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プロジェクトマネージャ資格取得の難易度は?試験情報・年収・給料・報酬相場を分析

更新日:2024-10-03

プロジェクトマネージャ資格取得の難易度は?試験情報・年収・給料・報酬相場を分析

プロジェクトマネージャは幅広い年齢層の男女が目指せる、受験者数が伸び続けている一番の人気資格です。
プロジェクトマネージャ資格取得者は他にもITコーディネータ、情報処理技術者と呼ばれております。
プロジェクトマネージャの資格は「国家資格」です。

資格広場は、プロジェクトマネージャになるには?プロジェクトマネージャなるためには?プロジェクトマネージャになりたいを応援しております。

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プロジェクトマネージャに必要な知識・受験資格

受験資格はありませんので、誰でも受けることができます。ただ、企業や組織の中で重要なプロジェクトに関して、システム開発や提案・運営等多岐に渡る問題に責任を負わなければならないので、非常に幅広い知識が必要になります。情報処理に関する一般的な知識や、プロジェクトの進捗管理、マネジメント、提案方法等、一つのプロジェクトを正確にまとめ上げていく上で必要なものを網羅しなければなりません。

プロジェクトマネージャの資格は「独立行政法人情報処理推進機構」が運営管理を行っております。

独立行政法人情報処理推進機構とは:
独立行政法人情報処理推進機構は、プロジェクトマネージャ試験を管理運営する経済産業省所管の団体です。2004年1月5日に設立されました。試験事務は機構の一部である情報処理技術者試験センターが行います。

プロジェクトマネージャ

プロジェクトマネージャの仕事内容

企業や組織においてIT化が加速する中、情報システムは年々複雑化し、情報処理を扱う技術者もそれに合わせて細分化されてきています。ITに関する資格検定試験に様々な種類が設けられているように、その役割もより専門的なものになっています。一つのシステムを開発するプロジェクトを立ち上げた際、多くの技術者や計画をまとめ上げ総括するのがプロジェクトマネージャです。

プロジェクトマネージャ資格の勉強法

プロジェクトマネージャ試験はIT関連の資格の中でもかなり高難度の試験となっており、独学での合格が難しい人のための専門講座や通信教育が多数開講されています。実際にシステムエンジニアとして働き実務経験を積みながら受験する人も多いですが、かなり難しい試験となっています。筆記試験に関しては、参考書や過去問題集などを中心にシステム開発や運営に関する専門知識やセキュリティに関するものを徹底的に学習します。実務経験がある人でも難関なのが論述試験です。文章力を鍛えようと思ってもつい偏りがちになってしまう恐れがあるので、講座などで模試を繰り返し行い、客観的にチェックしてもらう環境に身を置くのも有効な手段です。

プロジェクトマネージャの試験料・試験内容・難易度・合格発表について

プロジェクトマネージャの資格試験料

受験料は5,100円になります。

プロジェクトマネージャ試験・検定の年間試験回数

試験は年に1回、10月に全国各地で行われています。

プロジェクトマネージャ試験科目等の内容

試験は筆記試験のみで、午前と午後に分かれていてます。午前はプロジェクトマネジメント分野を中心にシステム戦略や法務、セキュリティに関する基礎知識を問う四肢択一式問題、午後はプロジェクトマネジメントのあらゆる領域を問う記述式問題や課題について実務体験をもとに論述する問題が出題されます。また次の試験に合格又は基準点を得れば2年間、午前試験の科目が一部免除されます。応用情報技術者試験に合格すること、いずれかの高度情報処理技術者試験に合格すること、いずれかの高度情報処理技術者試験の午前Iに基準点以上を得ることの3つです。

プロジェクトマネージャ資格の難易度

情報処理技術者試験の中でも難度の高い試験の一つです。毎年合格率が1割前後ですので、その他の国家試験と比べてもかなり低い水準です。プロジェクトマネージャ試験は、実務経験をかなり積んだエンジニアが受けることが多いにもかかわらずこの低い合格率ですので、非常に難しいといえるでしょう。

プロジェクトマネージャ資格の合格率

平成28年度の合格率は14.5%ですので、高度情報処理技術者試験の中でもかなり難易度が高いといえるでしょう。

プロジェクトマネージャ試験の合格発表

年に1回10月に試験が行われ、12月中旬に試験センターのホームページに掲載されるのを照会することができます。年を越して1月上旬に合格証書が発送され、その約10日程後に官報に公示されます。


プロジェクトマネージャ

プロジェクトマネージャ資格取得後の就職先・年収・報酬相場

プロジェクトマネージャ所持者の職業例

コンピュータメーカー、情報処理企業、ソフトウェア企業

プロジェクトマネージャに向いている人

一つのプロジェクトを行う際にはその軸となって様々な技術者をまとめなければなりませんので、部下はもちろん、自分の上司や交渉する相手などど的確に意思疎通ができるコミュニケーション能力が必要です。またただ話を聞けばよいという訳ではなく、かき集めた情報を判断しその作業の分担を部下に正確に伝える判断力や統率力、さらには会社から求められたものを期限内に仕上げる全ての責任を負うので忍耐力や体力もある方がよいでしょう。

プロジェクトマネージャと同じ分野の他の資格

アプリケーションエンジニア、基本情報技術者、ソフトウェア開発技術者、システムアナリスト

プロジェクトマネージャの年収・給料相場

正社員として働いた場合、平均的な年収は600~650万円ほどとなっています。年代別に見ると、20代で500万円前後、30代で600万円半ば、40代で700万円前後、50代で800万円前後と、IT関連の他の資格を持っている人に比べるとかなり多いといえます。責任も大きく、様々な能力が求められる職種の為、取得すれば安定した収入を得ることができるようです。

プロジェクトマネージャの現状

IT化が加速する中、企業におけるプロジェクト数が増え、それに伴い必要となるプロジェクトマネージャ数も増えてきています。一つ一つが非常に重い責任を負うのにもかかわらず、求められる条件が多岐に渡り、短期間で成果を求められたり、低い予算枠しか与えられなかったりと、システムの複雑化に伴い非常に厳しい状況になっています。

プロジェクトマネージャの将来性

システムエンジニアになったからと言って、さらにそれら全てを統括するプロジェクトマネージャになるには、知識や技術はもちろん人望においても、そうそうなれる訳ではありません。資格試験も非常に難しいので、しっかりと勉強して無事に取得できれば、重要なプロジェクトを任され、技術者としても人間的にもさらに成長していくことができます。

プロジェクトマネージャの独立について

企業に属している場合、プロジェクトマネジメントの専門家であるにもかかわらず、他の職種に少し色がつくくらいの給与で働いている例も多くあります。一方独立してフリーランスやコンサルタントとして外注を受けている人の中には、年収1000万円やさらには2000万円を超える成功例もあるようです。

プロジェクトマネージャ資格を所有している主な著名人

該当なし