実用英語技能検定やTOEICとは異なる、ケンブリッジ英語検定に関して調べてみました。
実はこのケンブリッジ英語検定、持っているととても便利なのです。
少々難易度が高い試験にはなりますが、興味があれば是非試験を受けて見みる事をお勧めします。
ケンブリッジ英語検定とは?
ケンブリッジ英語検定とは、ヨーロッハ?圏て?主流になっている英語検定になります。
試験に合格して、資格を取得すれば一生涯保持することが出来ます。
日本国内ではまだまだ認知度は高くないですが、現在留学生や外資系企業の社員の間では徐々に知られてきています。
試験の内容は読む・書く・聞く・話すの4部門か?総合的に問われる形になっています。難易度は実用英語技能検定などより高めです。
ケンブリッジ英語検定を受けておくと便利な事は?
ケンブリッジ英語検定は日常的な英語運用能力が試されます。
その為、難易度高めですが身に着けておくと様々な面でとても便利です。
また、ケンブリッジ英語検定の資格を持っているとなると、英語を話せるという証明になりますので就職の際にも有利になります。
ヨーロッパでは知名度も高いので、今後ヨーロッパ方面へ留学や就職を考えているなら必須の資格と言えるでしょう。
CPE ・CAE ・FCEのレベルの違いは?
ケンフ?リッシ?英語検定のレヘ?ルは、全部て?5段階あるのです。
それぞれレベルごとにご紹介させていただきます。
CPEとは
『Certificate of Proficiency in English 』の略であり、最上級レベルになります。
TOEICで約990点、TOEFLで約670点レベルでネイティブレベルの英語能力があるかどうかを測定。
英語圏の大学で、入学時に必要な英語力の証明として採用している他、世界各国の各機関で認められている資格になります。
このレベルになると、会話や筆記なども完全に流暢に出来ないと受かりません。
CAEとは
『Certificate in Advanced English』の略であり、こちらは上級レベルです。
TOEICで約870点、TOEFLで約610点レベル仕事で英語を駆使できる上級レベルの英語力があるかどうかを測定します。
英語圏の多くの大学では、入学時に必要な英語力の証明としてCAEを採用しています。
こちらも、ビジネス英会話ができるレベルになって初めて合格が出来る程度となっています。
FCEとは
『First Certificate in English』の略であり、こちらは中級レベルになります。
TOEICで約760点、TOEFLで約550点レベル最も受験者が多いレベルで、中級レベルの英語能力を証明する試験として世界的に有名です。
中級英語を使って、仕事や留学を目指す人用となっております。
今後、本気で英語を使う予定の人が登竜門的に受ける資格試験になります。
ほかには
TOEICで約630点、TOEFLで約480点レベル簡単な日常会話に参加できる英語力があるかどうかを測定する初級レベルの『Preliminary English Test 』もあります。
また、TOEICで約520点、TOEFLで約400点レベルPET(初級)の半分の語学力にあたるもので、
日常生活で必要な最も基礎的なコミュニケーション力を測定する基礎レベルの『Key English Test』もあります。
まだまだ英語を使い慣れていない人が受けるには受けやすい基礎初級レベルですが、
実際はこちらも日常会話などが出来ないと受からないので実用英語技能検定とは大きな違いがありそうです。
ケンブリッジ英語検定の難易度は?
ケンブリッジ英語検定の難易度に関しては、通常日本で生活し英語を使わない人間からするとかなり難しいと言えるでしょう。
初級レベルでさえ通常の英会話を出来ないと合格できないというのですから、実際に英語圏内で暮らしたことがあるという人でないと厳しいかもしれません。
どのレベルを受ければいいの?
ビジネス英会話の場合、FCEレベルが必要となるようです。つまり中級レベルという事になりますね。
日本人の留学生が資格として取りたいと受験するのも初級レヘ?ルのPET、中級レヘ?ルのFCEの受講者か?一番多いようて?す。
レベルによって、実際どれくらい話せればOK?
受ける人は何となくわかりましたが、ではそれぞれのレベルで実際どのくらいの英語力が必要になるのでしょうか。
CPEの最上級レベルでは英検1級以上であり、イギリスの大学入学許可の基準となる最上級レベルの試験となるようです。
つまり、会話だけでなく英単語の中でも普段使わないような難しい単語も知っている必要があります。
CAEの上級レベルは英検1級程度、仕事で英語を使用するプロフェッショナルな方向けとなっているようです。
イメージとして、英語で飛び交う会議の場で自分の意見をよどみなく言える程度、といったところでしょうか?
FCEの中級レベルで英検準1級程度、こちらも英語の日常使用する職場で働きたい方向けとなっています。海外勤務する方には必須の英語力となりそうですね。
PETの初級レベルで英検3~準2級程度となっています。英語圏での日常生活が送れるレベル。高校、短大、大学生向けとなっています。
ただ、英検の準2級程度では実は英会話は話す事は出来ません。せいぜい難しい英語のことわざや言い回しがわかるくらいです。その為、準2級よりもやや難しいと考えていた方がよさそうですね。
KETの基礎レベルでは英検3級程度の会話力が必要になるようです。
日常生活に必要な、書き言葉及び話し言葉による最も基礎的なコミュニケーションを認定するものです。こちらですと、高校の英語科などを卒業した段階で合格は可能かもしれません。
もっとも、基礎レベルが合格したとしても、アピール材料にするのは難しいと言えるでしょう。
出典:ケンブリッジ英語検定
ケンブリッジ英語検定の2018年の日程は
では、実際にケンブリッジ英語検定の試験を受けてみようと思い立った場合、いつが試験なのか調べてみました。
2018年だとCPEは開催しないようです。
CAEが10月20日(土)開催、FCEが10月13日(土)開催です。
しかし、実はケンブリッジ英語検定の試験を受ける為にはもちろん申し込みが必要です。
締め切りがそれぞ9月1日(月)必着と締切:8月27日(月)必着になっています。
その為、今年は難しく来年の受験になってしまいそうです。来年の情報は随時ホームページで確認できますので、気になる場合早めに日程は確認したいですね。
申込書はFAX・Mailで受付をしているようですので、是非申し込みは早い段階で行いたいものです。
ケンブリッジ英語検定の形式は?
試験の形式は、それぞれのレベルによって異なります。
PET
PETでは、リーディング&ライティングがまず行われます。サイン、パンフレット、新聞や雑誌などの読み取りをします。
ライティング問題では、約100文字の簡単な手紙を書くなど、実勢陰的な部分も求められます。
リスニングでは、アナウンス、モノローグ、会話などの聞き取りをおこないます。
スピーキングになると、受験者が2人1組になり、約12分間スピーキングを行います。
4つのパートに分かれており、簡単な自己紹介などから、写真描写等が行われますのでどれだけ単語や文章を話せるかが大事になります。
FCE
FCEでは、リーディング&ユース・オブ・イングリッシュがあります。
出題内容は小説やノンフィクション、ジャーナル、新聞記事、雑誌等、読んで応える必要があります。
ライティング問題では、全体的なライティング力が問われます。
パート1は手紙、記事、レポートなどの問題です。
パート2は5つのタスクから一つを選択し解答します。
パート1、2それぞれ140-190文字のライティング問題を行います。
また、リスニングではインタビューや討論、講義、会話等から出題される為、速いスピードの会話を確実に聞き取る必要があるのです。
スピーキングでは受験者は2人1組でスピーキングを行います。
CAE
CAEでは、リーディング&ユース・オブ・イングリッシュを行います。
かなり高度な読解力が要求されるようです。
雑誌、新聞、リーフレットなどからの出題され、時間的にスキャンしながら読み進めていかないと間に合わない量の問題となっています。
ライティングではパート1は手紙、記事、レポートなどの問題。パート2は5つのタスクから一つを選択し解答します。
リスニングではアナウンス、スピーチ、ラジオ放送、インタビューなどからの出題されます。
穴埋め・選択問題もあり、ネイティブスピーカーでないと厳しい内容になりそうです。
スピーキングは受験者2人と試験官2人で行われます。通訳のスキルや、交渉力など、様々なスピーキング力が問われる事になります。
まとめ
パッと見ただけでも、かなり難しそうな試験になります。
しかし、資格を取ってしまえば将来的に英語圏での仕事をするさい、英語が話せるという証明書のような物になります。
もし興味をもったならば、是非テキストなどを購入し勉強をしてみるというのもいいかもしれません。
オリンピックに向け、ますます多言語が必要となっています。ケンブリッジ英語検定の試験を目標に学んでみるのもいいかもしれません。