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新しい投資の資格【投資診断士】とはどんな資格?資格の詳細まとめ

更新日:2024-03-19

新しい投資の資格【投資診断士】とはどんな資格?資格の詳細まとめ

2019年からスタートしたばかりの”投資診断士”という資格が注目を集めています。
投資診断士とは、投資をしてみたいと考えている方や、興味はあるけれど不安があるといった方を対象として、投資について啓蒙をしていくための資格です。

今回はこの投資診断士がどのような資格なのか、公式で受けられる研修の有無など、資格の詳しい特徴についてご紹介します!

【投資診断士】とはどんな資格?

2019年からスタートした新たな資格として、”投資診断士”というものが誕生しました。

そのため、まだ資格の名前も聞いたことがないという人の方が多いことでしょう。この資格をざっくりと説明すると、投資をしてみたいと考えている方や、興味はあるけれど不安があるといった方を対象として、投資について啓蒙をしていくための資格です。

今の時代に合った新しい投資アドバイザーの資格として、今後はより大きく注目されていくことと思われます。

いち早く投資診断士の資格を取得したいと思う方は、是非資格取得の為に申し込んでみませんか?投資に特化した知識を身に付けて、業務や就職、家計に役立てましょう!

投資診断士の特徴とは?

投資診断士の特徴として、次のようなものが挙げられます。

投資診断士は、株式や投資信託、生命保険や債券をはじめとして、不動産投資や現物投資、確定拠出年金、最近よく耳にするようになったFXや仮想通貨など、多岐にわたって投資に関する幅広い知識を得ることができます。

現在働いていたとしても、試験に申し込むことでテキストやeラーニングで学習する為比較的資格を取得することは簡単だとされているので、仕事の合間に勉強することも可能です。

資格を取得したあとは、自身の名刺などに「投資診断士Ⓡ」と載せることができます。

投資診断士はFPよりも実務に有利って本当?

投資

投資診断士は、FP(ファイナンシャルプランナー)よりも実務のうえで有利だと言われています。

ファイナンシャルプランナーはライフプランを重視した資金設計や計画の提案やアドバイスをし、投資診断士は投資に特化した資金形成や将来設計のための提案やアドバイスをします。

その違いについて、資格を創設した一般社団法人『投資診断協会』の高松伸吾・代表理事は次のように話しています。

他の金融関連の資格にはない点がある

ファイナンシャルプランナーとは、金融商品の仕組みなどを説明するなど、あくまでも「知識」の面に優れた資格です。しかし投資診断士は知識のみならず、「実務」に強いことが特徴だと高松代表理事は言います。

実務に強いと何が良いのかというと、投資に興味がある人々にとって「最も知りたい情報」について説明することができるということです。

金融商品には株や生命保険、不動産投資など様々なものがありますが、それらの良い点やマイナスな点について明確に伝えられます。

さらに他の金融関連の資格とは違う点として、投資する人のライフプランにあった提案をすることで、安全性や収益性、リスク許容度のうえでもぴったりの金融商品を紹介することができます。ファイナンシャルプランナーも大切な資格ですが、それ以上に投資診断士が実務に有利とあれば取得しない手はないでしょう。

金融の資格だから難易度は高い?

仕事をするうえでとても役立つ資格とあれば、取得に向けて興味を持った人もいることでしょう。特に金融業界の中でも証券会社や投資信託に勤めている方であれば、損をさせないようにしっかりとプランニングできなければ顧客が離れていってしまうだけでなく、会社にも損益を出させることになってしまいます。

そういったことにならないように、きちんと金融リテラシーの知識を深め、信頼関係を作り上げ、顧客専属の相談相手になれるように努めなくてはなりません。

全てお任せされるようなアドバイザーになる為に投資診断士の資格は創設されたので、今が資格取得に向けて動き出すチャンスです。資格取得に必要な知識は申し込んだ先に用意されていますので、悩んでる暇があるなら申し込みましょう!

難易度が心配な方は、投資診断士の資格の難易度はどのくらいなのかを以下で説明しているので、ご確認ください。

しっかり勉強すれば合格できる

投資診断士の資格は2019年の2月から試験が始まり、現時点で200人以上が応募し、そのうちの合格者は50人ほどとされています。

難易度について、高松代表理事は「テキストをしっかりと勉強していただければ、基本的には合格できるレベル」だと話しています。投資診断士の資格は投資診断協会の公式の教材での学習を受ける必要があり、試験は2カ月に1回の間隔で開催されています。

試験を受験する人は生命保険の募集人が多く、不動産投資会社や金融機関に勤務している人も徐々に増えているそうですので、もしも当てはまる業種に勤務している方は、受験を検討してみるのはいかがでしょうか。

ちなみに公式の学習を受ける費用は43,000円で、教材と試験費用までが含まれています。金融の仕事に携わっていない方や、主婦や学生の方でも学べる内容のため、一度チャレンジしてみるのも良いでしょう。

今後【投資診断士】はどのように活躍できる?

投資診断士

幅広い金融業界で必要なお金やお金の知識を学び、試験に合格する事が出来たなら、どう活かしていくのかも気になりますよね?

まだ誕生して数ヶ月しか経っていない投資診断士の資格ですが、今後はどのように活躍できるようになるのでしょうか?高松代表理事は次のように話しています。

セミナーを開催

現時点において、投資診断士の資格を取得した人は学んだことを仕事に活かしています。まだまだ具体例は少ないですが、それもこれから徐々に増えていくことでしょう。

投資診断士が活躍するために、高松代表理事は「投資診断協会が主催する”投資教育”をテーマにしたセミナーを開催したい」としています。そこでは金融商品の中身についてや、ポートフォリオの考え方や事例について示していく予定だということです。

さらに資格取得者が増加したあとは、取得者を対象に研修を行って「マスター」の制度を導入することも考えています。「仮想通貨」や「不動産投資」、「株式投資」などそれぞれのマスターを認定することで、より実務の面でも活かしていけますね。

投資は難しく煩雑なものであるため、投資診断協会が公正なアドバイスを行える窓口の設立も視野に入っています。

近いうちに、投資診断士の資格を取得した人があちらこちらで活躍するようになる可能性が高くなっているのです。

新しい投資の資格【投資診断士】まとめ

投資診断士の資格は2019年の2月からスタートしたばかりのため、まだ認知度や受験者数はそれほど多くありません。合格者も現時点では50人ほどしかいないとされていますが、今後は増加していくことが予想されます。

金融関係の資格はどうしても難しいように思えますが、投資診断士の資格は投資診断協会が主催する公式の学習としてテキストをしっかりと学習することで合格が十分に狙えます。身構えることなく、地道に学習に取り組んでいきましょう。

また、投資診断士の最大の特徴として、投資する人の安全性や収益性からみて、リスク許容度に合った金融商品の組み方の提案ができるというものがあります。これは他の金融関係の資格にはない点として、代表理事もアピールしています。

受験する人の多くは生命保険の募集人だそうですが、不動産投資や金融関係の会社に勤めている人が個人で受験するケースもあるようで、資格取得後は、名刺などに肩書きとして記すこともできます。勉強の内容は主婦や学生の方も対象となっているため、これから就職や転職活動をする人にとっても活用できる可能性はあるでしょう。

公式の学習講座もそれほど高額ではなく、教材と試験の費用も含まれているので、興味のある方、金融業界で活躍を目指す方はぜひ一度受験してみませんか?