獣医師は20代30代の男女が目指せる、独立できる資格です。
獣医師資格取得者は他にも該当なしと呼ばれております。
獣医師の資格は「国家資格」です。
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獣医師に必要な知識・受験資格
獣医師国家資格を受験するには6年制の獣医専門の大学を卒業する必要があります。
日本に獣医専門の大学は数がそれほど多くなく、倍率が高くなる場合もあります。
獣医師国家資格試験よりも、大学への入学権利を取得する方が難しいと言われています。
獣医師の資格は「農林水産省」が運営管理を行っております。
農林水産省とは:
獣医師は、農林水産省が運営している国家試験です。
獣医師の仕事内容
獣医師とは、主に人間以外のすべての動物に対して診療や治療を行なう、いわば「動物のお医者さん」です。
動物病院にくる動物だけでなく、水族館や動物園などの動物や生物の体調管理なども行います。
主な獣医師は個人診療所などでの勤務が多いですが、他にも国家公務員としての勤務や地方公務員として勤務している獣医師もいます。
仕事内容はとても忙しく、夜間の救急患者の対応などで寝ずに次の日出勤ということも多いことから、多くの獣医師は数年の個人診療所での勤務を経て独立開業しています。
獣医師資格の勉強法
学科試験はすべてマーク方式で出題されます。
マーク方式は過去問題が出題されるケースがおおいので、よりたくさんの過去問題の取り組みが大切となります。
また、合格基準は70%の正答なので問題の的を絞り合格ラインを目指す勉強法が望ましいでしょう。
獣医師の試験料・試験内容・難易度・合格発表について
獣医師の資格試験料
獣医師国家試験の試験料は13,900円です。
また、外国の獣医学校卒業者または獣医師免許取得者で厚生大臣が認定した人が受ける獣医師国家予備試験の試験料は30,500円です。
獣医師試験・検定の年間試験回数
獣医師国家試験と獣医師国家予備試験は年に1回ずつ行われています。
獣医師国家試験は2月中旬ごろ、獣医師国家予備試験は9月上旬ごろに行われています。
獣医師試験科目等の内容
獣医師国家試験は2日にわたり行われます。
1日目は獣医療や衛生学に関する基本問題が210問、2日目は獣医療現場で実際に起こりうる症例や事例に関する問題が120問出題されます。
大まかに分けると獣医学と衛生学の2つの部類の問題が出題されています。
獣医師資格の難易度
倍率・難易度ともに高い獣医専門の大学を卒業した人のみ受験することができる国家試験になります。
合格率や合格人数からみると難易度は低いと思われがちですが、試験内容は専門的なことが多く知識がない人からするととても難しい試験です。
獣医専門大学で勉強したとしても、自主学習が必要となる試験です。
獣医師資格の合格率
平成27年度の獣医師国家試験合格率は全体で78.8%となっており、獣医学を専攻した大学で勉強したことをしっかりと理解すれは合格できる資格と言えます。
特に新卒の合格率は88%と非常に高い確率で合格しています。
ですが既卒者の合格率は約48%と新卒に比べて40%も低くなるため、新卒時に取得しておきたい資格とも言えます。
獣医師試験の合格発表
獣医師国家試験の合格発表は3月中旬ごろに行われます。
確認方法は2通りあります。
1つ目は午前10時に農林水産省のホームページで発表される合格者の受験番号を確認する方法です。
2つ目は後日届く獣医師国家試験合格証で確認する方法です。
郵送では不合格者への通知は行われていないので、ホームページで確認することが確実だと言えます。
獣医師資格取得後の就職先・年収・報酬相場
獣医師所持者の職業例
獣医師、飼育員、地方公務員
獣医師に向いている人
動物を相手にする仕事になるので、第一に動物が好きであることは必須になります。
ペットというと、犬や猫といった比較的小さくてかわいい動物のことを指しがちですが、他にも鳥や蛇、カエルなどが診察に来る場合もあります。
どのような動物が来ても怖がらずに対応できる人は獣医師に向いているでしょう。
また動物は言葉を発することができないので、症状からどのような病気が考えられその病気にあった適切な治療をするということが必要となります。
よって観察力と日々増える病気の症例などを常に勉強し続けることができる人は獣医師に向いていると言えるでしょう。
獣医師と同じ分野の他の資格
動物看護士、ペット栄養管理士、ドッグライフカウンセラー
獣医師の年収・給料相場
獣医師全体の平均月収は約43万円、平均年収は約638万円ほどです。
初任給は20万円~25万円と平均的で勤続年数が上がるにつれて給料も上がっていきます。
獣医師=高収入と思われがちですが、平均年収をみても一般企業勤めのサラリーマンより少し高い水準ほどです。
獣医師の現状
空前のペットブームにより、犬や猫はもちろん爬虫類やミニブタなどペットショップに売られているペットの種類も多くなりました。
またペットを飼っている世帯は3世帯に1世帯と非常に多く、ペットのお医者さんである獣医師の需要も増えていると言えます。
獣医師の将来性
獣医師は、獣医師の資格を持った者以外が獣医師を名乗り、獣医師の仕事はしてはいけないとされており、いわば「業務独占資格」です。
そのため、資格さえ取ってしまえば職に困ることはありません。
動物が世界からいなくなることは考えられにくいことから、獣医師の将来性は安定していると言えます。
獣医師の独立について
獣医師の仕事内容は非常に忙しく、救急患者の対応や夜間の手術などでほとんど寝ずに次の日出勤するなんてことはざらにあります。
だからといって給料が大幅にアップするわけでもなく、自分が理想とする診療所を開業したいという思いから、数年経験を積んで独立開業を目指す人が多いようです。
獣医師資格を所有している主な著名人
三浦雄一郎、和田正道、高橋祥泰