ネイルスクールはスクールによっても異なりますが、年間で100万円程度かかると言われています。
ネイルスクールを探している方の中には、なるべく費用を抑えたいといった方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、比較的安くておすすめのネイルスクールやスクール選びのコツなどについて紹介します。
東京にある安いおすすめのネイルスクール7選
ここでは、東京にある安くておすすめのネイルスクールについてそれぞれの特徴について紹介します。
スクール名 | ネイルスクールシンシア | ネイルスクールトリシア | レアレアネイルスクール | ナイスネイルスクール | アフロートネイルスクール |
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エリア | 新宿 | 表参道 | 池袋 | 池袋・大阪・名古屋 | 新宿を含む全国22ヶ所 |
費用相場 | 492,800~817,900円(税込) | 481,570~805,520円(税込) | 548,900~834,900円(税込) | 145,530~320,320円(税込) | 421,080円~(税込) |
入学金 | – | 20,000円 | 20,000円 | 58,300円~(教材費) | – |
JNA認定校 | 本部認定校 | 本部認定校認定講師在中 | 認定校&認定講師在中 | 認定校&認定講師在中 | 本部認定校 |
体験入学 | あり | なし | なし | なし | なし |
特徴 | ・少人数制 ・フリータイム制 ・道具貸出あり ・自習室あり ・検定合格保証 ・就職・独立開業サポート |
・少人数制 ・フリータイム制 ・自習室あり ・検定合格保証・就職・独立起業サポート |
・フリータイム制 ・道具貸出あり・就職・独立開業サポート |
・検定合格永久保証 ・直営サロン就職 ・サロンワーク制度あり |
・検定合格永久保証 ・就職率100% ・6,000円/月~ |
1位:ネイルスクールシンシア
コース |
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公式サイト | https://cin-cia.com/ |
ネイルスクールシンシアは代々木駅から徒歩1分、新宿駅から徒歩4分の便利な立地に位置するネイルスクールです。
ひとりひとりのレベルや目的に応じた少人数制を導入しており、トップネイリストの技術を間近で学ぶことでプロに必要なスキルを効率的に習得できます。
コースも豊富で検定対策コースやホームサロン開業コースも用意されており、初心者から資格取得を目指す方にも幅広く対応しています。
また、自由な時間に受講できるフリースタイル制を採用しているため、社会人の方でも通いやすい点が魅力です。
ネイルスクールシンシアは就職率は100%で、初心者の開業を支援する体制も整っているため、本気でプロネイリストを目指す方はぜひチェックしてみて下さい。
2位:ネイルスクールトリシア
コース |
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公式サイト | https://nailschool.jp/ |
ネイルスクールトリシアは表参道駅から徒歩約1分の位置にある少人数制のネイルスクールで、日本ネイリスト協会の本部認定校として検定試験に対応したレッスンを行っています。
授業は日中と夜間から選べるフリースタイル制を採用しており、土日も開講しているため、社会人の方にも通いやすいのが魅力です。
コースについては初心者向けのコースからサロンワーク実践コースまで、全12種類のコースを提供しているので自分の目的やニーズにあわせて選べます。
また、受講期間中に合格できなかった場合でも2年間にわたり合格するまで無料で授業を受けられる合格保証があるため、安心して学ぶことができます。
さらに、スクールからの就職実績も豊富でこれまでに250社以上への紹介実績があるため、ネイルサロンへの就職や転職を希望される方に特におすすめです。
3位:レアレアネイルスクール
コース |
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公式サイト | https://www.lealeanail-school.jp/ |
レアレアネイルスクールは池袋にある、フリースタイル制と少人数制を採用したネイルスクールです。
10代から60代までの多様な年齢層の方々が通っており、最長22時まで開校しているため、仕事帰りにも通いやすいでしょう。
また授業で使う教材や消耗品はすべてスクールのものを無料で利用でき、 通学時の荷物が軽く済むため、仕事帰りや外出前の空いた時間を有効に活用して通うことができます。
さらに、無料の自習室も完備されており、試験前などの学習にも便利です。
レアレアネイルスクールでは、コースによって進路相談ガイダンスが提供されており、1級取得者には面接トレーニングも行うなど、就職支援が充実しています。
4位:ナイスネイルスクール
コース |
※道具代別 |
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公式サイト | https://www.nicenail-school.com/ |
ナイスネイルスクールは、池袋、心斎橋、名古屋の3つの校舎を持つネイルスクールであり、土日も開校しているため働きながらでも通いやすいのが特徴です。
道具代は別途必要ですが、他のスクールと比較しても基本的にリーズナブルな料金設定がされているため、費用を抑えたい方におすすめ。
また、ナイスネイルスクールでは資格取得までのサポートを提供する「検定合格永久保証」があり、合格に向けてしっかりと支援を受けられます。
さらに系列ネイルサロンへの就職で受講料の免除が受けられるので、就職までもスムーズです。
5位:アフロートネイルスクール
コース | ネイリスト養成コース、ネイリスト養成コースLight、ホームサロン開業コース、全日制コース
6,000円/月~※校舎による |
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公式サイト | https://www.nicenail-school.com/ |
アフロートネイルスクールはネイリストの神宮麻美氏が学院長を務める専門のネイルスクールです。
全日制コースでは1年間でネイリストに必要な技術を習得でき、就職支援や実習プログラムも充実しています。
全国22カ所展開しており多くの校舎がJNA認定校であり、ジェルネイル検定やネイリスト技能検定の対策も万全に整っています。
最短2ヶ月で資格を取得できるとされており、短期間での資格取得を希望する方にも適しています。
さらに、独自のオンラインシステムを導入しており、復習用の動画を無料で視聴できるため、働きながらネイリストを目指す方でも自分のペースで学ぶことができます。
アフロートネイルスクールはが展開するスクールはたくさんありますが、JNA認定校や受講料金は校舎ごとに異なるため通いたい校舎で調べるようにしましょう。
6位:クラスタイル
コース |
※入学金:30,000円
※入学金なし |
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公式サイト | https://clastyle.com/ |
クラスタイルネイルカレッジは、全国各地に展開するネイルスクールです。
受講生一人ひとりに対して丁寧なサポートを提供し、就職や開業に至るまでの支援を行っているのが特徴です。
またクラスタイルでは「通信制」「スクーリング制」「通学制」など、目的に応じた30以上のコースから自分のライフスタイルに合わせて選べたり、組み合わせて受講することが出来るのも魅力。
さらに、在学中にはネイリスト価格で道具や消耗品を30~50%割引で購入できるプロショップも利用できるため、時間と費用を効率的に学習に充てられます。
クラスタイルは渋谷本校や大阪本校をはじめ、札幌校、名古屋校、福岡校といった拠点を拡大しており、近隣にスクールがある方は通学を、遠方の方は通信制を見てみるといいでしょう。
7位:黒崎えり子ネイルスクール
コース |
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公式サイト | https://www.erikonailschool.com/ |
黒崎えり子ネイルスクールは、大阪、東京、名古屋、横浜の4都市にある全国6校舎に展開するネイルスクールです。
東京都内では、JR新宿駅から徒歩約4分の位置に新宿校があります。
授業はフリータイム制を採用しており、休日や夜間のコースが充実しているため、社会人の方でも通いやすい環境が整っているのが特徴です。
また就職率は90%と非常に高く、ほかにも開業や独立のサポート、検定合格の支援も行っているため就職や独立を検討している人のおすすめ。
受講料はやや高めですが、教材費が含まれており、検定合格保証などのサポートが付いていることを考慮すれば、妥当な価格と言えるでしょう。
黒崎えり子ネイルスクールでは定期的にキャンペーンも実施しているため、利用すればお得に受講することができます。
【2025年】ネイル資格のおすすめ通信講座ランキング10選!人気のネイリスト講座の特徴・費用を徹底比較
安くネイルを学びたいならアガルートの通信講座もおすすめ
コース名/料金(税込み) | ・JNECネイリスト技能検定試験2級3級講座 道具あり:123,200円
・JNECネイリスト技能検定試験2級3級講座 道具なし:52,800円 ・JNECネイリスト技能検定試験2級講座 道具あり:80,300円 ・JNECネイリスト技能検定試験2級講座 道具なし:46,200円 |
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対応資格 | JNECネイリスト技能検定 2級、3級 |
学習期間 | 12ヶ月 |
サポート内容 | ・添削、質問サポート ・マンツーマン個別指導レッスン ・ネイル道具の割引有り |
アガルートのネイル講座は、JNECネイリスト技能検定2級、3級の同時取得を目指すことができるカリキュラムです。
学習教材は実績のあるプロネイリストの森上講師が監修・実演しており、学習中に出た質問は全て森上講師が直接回答してくれます。
「道具あり」を選べば講師が選んだプロ仕様の道具をもらえるので、自分で道具をそろえる手間や時間を減らせます。
また、カリキュラムの後半には森上講師とのマンツーマンの個人レッスンも受けることができるので、独学だと不安なといった方でも安心です。
アガルートでは合格者向けに全額返金やお祝い金などもあるので、モチベーションを維持しやすいでしょう。
ネイルスクールの選び方
東京をはじめ、全国にはさまざまなネイルスクールがあります。
ここでは、自分に合ったネイルスクールの選び方について紹介します。
通いやすさ
ネイルスクールを選ぶ際は通学のしやすさを見ておくといいでしょう。
ネイルスクールには一定の期間通う必要があるため、立地条件はかなり重要なポイントです。
たとえば仕事帰りや買い物のついでに通いたい方には、駅に近いスクールがおすすめです。
自分が使う交通機関からネイルスクールまでの所要時間を事前に確認しておくと安心できるでしょう。
また休日に通うことを考えている方は、自宅からのアクセスが良い場所だと継続しやすくなります。
自宅近くのスクールを選ぶことで交通費や通学時間を節約することができます。
JNA認定校もしくは本部認定校
ネイルスクールを選ぶ際には、JNA認定校または本部認定校であるかを確認しておくことをおすすめします。
JNA認定校とは、NPO法人日本ネイリスト協会(JAN)が設定した基準をクリアしたネイルスクールのことです。
JNA認定校または本部認定校であればJNAが定めたカリキュラムや設備を備えているため、高品質な授業を受けることが出来ると判断できます。
特に、JNA本部認定校は教育の質が高いとされ、就職活動においても有利に働くことがあるといわれています。
さらに、JNA認定校に在籍する学生は「セミナー受講割引」や「資格試験の優遇制度」といった特典を受けられるメリットもあります。
もしネイルスクールラビで迷っている方は、JNA認定校またはJNA本部認定校であるかを見ておくといいでしょう。
資格の合格率
ネイルスクールを選ぶ際は、資格取得をサポートしてくれるかも重要なポイントです。
ネイリストになるために資格は必須ではありませんが、JNECネイリスト技能検定試験やJNAジェルネイル技能検定といった資格を持っておいた方が就職や独立の際でも有利になるとされています。
ネイルスクールではJNECネイリスト技能検定試験やJNAジェルネイル技能検定試験の合格率を公表しています。
合格率が高いスクールであれば試験対策に注力していると判断できるので、資格取得を目的にネイルスクールを探している方はぜひみておくといいでしょう。
また合格率と同様に合格保証制度があるかどうかも見ておくことをおすすめします。
合格保証制度とは検定試験に不合格となった場合でも合格するまで追加の受講ができる制度のことを指します。
具体的には検定試験に不合格の際、合格するまで無料の補修レッスンを受けられるなどが挙げられます。
ほかにも本部認定講師が直接指導してくれたり、模擬試験を実施しているネイルスクールだと初めての方でも安心できるでしょう。
就職・開業サポートの有無
ネイルサロンへの就職や転職を検討している方には、就職サポートや開業サポートがあるかを見ておくことをおすすめします。
各スクールによって就職支援の内容は異なりますが、面接や履歴書の作成に関する指導を行うところや実技トレーニングを実施しているところがあります。
ほかにもネイルサロンの紹介や斡旋を行っているスクールもあり、卒業後の就職活動がスムーズに進むというメリットがあります。
また、独立や開業を支援するプログラムを提供しているスクールでは、サロンの設計や集客のサポート、開業時に必要な道具の購入支援などが行われたりします。
卒業後すぐに就職や開業しようと思っている方はサポートの有無や実績、提携しているネイルサロンの情報をぜひチェックしてみてください。
口コミ・評価の高さ
気になるネイルスクールを見つけたら、口コミや評価を見ておくことをおすすめします。
具体的には、Googleや各種SNSなどを見ておくと、よりリアルな受講生の声やスクールの雰囲気を把握することが出来るでしょう。
もちろん公式サイトにも口コミや体験談が掲載されていますが、これらは通常、ネイルスクール側にとって有利な情報が多いのが実情です。
一方SNSなど外部の口コミ評価であればいい部分だけではなくマイナスな部分も知れるので、自分に合ったネイルスクールかどうかを見極めるのに役立ちます。
価格だけでネイルスクールを選ぶと、後悔する可能性があるため、入学前の調査は欠かせません。
ちなみに開校して間もないネイルスクールは口コミが少ないため、姉妹校の評価を参考にすることが有益です。
ただし、個人の感想に偏った口コミも多いので、あくまで自分自身でしっかりと吟味し、実際に体験入学を行って判断することもひとつです。
社会人でも働きながら通えるネイルスクールはある?おすすめスクールや選び方も紹介
ネイルスクールの種類とそれぞれにかかる費用相場
ネイルスクールはスクールや受講期間、コースにもよりますが、30万~100万円以上かかるといわれています。
そこでここでは、ネイルスクールの主な種類とそれぞれにかかる費用相場について紹介します。
全日制
平日昼間に学ぶ全日制のスクールは入学金を含めて年間100万円前後で、小規模なネイルスクールであれば60万円ほどで通える場合もあります。
また全日制は2年制が多いため、2年間で200万円前後かかると思って保いた方が良いでしょう。
全日制は美容専門学校などが含まれ、ネイルの技術以外にメイクやヘアなども身につけたい方におすすめです。
反対に平日昼間に仕事や学校があって両立させたい方にとっては全日制は向いていないと言えます。
フリータイム制
フリータイム制のネイルスクールの費用は受講する期間によって異なり、たとえば初心者からプロのネイリストを目指す長期コースの場合、入学金を含めて年間30万円から100万円程度の費用が必要だといわれています。
短期コースでは、10万円から30万円程度で受講できることもあります。
全日制のネイルスクールと比較すると、約半分の価格となるので少しでも費用を抑えたい方にはおすすめです。
取得したい資格や目的に応じてコース内容が異なるため、自分が希望するコースや予算によって慎重に選ぶことが重要です。
フリータイム制のネイルスクールは、「週に1~2回」または「夜間のみ」といった形で自分のペースで通うことができるため、社会人や主婦の方で平日昼間に通うことが難しい方に向いています。
学ぶ内容によっても費用は異なる
ネイルスクールの費用は受講時間以外にも学ぶ内容によっても異なります。
- トータルコース:40~100万円程度
- 短期集中コース:10~30万円程度
- 試験対策コース:1~15万円程度
たとえば総合的な知識・技術を学ぶトータルコースの学費相場は40~100万円程度となっています。
高額である傾向にありますが、ネイリストとして必要な技術や実践なども学べたり、さまざまなサポートを受けられるので体系的に学びたい人におすすめです。
一方短期集中コースは10~30万円程度、試験対策コースは1~15万円程度と費用を抑えられます。
短期集中コースはある程度ネイルの知識がある方やなるべく早く身につけたい方におすすめですが、何を学べるのかはスクールによって異なるので事前にカリキュラムをチェックしておくといいでしょう。
また試験対策コースはその名の通りネイリスト関連の資格に特化したもので、試験のレベルによって分けられています。
一般的に技術のあるネイリストと認められるのは、JNECネイリスト技能検定2級以上もしくはJNAジェルネイル技能検定中級以上だといわれています。
自分の目標や試験の合格率などを見ながら向いているコース、学習内容を選ぶことが何よりも大事です。
ネイリストになるには?必要な資格や費用・資格取得のメリットについて紹介
ネイルスクールに通うメリット・デメリット
通学型のネイルスクールには、プロの技術を直接習得できるという大きな最大のメリットがあります。
2級や1級の試験を受ける際には、器具の持ち方や手の位置など、細部にわたるチェックが行われるので直接指導ですぐに指導してもらえるのは心強いでしょう。
反対に動画学習で正しい持ち方を学んでも、実際に行う中で不適切な持ち方や癖がついてしまうことがあります。
しかし、通学制のネイルスクールは費用が高くなりがちで、通学が必須であるというデメリットもあります。
先ほど紹介したように総合的なコースでは年間100万円以上の費用がかかることもあり、近隣にネイルスクールがない場合は通学自体が難しいでしょう。
平日夜間での通学が難しい方は休日に開校しているスクールに通ったり、キャンペーンを利用して費用を抑えるのもひとつです。
通信講座を受講するメリット・デメリット
ネイリストの通信講座を受講するメリットは通学型よりも圧倒的にコスパを抑えられる点にあります。
また時間や場所にとらわれずいつでもどこでも学習を進められるので、自分のペースで進められるのもうれしいポイントです。
ただし、通信講座は通学型に比べて自分のモチベーションを維持しづらかったり、すぐに相談や質問しにくいといったデメリットがあります。
アガルートなどではマンツーマンの個人レッスンも受けられるものもあるので、フォローが充実しているところを選ぶのが良いでしょう。
通信講座は近くにネイルスクールがない方や仕事や育児などで時間の柔軟性が取りづらい方におすすめです。
ネイルスクールで取得できる代表的な資格
ネイルスクールでは様々な資格取得に対応したコースが設けられています。
一般的にネイリストとして就職したい場合、JNECネイリスト技能検定2級以上もしくはJNAジェルネイル技能検定中級以上を目指すのがおすすめです。
ここでは、ネイルスクールで取得できる代表的な資格についえいくつかご紹介します。
JNECネイリスト技能検定
JNECネイリスト技能検定は日本ネイリスト検定試験センターが主催する、ネイリストにとって最もポピュラーな資格です。
一般的にネイルサロンでの就職を希望する場合、最低でも2級の資格を取得しておくのがいいとされています。
JNECネイリスト技能検定は義務教育を修了していれば誰でも受験できます。
ただし、飛び級は認められていないため、初めて受験する方はまず3級から順に合格を目指す必要があります。
ちなみに、それぞれの合格率や受験資格、試験内容については以下の通りとなります。
項目 | 3級 | 2級 | 1級 |
---|---|---|---|
試験内容 | ネイルケア、ネイルアートに関する知識 | サロンワークで通用するネイルケア、リペア、チップ&ラップ、アートに関する技術・知識 | トップレベルのネイリストとして必要とされる総合的な技術・知識 |
受験資格 | 義務教育を修了しているもの | 3級取得者のみ | 2級取得者のみ |
受験費用 | 6,800円 | 9,800円 | 12,500円 |
合格率 | 84.98% | 43.04% | 39.22% |
試験時期 | 1月、4月、7月、10月 | 1月、4月、7月、10月 | 4月、10月 |
JNAジェルネイル技能検定
JNAジェルネイル技能検定は、日本ネイリスト協会が主催するJNECネイリスト技能検定に並ぶ有名な資格です。
サロンで提供されるメニューの約60%がジェルネイルであることから、ほとんどのネイルサロンでは就職条件として掲げています。
特にJNAジェルネイル技能検定中級はネイルケアとジェルネイルを施術するプロネイリストとして必要な技術があることを示せる資格となっています。
またJNAジェルネイル技能検定は先に紹介したネイリスト検定を取得している場合、第一課題が免除になるためネイリスト検定の次に取得する進めることをおすすめします。
JNAジェルネイル技能検定もまた飛び級はできないので、初めての方は初級からチャレンジしてみましょう。
項目 | 初級 | 中級 | 上級 |
---|---|---|---|
試験内容 | ネイルケアのベーシックマスターとジェルネイルを施術するために必要な基礎的知識・技術 | ネイルケアとジェルネイルを施術するためにプロとしてサロンワークに必要な専門知識・技術 | ジェルネイルのスペシャリストとして必要とされる総合的知識・技術 |
受験資格 | 義務教育を修了していれば誰でも | 初級合格者のみ | 中級合格者のみ |
受験費用 | 9,900円 | 13,200円 | 16,500円 |
合格率 | 約70% | 約60% | 約45% |
試験時期 | 6月・12月 |
ネイルサロン衛生管理士
ネイルサロン衛生管理士は将来的に独立を考えている方であれば取っておきたい資格です。
資格を持っておくことでネイル道具や設備、施設全体の衛生管理が適切に行えることを証明できます。
また、ネイルサロン衛生管理士の資格を持つスタッフが在籍するサロンは、JNA認定サロンとして認められるためほかのネイルサロンとの差別化を図れるメリットもあります。
ネイルサロン衛生管理士の受験資格は18歳以上であり、特別な資格や実務経験がなくても目指せます。
項目 | ネイルサロン衛生管理士 |
---|---|
試験内容 | ネイル道具や設備、施設全体の衛生管理に関する知識 |
受験資格 | 18歳以上 |
受験費用 | 11,000円※JNA会員なら6,600円 |
合格率 | 非公表 |
試験時期 | 毎月 |
参考:JNA 衛生管理士講習会
ジェルネイル検定の合格率は?初級・中級・上級ごとに試験内容・難易度について紹介
ネイルの資格を取得するメリット
ネイリストになるのにネイルの資格が必須ではありません。
しかしネイリストして稼ぎたいのであれば資格があた方が有利になります。
ここでは、ネイルの資格を取得するメリットについて紹介します。
就職・転職が有利になる
ネイリストとして就職する場合、やはり無資格の人よりも資格を持っていた方が採用されやすくなる傾向にあります。
なかには、JNECネイリスト技能検定2級以上などサロン側から採用条件を出してくるケースもあります。
とくに大手のネイルサロンや競争率の高いネイルサロンだと、ほかの応募者と差別化を図る必要があるため、より上級の資格を持っておいた方が有利に進められるでしょう。
顧客獲得・信頼につながる
ネイリストの資格を取得することにより、専門的な知識や技術を身につけ、自信を持って接客や施術を行うことができるメリットがあります。
やはり実際に施術を受けるお客さんにとっても無資格の方よりも確かな資格を持つ専門家に施術を依頼したいと考えるものです。
また、未経験者でも働けるネイルサロンもあるものの、施術を任されない等業務の幅が制限されるリスクがあるため、資格を事前に取っておくことを強くおすすめします。
資格を持つことはお客さんに対する信頼感や安心感を高めるだけではなく、リピーターの獲得にもつながります。
給与アップ・キャリアアップしやすくなる
ネイリストの資格を取得することで資格手当を受け取れるなど、給与アップ・キャリアアップしやすくなるメリットがあります。
資格手当は、新たに資格を取得した方や既にネイリストの資格を持っている方に支給される制度です。
資格手当の金額や支給頻度は、取得する資格の種類や勤務先のサロンによって異なるため、各求人情報を事前に確認することおすすめします。
また資格を取得することで、さらなるスキル向上やキャリアの発展の機会も増えるでしょう
資格のレベルが向上すれば、日々の業務に対するモチベーションも高まります。
就職だけでなく、将来的に独立や開業、フリーランスを考えている方はぜひ資格取得に挑戦してみてください。
ネイリストの就職先とは?
ネイルスクールでは就職をサポートするところもあり、おもにネイルサロンを紹介してもらうケースがほとんどです。
ほかにも、ネイリストが活躍できる就職先はたくさんあります。
ここでは、ネイリストの就職先についていくつかご紹介します。
ネイルサロン
ネイリストの就職先としてまず挙げられるのはネイルサロンです。
ネイリストはまずネイルサロンで働くケースがほとんどで、ネイルスクールでも紹介してもらえることがあります。
ネイルサロンには、全国展開している大手チェーン店と個人経営のサロンがあります。
たとえば大手チェーン店では研修や勉強会が定期的に行われ、マニュアルも整備されているため未経験者にとっては働きやすい環境が整っています。
一方、個人経営のサロンは常連客が多く、細やかなサービスが求められます。
それぞれの特徴やサロンの雰囲気などを見て選ぶといいでしょう。
美容室・エステサロン
最近では美容室やエステサロンでもネイルの施術をおこなっているところも増えてきており、ネイルやハンドケアに対応できるネイリストを募集しているところもあります。
基本的に一店舗に一人のネイリストが配置されることが多く、求人の数は限られているので注意が必要です。
また美容室やエステサロンで勤務するネイリストは、髪やボディへの施術の進行状況を考慮しながら、ネイル施術を行わなければいけません。
美容全般に興味がある方やネイルスクールでネイル以外の知識もあるといった方におすすめです。
ネイルスクールの講師
ネイルスクールの講師として働くケースもあります。
講師職の求人では、「JNA認定講師資格」が応募条件として求められることが多く、JNA認定校のネイルスクール出身者であれば有利です。
ネイルスクールの講師はおもに美容専門学校やネイルスクールでの勤務となり、ネイリストとしての実務経験や指導能力が求められます。
講師業は一般のネイリストに比べて給与水準が高く、勤務時間も柔軟であるため育児や本業と両立させたい方におすすめです。
開業・独立
ネイリストとして一定の経験を積んだ方の中には独立して開業する人も多くいます。
自宅の一部をサロンとして活用すれば、開業資金をできるだけ抑えられるでしょう。
さらに、サロンオーナーとして働く場合、自ら開店・閉店時間や休業日を設定することができるので自分の好きなタイミングで働きたい人におすすめです。
またフリーランスとして活動する場合、サロンの勤務時間や人間関係に縛られることなく働くことができます。
ネイルスクールによっては独立や開業のサポートをしてもらえるところもあるので、興味のある方はスクール選びの基準にするのもひとつです。
ネイリストの志望動機とは?例文や書き方のコツについて徹底解説
ネイルスクールに通って技術を身に着けよう!
今回は、比較的安くておすすめのネイルスクールやスクール選びのコツなどについて紹介してきました。
ネイルスクールといってもさまざまなスタイルがあり、時間に余裕のある方は全日制、働きながらなどであれば夜間や土日に対応しているフリータイム制のネイルスクールがおすすめです。
実際、ネイルスクールに通う人は20代~50代まで幅広く、年齢制限もないのでいつからでも始められます。
また、ネイルスクールに通う場合、コース選びも重要です。
資格取得に特化したコースや独立・開業に特化したものなどさまざまあるので、自分の目的や合格率の高さ、サポート内容などをチェックしておくといいでしょう。
今回の記事を参考にネイルスクールを見つけてみて下さいね。