パソコンだけでも仕事が成り立つことが多いエンジニアは、家にいながらリモートで仕事をしているという方も少なくありません。
特にフリーランスとして仕事をする場合にはリモートでの仕事がほとんどのため、フリーランスのエンジニアを目指している方はリモートワークについて気になることも多いのではないでしょうか。
そこで、今回はエンジニアのリモートワークのメリットやデメリットなどをご紹介していきます。
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エンジニアはリモートワークも可能?
職種にもよりますが、エンジニアはネットに繋がったパソコンさえあれば仕事ができてしまうことも多いため、出社せずに”リモートワーク“で働いているエンジニアの方も少なくありません。
近年ではリモートワークを採用している会社も多く、場所にとらわれずに働けることからリモートワークの人気も高まっています。
またリモートの案件も増えているため、フリーランスエンジニアとしてリモートで働いている人もたくさんいます。
このようにリモートワークはエンジニアの働き方の一つとして定着しつつあるため、エンジニアがリモートで仕事をするのは十分に可能と言えるでしょう。
リモートワークはその特徴を理解することが大切
リモートワークは場所に縛られず働けることから、非常に魅力のある働き方に思えます。
しかし、リモートワークにはメリットもありますがデメリットもたくさんあります。
誰にでもおすすめできる働き方ではないため、リモートワークで働くならその特徴をしっかりと理解しておくことが大切です。
まずは、リモートワークのメリット・デメリットを確認していきましょう。
リモートワークのメリットは?
リモートワークならわざわざ出社する必要が無いため、様々なことが柔軟にできるのが最大のメリットと言えるでしょう。
時間を自由に使える
リモートなら働く時間も自由に決められることが多いので、自分の好きなように時間を使いやすいというメリットがあります。
昼夜を問わず働くことができますし、何か急に用事が入ったとしても対応しやすいです。
また、通勤時間が無くなるため自由に使える時間が長くなります。1日を効率的に過ごせるようになるため、仕事だけでなく家事や趣味もしやすくなるかもしれません。
場所を選ばず働くことができる
時間だけでなく、働く場所も自由に選ぶことができるのも利点です。
家の中はもちろん、気分転換にカフェに移動して働くといったことも可能です。
自分の集中できるスペースで働くことができるため、作業効率も上がるかもしれません。
また会社の近くにいる必要すら無いため、自分の好きな場所に住むことができます。
無駄な出費を抑えられる
家から出なくて良いので、無駄な出費を抑えることができます。
通勤にかかる交通費も必要ありませんし、食費も最小限で済みます。
リモートワークのデメリットは?
リモートワークにはリモートワークならではのデメリットが存在します。
情報共有がしにくい
直接会って話すことができないため、伝えたいことが正確かつ素早く伝わらないことがあるのが1つ目のデメリットです。
わからない部分があった場合に教えてもらうのも一苦労なので、ある程度その分野に詳しくなっておく必要もあります。
時間を使えるという意味では効率よく働けそうですが、その一方でコミュニケーションがうまく取れなかった時に作業効率が悪くなってしまうことを意識しておかなければなりません。
自己管理をしなければならない
働く場所や時間さえも自分次第であるため、集中して働けるよう自己管理をしっかりしなければなりません。
時間の管理がしっかりできないと仕事の効率がかなり悪くなったり、不規則な生活になりがちです。
仕事の時間と休憩時間も決まっていないため、自分の中で仕事と休憩の区切りをつけないといつも仕事に追われているような感覚におちいってしまうこともあります。
自己管理がきちんとできる必要があるというのが、リモートワークが誰にでも勧めることができない理由の一つです。
ある程度の実力が必要
先ほども述べたようにコミュニケーションが取りづらいため、ある程度専門知識を身につけて一人前のエンジニアにならないとリモートでの仕事は務まりません。
リモートでも安心して仕事を任せてもらうためにも、何年かは普通に働いて実績を得る必要があります。
またフリーランスの場合は収入が実力に依存しやすいため、安定して生活するためにはそれなりの技術や知識が必要となります。
リモートエンジニアになるためには?
では、どうすればリモートエンジニアになれるのかをご紹介していきます。
リモートで働きやすい職種を選ぶ
単にエンジニアと言ってもその職種は様々です。
中にはずっと現場にいる必要のあるエンジニアも多いため、リモートで働きたいならリモートが可能な職種を選ぶことが肝心です。
基本的には、”web系“のエンジニアを目指すことになるかと思います。webページ作成なら場所を選ばず行えるため、リモートエンジニアの多くがweb系のエンジニアです。
しっかり実力をつける
リモートエンジニアとして働くためには、リモートでも仕事を任せてもらえるだけの実力をつけることが大切です。
そのためいきなりリモートで働くのは不可能なので、まずは普通にIT企業に就職して自分の実力を磨きましょう。
リモートでは基本的に人に頼ることができないため、その職種の作業を初めから終わりまで全部一人でできるだけの技術を習得しておく必要があります
リモートエンジニアまとめ
出社することなく働けるリモートエンジニアは時間を柔軟に使えるため、近年人気の高い働き方になっています。
働く場所を選ばず無駄なお金もかからないため、エンジニアだからこそできる効率の良い働き方と言えるでしょう。
しかし、メリットがたくさんある反面デメリットも多いです。時間の管理を全て自分でやらなくてはいけないため、自己管理ができる人で無ければリモートで働くことはおすすめできません。
また、リモートで働くには様々な技術を身につけて一人前のエンジニアにならなければなりません。リモートエンジニアを目指したいという方は、まず普通に就職してエンジニアとしての経験を積むところから初めてみてはいかがでしょうか。