30代の女性は、ライフスタイルが大きく変わる時期ですよね。結婚で引越し、妊娠・出産で退職をしたり。育児のために、仕事を辞めたとしても、ブランクがあると再就職は難しくなります。再就職を考えたら、子育て中にコツコツ勉強をして、資格を取ると有利です。早速、オススメ資格をチェックしましょう。
30代女性の再就職のポイントは資格!
30代の女性が再就職を考えたら、20代との差別化が必要です。履歴書や職務経歴書をキレイに仕上げることも大切ですが、採用担当者の目に止まる資格があると、再就職でも有利になります。今までの仕事に関連した資格と職務経歴で、カンタンに再就職をしましょう。
事務職
事務職の採用で、人事担当者が考えていることは、こんなことです。
- パソコンは使えるのだろうか?
- どの程度、Wordができるのだろうか?
- どの程度、Excelができるのだろうか?
- どの程度、PowerPointができるのだろうか?
大きな企業になれば、面接とは別に事務系スキルのテストもあるくらいです。そこで、持っていたい資格は、マイクロオフィススペシャリスト(MOS)です。
大学生の間でも人気のこの資格は、「これだけ、オフィススキルがあります」の証明になります。そこで、マイクロオフィススペシャリストの資格と実務経験を人事担当者にアピールできれば、20代よりも即戦力になるので、再就職がカンタンになります。
試験日や試験内容などは、こちらから
経理事務
前職で、経理事務を担当していたなら、取りたい資格は経理関連です。
経理事の採用で、人事担当者が考えていることは、こんなことです。
- 請求書は作れるだろうか?
- 会計処理はできるだろうか?
- 収入支出は理解しているのだろうか?
- 即戦力になるだろうか?
経理事務は、会社の会計を扱う大事な仕事なので、スキルも大切ですが、責任感があるところをアピールできると良いでしょう。
経理事務の再就職に有利な資格は、簿記1級、簿記2級、簿記3級です。簿記の資格があるだけで、人事担当者は安心してくれます。簿記試験は、併願受験が可能なので、エントリーレベルの簿記3級と2級を同時受験すると良いでしょう。
※エントリーレベルの簿記3級でも、持っているか持っていないかで、再就職に差が出ます。
面接時に、「試験日程の都合で、現在は簿記3級しか持っていませんが、次回の試験に向けて簿記2級を勉強しています」とアピールできれば、アナタのやる気を人事担当者が好評価してくれます。
資格広場では、簿記検定について解説しています。詳しくはこちらから“>簿記検定
人事事務
人事事務の仕事は、幅広い知識とコミュニケーション能力が必要とされます。面接では、ストレスに強いことや協調性をチェックされます。履歴書や職務経歴書にできてしまったブランクでも、育児中にも活動的だったことをアピールしましょう。例えば、主婦サークル・ママ友テニスクラブ・プレイデートなどを計画して、人付き合いをまとめていたことなどを人事担当者に話すことで、好印象になりますよ。
再就職に役立つ資格は、社会保険労務士(国家資格)です。国家資格になるので、独学で勉強するよりも資格専門学校などに通学やネットクラス受講をして、資格取得を目指しましょう。
詳しくはこちらから
銀行事務
銀行事務の仕事は、多岐にわたる専門知識が問われます。20代の銀行事務は、窓口応対業務などがメインの仕事になりますが、30代になると資産運用や投資アドバイスを行うので、金融知識に加えて経済や税金関連の知識が必要です。それを証明してくれる資格は、ファイナンシャル・プランニング技能検定1級(FP1級)です。
気になる内容はこちら
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FP1級の内容は、普段の暮らしにも役に立つので、コツコツ時間をかけて、FP3級、FP2級、FP1級とステップアップをして、資格を取りましょう。FP1級を持っていると銀行事務以外でも税理士事務所、会計事務所、法律事務所への転職が可能になりますよ。
詳しくはこちら
30代で再就職を考えたら、隙間時間を上手に使って資格を取りましょう。20代と差別化をして、選ばれる30代になりましょう。
Aida Minamoto
【参照】