CGエンジニア検定は幅広い年齢層の男女が目指せる、CG業界の入り口を開くために役立つ資格です。
CGエンジニア検定資格取得者は他にもCGエンジニア・プログラマーと呼ばれております。
CGエンジニア検定の資格は「民間資格」です。
資格広場は、CGエンジニア検定になるには?CGエンジニア検定なるためには?CGエンジニア検定になりたいを応援しております。
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CGエンジニア検定に必要な知識・受験資格
基礎知識を問うベーシックと専門知識や応用力を問うエキスパートの2段階があり、CG制作におけるソフトウェアやツールにとらわれない幅広い理解、基礎の理解が求められ、映像表現などのスキルは問われません。
CGエンジニア検定の資格は「CG-ARTS(公益財団法人 画像情報教育振興協会)」が運営管理を行っております。
CG-ARTS(公益財団法人 画像情報教育振興協会)とは:
画像情報に関連する産業や文化の新たな誕生とその成長に貢献するために「人材育成」「文化振興」において、さまざまな活動を行っています。
CGエンジニア検定の仕事内容
CG・映像制作の効率化、作品の品質向上を目的に、研究開発、ツール制作、システム管理などを担当します。会社によっては、プログラマーと呼ぶ場合もあります。CG・映像制作では「広大な面積の背景に、ランダムに大量の木を配置する」といった機械的な作業や、「作品の世界観に合わせた独自シェーダを開発する」といった技術的な課題が数多く発生します。このような局面において、機械的な作業をなるべく自動化・効率化し、技術的な課題を解決することで、アーティストがクリエイティブな仕事に集中できる環境を整備することがエンジニアの仕事です。CG・映像制作の高度複雑化が加速するなかで、会社の価値や独自性を左右する重要なポジションと言えます。
CGエンジニア検定資格の勉強法
CGエンジニア検定には、CGの技術やプログラミングに関する基本的な知識が求められるベーシックと、ベーシックに加えて、ソフトウェアやハードウェア、システムの開発に関する知識や応用力が求められるエキスパートがあります。よほど自信がある場合を除き、まずは基礎ともいえるベーシックから始めることをおすすめします。CGエンジニア検定は専門性の高い資格になるため、特殊な用語や知識が必要となります。また、試験の内容や出題範囲、傾向を把握するうえでも、まずは実際に出題された過去問題に触れてみることが大切です。なお、参考書から勉強を始めてしまうと全体をくまなく勉強してしまいがちで、時間もかかり、最悪挫折しかねませんので、まずは分からなくてもいいので過去問題から始めることが効率的です。
CGエンジニア検定の専門学校や通信講座について
CGエンジニア検定の試験料・試験内容・難易度・合格発表について
CGエンジニア検定の資格試験料
エキスパート(旧2級)は6,600円で、ベーシックは(旧3級)5,500円です。
CGエンジニア検定試験・検定の年間試験回数
前期(7月中旬)と後期(11月下旬)の2回受験できます。前期の申込期間は4月初旬~6月上旬、後期は9月初旬~10月中旬となっており、全国各地20か所で受験することができます。
CGエンジニア検定試験科目等の内容
エキスパートはマークシート10問/80分の試験です。①CGとデジタルカメラモデル②座標変換とパイプライン③モデリング④レンダリング⑤アニメーション⑥画像処理⑦視覚に訴えるグラフィックス⑧CGシステム⑨知的財産権⑩関連知識が出題されます。ベーシックはマークシート10問/60分で①デジタルカメラモデル②画像の濃淡変換とフィルタリング処理③モデリング④レンダリング⑤アニメーション⑥システムと開発⑦関連知識が出題されます。
CGエンジニア検定資格の難易度
試験難易度については、エキスパートの合格率は概ね50%前後でベーシックの合格率は60%程度となっており、それなりに勉強すれば、比較的合格しやすい資格といえます。また、この資格には受験資格はありませんので、CGに関して初心者の方でも決して難しいものではありません。なお、CG初心者の方でも毎日1時間から2時間ほどの勉強時間がとれれば、1か月もすればベーシックは十分に合格できます。
CGエンジニア検定資格の合格率
近年合格率は、エキスパート:48.3%、ベーシック:65.9%ほどです。
CGエンジニア検定試験の合格発表
検定日より約60日後に郵送にて発送されます。
CGエンジニア検定資格取得後の就職先・年収・報酬相場
CGエンジニア検定所持者の職業例
映画、アニメーションのほか、より高度な技術を要求されるバーチャルリアリティ、ミックスドリアリティの分野でCGエンジニアの活躍が求められています。CG制作を技術的な側面から支えるCGプログラマー、ゲームプログラマー、ソフトウェアエンジニア、CADエンジニア、テクニカルディレクターなどの職種で活用できます。
CGエンジニア検定に向いている人
CGの作成に必要なソフトを扱うスキルだけでなく、システム開発の知識、地道にCGを作り上げる集中力が必要とされます。依頼主に要望や意図を引き出す会話力も重要です。コンピューターでモノづくりなど、何かを作り出し、表現する仕事をしたい人、CGを利用するゲームや映画、アニメ業界への興味があり、制作に携わりたい人に適しています。
CGエンジニア検定と同じ分野の他の資格
CGクリエイター検定、CGエンジニア検定、webデザイナー試験、webデザイン技能検定、画像処理エンジニア検定
CGエンジニア検定の年収・給料相場
CGエンジニアの平均年収は300~400万程度になります。
CGエンジニア検定の現状
現在では、ゲーム、映画、バーチャルリアリティなど、さまざまなエンターテイメントに必要不可欠なものとなったCGの技術ですが、CGを仕事にするといいっても、モデリングやアニメーション、コンポジットなどのいわゆるCGデザイナーから、CG関連のソフトウェアの開発やプロジェクト管理、制作進行など、その職域は多岐にわたり、そんなCG業界で役立つ資格の1つが「CGエンジニア検定」です。CG業界で働きたい方は、知っておいて損はないでしょう。
CGエンジニア検定の将来性
CG検定は決して簡単ではないですが、検定に合格していると、CG技術全般への正しい理解があり、専門的なことも知っている、という証明となります。特に専門学校や大学での専門的な学習経験や実際のスキルはないが、CG業界への就職を目指したい方にとっては役に立つでしょう。ただし、実技に関するスキルは問われないため、資格を取得したからといって、それだけでCG業界で働けるわけではありません。あくまで、理論や知識の裏付けになるということです。
CGエンジニア検定の独立について
制作会社に所属して活躍するほか、独立開業もできます。SOHOスタイルなどで開業する人も多いようです。
CGエンジニア検定試験まとめ
CGエンジニアとは、プログラムやツールの技術面からCGの作成に協力しサポートするお仕事でした。
CGエンジニア検定にはベーシックとエキスパートが存在していますが、ベーシックの難易度は高くない為、CGに興味があって資格取得を目指すなら是非挑戦してみましょう。
CGエンジニア検定試験は、ゲームプログラマーやバーチャルリアリティ(VR)、ソフトウェアの開発など様々な分野で活用できる能力で、CG全般への理解があることの証明となってくれることでしょう。