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ITパスポート試験とは
IT関連の資格試験の中でも登竜門的立場にあるのがITパスポート。
実はIT関連事業だけではなく、様々な業種でも役立つ基礎知識を問う試験なので、初学者でも通信講座等で学べば最短で3ヵ月程度で合格を目指せるのです。もちろん簡単な試験と言う訳では無いのでしっかりと合格に向けた学習をする必要があります。
通信講座には確実に合格する為に、満点を取ることよりも学習する範囲を絞った合格ライン以上を必ず取れる学習方法をとっているものが多く、受講期間も短めに設定されているので価格もお値打ちです。
ITパスポート試験の試験日程
ITパスポート試験は月に1~3回程度の試験日が用意されています。
2024年の試験実施日程については、各都道府県で大きく異なります。
希望会場の実施日については開催状況一覧でご確認ください。
試験日は基本的に金・土・日曜日が多いです。
試験の時間帯は1つの日程で2、3個用意される場合がほとんどです。
「午前・午後」2回ある場合や「午前・午後・夕方」3回ある場合もあります。
試験申し込みは試験日の前日正午まで申し込めます。
ITパスポート試験受験料について
ITパスポート試験の受験料は1回あたり5,700円(税込)です(2019年8月時点)。支払方法は3つあります。
- クレジットカード
- コンビニ支払い
- バウチャー
バウチャーについては、受験申込の前売りチケットのようなものを利用する方法です。
バウチャーは1回の申し込みで最大9,999枚のチケットを購入できる為、会社や学校などでまとめて受験する際に便利な支払方法かと思います。
ITパスポート試験の試験時間
会場によりますが、主に午前・午後・夕方の3パターンで行われ、120分の試験時間となります。
全100問の出題となり、全て多肢選択式となる為、筆記でないにしろ時間に十分気を付けて解答スピードを意識しましょう。
実施時間内の場合には遅刻の入場制限などはありませんが、時間繰り下げは行われません。
試験時間中にテストが終わった場合は終了時間前でも退出が可能になります。
ITパスポート試験の試験会場
ITパスポート試験の受験会場はなんと47都道府県すべてにあります。全国各地で受験できる点もITパスポート試験を受験しやすい理由の1つです。
ただし会場と日時ごとに座席数が限られますので、実施会場は試験開催状況一覧でご確認ください。
ITパスポート試験出題科目
ITパスポート試験は3分野から出題されます。
-
- 経営全般について「ストラテジ系」:約35問
経営戦略・マーケティング・会計などビジネスに関する基礎知識
-
- IT管理について「マネジメント系」:約20問
システム開発・プロジェクトマネジメント等の知識
-
- IT技術について「テクノロジ系」:約45問
ITに関する基礎知識と情報セキュリティなどインターネットに関する基礎知識
の3分野です。
問題数は全100問あり全て4つの選択肢から正解を選ぶ形式の問題です。
ITパスポートの合格ライン・難易度
ITパスポート試験に合格するためには、3つの分野でそれぞれの合格基準を満たすことと、3分野総合での合格基準を満たすことが必要です。全ての分野の内容の広い理解が大切ですね。
合格基準は以下の通りです。
- 総合評価点 600点以上/1,000点満点
- 分野別評価点 各3分野で 300点以上/1,000点満点
- 社会人の合格率:61.5%(IT系56.8%/非IT系64.6%)
- 学生の合格率:38.4%
合格率はおよそ50%程度です。国家試験の中では合格率が高く、比較的挑戦しやすい資格です。
学習に必要となる時間は約100~150時間が必要と言われていて、他の国家試験に比べ短時間で学習できるので、基礎知識があれば1ヵ月の集中的な学習を行う事で合格が可能になります。
全くの初学者でも、気軽に始められる通信講座なら低価格で、確実に合格出来るよう計算された効率のいい学習方法なので、安心して試験に臨む事が出来ます。
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ITパスポート試験の申込方法
ITパスポート試験は、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)にある公式サイトから申し込みをおこないます。
インターネットが使える環境ならどんな端末からも申し込めます。
ここでは、ITパスポート試験の申込方法についてご紹介します。
利用者IDの登録をおこなう
試験の詳細を選ぶ
利用者IDを登録したらパスワードが発行されます。
利用者IDとパスワードで利用者ページにログインし、試験会場や試験日時、受験料の支払い方法を選択して試験の申し込みをおこないます。
試験日や開始時間は会場によって異なるため、しっかり確認しなければいけません。
なお支払方法によって支払い時間が異なるので注意が必要です。
予約可能時期 | 支払い方法 | 支払い時間 |
---|---|---|
申込日5日後~3ヶ月後まで | コンビニ決済 | 00:00~23:59 |
申込日の翌々日~3ヶ月後まで | バウチャー決済 | 12:00~23:59 |
申込日の翌日~3ヶ月後まで | クレジット決済 | 00:00~11:59 |
確認票が届く
ITパスポート試験の申し込みをすると、受験者には確認票発行のお知らせが届きます。。
確認票には、受験日や受験会場、受験番号、会場への案内地図などが記載されています。
試験当日には受験番号・利用者ID・確認コードの入力が求められます。
もし上記の情報が当日に会場で記載されていない場合、試験を受けることができなくなるので注意が必要です。
したがって、確認票を受け取ったら必ず印刷し、試験会場に持参することをおすすめします。
ITパスポート試験 資格取得の難易度は?試験情報や取得後の年収など
ITパスポート試験の受験方式
ITパスポート試験はCBT方式で行われます。CBTとはComputer Based Testingの略でコンピューターで試験する方式を指します。
試験会場の座席にある受験者端末に受験番号などを入力してログインして試験が始まります。
ITパスポートはコンピューターで受験
ITパスポート試験の特徴はCBT(COmputer Based Testing)方式で行われる事です。
CBT方式は試験問題がパソコンに表示され、マウスとキーボードを使い解答を行います。
国家試験では初のCBT方式を採用しているので、事前にしっかりとCBT方式について理解しておきましょう。
コンピューターで受験するのは不慣れな方も多いかと思います。大事な試験のときにコンピューターをちゃんと扱えるか不安ですよね?
そんな方々にはCBT方式の練習をおすすめします!
ITパスポート試験の形式「CBT形式」を練習できる!
「CBT疑似体験ソフトウェア」とは試験当日にコンピューターで受けるテスト形式をあらかじめ自宅等のコンピューターで試せるものです。
全100問用意されていて、試験結果画面で各問題の解答を確認する事ができます。
ITパスポート試験の公式ホームページから利用できますので、本番でCBT方式に戸惑い「勉強の成果が発揮できなかった」とならないようにCBT疑似体験ソフトウェアを使ってみましょう!
ITパスポートの難易度は?合格のために必要な勉強時間をご紹介
就職の際に役に立つITパスポートとは?メリットや口コミをご紹介
ITパスポート試験を受験する際の注意点
ここでは、ITパスポート試験を受験する際に注意するべきポイントについてご紹介します。
試験には利用者ID・本人確認書類が必要
ITパスポート試験では受験者には受験票が送付されず、代わりに確認票をダウンロードして印刷し、試験会場に持参しなければいけません。
就職活動に向けて受験する学生も多く、なかには本人確認書類として学生証を利用する場合があります。
ただし、在籍年次以外の学生証は受け付けられず、スマートフォンで提示できる学生証も使用できないので注意が必要です。
したがって、確実に本人確認書類として利用できるものを持参することが重要です。
本人確認書類が適切でない場合、受験できない可能性もあるため事前に余裕をもって用意するようにしましょう。
申込内容を変更する場合は3日前まで
ITパスポート試験の申し込み内容は試験会場や試験日時などを含み、これらは試験日の3日前まで変更ができます。
3日前が短いと感じるかは人それぞれなのでよく確認しておく必要があります。
また変更期間は変更日の3日後から3ヶ月後までで、回数に制限はありませんが、1年を超える試験日は選択できないので注意が必要です。
なお支払い手数料は返金されないため、変更を考えている場合は早めの手続きが求められます。