食事は生きていくうえで必要不可欠なものであり、とくに1歳児は徐々にいろいろな食べ物を口にして味を覚えていく大切な時期でもあります。そこで、1歳児に対して行う”食育”のねらいとは何でしょうか?
そもそも、食べ物で遊んだり汚してしまったりする時期の子供に食育は本当に必要なのでしょうか?
1歳児の発達に欠かせない栄養などについても見ていきましょう!
食育に関する資格のおすすめ3選
1歳児にも”食育”は必要なのか?
子育て中の皆様、いつもお疲れ様です。
まだ子供が小さいうちは自分の時間もほとんど持てず、子供につきっきりで食事など身の回りの世話を行なっていることと思います。
とくに子供が1歳児になる前は、まったく目が離せない状態が続くので、お母さんもお父さんもとにかく大変ですね。
さらに母乳やミルクを飲んでいた時期から離乳食に移り、その後は徐々に大人と同じものを食べさせる頃でもあります。
そこで大切なのが、”食育”です。
食育したくてもできない…
ですが、好奇心旺盛な1歳児が静かに食事を摂ることは無いに等しいと言っても過言ではありません。
せっかく作った食事をひっくり返す、投げつける、食べ物で遊ぶ…これの繰り返しで親は満足に自分の食事も摂れないことが多いと思われます。
そのような状況の1歳児に、食育をしたくてもできないと思ってしまうかもしれません。しかし、1歳児にもできる食育はあるのです。
1歳児へ行う食育のねらいとともに見ていきましょう!
1歳児に必要な食育とは?
続いては、1歳児に必要な食育について見ていきましょう。
とくに第一子の育児に携わる方は、食育の実践にもかなり力を入れたいと考えている方が多いのではないでしょうか。(もちろん、何番めの子供であっても大切です!)
まず、1歳児の食育で何よりも大切だとされているのが、「“食べる”ことに興味をもってもらう」ことです。
「食事は楽しいもの」というイメージを持たせる
食べるという行為が大好きな人も多いですが、子供にとって食事はさらに「刺激的なもの」だとされています。(大人が食事を刺激的だと思っていたら、それはそれで凄いですが…。)
何が刺激的なのかというと、食べ物を見ることも、匂いを嗅ぐことも、温度を感じることも、噛んで食感を楽しむことも、味を覚えることも、すべてです。
これらは1歳児の脳の発達、身体の発達どちらにも大切で、良い刺激なのです。
その食事に興味を持ってもらうことが、1歳児への食育のねらいとなっています。
1歳児は楽しいことや面白いことが大好き!
正直なところ、1歳児相手に食育と言っても、食べ物をおもちゃのように扱ってしっかり食べなかったり、汚しまくったりととにかく親が大変です。
大人しく何でもパクパク食べてくれる方法でもあるなら、そちらを知る方がよっぽど子育てに役立つと思えるほどでしょう。
しかし、“食べる”という行為は子どもにとって刺激的なものであり、とくに1歳児は楽しいことや面白いことが大好きです。
まだまだ色々なことを体験し始めたばかりの1歳児は、食べ物を見て・触れて・噛んで・匂いを嗅いでいくことが脳にも身体にも良い刺激となります。
食育の勉強は慌てなくても大丈夫ですが、もしも子供が1歳になるまでに知識を得たいという方は、リミットがあるので計画的に学習を進めておくと良いでしょう。
食べ遊びも、ある程度は大目に見ましょう
親が一生懸命作った食事を、子供が散らかしたり食べ遊びをすれば、確かにいい気持ちにはなりませんね。
とくに仕事をしている親御さんであれば、その疲れも相まってますますイライラしてしまいかねないでしょう。
ですが、前述のように1歳児への食育のねらいは「食事に興味を持ってもらうこと」と「食事は楽しいもの」というイメージを持たせる」ことです。
散らかしてしまったり、食べ遊びをしているようであれば、「それはダメなことだよ」と”伝える”くらいに留めておくのがベストです。
注意したり叱りつけたくなる気持ちは、痛いほどよく分かります。
しかし、大人であっても自分がしていることのすべてにダメ出しばかりされたら、誰だって不満が募っていきますよね。
子供が成長していくうえではある程度は仕方のないことだと割り切って、大目に見てあげてください。
みんなで食事をすることが、食育の基本
このように食育のねらいが分かっても、疲れがピークに達している時は「そんなことは難しい…。」と感じてしまうかもしれません。
しかし、子供を囲んでみんなで食事をするということも、立派な食育の一つなのです。これは、家族が全員揃っていなくてもOKです。
お母さんやお父さんだけでなく、おじいちゃんやおばあちゃん、兄弟たち、誰かと「ご飯、おいしいね」と言いながら食べることが大切です。
みんなの笑顔は子供も嬉しい
子供がモリモリご飯を食べている姿や、「おいしい」と言ってくれる姿はとても可愛いものです。
1歳前後では、大人の話す難しい言葉は理解できないですし、食べ遊びをなぜ親が注意しているのかも分からないでしょう。
ですが、毎日毎日食事の時間に家族がムスッとしていれば、子供でもいつか不穏な空気は感じ取ります。
そうなってしまうと、食への興味も失われる可能性があるのでたいへんもったいないことです。
どんな時も親は笑顔でいろということではありませんが、みんなの笑顔は子供も嬉しいので、できるだけ楽しく食事ができるように心がけたいですね。
食育インストラクターの資格がおすすめ
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続いては、食育に関するオススメの資格についてご紹介します。
『食育インストラクター』という民間資格は、家事や育児で多忙な方や、外出があまりできない方も在宅で受験ができる資格です。
子供の発達や必要な栄養、食育のねらいについても学べるほか、仕事にも活かせる内容となっています。
“教育”の要素がたくさん含まれている
『食育インストラクター』の資格は、食事のマナーや正しい食べ方をはじめ、食材の目利き力やメニュー作り、年代別の食についても学習できます。
さらに“教育”の要素がたくさん含まれているため、子供にも食材に関する知識やマナーなどを教えることができます。
大人と同じものを食べ始める1歳児くらいから優しく教えることで、自然と身につくことも多いでしょう。
ただ栄養などについて学ぶだけでなく、教育にも活かせるところが『食育インストラクター』のねらいとも言えます。
子供が何歳になっても役立つことばかりですが、もしも子供が色々と食べる1歳児になる前に資格を取りたい方は、しっかりと学習の計画の計画を立てておくと良いですね。
子供と関わる仕事にも活かせる
自分の子供の食育のみならず、仕事としても役立つのが『食育インストラクター』の資格です。
NPO日本食育インストラクターの資格も取得できるので、食育に関してさらに知識を極めれば人に教えることもできます。
例えば、食育についてのセミナーを保護者向けに開催したり、子供も参加できる料理教室を開くことで親子の絆を深めるお手伝いもできるようになります!
自分の中でもねらいを定めて勉強に取り組んでいきましょう。
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食育のねらいについてのまとめ
”食育”は食べ物の栄養や、発達にどのような影響を与えるかを学ぶというイメージが強いかもしれませんが、それだけではありません。
『食育インストラクター』の資格は子供の教育に関しても十分にねらいを定めており、食事のマナーや正しい食べ方なども学習できます。
他にも食育のセミナーや料理教室の開催にも役立つなど、仕事の面でもねらいがあるので、どう活かすかは自分次第とも言えますね。
また、『食育インストラクター』の資格は在宅での受験が可能となっているため、あまり外出ができないという方や、小さな子供がいるという方でも安心して試験を受けることができます。
家族の健康のために、食育に興味がある方はぜひ受験を検討してみてはいかがでしょうか。