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フェイス&ボディペインティング技能試験の試験内容と合格率や難易度

更新日:2023-08-07

フェイス&ボディペインティング技能試験の試験内容と合格率や難易度

皆さんはフェイス&ボディペインティング技能試験をご存知でしょうか?
画用紙に絵を描くのとは何が違うんだろう?
ペイントをするのに資格って必要なの?
多くの国や地域で文化として親しまれているフェイス&ボディペインティングですが、様々な疑問が浮かびますよね。
今回はそんな気になる資格試験フェイス&ボディペインティング技能試験についてご紹介いたします!

フェイス&ボディペインティングってそもそもなに?

フェイス&ボディペインティングの資格

フェイス&ボディペインティングとは、画用紙に絵を描くのと同じように、人間の顔や体に絵の具で絵を書いて楽しむアートのこと。

種類も様々あり・・・

顔に絵を描く場合を「フェイスペインティング」
体に絵を描く場合を「ボディペインティング」
妊婦さんのお腹に絵を描く場合を「マタニティペインティング」
と言います。

書き方も場合によって異なり、一部分だけに絵やマークを施したりするだけの場合もあれば、顔全体、体全体をまるで動物のようにしてしまうこともあります。

ファッションやアート、文化の一つとして多くの国で取り入れられ愛されているフェイス&ボディペインティング

幼児期の心の教育、成長や美術感覚を養うめの手段としても利用されているのも特徴の一つです。

フェイス&ボディペインティング技能試験とは?

様々な場所で愛され、楽しまれているフェイス&ボディペインティング。
みんなが安心して楽しむためには、正しい知識の元でペインティングを行う必要があります。

フェイス&ボディペインティングは人の肌に触れるお仕事なので、とりわけイベントなどで多数の人々にペインティングを施す場合などには、知識や技術、安全性を身につけていることが求められます。

そこで安心安全なフェイス&ボディペインティングを行うため、NPO法人日本フェイスペイント協会が、2007年から始めたのが、フェイス&ボディペインティング技能検定です。

資格を取得することで出来るお仕事

フェイス&ボディペインティング試験

ペインターになるために資格が必要ということはありません
ですが、人の肌に直接絵を描くお仕事なので、安全面お客さんの信頼スピードテクニックを求められます。
資格を取得することでそれらが裏付けされるといって良いでしょう

ペインターの仕事としてあげられるのは、パフォーマーです。
お誕生日会や地域のお祭り、ハロウィン、クリスマスなどの行事イベントはもちろん、野球やサッカー、マラソンなどのスポーツイベント、ショッピングセンターやホテル、テーマパークなどの商業施設。ありとあらゆる場所での活動が安全にできるようになります。

しかしながら、「フェイス&ボディペインターとしてイベントを開催」するためには、「国家資格(美容師免許)」「施設の届出(保健所)」が必要です。
こちらは気をつけておかないといけない点でしょう。

また、CM広告制作をしたり、本格的にアーティストの道に進んだりする方も多く存在します。
一般の主婦の方でも、アーティストとしてTVに出演することがあるそうですよ。

その他に、フェイス&ボディペインティングのインストラクターとしても働くことができます。

フェイス&ボディペインティング技能試験の試験内容や試験日程とは?

フェイス&ボディペインティング技能試験は、3級から1級までの段階があります。
どれもNPO法人日本フェイスペイント協会(R)が提供しているものです。

一つずつ見ていきましょう。

フェイス&ボディペインティング技能検定3級

3級ではフェイス&ボディペインティングを始めてみたい方や、なかなか時間が作れない方などに向けた通信講座を受けることができます。

忙しい方や距離の問題などで受講会場まで行けない方も、在宅受験での資格取得が目指せます。

通信講座ももちろんですが、自宅に送られてくるフェイス&ボディペインティング技能検定公式テキスト試験対策ワークブックなどを利用して自分のペースで学ぶこともできるので、難易度としてはまさにペイント初心者が初めに受けるのに最適な試験だと言えます。

受付 ー 随時行なっています。

試験日程 ー 通信制なので、受講者次第となります。

受験資格 ー 必要ありません。誰でも受けることができます。

試験内容 ー フェイス&ボディペインティング概論という筆記テストと実技の2つです。

合格点 ー 各100点、計200点満点のテストで、各80点取れれば合格です。

フェイス&ボディペインティング技能検定2級

イベントやバザーでペインティングを実践したいという方や、プロのもとで知識と技術を学び、資格を取得したい、という方に向けた級です。

試験の前に行われる認定講座の中で、安全な絵の具選びや、イベント実施の際の注意点、クレーマー対策、著作権についてなど、ペイントの現場で必要な知識を少人数制のクラスで、しっかりと学びます。

受付 ー 随時行なっています。

試験日程 ー 主に8月初め?9月終わりに東京と大阪で複数回開催されます。詳しくはNPO法人 日本フェイスペイント協会(R)の公式ホームページをご覧ください。

受験資格 ー 義務教育を終えていれば誰でも受けることができます。3級を取得していなくても問題ありません。

試験内容 ー 認定講座終了後に行われる試験で、筆記と実技の試験を受けます。

フェイス&ボディペインティング技能検定1級

さらなる技術の向上を志し、プロのアーティストとしての活動の幅を広げたいという方向けの級。フルフェイスやボディペインティングなどのより難度の高いテクニックを学びます。

日本人トップアーティストが少人数に向けて丁寧にレクチャーします。

受付 ー 随時行なっています。

試験日程 ー 主に8月中旬に大阪などで、全2日、計10時間に渡って開催されます。詳しくはNPO法人 日本フェイスペイント協会(R)の公式ホームページをご覧ください。

受験資格 ー フェイス&ボディペンティング技能検定2級を取得した方

試験内容 ー 認定講座終了後に行われる試験で、実技のみとなります。

フェイス&ボディペインティング技能試験の難易度や合格率はどのくらい?

難易度は級によって異なるので、まずは自分に適した級を受けることが大事です。

そこからさらなるレベルアップを目指しましょう。

送付されているテキストや対策本などが非常に効果的ですので、こちらを堅実に勉強していれば難易度もそれほど高いと感じず、合格率も安定するでしょう。

試験の前には認定講座があるため、事前学習もしっかり行えます。
そちらの内容もしっかりとおさえることで合格率はさらに上がるでしょう。

実技試験に関してはその時の担当者によって難易度も変わると思われます。
より実践的な技術を日々鍛錬しておくことが、合格率アップへの近道だと思われます。

独学や、専門学校など勉強方法をご紹介

フェイス&ボディペインティングに関する書籍がたくさん出版されておりますので、独学で学ばれたい方はそちらを参考にすると良いかもしれません。

さらにYouTubeにも関連する動画がたくさん投稿されているため、そちらも参考にすると良いでしょう。

専門学校に関してですが、メイクというよりもとりわけフェイス&ボディペインティングに興味のある方の場合はワークショップ認定講座に参加するのが一般的だと思われます。

フェイス&ボディペインティング技能試験とは?まとめ

フェイス&ボディペインティング技能試験はペインターになるために必ずしも受ける必要があるわけではないようですね。

技術や安全性を学習するために受けるものといった方が良いでしょう。

人を笑顔にするのがフェイス&ボディペインティングですから、何か事故を起こしてお客さんを悲しい気持ちにさせてしまってはいけませんよね。

自分のためにもお客さんのためにも、しっかりとした知識をつけましょう!

以上、フェイス&ボディペインティング技能試験についてのまとめでした。

ご精読ありがとうございました。