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家具職人は未経験でも仕事ができる?会社や店舗の詳細も

更新日:2019-06-29

家具職人は未経験でも仕事ができる?会社や店舗の詳細も

”家具職人”とは、家具デザイナーが設計した図面をもとにして家具を製作するという仕事をしています。
中には家具のデザインから設計、製作までを自ら行なっている家具職人もおり、活躍しています。

それでは、家具職人を目指す場合は未経験でもなれるのでしょうか?仕事はどのようなことをしているのか、就職できる会社や店舗はあるのかもご紹介します!

家具職人とは?

家具職人とは

”家具職人”とは、家具デザイナーが設計した図面をもとにして、家具を製作するという仕事をしています。
中には、自分で家具のデザインを手がけ、設計から製作まですべて行なっているという家具職人も存在します。

現在は安い価格で大量に生産されている家具も増えていますが、家具職人に依頼してオーダーメイドの家具を作ってもらうことも人気です。

どんな人が家具職人と呼ばれているのか

「家具職人」と呼ばれている人は、主に2パターンに分けられています。

1つは、『すべての作業を手仕事で行なっている職人』のみを指すとき。
2つめは、『オートメーション(自動操作)が中心の工場において、手仕事による部分を担っている職人』のことを指すときです。

ちなみに、オーダーメイドによる家具の製作を行なっている家具職人は、無垢材などの木製品を中心として扱っている人が多いと言われています。

未経験でもなれる?

熟練の技とスキルを駆使して活躍している家具職人ですが、未経験から目指す場合はどうすれば良いのでしょうか?

方法としては、まずは家具職人のことをしっかりと学ぶべく、何らかの学校に通うこと。さらに、すぐにでも現場に身を置きたいという人は、未経験でも雇ってくれる会社に入社することもできます。

では、それぞれのたどる道を見ていきましょう!

専門学校・短期大学・大学

未経験で何の知識もないまま就職することが不安だという人も、就職を希望している会社が未経験者を採用していなかったという人もいることと思います。
そこで進学を決意した人へ、ここではどの学校に通うと、どんなことが学べるのかについてご紹介します。

まずは専門学校・短期大学・大学についてです。

芸術や美術を中心に教えている専門学校や大学などでは、家具についても学べる学部があったりします。
家具を作ることだけを教えるのではなく、デザインのことも多く学びながらという形になります。

ただ、進学をするということは、膨大な費用がかかります。
とくに専門学校は全国の至るところにあるため進学には困りませんが、少しでも学費を抑えたい人は特待生での受験するなどしてみましょう。

学校に通うということは、その分野に特化した先生も多く在籍しています。
そのため、いつでも気になることを質問したり、相談に乗ってもらいやすいというメリットがあります。

木工学校

木工学校は、専門学校などと比較すると授業料がとにかく安い傾向にあります。

有名な学校もたくさんあり、とくに岐阜県には飛騨産業が運営する『飛騨職人学舎』と『岐阜県立森林アカデミー』、オークビレッジが運営する『森林たくみ塾』があります。

それぞれ面接や適性検査を経て、合格者のみが学ぶことができます。
合格者は授業料などが無料の学校もありますが、ある程度費用がかかる学校だったとしても、一生懸命アルバイトに励めば稼げないような額ではありません。

学ぶ年数もほぼ2年とされているので、専門学校や短期大学と同じくらいです。
また、皆が家具職人を目指して来ているので、ともに将来の家具業界を担う同士として切磋琢磨できます。

会社に飛び込んでみる

未経験だったとしても、会社側がそれを受け入れて採用し、必要な技術を教えてくれるというところも多く存在します。

とくに年齢が30代前半くらいまでの人だとチャンスも多いとされており、”見習い”として仕事をするところからスタートします。
その代わり、見習いの期間はお給料が安かったり、中には衣食住は保障されているものの、お給料を出さないといった会社もあります。

もしもお給料の出ない会社に就職する場合は、あらかじめ生活費を確保する必要があります。
ですが、一人前の家具職人として育ててもらい、見習いとしてでも衣食住が保証され、仕事とお給料を与えてもらえる環境はとても有難いことです。

未経験で会社に飛び込む人は、「立派に成長しよう」と心に決め、日々の仕事を頑張ってください。

就職や独立について

家具職人の就職や独立

学校に進学して必要なことを学び終えたら、いつかは就職することになります。

家具職人とは主にどのような会社に就職し、独立するにはどうするのでしょうか?

家具メーカーなどのホームページを見る

家具職人を職業としている人は、それほどいません。
そのためか、大手の家具メーカーや販売している店舗によっては、求人サイトなどに情報を掲載していないところも多々あります。

そのような企業は、会社のホームページに採用情報が掲載されていることもあるので、気になる会社をチェックしてみると良いでしょう。

ハローワークや求人サイト

ハローワークや求人サイトでは、家具職人を募集している企業の情報がたくさんあります。

ただ、ハローワークの場合は経験者を対象とした求人が多いことが特徴となっています。
しかし、繁忙期にアルバイトとして未経験者を歓迎していることはあります。

腕前や熱意を見込まれて正社員となれる可能性もゼロではないので、経験を積むためにも応募してみるのも一つの手です。

独立に必要なこと

家具職人として充分な経験を積んだあと、独立して自分の会社や店舗を持ちたいという人もいることでしょう。

独立できる年数などは決まっていませんが、自分の職人としての腕の良さや、様々な機械についての知識が必要になるなど、覚えなくてはならないことはたくさんあります。

さらに、自分の会社や店舗を持つということは、経営力や営業活動も重要です。
資金も必要になってくるので、焦らずコツコツと経験と実績を積んでいきましょう。

家具職人についてのまとめ

家具職人を目指す場合、未経験者を歓迎して受け入れてくれる会社に就職が叶えば、見習いから仕事を覚えられます。
お給料が支払われるかどうかは会社によりますが、衣食住も保証してくれることがあるので、しっかりと技術を覚えることに励むことができます。

未経験で社会に出ることが不安な人は、進学するという方法もあります。
自分がやりたいことにマッチしている学校にて、家具やデザインについての知識を深められることは良い経験となるでしょう。

一人前の家具職人になるまでは相当の苦労を要することになりますが、一つ一つの仕事が自分の力となっていくので、諦めずに努力を重ねていきましょう。