アガルートの「予備試験アウトプットカリキュラム」は、約450問の重要問題の演習と予備試験の論文過去問、法律基本科目と法律実務基礎科目の論文答練によって、実践力につながる論文式試験に重点を置いたカリキュラムとなっています。
主に学習経験者向けとなっており、インプットカリキュラム同様予備試験突破を目指したものです。
そこで今回は、アガルートの「予備試験アウトプットカリキュラム」について詳しいコース内容や口コミについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
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アガルート「予備試験アウトプットカリキュラム」のコース内容
アガルートの「予備試験アウトプットカリキュラム」は予備試験(法科大学院入試)に向けたカリキュラムです。
総合的な知識の再整理後に約450問の重要問題の演習を通じて問題の処理パターンを確立し、論文過去問と論文答練を重視した学習を提供します。
上記のカリキュラムは現在、2025・2026年の予備試験合格を目指す方に適しており、論文式試験の実践力を完成させることに焦点を当てているのが特徴となっています。
ここでは、アガルートの「予備試験アウトプットカリキュラム」に含まれているそれぞれの講座についてご紹介します。
参照:アガルートアカデミー
総合講義100
総合講義100は、法律7科目を一通り学習した経験がある方を対象にした講座で、全7科目を約100時間で再度学習します。
司法試験や予備試験、法科大学院入試の論文式試験に焦点を当てた内容で、使いやすさを重視したオリジナルのフルカラーテキストとなっています。
過去問の出題傾向や最新情報に迅速に対応し、年度に合わせた学習ができます
論証集も付属し、基本的知識と論理的思考力を身につけることで短答式試験の得点アップにもつながります。
論証集の「使い方」
論証集の使い方は、司法試験・司法試験予備試験・法科大学院入試の論文式試験対策に焦点を当てており、既に幅広く知識を習得した方を対象としています。
約34時間で7科目の知識を「論証」という観点から一通り確認し、再確認しながら、自説の結論や理由付け、論証の核となるキーワードを正確に頭に刷り込みができます。
論証集の内容は、講師の工藤北斗氏が膨大な基本書、判例解説、学術論文、法学雑誌を徹底的に調査し、判例や通説の視点から書き下ろしたものとなっています。
さらに、工藤講師が重要なキーワードを適宜指摘しながら論証をカスタマイズすることで、条件反射的に回答できるよう指導します。
「重要な論証を押さえたい」「正確な記述の論証を身に付けたい」方にとって論証集は的確な理解と論文式試験での効果的な活用に役立つおすすめの講座です。
重要問題習得講座
重要問題習得講座は基本知識と論文答案の書き方を習得した方を対象に、約89時間の講義と問題演習を通じて、論文問題に迅速に回答する力を養う講座です。
一般的に予備試験や司法試験で問われる現場思考型の問題に対応するためには、基本問題を迅速に処理する能力が必要だといわれています。
重要問題修得講座では各科目ごとに40~70問の重要問題が用意され、最終的には複数の範囲を含む総合問題編もあります。
約450問の演習を通じて論文問題を迅速に処理する力を身につけ、論文式試験に向けた万全の準備ができるようになります
またインプットカリキュラムとは異なりあとプットカリキュラムでは合格者によるオンライン添削がついてきます。
添削を行うのは工藤講師の解説講義を聞き、添削の方針について事前に打ち合わせているので、一貫性のある添削を受けることができるので安心です。
添削実施期間は教材が発送された日から2026年9月30日まで、提出から添削には10日程度かかるので計画的に利用するようにしましょう。
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予備試験答練
予備試験答練は谷山政司講師が作成した予備試験の完全オリジナル予想問題です。
予備試験の特性に合わせて問題から採点基準まで全てを谷山講師が作成した、最も予備試験に近い答練です。
1問70分で4枚以内の答案を作成するという実践的な形式で行われ、受講者は解説冊子と講義を通じて自己添削を行うスタイルとなっています。
谷山講師は予備試験と司法試験の出題傾向を徹底的に分析し、出題予想論点の選定段階からすべてに関与しています。
解説講義も谷山講師が担当しており、作問者ならではの出題意図が直接伝えられるのが魅力。
本試験でも出題者の意図を理解した論述ができるようになるでしょう。
予備試験答練は予備試験レベルの司法試験よりも短い事例問題で問題演習を行いたい方におすすめです。
予備試験答練もオンライン添削の対象講座となっており、2024年9月30日まで利用できます。
予備試験論文過去問解析講座
予備試験論文過去問解析講座は平成23年から始まった予備試験の全論文式試験過去問を徹底的に解析する講座です。
予備試験の問題には司法試験よりも高度な内容が問われる場合や受験生にとってなじみの薄い実務基礎科目が含まれることがあります。
そこで本講座を受講して過去問の傾向を理解することは、予備試験合格に有効だとされています。
また、予備試験で出題された論点が司法試験でも問われることが多く、司法試験受験生にも予備試験の過去問を十分にこなすことが求められます。
しかし、予備試験の過去問を詳細かつ正確に解析した資料や講座が不足しており、対策が立てにくいのが現状です。
予備試験論文過去問解析講座では予備試験の論文式試験過去問を徹底的に分析し、ベストな解答例を提示します。
講師作成の解説と解答例を記載したテキストを使用し、1年分9科目を約5時間で解説。各科目の要所を的確に押さえた講師の講義により、効率的かつコンパクトに過去問の傾向と対策を習得することができます。
講師の丁寧な解説により、予備試験の論文式試験過去問の解析が完了し、受験生は戦略的に対策を立てられるでしょう。
法律実務基礎科目答練
法律実務基礎科目答練は弁護士と講師として活躍する実務家講師が自ら作成した問題に基づく、全4回(各科目2回)の実務基礎科目の答案練習(答練)です。
レジュメには問題文・解説・解答例・採点基準が含まれており、論点の詳細な解説は省略されているのが特徴です。
予備試験の実務基礎科目は要件事実や刑事訴訟法の知識を問う問題と、実務的な手続きに関する知識や準備書面の起案を問う問題が中心です。
しかし、実務的な問題の作成には現場経験が不可欠であり、また講師経験のみでは試験傾向に即した問題を作成することが難しいといわれています。
そこで法律実務基礎科目答練では、弁護士と講師の双方の経験を持つ実務家講師が、問題作成と解説を担当。
試験傾向に即した実務基礎科目の問題に取り組むことで、受験生は予備試験本試験に向けた実戦的な準備を可能にしています。
実務基礎科目の知識やスキルを効果的に高めたいといった方には、貴重な学習機会となるでしょう。
アウトプット内の法律実務基礎科目答練はオンライン添削の対象講座となっており、2024年9月30日までは添削システムを利用できます。
ほかのオンライン添削と同様、提出からおおよそ10日以内に添削がアップロードされます。
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アガルート「予備試験アウトプットカリキュラム」の評判・口コミ
ここでは、「予備試験アウトプットカリキュラム」及びカリキュラム内の講座を実際に受講した人の口コミについてご紹介します。
評判・口コミ①合格につながったと実感する
予備試験アウトプットカリキュラム内の重要問題習得講座の受講生の中には、論点の書き方を身に付けることこそが合格につながったと感じる人もいます。
私が初めて受講したアガルートの講座であることもありますが、1番合格に直結したものであると確信しています。
司法試験や予備試験の本番では、常に時間内に書き切らなければならないというプレッシャーがつきまといます。
そんな中、皆が正確に書いてくる基本的事項についてすらすら論述できなければ、確実に途中答案になるか、現場思考問題などについて十分に考えを示さない答案になってしまいます。
重要問題習得講座は、多くの基本的論点について答案形式で学ぶことができ、このような当日の悩みを解消する効果をもつものといえます。
評判・口コミ②予備試験答練は本試験に難易度がかなり近い
予備試験アウトプットカリキュラム内の予備試験答練を利用した受講生の中には、実際の本試験(予備試験)とかなり難易度が近く学習効果が高いと感じています。
谷山先生が作成した予備試験答練は難易度が本試験に近いことはもちろんのこと、作問者である谷山先生が出題意図を含めて解説してくれているため、答練一回一回の学習効果が高いと感じました。
また、オンラインで答案を提出し、添削、返却もオンラインのため、会場実施や答案を郵送しなければならない他校の答練と比べても直前期に実施できるのは大きなメリットでした。
実際に令和4年予備試験でも的中した部分もあるので、非常におすすめです。
評判・口コミ③周辺知識の確認ができた
予備試験アウトプットカリキュラム内の予備試験論文過去問解析講座を利用した受講生の中には、「周辺知識の確認ができた」「地震の現状について把握できた」といったうれしい声も見つかっています。
講義は受けていませんが、アガルートの論証や重問知識をベースとした解説や解答例がついておりましたので、自分が何ができないのかを明確にし、それらをできるようにするために、論証集や重問に立ち返って自分のなすべきことを確認することができた点で自学自習にも適切な教材でした。
また、解説が豊富で、たくさんの筋があることなども記載されていたので、問題解決だけでなくその周辺知識の確認も十分すぎるほどすることができました。
この講座のテキストをベースとして、上位合格者の再現答案も見比べて、自分の現状の位置を確認し続けたことが合格につながったと確信しております。
評判・口コミ④点数アップ・実力アップにつながった
予備試験アウトプットカリキュラム内の法律実務基礎科目答練を受講した人の中には、答練の繰り返しにより本番でも安心して取り組めたといった声も上がっています。
実務基礎科目は他の科目より問題文も試験時間も長いですが、答練で練習していたため本番で焦らずに済みました。また出題傾向をしっかりとらえた設問で実力アップにもつながりました。おかげさまで本番ではAをとることができました。
アガルート「予備試験アウトプットカリキュラム」を受講するメリット
ここでは、アガルートの「予備試験アウトプットカリキュラム」を受講するメリットについてご紹介します。
短期合格を目指せる
アガルートの予備試験アウトプットカリキュラムは短期合格に焦点を絞ったカリキュラムで、基礎からポイントまで効率的に学べる構成が特徴的となっています。
合格者の声などを見ると学生や社会人から高い評価を受け、多くの受講生が1年など比較的天気で予備試験に合格していることがわかります。
アガルートの指導力と秀逸なカリキュラムが成功につながっていると考えられます。
講師の質が高い
アガルートでは、各科目で最高峰の実力を持つ講師陣が在籍しており、答練や添削など実績豊富な講師から直接指導を受けられます。
講師の経歴は作問実績のあるベテランや元最高裁判事補など、申し分ありません。
実際、予備試験アウトプットカリキュラムにある予備試験答練を担当している谷山講師の評判は実際の本試験に近いと好評です。
また受講生から高い評価を受ける指導力と、視覚的にも分かりやすいフルカラーテキストで、内容も丁寧に解説されています。
「レベルの高い講師から教えてもらいたい」「効率よく学習を進めたい」といった方におすすめです。
サポートが充実している
アガルートは質問回数に制限がなく、分からない点があればいつでも質問できるため、疑問を解消しながら学習を進められるメリットがあります。
講師は真剣に質問に向き合い、責任を持って解答してくれるため、受講生から高い評価を得ています。
さらに、合格者によるカウンセリングやホームルームでの情報交換など、学習のサポート体制も充実しています。
オンラインでの学習ではありますが、受験期間中も仲間と切磋琢磨できる環境が提供されているのでモチベーション維持も期待できるでしょう。
スキマ時間を活用して学習できる
従来の司法試験予備校は通学して学ぶのが一般的でしたが、アガルートはオンライン受講が基本となり、通学の必要がありません。
したがって通学時間を費やすことなく、いつでもどこでも効率的に学習できルメリットがあります。
テキストや講座などはPCやスマートフォン、タブレットからアクセスができるので、通勤や通学中の移動時間や待ち時間を有効活用できます。
特に、予備校の校舎が近くにない方や忙しい方にとって、オンライン学習はストレスなく取り組める方法となっています。
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アガルート「予備試験アウトプットカリキュラム」で現在実施されているセール情報
現在(2024年4月)、予備試験アウトプットカリキュラムでは以下の「受験生応援セール(10%OFF)」セールが利用できます。
上記のセールは司法試験・予備試験対策講座の全ての商品を10%OFFで利用できるもので、全ての人を対象にしています。
期間は2024年5月30日(木)23:59までとなっており、公式サイトから申し込みができます。
ちなみに以下の講座は対象外となるので注意が必要です。
アガルート「予備試験アウトプットカリキュラム」の料金
ここでは、「予備試験アウトプットカリキュラム」の料金についてご紹介します。
カリキュラム名 | 費用 | カリキュラムに含まれる講座 |
【2025・2026年合格目標】予備試験アウトプットカリキュラム |
税込545,648円 ※10%OFF |
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参照:アガルートアカデミー
アガルート「予備試験アウトプットカリキュラム」を受講する流れ
ここでは、アガルートの予備試験インプットカリキュラムを受講する流れについてご紹介します。
希望の講座がすでに決まっている場合は、公式使途から申し込み手続きをホームページから行えば始められます。
しかし受講すべきか迷っているときや、どの講座を受講すれば良いかわからないときは、受講相談や無料体験を活用することをすすめします。
➀無料の受講相談をする
無料の受講相談を通じて、どの講座を受講すべきか相談した上で、受講する講座を判断するのもおすすめです。
無料の受講相談では、現状の英語力や将来的なビジョンを踏まえて、必要な講座がどれかをアドバイスしてもらうことができます。
公式サイトのメールフォームから相談できるほか、受講を検討している講座の種類によっては、電話やZoomでの相談も可能です。
②無料体験・資料請求で実際の講義サンプルを見てみる
無料相談で受講する講座を絞り込んだら、無料体験や資料請求を通じて実際の講義サンプルを確認します。
無料体験では、テキストサンプルを郵送またはダウンロードして確認できる場合があります。
会員登録をすると、テキストサンプルや実際の講義動画を視聴できる講座もあります。
無料体験受講を活用することで、想像とのミスマッチを回避し、自分に合った講座を見つけることができます。
③希望の講座に申し込む
講座を選んだら、オンライン手続きで申し込みができます。
クレジットカードやコンビニ支払い、銀行振込などさまざまな支払い方法が用意されています。
ただし未成年の場合は法定代理人の同意書が必要で、記入後は郵送で提出する必要があるため注意が必要です。
クレジットカードでの決済ならすぐに受講ができますが、他の決済方法では入金確認後に受講開始となります。
④受講スタート
申し込み手続きと決済が完了したら、いよいよ受講スタートとなります。
動画講義であれば、決済完了次第すぐに視聴を開始することができます。
また、テキストの送付を待つ時間が惜しい場合には、テキストをダウンロードで確認できるので活用してみるといいでしょう。
アガルート「予備試験アウトプットカリキュラム」がおすすめの人
アガルート「予備試験アウトプットカリキュラム」は以下の特徴に当てはまる人におすすめです。
最短で予備試験合格を目指す人
アガルートの講座は、最短合格を目指す方に向けて効率的なカリキュラムが整っています。
定期的なアウトプットの機会を設けることで、時間に余裕のない方でも答案作成力を短期間で身につけられるので最短で予備試験合格を目指す人にとっておすすめだといえるでしょう。
また社会人など働きながら学習を進めたいけれど、なかなかまとまった時間が取りづらい人にとっても向いています。
オンラインで学びながら手厚いサポートを受けたい人
アガルートは先にも述べたように、無制限の質問対応や定期カウンセリング、マンスリーゼミなど、オンライン講座ながら手厚いフォローアップを提供しています。
したがって、「オンラインで学びながらも講師や合格者からのサポートを重視したい」という方にとって、アガルートはおすすめの選択肢と言えます。
もし受講する講座やカリキュラム選びに迷っているといった方はまず、受講相談や資料請求などから始めてみるのもひとつです。
講師からの添削を受けたい人
今回ご紹介した、予備試験アウトプットカリキュラムにある重要問題修得講座・予備試験答練・法律実務基礎科目答練はいずれもオンライン添削付きとなっています。
添削者は講座を担当している講師の解説講義を聞いて打ち合わせをおこなっているので一貫性があります。
添削については提出してからおおよそ10日以内程度なので、余裕をもって活用してみるといいでしょう。
ただし、添削実施期間は無期限ではなく講座ごとに異なるため注意が必要です。
【2024年最新】アガルートのクーポンやセールは?最新の割引・キャンペーン情報まとめ
アガルートを受講して法科大学院に合格したプロ野球選手もいる!
セカンドキャリアに弁護士を目指す元プロ野球選手の宮台選手は、アガルートで受講し、東京大学法科大学院に合格しました!
弁護士を目指すきっかけや、宮台選手の勉強方法などを知りたい方は、以下のインタビュー動画をチェックしましょう。
アガルート「予備試験アウトプットカリキュラム」を受講して最短で予備試験合格を目指そう!
今回は、アガルートの「予備試験アウトプットカリキュラム」について詳しいコース内容や口コミについてご紹介してきました。
予備試験(法科大学院入試)に向けたカリキュラムとなっており、総合講義100・論証集の「使い方」・重要問題習得講座・予備試験答練・予備試験論文過去問解析講座・法律実務基礎科目答練で構成されています。
また一部講座にはオンライン添削がつくので、第三者からの評価を把握することもできます。
アガルートの予備試験アウトプットカリキュラムは、オンラインで学べる質の高い教材と短期合格が目指せるカリキュラムが特徴であり、手厚いサポート体制や豊富な合格実績によってたくさんの人に支持されています。
実際の口コミにも、「本試験と近かった」「合格につながった」といったうれしい声も見つかりました。
現在では、10%OFFで受講できるセールも実施しているようなので、機会を逃さずぜひチャレンジしてみてください。