アナタは集中力に自信がありますか?資格の勉強、語学、受験、昇進試験などで勉強する機会はたくさんあるけど、集中できないことってありますよね。アナタのお部屋の色が関係しているかもしれません。お部屋の色を変えるだけで、集中力が上がるという研究結果が発表されました。早速、どんな色がいいのかチェックしましょう。
どうして勉強に集中できないんだろう?それはお部屋の色のせい!?
勉強をしなきゃいけない!そんな時に限って、ぼんやりとしたり、お部屋の模様替えをしたり、掃除をしてみたり、そんな経験ありませんか?集中力が持続しないから、気が散って、他に意識が飛ぶから、勉強もできない。そこで、自己嫌悪になって、自分を責める、ストレスになって、やる気がなくなる。
これは、アナタのせいではありません。勉強するお部屋の色が関係しています。集中できるお部屋の色に模様替えをしたら、問題は解決ですよ。
勉強に集中する部屋にするには?部屋の色を変えるだけでOK!
オーストラリアの研究チームが、「どの色の部屋で勉強するべきか」という実験を行ないました。結果、勉強をするお部屋の色で集中力に差が出ることがわかりました。
研究は、被験者の学生に6種類の部屋で大学入試問題に解答する形式で行われました。6種類の色は、青、赤、黄色の濃淡を変えた色にしました。結果、濃い赤や黄色を使った学生の成績が優秀でした。1/3の被験者は、濃い赤や黄色の方がリラックスできると答え、2/3の被験者は濃い赤や黄色は落ち着かないと回答しました。
勉強に集中する部屋にするには?部屋の色は赤か黄色!
リラックスできる環境(青のお部屋)が勉強に集中できると考えがちですが、気分が落ち着いてリラックスしている状態よりも、少し落ち着かないくらいの方が集中力が増すようです。(濃い赤、黄色)
研究チームは、「部屋の色が濃い方(赤や黄色)が成績が良かったのは、濃い色によって神経が刺激されて覚醒するためだと考えられます。 勉強が退屈だと思うなら、部屋の色を赤にして脳を刺激すべきなのです」とコメントしました。
過去の研究データーでは、色による脈拍の変化も確認されています。赤や黄色の部屋にいる被験者は脈拍が上がりますが、青色の部屋では脈拍の減少が見られました。
勉強に集中する部屋作りをスタートしよう!
大きな模様替えが難しい場合は、壁紙やインテリア小物に、赤を意識的に取り入れましょう。勉強に使うノートの表紙を赤にしたり、赤いクッションを使ったり、小物から刺激するだけでも効果がありますよ。
パソコンを使って、集中したいときは、待ち受け画面を赤にしましょう。慣れるまでは、落ち着かないですが、作業や勉強に集中できるようになりますよ。
勉強に集中するには、少し落ち着かない環境がイイ!
少し落ち着かない環境にいることで、集中力がアップすることは前述した通りです。カフェで勉強すると、思ったより集中できるのは、これが理由です。資格の勉強で煮詰まってしまったら、気分転換にカフェで勉強しても大丈夫ですよ。楽しみながら、勉強をしましょう。
Aida Minamoto
【参照】
※?What color room should you study in?