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株式会社サイバーエージェントの年収はいくら?平均年収や初任給について調査

更新日:2022-11-19

株式会社サイバーエージェントの年収はいくら?平均年収や初任給について調査

サイバーエージェントとはメディア事業・広告代理事業・ゲーム事業を中心としている日本を代表する会社です。

連結売上高約4億円、連結従業員数約5000人、単体従業員数約1600人を率いる大手企業として知られています。

そんな大手企業の年収や新卒の初任給、役職ごとの違いなどをご紹介します。

気になる方はこの記事を読んで参考にしてください。

サイバーエージェントの平均年収

下記の表をみると2020年の平均年収は733.6万円です。

過去2年間でみると、2019年の平均年収は2018年より約20万円減少しています。

しかし2020年では、2年前よりも平均年収は約30万円増加しています。
さらに2年前から従業員数は約40人増加し、売上高は約600億円増加しています。

従って平均年収は年々増加傾向にあるといえます。

年度 平均年収 平均年齢 平均勤続年数 従業員数(単体) 売上高(連結)
2018年(H30) 709.2万円 32.2歳 5.2年 1540人 4195.1億円
2019年(R1) 681.7万円 32.6歳 5.4年 1589人 4536.1億円
2020年(R2) 733.6万円 33.2歳 6.0年 1587人 4785.7億円

引用:【平均年収733.6万円】サイバーエージェント社員の給与は実際いくら?

年代別平均年収

年代別で年収・月収をまとめてみました。

20代前半と40代前半の月収を比較すると約20万円の差がありますが、年齢を追うごとに徐々に収入が上がっていきます。

20代前半は年収が低いと感じるかと思いますが、一般企業(IT会社)の年収は約450万円であることから他社と比較すると高収入と言えるでしょう。

ピークは40代〜50代でさほど大きな差は見られませんが、60歳以上になると年収が低下します。

このことから若者層を中心に動いていることがわかります。

月収や年収は中途採用などにより変更される場合があるので、あくまでも目安として見てください。

年齢 年収 月収
20~24歳 577万円 36万円
25~29歳 609万円~659万円 41万円
30~34歳 641万円~741万円 46万円
35~39歳 725万円~829万円 52万円
40~44歳 768万円~889万円 56万円
45~49歳 781万円~903万円 56万円
50~54歳 808万円~918万円 57万円
55~59歳 771万円~881万円 55万円
60~65歳 500万円~881万円 37万円

引用:平均年収.JP サイバーエージェントの年収

新卒初任給について

募集対象はビジネス・エンジニア・デザインの3つのコースに分かれており、それぞれ初任給が異なります。

また2018年から、エンジニアに関しては一律初任給制度を廃止し既存社員と同様の基準の給料になっています。

年代や性別関係なく個人の技術や能力が評価され、年収に反映されるということです。

そのため学生の頃から技術や知識を得る準備ができるかと思います。

職種 年収 月収
ビジネス 408万円 34万円
エンジニア 最低450万円~(※能力別給与体系)
最低720万円~(※エキスパート認定)
デザイン 408万円 34万円

※エンジニアコースは個々人の能力別にサイバーエージェント独自の基準で評価する能力別給与体系となっています。
※エンジニアコースは高度な技術や実績、成果を持っている方を対象とするエキスパート認定も行っています。

引用:Cyber Agent 新卒採用募集概要

職種別平均年収

職種別の年収をまとめてみました。

総合職がダントツで高収入です。
総合職は広告・企画の立案・営業・マーケティングなど幅広い業務を取り扱っています。

技術職はソフトウェア設計や開発業務を担当するプログラマーやシステムエンジニアを中心に採用されています。

一般職はアートディレクションやゲームデザイン、イラストなどを行う職種です。

職種 年収
総合職(ビジネス) 937万円~1,037万円
技術職(エンジニア) 626万円~726万円
一般職(デザイン) 641万円~741万円

引用:平均年収.JP サイバーエージェントの年収

役職別平均年収

役職ごとの平均年収をまとめてみました。

係長以上になると年収1,000万円を超えます。

年代別で40〜50代の職員も高収入と言えますが、係長以上になると更に高収入です。

また主任に就任する時期が30代だとすると、年代別で約100万円上回ることも可能です。

役職 平均年収
主任 839万円
係長 1,025万円
課長 1,173万円
部長 1,230万円

引用:平均年収.JP サイバーエージェントの年収

事業内容について

サイバーエージェントの事業内容

サイバーエージェントは大手企業会社であり幅広く事業を手がけています。

主に4つの事業に分かれています。
以下に各事業の内容をまとめてみました。

メディア事業

メディア事業は時代の変化に合わせ年代・場所関係なく空いた時間に楽しめるサービスを提供しています。

スマートフォンやパソコン、そしてWi-Fiがあればいつでもどこでも利用できます。

主なサービスは以下の通りです。

  • ABEMA:ドラマ、映画、スポーツ、アニメ、ニュースなど約26,000本数以上の様々なジャンルを配信しており24時間視聴可能です。
  • Ameba:国内最大のブログサービスで、多くの芸能人が利用しています。
  • tapple:会員数600万人を超える恋活マッチングアプリです。主に若者層が利用しており、気軽にパートナーを見つけることができます。
  • AWA:邦楽・洋楽など8,000万曲の様々なジャンルを聞くことができる音楽配信サービスです。
  • WINTICKET:競輪・オートレースの中継視聴やネット投票ができるサービスです。

インターネット広告事業

インターネット広告事業ではメディアに合わせた広告をクリエイティブしたり、最先端のAIを活用し最新の情報いち早く発信したりしています。

以下がインターネット広告事業の各部門です。

  • アカウントプランナー:クライアントの要望を聞き広告を作成する基盤となります。
  • クリエイティブプランナー:クライアントの要望に合わせた広告を企画します。
  • メディアプランナー:企画した広告をどのようにメディアに発信するかを考えます。

ゲーム事業

ゲーム事業ではいつでもどこでも利用できるスマートフォン向けのゲームを提供しています。

主なゲームは以下の通りです。

  • グランブルーファンタジー
  • プリンセスコネクト
  • Shadowverse

スタートアップ事業

スタートアップ事業ではインターネットに繋がる様々な分野の新しいサービスを提供しています。

主なサービスは以下の通りです。

  • Tech Kids School:小学生向けのプログラミングスクール
  • QUREO:子供向けオンラインプログラミング学習サービス
  • by.S:大人のファッション・美容情報メディア

職場環境について

仕事をする上では、快適な環境や待遇が大切です。

諸事情による休暇、事故・事件が起きた時の保険対象、精神的・身体的に休める福利厚生、様々な面でのサポートが必要でしょう。

サイバーエージェントには産前産後休暇や育児休暇があり、復帰率は98.3%。
女性社員の27%が働くママです。

例えば子供が風邪をひいた時、自宅で仕事ができる”在宅勤務”という福利厚生があるなど、育児中の方にとって働きやすい環境と言えるでしょう。

会社の福利厚生は、仕事を選ぶ条件として重要な部分かと思います。

勤務時間 10時~19時(職種によっては裁量労働制適用)
休日休暇 ・完全週休2日制(土曜・日曜)
・祝日/夏期休暇(毎年3日間)
・年末年始休暇(12月29日~1月3日)
・年次有給休暇(初年度10日間)
・慶弔休暇
・産前産後休暇
・育児休暇
・リフレッシュ休暇 休んでファイブ(勤続2年間で毎年5日間) など
各種保険 ・健康保険(関東ITソフトウェア健康保険組合)
・雇用保険
・労災保険
・厚生年金保険
福利厚生 ・家賃補助制度(2駅ルール、どこでもルール)
・エンジニア向け新制度「ENARGY」
・技術職専用開発ルーム「精神とテクノの部屋」
・退職金制度(勤続インセンティブ)
・従業員持株会
・社内カウンセリング制度
・慶弔見舞金制度
・社内親睦会費補助制度
・無料マッサージルーム完備  など

引用:Cyber Agent

まとめ

今回はサイバーエージェントの平均年収、年代別・役職別の年収、新卒の初任給についてご紹介しました。

年収について多いか少ないかは様々な意見があるかと思いますが、一般企業と比較すると高収入と言えるでしょう。

新卒の初任給は低いと感じますが、年齢を追うごとに徐々に収入が上がっていきます。

ピークは40〜50代ですが、30代になるとぐっと上がることがわかります。

またエンジニアに関しては、技術や能力が評価されるため日々の努力が実を結びやすい環境です。

さらに役職に就くことで年収1,000万円以上を得ることができます。

サイバーエージェントは大きく4つの事業に分かれているため、自分の得意分野を活かして幅広く事業に貢献できるでしょう。

新しい事業開発も行なっているため常に進化し発展していく会社です。

収入はとても大事ですが、やはり仕事をする上ではサポート体制も重要でしょう。

休暇・保険・福利厚生などは収入の次に知っておくべき大事なことです。

職場環境をうまく利用し、いかに会社に貢献していくかが大きなポイントとなるでしょう。

この記事が仕事を決める際の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。