向
- コロナの収束に伴いネイルサロンの需要は回復する可能性がある
- 需要のあるネイリストになるための努力が必要
こちらの記事では、ネイリストの需要や将来性、今後伸びる可能性があるサロンの特徴などご紹介しました。
セルフネイルやコロナの影響によって、ネイルサロンの需要は一時減少傾向にありましたが、他のネイリストとは違う特別なスキルやサービスを考えることで、需要のあるネイリストを目指すことはできるでしょう。
これからのネイリストの在り方は、常に業界の需要や流行を追いかけて、資格取得などの努力をする必要があります。
もし、需要のあるネイリストになるための資格取得を目指すなら、通信講座ラーキャリを受講してジュエルネイルプロフェッショナル資格を取得する事がおすすめです。