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中小企業診断士の受験資格は?免除制度・合格するコツを解説

更新日:2024-07-18

中小企業診断士の受験資格は?免除制度・合格するコツを解説

中小企業診断士は、中小企業の経営診断と改善を行う専門家として活躍するための資格です。

これから中小企業診断士を目指す方や、キャリアアップを考えている方も多いでしょう。

しかし、具体的な受験資格や試験内容、さらには受験者の平均年齢について詳しく知りたいと思っている方もいるのではないでしょうか。

中小企業診断士の資格取得には、学歴や実務経験などの要件があり、試験内容も多岐にわたります。

そこで今回は、中小企業診断士の受験資格、科目免除制度、試験の出題内容を徹底的に解説していきます。

中小企業診断士の資格取得を検討している方は必見です。

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中小企業診断士に受験資格はある?

中小企業診断士の第1次試験は、年齢、性別、学歴等に関係なく、だれでも受験できます。

一方、第2次試験では受験資格が設定されており、受験資格を満たさなければ受験できません。

ここでは、中小企業診断士の第1次試験と第2次試験の受験資格を詳しく解説します。

  • 中小企業診断士の第1次試験の受験資格
  • 中小企業診断士の第2次試験の受験資格

中小企業診断士の第1次試験の受験資格

項目 受験資格
学歴 特になし
実務経験 特になし
年齢 特になし

中小企業診断士の第1次試験は、学歴・実務経験・年齢などは問われません。

基本的に誰でも受験できるので、幅広い層の方から人気が高い資格になっています。

中小企業診断士の第2次試験の受験資格

一方で、中小企業診断士の第2次試験は、試験内容によってそれぞれ受験資格が定められています。

試験の種類 受験資格
筆記試験 第1次試験合格の有効期間内であること
口述試験 第2次試験の筆記試験に合格していること

それぞれの試験の受験資格について、詳しく解説します。

筆記試験の受験資格

筆記試験では、第1次試験の合格年度を含む2年間は、受験資格を保有できます。

例えば、2024年に第1次試験に合格した方は、2024年と2025年の筆記試験に挑戦可能です。

ただし、2025年の筆記試験が不合格で、2026年に再チャレンジしたい場合、再び第1次試験を受験する必要があります。

また、2000年以前の一次試験合者は、一度だけ一次試験を免除して二次試験から受験できる特例措置があります。

口述試験

第2次試験の口述試験は、第2次試験の筆記試験に合格者が受験資格を有します。

なお、筆記試験を受験するのと同じ年度にしか受験できません。

第1次試験の時のように、翌年に受験資格を持ちこせない点に注意してください。

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中小企業診断士の免除制度とは

中小企業診断士の免除制度は、第1次試験で適用されます。

免除制度は、特定の条件を満たすことで試験の一部を免除される制度です。

この制度を利用することで、受験者は効率的に資格を取得することが可能となります。

中小企業診断士の第1次試験で、科目免除制度が適用される例は以下の通りです。

  • 公認会計士(公認会計士試験合格者を含む)
  • 弁護士(司法試験合格者を含む)
  • 不動産鑑定士(不動産鑑定士試験合格者を含む)
  • 技術士(情報工学部門登録者に限る)、情報工学部門に係る技術士となる資格を有する者
  • ITストラテジスト、システムアーキテクト、プロジェクトマネージャ試験、システム監査技術者試験、応用情報技術者試験の合格者

免除される科目は以下のいずれかになります。

  • 経済学・経済政策
  • 財務・会計
  • 企業経営理論
  • 運営管理(オペレーション・マネジメント)
  • 経営法務
  • 経営情報システム
  • 中小企業経営・中小企業政策

また、第一次試験の一部科目の合格者は、該当年度から3年以内に再度第1次試験を受ける場合、一部科目免除を受けられます。

なお、科目免除されるには、事前に申請する必要があります。

中小企業診断士の免除制度に関する最新情報は、中小企業庁の公式サイトでもきちんと確認しておきましょう。

中小企業診断士の合格基準・合格率

中小企業診断士の合格基準と合格率を、第1次試験と第2次試験でそれぞれまとめました。

試験 合格基準 合格率
第1次試験 総得点の60%以上で、かつ1科目でも満点の40%未満がないこと
※科目ごとの合格基準は、満点の60%以上
20%程度
第2次試験 【筆記試験】
総得点の60%以上で、かつ1科目でも満点の40%未満がないこと
【口述試験】
評定が60%以上であること
20%程度

第1次試験と第2次試験の筆記試験の合格基準点は、どちらも「総得点の60%以上で、かつ1科目でも満点の40%未満がないこと」です。

第2次試験の口述試験の合格基準点は「評定が60%以上であること」。

また、第1次試験と第2次試験の合格率は、それぞれ20%程度です。

ただし中小企業診断士試験自体で見ると、合格率は4%程度で、非常に取得が難しい国家資格になっています。

勉強時間の目安は約1,000時間とも言われます。

そのため、中小企業診断士試験の合格を目指すなら、最適な学習計画を立て、実践していくことが重要です。

独学に限界を感じる場合、通信講座の利用も検討しましょう。

中小企業診断士の試験出題内容は?

中小企業診断士の試験は、第1次試験と第2次試験で構成されています。

それぞれの試験では異なる分野から問題が出題され、多角的な知識が求められます。

以下に、試験出題内容の詳細を解説します。

  • 第1次試験の内容
  • 第2次試験の内容

第1次試験の内容

第1次試験は、中小企業診断士として必要な基礎知識を問う試験です。

経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策などの科目が出題されます。

以下の表に、第1次試験の科目とその内容を示します。

科目 内容
経済学・経済政策 経済理論、経済政策の基礎知識
財務・会計 財務管理、会計原則
企業経営理論 経営戦略、組織論
運営管理(オペレーション・マネジメント) 生産管理、品質管理
経営法務 商法、会社法
経営情報システム 情報システムの導入と管理
中小企業経営・中小企業政策 中小企業の経営戦略、政策

第2次試験の内容

第2次試験では、第1次試験で学んだ知識を基に、より実践的な問題が出題されます。

事例問題が中心で、実際の企業の経営課題を解決するための提案を行う形式です。

筆記試験と口述試験の2段階で構成されます。

筆記試験では、短答式又は論文式で行われ、筆記試験合格者が口述試験を受けられます。

第2次試験に備えて、実際のビジネスシーンを想定した問題に取り組み、より実践的な知識を身につけましょう。

中小企業診断士試験に合格するコツ

中小企業診断士試験は非常に難易度が高い国家資格です。

合格を目指すためのコツを以下で紹介するので、学習計画を立てる参考にしてください。

  • 計画的な学習スケジュールを立てる
  • 科目ごとの学習法を工夫する
  • オンライン講座を活用する

計画的な学習スケジュールを立てる

中小企業診断士試験に合格するためには、まず計画的な学習スケジュールを立てることが重要です。

試験範囲は非常に広範囲にわたるため、無計画に学習を進めると、全ての内容をカバーすることが難しくなります。

まず、試験日から逆算して全体の学習期間を設定しましょう。

次に、月ごとの目標を設定し、どの月にどの科目を学習するかを決めます。

週ごとのスケジュールも具体的に立て、毎日の学習時間を確保することが大切です。

例えば、平日は毎日1時間、週末は3時間学習するなど、継続的に学習できる環境を整えます。

また、定期的に進捗を確認し、必要に応じて計画を修正することも効果的です。

計画的に学習を進めることで、試験直前に焦ることなく、落ち着いて試験に臨むことができます。

科目ごとの学習法を工夫する

中小企業診断士試験は、経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論など、多岐にわたる科目で構成されています。

各科目に特有の学習方法を工夫することで、効率的に知識を身につけることができます。

例えば、経済学・経済政策では基本的な経済理論を理解し、過去問を繰り返し解くことで出題傾向を把握します。

財務・会計では簿記の知識を深め、問題集を多く解いて計算力を高めましょう。

企業経営理論では理論を体系的に理解し、事例問題を多く解くことで応用力を身につけます。

運営管理では生産管理や品質管理の具体例を学び、実践的な知識を深めることが重要です。

それぞれの科目に対して適切な学習法を取り入れ、バランスよく学習を進めることが合格への近道です。

オンライン講座を活用する

独学に自信がない場合や、より効率的に学習を進めたい場合は、オンライン講座の活用がおすすめです。

オンライン講座は自宅で好きな時間に学習できるため、忙しい社会人にも適しています。

ビデオ講義を視聴することで、専門家の解説を聞きながら理解を深めることができます。

また、オンライン講座では模擬試験や問題集が提供されていることが多く、これらを利用することで実力を試すことができます。

さらに、オンラインフォーラムやチャット機能を活用して、講師や他の受講生とコミュニケーションを取り、疑問点を解消することも可能です。

質の高いオンライン講座を選び、自分の学習スタイルに合った方法で取り組むことで、試験対策を効率的に進めることができるでしょう。

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中小企業診断士とのダブルライセンスにおすすめの資格

中小企業診断士の資格は、他の資格と組み合わせることでさらに価値を高めることができます。

ダブルライセンスを取得することで、より広範な業務に対応できるようになり、収入やキャリアの幅が広がる点も魅力です。

以下に、中小企業診断士と相性の良いおすすめの資格について詳しく解説します。

  • 税理士
  • 社会保険労務士
  • 行政書士

税理士

税理士の資格は、中小企業診断士と非常に相性が良い資格の一つです。

税務に関する深い知識を持つことで、クライアントに対して総合的な経営アドバイスを提供できるようになります。

税務相談や税務申告の代行など、幅広い業務をカバーすることが可能です。

社会保険労務士

社会保険労務士の資格も、中小企業診断士と非常に相性が良い資格です。

労務管理や社会保険に関する専門知識を持つことで、企業の人事・労務面での課題解決をサポートできます。

労働法や社会保険制度に関するアドバイスを行うことで、企業のコンプライアンス強化にも寄与するでしょう。

行政書士

行政書士の資格も、中小企業診断士と組み合わせることで大きなメリットがあります。

企業の設立や各種許認可申請の手続きをサポートできるため、企業活動のあらゆる局面でクライアントを支援することが可能です。

特に、中小企業の事業拡大や新規事業の立ち上げを支援する際に、行政書士の知識が非常に役立ちます。

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中小企業診断士の受験資格を満たしてから資格取得を目指そう

中小企業診断士の資格取得を目指すにあたって、学歴・実務経験・国籍・年齢など、受験資格に制限はありません。

基本的に誰でも受験できます。

さらに、特定の条件を満たすことで一部試験が免除される制度もあるので、事前確認が大切です。

中小企業診断士の試験は、第1次試験と第2次試験(筆記試験と口述試験)の実質3段階に分かれています。

それぞれに適した対策を立てて合格を目指しましょう。

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