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働きながらネイルの資格取得はできる?学習方法や取得するメリットについて紹介

更新日:2025-03-04

働きながらネイルの資格取得はできる?学習方法や取得するメリットについて紹介

ネイルの資格取得を目指す方の中には、ネイルサロンや社会人で働きながら取得したいと考える人もいるでしょう。

結論から言えば、ネイルの資格は働きながらでも資格取得はできます。

そもそもネイリストは資格がなくても働くことができ、ネイリストの資格にも年齢制限がないのでいつからでもチャレンジできるのです。

今回は働きながらネイル資格の取得を目指す方法や取得するメリットなどについて紹介します。

ネイリストの資格は働きながらでも取得できる

ネイリストの資格は働きながらでも取得できる

先にも述べたように、ネイルサロンや社会人で働きながら資格を取得することは十分可能です。

ネイリストは国家資格ではないため、無資格や未経験の方でも働くことができます。

一般的にはネイルスクールに通い、ネイリスト検定やジェルネイル検定などの資格を取得した後にネイルサロンに就職または独立開業することがほとんど。

しかし無資格・未経験の状態でネイルサロンで働きながら、実務を学びつつ資格取得を目指すケースも少なくありません。

なぜならネイルサロンで働くことができたとしても、無資格・未経験の方は技術があっても実際の施術を行うことはできず、主に受付業務やアシスタント業務を担当することになるからです。

また別の仕事をしている方でも将来独立したい方や、副業ネイリストとして活躍したい方にとっても資格を持っていた方が有利になりやすいでしょう。

ネイリストの資格は年齢制限がないため、取得しておくことをおすすめします。

ネイリストになるには?必要な資格や費用・資格取得のメリットについて紹介

働きながらネイリストの資格取得を目指す方法

働きながらネイリストの資格取得を目指す方法にはいくつかあり、それぞれかかる費用や特徴が異なります。

独学だとテキスト代やネイル道具などの費用がかかる見込みですが、一般的なネイルスクールや通信講座の場合だと以下の費用が必要だといわれています。

ネイルスクールのスタイル 1年間にかかる平均的な費用
全日制 100万円程度
フリータイム制 30〜50万円程度
オンライン 30万円程度
通信講座 10~15万円程度

ここでは、それぞれの特徴について紹介します。

フリータイム制のネイルスクール

ネイリストの資格取得を目指す方法にはまず、ネイルスクールに通う方法が挙げられます。

ネイルスクールのスタイルは様々あり、フリータイム制のネイルスクールは、自由な時間に授業を予約して学ぶスタイルを指します。

開講時間内であればいつでも授業を受けることができるため、働きながら資格取得を目指しやすいでしょう。

たとえば早番の勤務が終わった後や遅番の前に授業を受けることができ、さらに休日にはまとめて受講することも柔軟に対応できます。

ただし基本的に通学必須となるため遠いと途中で辞めてしまうことも。

フリータイム制のネイルスクールを検討している方はアクセスの良さや自宅からの通いやすさなどを考慮する必要があります。

オンラインのネイルスクール

オンライン対応のネイルスクールでは通学型のネイルスクールとは異なり、自由な時間に授業を予約し、スマートフォンやパソコンを通じて受講することができます。

また通学費がかさまないことから比較的リーズナブルな料金となっている点も魅力です。

自宅や勤務先の近くにネイルスクールがない方や、体力的・経済的な理由で通学が難しい方におすすめです。

ただし、オンラインでの指導となるため、直接的な指導が受けられず、実戦的な技術を学ぶ際に質問や相談がしにくいといったデメリットがあります。

スクールによっては相談できる環境を用意しているところやスクーリングなどがあるところもあるので、不安な方はチェックしておくといいでしょう。

通信講座

ネイリストの資格取得を目指す方法にはネイルスクールに通う方法のほかにも、通信講座を利用するといったものも挙げられます。

通信講座はひとりひとりのライフスタイルに応じて学習を進めることができるため、働きながらでも自分のペースで学びやすいメリットがあります。

また専門学校やネイルスクールに通うよりも、比較的低コストで学べるため、費用を抑えたい方にとって非常におすすめです。

通信講座ではネイリストが取得しておくと良いネイリスト技能検定やJNAジェルネイル技能検定に特化したコースも用意されているため、自分の目的に応じて選ぶと合格に向けて効率的に進められます。

ただし、通信講座ではオンライン同様に講師からの直接的な指導が受けられないため、疑問点を解消するのが難しい場合があります。

ほかにも、基本的に独学なので学習時間の自己管理が求められ、モチベーションを維持することが難しいことも。

通信講座もまたオンライン同様、サポートが充実している講座を選ぶようにすると安心でしょう。

【2025年】ネイル資格のおすすめ通信講座ランキング10選!人気のネイリスト講座の特徴・費用を徹底比較 

独学

ネイリストの資格取得を目指す方法には独学などもあります。

独学の場合、教材を自分で用意し、学習を進める必要があります。

そのため、かかる費用は基本的に教材費や道具の費用のみとなり、経済的な負担を減らせます。

しかし独学は自分のペースで学べる反面、指導者がいないため、誤った知識を身につけても気づかないというリスクがあります。

もし勤務先のネイルサロンで先輩スタッフから指導を受けられるのであれば、実戦的な技術面での不安はある程度解消できるでしょう。

働きながらネイリストの資格取得を目指すメリット

働きながらネイリストの資格取得を目指すメリット

働きながらネイリストの資格取得を目指すメリットには、無職よりも経済面での不安を感じにくいといったメリットがあります。

ここでは、働きながらネイリストの資格取得を目指すメリットについて紹介します。

学費を払う余裕がある

働きながらネイリストの資格取得を目指すメリットにはまず、学費を払う余裕があるといった点が挙げられます。

先にも述べたように、ネイリストの通信講座では10万円以上、ネイルスクールだと100万円程度かかるなど高額になることがほとんどです。

学生からすぐに資格取得することもできますが、受験料や受講料などを考えるとある程度の貯蓄や余裕があった方が良いでしょう。

たとえばネイルサロンやほかの仕事などである程度の収入があれば、学費面も工面できるので経済面での不安を感じずに学習に集中できます。

就職が有利になる

ネイリストは資格がなくても始められる資格ですが、採用面では有資格者よりも不利になる傾向にあります。

また業務も施術ではなく、掃除や接客などが中心になるのでネイリストとしての経験を踏みにくい面も。

しかし資格を取得することで正式にネイリストとして活躍できたり、就職先の選択肢が広がるというメリットがあります。

また、就職や転職、副業などでも資格をもっていることで自身の強みとしてアピールすることができるため、働きながらでも資格取得を目指すことをおすすめします。

顧客獲得につながる

ネイリストの資格を持っておくことで専門的な知識や技術を身につけ、自信を持って接客や施術を行うことができるというメリットがあります。

反対に無資格の場合だと、やはりお客さんにとっても不安となるので指名されづらいことも。

やはり施術を受けるお客さんは無資格の方よりも、確かな資格を持つ専門家に施術を依頼したいと考える傾向があります。

ネイリストの資格を持っていることで顧客獲得やリピーター獲得にもつながります。

またネイルサロンで働いておらずフリーランスとして働いている場合でも、やはり資格があった方が説得力が増します。

ネイリストとしての知名度を上げたいといった方はぜひ資格取得を目指してみてください。

収入アップ・キャリアアップしやすい

ネイルサロンで働いている場合、ネイリストの資格を取得することは資格手当を受け取れる可能性があります。

資格手当とは新たに資格を取得した方や既にネイリストの資格を持つ方に支給される制度のことを指します。

手当の金額や支給回数は取得する資格の種類や勤務先のサロンによって異なりますが、収入アップ・キャリアアップできるのは大きなメリットだといえるでしょう。

ネイリストの技能検定試験やジェルネイル試験はいくつかのレベルに分かれており、難易度が高い上位資格を取得すれば高い技術があると見られるので重宝されます。

ネイリストとしての技術を高めたい方や将来独立・開業を検討している方はぜひ資格取得を目指してみてください。

働きながら目指すべきおすすめのネイリスト資格

ネイル 資格

ネイリストとして働くのに資格は必須ではありませんが、資格を持っておくことで就職や収入の面で有利になりやすいとされています。

そこでここでは、働きながら目指すべきおすすめのネイリスト資格について紹介します。

JNECネイリスト技能検定2級以上

JNECネイリスト技能検定は日本ネイリスト検定試験センターが主催する、ネイリストにとって最もポピュラーな資格です。

一般的にネイルサロンでの就職を希望する場合、最低でも2級の資格を取得しておくのがいいとされています。

JNECネイリスト技能検定は義務教育を修了していれば誰でも受験でき、中卒の方でも心配ありません。

ただし、飛び級は認められていないため、初めて受験する方はまず3級から順に合格を目指す必要があります。

ちなみに、それぞれの合格率や受験資格、試験内容については以下の通りとなります。

項目 3級 2級 1級
試験内容 ネイルケア、ネイルアートに関する知識 サロンワークで通用するネイルケア、リペア、チップ&ラップ、アートに関する技術・知識 トップレベルのネイリストとして必要とされる総合的な技術・知識
受験資格 義務教育を修了しているもの 3級取得者のみ 2級取得者のみ
受験費用 6,800円 9,800円 12,500円
合格率 84.98% 43.04% 39.22%
試験時期 1月、4月、7月、10月 1月、4月、7月、10月 4月、10月

参照:公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター

JNAジェルネイル技能検定中級以上

JNAジェルネイル技能検定は、日本ネイリスト協会が主催するJNECネイリスト技能検定に並ぶ有名な資格です。

サロンで提供されるメニューの約60%がジェルネイルであることから、ほとんどのネイルサロンでは就職条件としてこのJNAジェルネイル技能検定中級の資格を求められる傾向にあります。

特に中級はネイルケアとジェルネイルを施術するプロネイリストとして必要な技術があることを示せる資格なので、ネイリストを目指すのであれば中級以上がおすすめです。

またJNAジェルネイル技能検定は先に紹介したネイリスト検定を取得している場合、第一課題が免除になるためネイリスト検定の次に取得する進め方がいいでしょう。

JNAジェルネイル技能検定もまた飛び級はできないので、初めての方は初級からチャレンジしてみてT下さい。

項目 初級 中級 上級
試験内容 ネイルケアのベーシックマスターとジェルネイルを施術するために必要な基礎的知識・技術 ネイルケアとジェルネイルを施術するためにプロとしてサロンワークに必要な専門知識・技術 ジェルネイルのスペシャリストとして必要とされる総合的知識・技術
受験資格 義務教育を修了していれば誰でも 初級合格者のみ 中級合格者のみ
受験費用 9,900円 13,200円 16,500円
合格率 約70% 約60% 約45%
試験時期 6月・12月

参照:JNAジェルネイル技能検定試験 

ネイルサロン衛生管理士

JNECネイリスト技能検定やJNAジェルネイル技能検定と比較すると必須ではないものの、将来的に独立を考えている方であれば取っておきたい資格です。

資格を持っておくことでネイル道具や設備、施設全体の衛生管理が適切に行えることを証明できます。

また、ネイルサロン衛生管理士の資格を持つスタッフが在籍するサロンは、JNA認定サロンとして認められるため認定を受けていない施設との差別化を図れるメリットもあります。

ネイルサロン衛生管理士の受験資格は18歳以上であり、特別な資格や実務経験がなかったり中卒でも目指せます。

項目 ネイルサロン衛生管理士
試験内容 ネイル道具や設備、施設全体の衛生管理に関する知識
受験資格 18歳以上
受験費用 11,000円※JNA会員なら6,600円
合格率 非公表
試験時期 毎月

参考:JNA 衛生管理士講習会

ジェルネイル検定の合格率は?初級・中級・上級ごとに試験内容・難易度について紹介

資格取得に向けたネイルスクールの選び方

資格取得に向けたネイルスクールの選び方

働きながらネイリストの資格取得を目指す方法としてネイルスクールが挙げられます。

しかしネイルスクールと言ってもさまざまあり、自分にとって通いやすいところを選ばなければ続けられません。

そこでここでは、資格取得に向てたネイルスクールの選び方について紹介します。

JNA認定校である

ネイルスクールを選ぶ際に迷った場合はJNA認定校もしくはJNA本部認定校のスクールを選ぶといいでしょう。

日本ネイリスト協会(JNA)は、プロフェッショナルなネイリストを育成するために適切な施設や講師を備え、充実したカリキュラムを持つスクールのことを指します。

特に、JNA本部認定校は高い教育水準であるといわれており、就職などでも有利になるとされています。

JNA認定校やJNA本部認定校はJNAが定めた基準を満たすカリキュラムや設備を有しているため、質の高い授業を受けることができます。

また、JNA認定校では資格取得に必要な知識や技術を効率的に学ぶことができるだけでなく、JNA主催のセミナーやコンテストに参加する際には、参加費用が割引されるなどのメリットもあります

短期間で学べるかどうか

働きながらネイルスクールに通う場合、できるだけ短期間で効率的に学べるスクールを選ぶのがおすすめです。

全日制のスクールでは通常1~2年かけて学習が進められますが、フリータイム制のネイルスクールを利用すればより短期間で効果的に学べます。

ただし、フリータイム制の授業はスクールによって実施される曜日や時間帯が異なるため注意が必要です。

資格取得を目指しながら働くことは決して簡単なことではないので、自分のライフスタイルに合った短時間での学習ができれば早めに活躍できるメリットがあります。

自分の通えるスケジュールに合わせてレッスンが行われているかなど、事前にしっかりと確認するようにしましょう。

自宅や職場からの通いやすさ

働きながらネイルスクールに通うのであれば、自宅や職場から近いところにあるかどうかも重要なポイントです。

たとえば最寄り駅や徒歩でも行ける距離であれば、仕事終わりや休日でも無理せず継続して通えるでしょう。

ほかにも、夜間に開校しているネイルスクールもおすすめです。

反対に自宅や職場から遠いと通うのがストレスになり、本業に支障が出てしまったり、学習の継続がしづらくなるといったリスクがあります。

近くにネイルスクールがない方は通信講座で学ぶのもひとつです。

資格の合格率

ほとんどのネイルスクールではJNECネイリスト技能検定試験やJNAジェルネイル技能検定試験の合格率を公表しています。

合格率が高いスクールであれば試験対策に注力しているため、効率的に学習を進めたい方や確実に資格取得したい方におすすめです。

さらに、合格率と同様に合格保証制度があるかどうかもチェックしておきましょう。

合格保証制度とは、検定試験に不合格となった場合でも合格するまで追加の受講ができる制度のことを指します。

たとえば無料の補修レッスンを受けられるなど、合格までのサポートがあるため資格取得に不安を感じている方でも安心して学ぶことができます。

ただし、同じネイルスクール内でもコースによっては合格保証制度が適用されない場合があるため注意が必要です。

就職サポートの有無

ネイルサロンで既に働いている方にとってはそれほど重要ではありませんが、他の仕事をしており将来的に就職や転職を考えている方は就職サポートの有無を確認することをおすすめします。

就職支援の内容は各スクールによって異なりますが、面接や履歴書の作成方法を指導してくれるところや実技トレーニングを提供しているところがあります。

ほかにも、選考時の作品に関するアドバイスを行っているスクールもあるので見ておくといいでしょう。

ネイルサロンの紹介や斡旋を行っているスクールであれば、卒業後の就職が円滑に進められるメリットがあります。

さらに、独立や開業を支援するスクールもあるため、独立を考えている方はぜひ検討してみてください。

ネイリスト資格を取得するのにかかる費用とは?スクール選びのポイントについても紹介

働きながらネイリストの資格取得を目指すならネイルスクール・通信講座がおすすめ

今回は働きながらネイル資格の取得を目指す方法や取得するメリットなどについて紹介してきました。

働きながらでも資格取得を目指すことはできますが、学習と仕事の両立は簡単なものではありません。

働きながらでも資格取得を目指すのであれば、ネイルスクールや通信講座を利用するのがおすすめです。

スクールや通信講座であれば資格取得に向けたカリキュラムやサポートが充実しているので、より効率的に学習を進められるメリットがあります。

また就職や資格支援制度があればより安心できるでしょう。

ネイリストの資格を取得すれば自身のネイリストとしての技術をアピールできるので、就職や独立の際でも重宝します。

今回の記事を参考にしてみてくださいね。