美容業界のサービスが多様化する中で、特に成長著しいジャンルといえばネイルです。手の爪はもちろん、足の爪のケアまでも気にする女性も増えています。
ですので、その需要に比例してネイルアーティストの人気も上昇しています。
今回はネイルアーティストに仕事内容と年収についてと、ネイルアーティストになるにはどういった資格が必要か?
そしてその資格を取得する近道となるネイルアーティスト学院について解説します。
ネイル資格取得におすすめのスクール
ネイルアーティストとは?
ネイルアーティストとは、手や足の爪に関する美容の専門知識を持ち爪を美しく保つためのケアはもちろん、爪に装飾するネイルアートを施す仕事です。
一昔前は爪のケアはそこまで重要視されておらず、付け爪等で装飾する事が多かったですが、爪先を綺麗に見せることへの需要が上昇している現在では、専門店も多数存在し全国各地でネイルアーティストが活躍しています。
一般的にネイリストとも呼ばれます。
ネイルアーティストになる為に必要な資格
ネイルアーティストになるにはどういった資格が必要なのでしょうか?
結論から言って、実はネイルアーティストになるには資格は必要ありません。
実力と需要さえあれば、今からでもネイルアーティストを名乗る事が出来ます。
しかし、爪とはいえ体の一部に手を加えられるのですから何も資格も無いという状態は人に不安を与えます。
ですので、ネイルアーティストとしての技術と知識の裏付けとして「ネイリスト検定」というものがあります。
この資格を取得する事で「自分はプロのネイルアーティストとして認められています!」と胸を張っていえるようになるのです。
ネイリスト検定とは?
ネイリスト検定とは、公益財団法人日本ネイリスト検定試験センターが主催する国際的にも活躍できるネイリストの育成と正しい技術と知識の向上を目的とした試験です。
20年以上前から設立されており、今までで約80万人の受験者実績があります。
検定は1級から3級まであり、1級が一番難易度が高くなっています。
一般的にはネイルアーティストになるにはネイリスト検定2級を取得するのが望ましいと言われています。
実際のネイルアーティストの求人を見てみても「ネイリスト検定2級以上」という条件が付いているものがほとんどです。
ですので、いきなりネイルアーティストになるには資格が不要と言いながらも、独立開業するという方は別としてまずはどこかのネイルサロン等に就職してネイルアーティストになるにはネイリスト検定2級以上を取得するのは必須条件と言えます。
ネイリスト検定の試験内容と難易度
ネイリスト検定の試験は筆記試験と実技試験で行われます。
両方の試験で合格点に達していれば合格となり、資格を取得出来ます。
当然ながら3級の問題や実技のチェックポイントより2級・1級の筆記問題の難易度は徐々に高くなり、実技のチェックも厳しくなります。
ネイリスト検定3級の受験資格は実務経験も問われず義務教育を修了していれば誰でも受験出来ます。
ネイリスト検定2級を受験する場合は3級に合格している事、ネイリスト検定1級を受験する場合は2級に合格している事が受験条件になります。
ですので、ネイルアーティストになるにはネイリスト検定2級が必要ということはネイリスト検定3級を先に取得する必要があります。
ネイリスト検定3級の難易度は、合格率が70~90%程度とそこまで高くないので比較的簡単に資格取得が可能です。
しかし、ネイリスト検定2級になるとこの合格率が50%以下に低下しますので、しっかりと学習と実践を繰り返して試験に備える事が重要です。
ネイリスト検定取得の対策
ネイリスト検定を受験する際の勉強方法として2通りの方法があります。
1つは通信教育等を利用した独学での学習、もう1つは専門学校やスクールでの学習です。
どちらが良いとは一概には言えませんが、独学では実技試験などの対策は難しくなると予想されます。
ですので、可能であればプロの技術や知識を身近で感じる事の出来る専門学校やスクールでの学習をオススメします。
ネイルアーティストのスクールとは?
毎年、優秀なネイルアーティストを輩出している専門学校やスクールは全国各地にありますが、その中でも一際輝くのは愛媛県にある「ネイルアーティスト学院」です。
ネイルアーティスト学院は他の専門学校やスクールがネイル関係以外の学科も併設している中、ネイル関係に特化して講義を行っています。
講師や設備のレベルはもちろん他のスクールに比べて高く、ネイリスト検定の合格保障もしていますので資格取得に向けて全面バックアップ体制が完成しています。
もちろん卒業後のネイルアーティストとしての就職へのバックアップも行っています。
つまり、ネイルアーティストになるにはネイルアーティスト学院に入学する事が一番の近道と言えます。
ネイルアーティスト学院の詳細
ネイルアーティスト学院は、自分のレベルとなりたいレベルに応じて様々なコースを設立しています。
受講料はコースにもよりますが、月額3000円から始める事が可能です。
講師も指導資格を取得した高い指導力と技術力を持ったトップネイリストを集め、質の高い知識を得る事が出来ます。
併設されたネイルサロンで実際にお客さんに対して施術をする実技カリキュラムもあり、より実践的に接客を含めた技術を身につける事が出来ます。
卒業後は全国各地のネイルサロンへの就職先があり、多くの卒業生が働いています。
同様に卒業後すぐに自宅にネイルサロンを構えたり、店舗のオーナーになる卒業生も多くいます。
技術があれば狭いスペースでも開業できるのがネイルアーティストの強みでもありますから、すぐに開業したいと考える人も多くなります。
ネイルアーティスト学院では、そういったニーズにも応えて開業に向けた手助けも行っています。
ネイルアーティストの年収
ネイルアーティストの年収は、自分で開業した場合と就職した場合で違いますが就職している場合は大体300万円程度と言われています。
開業している場合はどれだけお客さんに施術したかによりますので完全に歩合です。
多くの顧客を持てばそれに見合った年収を得る事が出来る様になります。
ネイルアーティストになるにはまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はネイルアーティストになる方法と仕事内容や年収について解説しました。
ネイルアーティストになるには法律上資格は必要ありませんが、現実としてネイリスト検定2級以上を取得するのが望ましいです。
まずは就職して技術を磨くのも手ですが、多くの年収を得るような売れっ子ネイルアーティストになるには最終的に開業する事をオススメします。
自宅の一角の狭いスペースでもサロンを設ける事が可能なのがネイルアーティストの特権です。初期投資もそこまで多く掛からないので、是非チャレンジしてみましょう。