赤ちゃんの健やかな成長には親の愛情は必要不可欠です。
しかし、進む少子高齢化、核家族化の影響により赤ちゃんとどう接したら良いのか分からなくなっている親が増えています。
そんな中、親子のスキンシップの手段として注目を浴びているのがベビーマッサージです。
今回はベビーマッサージ資格の難易度や通信講座での取得方法、ベビーマッサージインストラクターの仕事内容を解説します。
ベビーマッサージってどんな資格?
ベビーマッサージの資格は1991年に検定としてスタートしました民間資格の一つです。
近年では毎年多くの方々が受講している大変人気のあるベビーマッサージ。
年齢や学歴など関係なくどなたでも受講が可能で、受講者は20代から60代以上と幅広い年齢層が受講しています。
ベビーマッサージの知識が全く無い初心者の方でもベビーマッサージの理論と方法をマスターし、赤ちゃんの発育を促すベビーマッサージを習得する事が出来ます。
ベビーマッサージの認知度は年々高まり、仕事の+αとして活躍の場も広がりつつあります。
自宅開業はもちろんの事、医療関係や福祉や保育・ベビー関連業界でも十分に活用出来るスキルを習得することができます。
「赤ちゃんが好き」「出産を控えたママ」「未来の赤ちゃんのために」という方にオススメする資格です。
ベビーマッサージ資格取得後の仕事内容とは
ベビーマッサージの資格を取得する事でベビーマッサージインストラクターとして赤ちゃんを持つ親にベビーマッサージの方法を指導する事が出来ます。
親と子の絆を深め、赤ちゃんの運動機能の発達を促進するベビーマッサージは最近になって非常に需要が高まっており、同時に指導してくれるベビーマッサージインストラクターの需要も高まっています。
その為、本業と平行してベビーマッサージインストラクターとしてプチ起業して収入にしている人も多く、起業の手段の一つとしても注目されています。
その他では乳児を取り扱う仕事をしている人が、自身の仕事の知識を広げる目的で資格を取得するケースもあります。
ベビーマッサージインストラクターとは?
ベビーマッサージインストラクターは、赤ちゃんの発育や健康管理、また親子のスキンシップを目的としたベビーマッサージの方法を保護者に指導する職業です。
さわられたり撫でられたりすることで、赤ちゃんは安らぎを覚え、血流が良くなり、心身の発育が促されることが期待されます。
また、親にとっても、赤ちゃんにとって良い触り方を知るという事は育児中のストレスを減らす事が出来、ゆとりを持って子育てをする手助けになります。
インストラクターは、そのマッサージの方法や知識、赤ちゃんの状態や扱い方、受講者の生活環境などと合わせて全体で考慮して指導を行います。
ベビーマッサージの中には、夜泣きを抑制したり、赤ちゃんに意外に多い便秘を解消させる為のマッサージといったものもありますので、実用的な育児手法の一つとして現在注目を集めています。
ベビーマッサージ資格が活用出来る職業
仕事内容として乳児を扱う事がある職業全般でベビーマッサージ資格は大いに活用できます。
ベビーマッサージは赤ちゃんに安らぎを与え、リラックスさせる効果もあります。
ですので、赤ちゃんに負担を掛けずに仕事をする事が出来ます。
例えば産婦人科の看護師であったり、0歳児からの入園が可能な保育園やこども園の保育士がこれに該当します。
ベビーマッサージ資格は通信講座で取得可能?
近年のベビーマッサージ資格の需要増加に伴い、その資格を認定する協会や団体が増加しています。
その中では通信講座で認定取得が可能な協会や団体も多くあります。
ベビーマッサージの資格取得の方法は通信講座の他にスクール型の講座や短期集中講座がありますのでそれぞれ解説します。
通信講座での取得方法
通信講座は、自宅での学習が主になりますので、お子さんを誰にも預けることが困難であったり、仕事が忙しく時間を作ることができないという方に人気がある取得方法です。
しかし、通信講座の多くがDVDやテキストが一度に送られてきて「あとはお任せします」という形式を採用しています。
必要な知識を身につけ、実際にベビーマッサージインストラクターとして指導出来るようになるまでには、高いモチベーションを維持する事が必要となります。
スクール型講座での取得方法
スクール型は、それぞれの団体が指定する学校、いわゆる認定校に通学し資格を取得する形式の講座です。
授業の日程も比較的自由に選択することが可能で、自分のペースでゆっくりと学ぶことができます。
空き時間が比較的多くあり、それを活用したいと考える主婦や学生に人気の講座形式です。
それぞれの団体が指定をする学校に、週に1回ぐらいのペースで約1ヶ月から2ヶ月ほど通学する事で資格取得となります。
自動車学校の授業をイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。
短期集中講座での取得方法
短期集中型の講座は、短期間(1日から2日間)で資格取得に必要な知識を学ぶことができる講座です。
保育士さん、看護師さん、助産師さんといったなかなか休みを取ることができない専門職の方に人気の取得方法です。
しかし、他の2つの取得方法に比べて短期での講座になるので高い理解力と実践力が必要になります。
ベビーマッサージ資格の取得難易度と倍率とは
ベビーマッサージの資格は民間資格ですので、ベビーマッサージを行う上で絶対必要になる資格ではありません。
その仕事をする為には必ず必要になる国家資格と比較すればその難易度は高くはありません。
講座を開催している団体によっては「合格率100%」を宣言している団体もあります。
この点から見てもベビーマッサージの資格の難易度は高くないと判断出来ます。
合格率や倍率は公表していませんが、短期集中講座の2日間の講座の内容をしっかり理解出来れば対応できるような試験内容となっているとの事なので、そう心配する事はないでしょう。
どちらかと言えば気軽に受験出来る資格の一つであると言えます。
ベビーマッサージ資格まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はベビーマッサージ資格の難易度や取得方法、取得後の仕事内容について解説しました。
ベビーマッサージの資格は民間資格で、取得する講座等も多くあり資格取得は比較的容易な資格です。
自身の状況にあった取得方法を選択すれば、問題なく資格取得が可能です。
しかし、通信講座は他の形式での講座に比べて受講料も安く設定されています。
ですので、他の講座に比べて手軽に始めることができるという利点があります。
自分の子どものためにとにかく手軽に始めてみたい、他の資格を通信講座で取得した経験がある方はまずは通信講座でのベビーマッサージの資格取得に挑戦してみましょう。