”薬膳マイスター”の資格と言えば、薬膳を日本人の味の好みや体質に合わせた「和漢膳」について勉強できることで知られています。
民間資格であり、費用もそれほど負担なく学べることが魅力の一つですが、『生涯学習のユーキャン』での資格取得も可能でしょうか?
結論から言うと、ユーキャンで薬膳マイスターについての通信講座は、現時点ではありません。
ユーキャンで学べる薬膳関連の資格は、今のところ”薬膳コーディネーター”のみとなっています。
それでは、薬膳コーディネーターとはどのような資格なのでしょうか?
どのような評判の声があるのか、口コミや資格を取得するメリットについてもご紹介します!
ユーキャンの薬膳コーディネーター講座の口コミ・評判
引用:ユーキャン公式サイト
ユーキャンで学べる薬膳コーディネーターですが、一から薬膳のことを学びたいと考えて受講した人にとっては評判が高い傾向にあります。
薬膳のレシピも豊富に取り揃えられており、教材のテキストやDVDの分かりやすさも評判が良い理由の一つでしょう。
具体的には、次のような口コミがあります。
口コミ・評判①用語集で理解が深まる
薬膳について学ぶ際、専門用語の難しさに頭を抱えてしまう人もいるようです。
しかし、ユーキャンでの合格者は「付属の用語集を活用することにより、薬膳についての理解が深まった」とコメントしています。
さらに、「たとえ分からない単語がたくさん出てきても、とにかく読み進めることが大切。そうすることで、おおよその内容がつかめる」と学習方法についてもアドバイスしています。
分かりやすい用語集の教材だったからこそ、勉強にも身が入りますね。
口コミ・評判②時間・金銭面どちらも自分に合っていた
ユーキャンは最短4ヶ月で薬膳コーディネーターの資格取得が可能ですが、時間や金銭的に余裕があまりないという人にとって、これはとても有難いとのコメントも掲載されていました。
「費用も安価で、自分のペースで楽しく学べた。薬膳のレシピがたくさんあるので、楽しみながら調理が続いている」という、通信講座ならではの良さがよく伝わってきます。
口コミ・評判③自分の健康にもつながる
とくに多かった口コミとして、「自分の体質や体調に合わせたレシピが作れる」「自由な発想で調理できる」「多くのレシピがあるので飽きがこない」といったことが中心として挙げられていました。
とくにレシピの多さや健康について深く知れたことががメリットだと感じている人が多いようです。
資格を取得後に活かすかどうかは自分次第だとしても、薬膳の知識は持っていて損ということは決してありません。
値段もそれほど高額ではないため、チャレンジしてみる価値は大いにあるでしょう。
ユーキャンの薬膳コーディネーターのカリキュラム内容・料金
引用:ユーキャン公式サイト
ユーキャンの薬膳コーディネーターのカリキュラム
ユーキャンで学べる”薬膳コーディネーター”の資格とは、日々の食生活の中に薬膳を取り入れることができるので、仕事のみならず日常生活でも充分に活かせます。
薬膳コーディネーターの認定団体である「本草薬膳学院」と提携していることもあり、テキストの内容やカリキュラムなども学院が公認しているので、安心ですね。
薬膳に関する知識が全くない状態で始めたとしても、ユーキャンはわずか4ヶ月で資格の取得を目指すことができます。
試験はマークシート方式で、60点以上で合格となります。万が一残念な結果となってしまった場合でも、再々試験まで受験することが可能です。
ユーキャンの薬膳コーディネーターの費用
薬膳マイスターと薬膳コーディネーターは、資格を取得する際の費用の額が違います。
薬膳マイスターは受ける級によっても費用が違いますが、最も下の3級で34,000円です。
一方で薬膳コーディネーターは、ユーキャンに一括払いができる場合は44,000円、分割払いだと月々2,980円×15回(15ヶ月分=44,700円)ということになります。
薬膳マイスターの3級と比較すると、ユーキャンの方が1万円ほど高いことが分かります。
ユーキャンの薬膳コーディネーターをお得な料金で受講する方法
ユーキャンの薬膳コーディネーターをお得な料金で受講する方法はあるのでしょうか?
薬膳コーディネーターは2024年春の割引キャンペーンの対象ではない
ユーキャンの薬膳コーディネーターには割引制度はありません。※2024年4月時点
ただし、タイミングによってはキャンペーン対象となることも考えられますね。
ユーキャンの資格取得応援キャンペーンでは特定の講座が5,000円引きになります。
キャンペーンが気になる人はユーキャンの公式サイトをこまめにチェックしましょう。
薬膳のことを知りたい!と思ったら
薬膳とは東洋医学の知識を元に、栄養価の高い生薬を加えて作る料理のことを指します。
薬膳と聞くとどうしても薬のイメージが強いからか、「あまり美味しくなさそう…」と敬遠している人もいることでしょう。
しかし、現在は家族の健康や自身の美容に気を使って薬膳を進んで食べる人は増えており、従来のイメージとは違ったレシピもたくさんあります。
さらに、「薬膳のことをもっと知りたい、知ってほしい」と双方の需要と供給もあってか、薬膳に関する知識が深まる資格も誕生しています。
有名な資格としては”薬膳マイスター”、”薬膳コーディネーター”、”薬膳アドバイザー”、”薬膳インストラクター”などがあります。
その中でも、日本人の口に合う薬膳について知りたいと考えている方には、”薬膳マイスター”の資格がおすすめです。
薬膳マイスターで学べる知識とは?
薬膳マイスターは国際薬膳食育学会が主催している民間資格であり、レベル別に3級・2級・1級・特別師範という形に分けられています。
国際薬膳食育学会では、薬膳を日本人の好みの味や体質に合わせた『和漢膳』というものを提唱しており、通信講座を受講して勉強をします。
3級は主に薬膳についての基礎的な知識からスタートし、食材の効果や効能、様々な症状が体に表れた時にオススメのメニューなどが学べます。
それでは、通信講座として大手の一つである「生涯学習のユーキャン」では、薬膳マイスターの資格を取得することができるのでしょうか?
薬膳マイスターと薬膳コーディネーターの違いは?
薬膳に関する資格はどれもこれも同じに見えてしまう部分があるかもしれません。
だからこそ、どの資格を取得しようか悩んでいる方も多いと思います。
それではここで、”薬膳マイスター”と”薬膳コーディネーター”の違いについてご紹介します!
それぞれの特徴は?
まず特徴についてですが、薬膳マイスターは「薬膳のことを基礎から学べる」「日本人の味の好みに合わせた『和漢膳』が学べる」ということが大きな点です。
薬膳について様々な資格があるものの、『和漢膳』は薬膳マイスターのみで見られる独自の調理法です。
薬膳コーディネーターも「薬膳の基礎知識」をしっかり学べ、なおかつ家庭でも作れる「100種類のレシピ」を教えてもらえます。
特徴については正直なところ、ともに薬膳の勉強なので目立って大きな違いはありません。
ですが、日頃からよく食べる食事を中心に考える場合、薬膳マイスターの方が日本人寄りと言えますね。
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どんな人におすすめ?
薬膳コーディネーターの資格は、家族の食事や健康が気になるという方、体の中からキレイになることを目指している方、料理のレパートリーを増やしたい方、仕事で飲食業界に勤務している方や介護に携わっている方など、ありとあらゆる方にオススメの資格だとユーキャンはコメントしています。
薬膳はこれまで、家庭では作ることは難しいと思われがちでした。
しかし、少しでも興味があれば、とても楽しく学ぶことができる資格なのです。
ユーキャンの薬膳講座についてのまとめ
薬膳コーディネーターという資格について学ぶことができますが、薬膳マイスターの資格はユーキャンで取得できません。
薬膳の基礎から学べるので口コミの評判も良く、資格取得後のメリットもありますが、より実用的な方を目指すのであれば”薬膳マイスター”の方がオススメです!
薬膳の資格は、資格取得後に就職などですぐさま活用しなかったとしても、体調を崩した時や美容などで気になることがあった時、「薬膳を作って食べてみようかな」と思い立つ日が来るかもしれません。
普段の食事でも仕事面でもメリットの大きい資格なので、主婦の方を中心に人気があります!
気になる方は、薬膳マイスターの資格詳細を確認してみてはいかがでしょうか?