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防衛省職員Ⅱ種になる難易度は高い?他資格とのランキング比較や合格率・偏差値・勉強時間の目安を解説

更新日:2024-06-11

防衛省職員Ⅱ種になる難易度は高い?他資格とのランキング比較や合格率・偏差値・勉強時間の目安を解説

防衛省職員Ⅱ種に必要な知識・受験資格をまとめました。

採用試験の難易度はどれくらいか、気になる人向けに解説します。

幅広い年齢層の男女が目指せる、国の防衛資格です。

防衛省職員Ⅱ種の資格は「国家資格」です。

資格広場は、防衛省職員Ⅱ種になりたい人を応援しております。

目次

防衛省職員Ⅱ種になる難易度

防衛省職員Ⅱ種になる難易度はどれくらいでしょうか。

防衛省職員Ⅱ種は、国家公務員のなかでも採用難易度が高い傾向です。

一般企業の採用試験と比べると、かなりの難関試験だと言えるでしょう。

防衛省職員Ⅱ種資格の合格率は約11.7%

平成22年度の合格率は、11.7%でした。

現在は、防衛省職員Ⅱ種になるための専門試験は行われていません。

国家公務員採用総合職試験または国家公務員採用一般職試験の合格者から選ばれます。

防衛省職員Ⅱ種になるためには、求められる知識や適性をクリアする必要があるでしょう。

防衛省職員Ⅱ種採用試験の概要

防衛省職員Ⅱ種採用試験の概要を紹介します。

受験にかかる金額や、年間の試験回数をチェックしましょう。

防衛省職員Ⅱ種採用試験の試験料

受験料は無料です。

ほかの公務員試験と同様に、採用試験にお金はかかりません

防衛省職員Ⅱ種採用試験の年間試験回数

平成24年度からの新試験制度導入により、専用の試験制度が廃止されました。

現在は以下どちらかの合格者から防衛省職員Ⅱ種の採用を行っています。

  • 人事院が行う国家公務員採用総合職試験(院卒者試験、大卒程度試験)
  • 国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験、高卒者試験)

防衛省職員Ⅱ種試験の合格発表時期

平成24年度からの新試験制度導入により、合格発表制度が廃止されました。

防衛省職員Ⅱ種になるのが難しいと言われる理由

防衛省職員Ⅱ種の採用試験が難しい理由には、以下があります。

  • 防衛省の採用試験は倍率が高い
  • 専門の採用試験対策がない
  • 適性がチェックされる

専門の採用試験がないことで、対策しづらいことも防衛省職員Ⅱ種の特徴と言えるでしょう。

理由①防衛省の採用試験は倍率が高い

そもそも防衛省の採用試験は倍率が高いです。

希望者に対して採用人数が決まっているため、高い競争率になるでしょう。

試験区分の「Ⅱ種」は、防衛省専門職相当(語学系)または、一般職大卒相当(技術系)の能力が必須です。

採用試験のレベルが高いことも倍率に関わってきます。

理由②専門の採用試験対策がない

防衛省職員Ⅱ種専門の採用試験というものはありません

専門的に特化した試験対策が取れないことに気をつけましょう。

防衛省職員Ⅱ種を目指す人は、国家公務員採用総合職試験(院卒者試験、大卒程度試験)及び国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験、高卒者試験)の合格が必須です。

平成24年度から新試験制度が導入されたことにより、防衛省職員採用Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ種試験が廃止されました。

理由③適性がチェックされる

防衛省職員Ⅱ種の人材は、該当の試験合格者から採用しています。

毎年の「官庁訪問ルール」に則して、防衛省の採用基準が決まっています。

防衛省専門職員採用試験は、防衛省独自の試験です。

最終合格後にも、防衛省の採用予定機関が実施する面接を受けなくてはなりません。

防衛省職員Ⅱ種採用試験の難易度を他試験とランキングで比較

防衛省職員Ⅱ種採用の合格率を、他の公務員のものと比べてみましょう。

区分 合格率
防衛省職員Ⅱ種 11.70%
防衛省専門職員 24.90%
自衛隊 5〜9%前後
警察官 16.50%
消防官 10%程度

比較してみると、防衛省職員Ⅱ種の採用はやや低い合格率ですね。

消防官と同じレベルの合格率と判断できます。

ただし採用試験の合格率だけでは、仕事に就く難易度は測れません。

防衛省職員Ⅱ種採用試験に合格するポイント

防衛省職員Ⅱ種になるためには、既定の国家公務員の採用試験に合格しなくてはなりません。

以下の点に気をつけて、学習を進めましょう。

  • 学習スケジュールは早めに立てる
  • 効率的な勉強方法を身につける
  • 筆記試験対策は過去問を活用する

ポイント①学習スケジュールは早めに立てる

学習スケジュールは早めに立てましょう。

早い段階で学習計画を立てれば、試験範囲の取りこぼしが防げます

必要な勉強時間を予想して、スケジュールを立てることがポイントです。

試験日から逆算し、どれくらいの時間が取れるのかも確認しましょう。

ポイント②効率的な勉強方法を身につける

効率的な勉強方法を身につけましょう。

国家公務員試験は、よく出る問題や出題傾向が決まっています

知識を効率的に頭に入れることで、試験で有利になるでしょう。

試験問題によってはNG な解答例もあるので、注意してください。

効率的な勉強方法を身につければ、防衛省職員Ⅱ種になるという目標が近づきます。

ポイント③筆記試験対策は過去問を活用する

筆記試験対策は過去問を活用しましょう。

過去5年分の問題集を解いておけば、大体の傾向がつかめますね。

試験の文章やスタイルに慣れておくためにも、過去問の利用はおすすめです。

過去問は防衛省といった公共機関のホームページからも確認できます。

防衛省職員Ⅱ種採用試験の科目

防衛省職員Ⅱ種採用は、以下の試験合格者から選抜されます。

  • 国家公務員採用総合職試験(院卒者試験、大卒程度試験)
  • 国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験、高卒者試験)

それぞれの試験合格後に、防衛省の採用予定機関が実施する面接を受けましょう。

国家公務員採用総合職試験(院卒者試験、大卒程度試験)

一基礎能力試験の出題数は30題です。

知能24題、知識6題の出題数となります。

知識分野は時事問題を中心としたものです。

普段から社会情勢等に関心を持っていれば、対応できる内容と判断できます。

30題を2時間20分で解答しなくてはなりません。

国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験、高卒者試験)

基礎能力試験では、基礎的な学力や能力が問われます。

  • 文章理解
  • 判断推理
  • 数的推理
  • 資料解釈

以上について、高卒から大卒程度の幅広い知識が必要でしょう。

過去問では学力だけでなく、世界の情勢や工学技術について問われる問題も見つけられました。

40題を1時間30分で解答する必要があります。

防衛省の採用予定機関が実施する面接

試験合格後に、防衛省の採用予定機関が実施する面接があります。

以下を持参し、面接に挑みましょう。

  • 採用面接カード
  • 保険証、学生証や運転免許証など顔写真付きで本人確認ができるもの

採用面接カードには、志望動機や自己PRの記載が必須です。

学生のときの所属サークルといったものも記入しましょう。

防衛省職員Ⅱ種の仕事内容

自衛官と防衛省職員は同じグループではありますが、その職務内容は全く異なります

日々訓練に励むのは「自衛隊の自衛官」であり、防衛省職員は自衛官の様に武器を持って訓練する事はありません。

自衛官は別名「制服組」と言われ、防衛省職員は「背広組」と言われています。

防衛省職員Ⅱ種に向いている人

防衛省で総務や人事を行いたい方に向いていると思われます。

防衛省職員Ⅱ種になるためには独自の方法があります。

国家公務員の中でも、仕事に就くのが難しい職種と判断できますね。

採用の段階でも、仕事への適性が厳しくチェックされるでしょう。

防衛省職員Ⅱ種の年収・給料

防衛省の基本給は約21万円です。

基本給のほかに、扶養手当、住居手当、通勤手当、超過勤務手当、期末勤勉手当(ボーナス)等を支給されます。

給与は国の規定によって支給され、収入状況は安定しているといえるでしょう。

参考:内閣官房ホームページ 国家公務員の給与(令和3年版) 

防衛省職員Ⅱ種の現状

試験の申込者は、平成7年度をピークにして減少傾向にありました。

平成15年度日本郵政公社の採用試験が新設されたこともあり、大幅に増加しましたが、平成16年度以降再び減少に転じています。

平成24年度からは、新試験制度導入により防衛省職員採用Ⅰ種・Ⅱ種・Ⅲ種試験は廃止されました。

防衛省職員Ⅱ種の将来性

防衛省職員は、日々訓練に励む自衛官とは違い武器を持って訓練することはありません。

職務内容は自衛官とはまったく異なります

具体的には、事務官が行う単純な一般事務から、技官が行う航空、建築関連等の技士、行政職、語学力を生かした国際関係職、武器の研究開発等様々な仕事があります。

出世に関しては、防衛省職員Ⅲ種が一般職員として、防衛省職員Ⅱ種が地方幹部や中堅職員として、防衛省職員Ⅰ種が防衛省の幹部としてそれぞれ活躍することになります。

防衛省職員Ⅱ種採用試験の独学合格が難しい理由

防衛省職員Ⅱ種採用試験の独学合格は以下の理由から、難しいと予想できます。

  • 防衛省職員Ⅱ種になるための対策が難しい
  • テキスト選びにコツがいる
  • モチベーションを保ちにくい

そもそも、独学だけで防衛省職員Ⅱ種を目指すことはほぼ不可能です。

国家公務員試験合格後に、仕事の適性を見られることに注意しましょう。

独学が難しい理由①防衛省職員Ⅱ種になるための対策が難しい

防衛省職員Ⅱ種になるための対策は、個人でできることに限りがあります

防衛省職員Ⅱ種は、規程の試験に合格した後に配属が決まる仕組みです。

適性を見られて配属先が決められるため、防衛省職員Ⅱ種になれるかは個人の資質次第でしょう。

独学でどれだけ対策をしても、必ず採用されるものではありません。

独学が難しい理由②テキスト選びにコツがいる

国家公務員試験に合格するためにはテキスト選びにコツがいります。

国家公務員対策向けの教材やテキストは非常に豊富です。

自分に合ったテキストを探すことに、時間がかかってしまうでしょう。

テキスト選びに迷ったら、通信講座や予備校の受講もおすすめです。

通信講座や予備校の申し込み時に、効率的に学べる教材やテキスト一式が手に入ります。

独学が難しい理由③モチベーションを保ちにくい

独学ではモチベーションの維持が保ちにくいことに注意しましょう。

防衛省職員Ⅱ種になるためには、モチベーションの維持も重要です。

ただし、自分一人で勉強すると、やる気が起きないという人もいるでしょう。

独学では勉強の進捗も分かりにくく、試験結果の比較対象もいません

モチベーションを保つことに自信がない人には、無理な独学はおすすめできません。

防衛省職員Ⅱ種採用試験対策におすすめの専門学校・通信講座

アガルートには公務員向けの通信講座が豊富にあります。

国家公務員試験の基礎を学ぶコースや経験者向けの講座など、幅広い講座がそろっているのでチェックしましょう。

初学者向けのサポートが丁寧なことも、アガルートのメリットです。

進路相談や学習の疑問を解消できるサービスが整っています。

通信講座選びに迷っている人には、アガルートのチェックがおすすめです。
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防衛省職員Ⅱ種に必要な知識は幅広い

防衛省職員Ⅱ種に必要な知識は多いことに注意しましょう。

仕事では判断力や表現力が必要となります。

防衛省職員Ⅱ種は試験合格者のなかから選抜される採用システムです。

自分でどれだけ努力しても、適性が無ければ防衛省職員Ⅱ種には就けません。