グリーンアドバイザーは幅広い年齢層(18歳以上)の男女問わずが目指せる、称号を活かして様々な業務活動や地域活動をすることができる資格です。
グリーンアドバイザー資格取得者は他にも園芸ソムリエ、花のお医者さんと呼ばれております。
グリーンアドバイザーの資格は「民間資格」です。
資格広場は、グリーンアドバイザーになるには?グリーンアドバイザーなるためには?グリーンアドバイザーになりたいを応援しております。
グリーンアドバイザーに必要な知識・受験資格
植物に関する基礎知識から園芸・ガーデニングに関する知識、また売り場の管理知識といった幅広い知識が必要です。
グリーンアドバイザーの資格は「公益社団法人 日本家庭園芸普及協会」が運営管理を行っております。
公益社団法人 日本家庭園芸普及協会とは:
家庭園芸の普及および啓発のための事業を行うことにより、家庭園芸の健全な育成を図り、国民の快適な生活環境の形成に資することを目的に設立されました。
グリーンアドバイザーの仕事内容
グリーンアドバイザーは、ガーデニングを楽しみたい一般の人達へ花など植物の育て方や楽しみ方などを適切に教えたり、それらについての正しい情報を提供できる専門家です。称号を活かして様々な業務活動や地域活動をすることができるうえ、協会が主催するイベントやセミナーに参加でき、企画・運営に関わる機会が得られます。
グリーンアドバイザー資格の勉強法
試験前に講習をうけるのだが、それを受けるにあたっても予備知識は必要不可欠です。そのためにもテレビ等で園芸の予備をつけ、写真ではなく実際に作業している映像からまずは園芸に対する理解力を深めます。また実際に花苗を購入して、水やりの頻度や量、肥料やりの頻度や量、どんな虫や病気がつくか等きちんと調べてから育ててみて経験をつけます。また販売されているテキストがとくになく、講習時に配布される植物の基本、園芸の基本、園芸作業などについて、協会が独自に作成した専用テキストしかないため、「趣味の園芸」などの園芸本を読んでおくとなおよいでしょう。
グリーンアドバイザーの試験料・試験内容・難易度・合格発表について
グリーンアドバイザーの資格試験料
受験料は一般37,000円 (税別)学生18,500円 (税別)再受講・受験27,000円 (税別)。学生は多少の割引があります。またこの受験料に講習のテキスト代と昼食代が含まれています。再受講・受験割引は、過去5年間にグリーンアドバイザー認定講習・試験を受講・受験したことがある方が対象となります
グリーンアドバイザー試験・検定の年間試験回数
毎年1回、8月下旬から9月上旬にかけて行われます。4月下旬から講習・試験案内を配布次第、申込を受け付け、定員になり次第締め切られてしまいます。
グリーンアドバイザー試験科目等の内容
2日間の講習があり、二日目の最後に筆記試験が実施されます。植物に関する生理学的基礎知識/現代生活と花・緑/種子・球根・苗の基礎知識/植物分類/植物の特性/播種・定植の方法/繁殖・交配の方法/用土・肥料の基礎知識/病害虫と薬品の基礎知識/園芸用品・用具の基礎知識/園芸作業/花壇・コンテナ・鉢物栽培の基礎知識/園芸デザインと飾り方/売場での管理などが出題され、試験は60分間の筆記試験。○×式40問、三者択一式40問、合計80問が出題されます。
グリーンアドバイザー資格の難易度
前途でも記述したようにきちんと勉強を行っていれば合格は難しくないです。ただし、受験資格が1.園芸関連業務の実務経験1年以上の者2.園芸関係学校を卒業、または卒業見込み者3.園芸に関する地域活動の指導的役割を果たす等、園芸に精通している者4.1.~3.の条件いずれか一つでも該当する18歳以上の者と定められているため、これを満たしていることが前提です。
グリーンアドバイザー資格の合格率
合格率は80%ほどと高い合格率。筆記試験前にある講習の内容をしっかり理解していれば合格は難しくないです。
グリーンアドバイザー試験の合格発表
例年9月下旬。ホームページで合格者を発表し、本人あてに合否の通知が送付されます。登録申請書と登録料の振込用紙もあわせて送られてきます。
グリーンアドバイザー資格取得後の就職先・年収・報酬相場
グリーンアドバイザー所持者の職業例
園芸相談員、園芸セミナー講師、植物生産、植物市場、種苗会社、肥料・用土・園芸薬品関連会社、園芸資材関連会社、園芸関連商社、園芸店・生花店、ホームセンター、行政・NPO法人(都市計画・環境・生産振興等)、造園業、グリーンレンタル、ガーデンデザイン、フラワーデザイン、学校・研究機関
グリーンアドバイザーに向いている人
園芸が好きで好きなことを仕事にしたい人、ガーデニングの良さを広めたい、地域に花を増やしたいという気持ちがある人などは向いている仕事でしょう。植物やお花の楽しみ方をたくさんの人に伝えていきたいというひと、人と話すのが好きなひとにもぴったりです。
グリーンアドバイザーと同じ分野の他の資格
園芸装飾技能士、ガーデンコーディネーター、園芸福祉士、ハンギングバスケットマスター、ローズ・コンシェルジュ、菊花園芸士、フラワーデコレーター、フラワーデザイナー、マミフラワー講師、マナコフラワーアカデミー教授草月流師範、 池坊の免状
グリーンアドバイザーの年収・給料相場
働く土俵によって給料は変わってくるが、一般的なサラリーマンと変わらない、もしくはそれよりも低い状況も見られます。この資格を持っているからと言って食べていけるというほど甘いものではないでしょう。
グリーンアドバイザーの現状
最近は少しずつ認知度があがってきており、そこから園芸ソムリエともよばれるようになってきました。しかしまだまだ認知度は高くない為、この資格を持っているからといって就職に非常に有利といったことはあまりないです。ただ、日本園芸普及協会に登録すると、ガーデニング教室の講師や、相談員などに依頼される機会を得ることができます。
グリーンアドバイザーの将来性
造園業というと、これまでは男性中心の職種だったが、グリーンアドバイザーの資格ができてからは、この分野にも女性の進出が著しく増えてきたと言われるほど、女性に人気の職種で、認知度が徐々にあがってきているため最近ではホームセンターの園芸売り場に、この資格を持った人を常駐させるところが増えるなど需要も高くなってきています。実力次第では独立も可能です。
グリーンアドバイザーの独立について
あくまで実力次第。まずは園芸店やフラワーショップ等で経験を積んでから資格を取得し、ステップアップを図るのが良いでしょう。
グリーンアドバイザー資格を所有している主な著名人
該当なし