不動産鑑定士とは、不動産を市場経済や地理的状況などのさまざまな角度から価値を鑑定する仕事です。
不動産の鑑定評価は不動産鑑定士にしかできない独占業務となっており、専門性が高いといえます。
不動産鑑定士になるには不動産鑑定士試験に合格しなければならず、通信講座や予備校に通うのが一般的です。
そこで今回は不動産鑑定士の資格取得におすすめの通信講座や予備校について紹介します。
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対象者 | こちらから対象講座に申し込んだ方 |
対象講座 |
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期間 | 4月1日~4月30日まで |
問い合わせ先 | [email protected] ※株式会社アガルートではお問い合わせの受付を行っておりません。ご不明点やご質問は上記メールアドレス宛にご連絡下さい。 |
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通信講座 | 費用 |
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不動産鑑定士のおすすめ通信講座・予備校3選
ここでは、不動産鑑定士のおすすめの通信講座・予備校について比較していきます。
- ランキングの基準
- 費用
- 学習時間
- 合格実績
通信講座 | コース・費用 | 学習時間 | 合格実績 |
---|---|---|---|
アガルート | 【2025年合格目標】
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約266時間 | 非公開 |
TAC |
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約390時間 | 2024年度は84名 累計の論文式試験合格者占有率69.9% |
LEC | 不動産鑑定士【2025年合格目標・短答+論文基礎コース】
不動産鑑定士【2025年合格目標・短答+論文フルコース】
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2024年度:非公表
2023年度:140名中49名合格 |
アガルート
項目 | 内容 |
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料金 | 【2025年合格目標】 短答式試験・論文式試験対策フルパック/305,800円(税込) |
講義時間 | 約266時間 |
受講方法 | オンデマンド講義(PC・スマートフォン・タブレット) |
合格率 | 非公開(2023年10月31日リリース) |
サポート体制 |
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公式サイト | https://www.agaroot.jp/kanteishi/ |
アガルートの不動産鑑定士試験講座は、2023年10月31日に満を持してリリースされた比較的新しい資格講座です。
アガルートでは不動産鑑定士試験講座以外にも、宅地建物取引士・マンション管理士・賃貸不動産経営管理士といった不動産関連の資格が提供されているのでダブルライセンスにもおすすめです。
「最短ルートでの合格」を目標とした内容となっており、短答式試験・論文式試験それぞれを徹底的に分析した効率的なカリキュラム設計となっています。
ランク付けされた10年分の過去問題集
アガルートでは10年間の過去問題が重要度に基づいてAからCのランクに分類された過去問集が特徴的です。
学習の優先順位があらかじめ明確にしてあるのではじめて学習する人でも効率的かつ安心して進められます。
選りすぐった問題は講義で詳しく解説されるため単に解答するだけでなく、確実に知識を習得することができるでしょう。
また、法改正があった場合にはフォロー制度のホームルームで解説が行われるため、安心して学習を続けられます。
さらに、試験委員の先生が発表される2月以降には予想される問題についてホームルームで解説し、資料として配布しますので試験委員対策も万全です。
出題傾向を反映した論証集
アガルートのテキスト・論証集では近年の出題傾向を分析し、各論点の重要度を明確にしているので初めて学ぶ方や忙しい方におすすめです。
最近では小問形式での典型的な論点が多く出題されるため、アガルートでは小問形式に特化したコンパクトな論証集が用意されています。
論証集は受験において想定される典型的な論点を幅広くカバーしており、試験範囲を一通り学ぶためのテキストには厳選された過去問やオリジナルの論文問題が就労されています。
テキストと論証集を繰り返し使うことでより深い理解や効率的に学べるメリットがあります。
充実した講師によるサポート
アガルートでの不動産鑑定士講座では以下のフォロー制度が充実しています。
- オンライン質問サービス(KIKERUKUN)…不明点を直接講師や合格者に質問できるオンライン質問サービス
- ホームルーム…隔月奇数月の10日ごろ配信される、勉強方法の悩みなどに講師が直接回答するサービス
- 学習導入オリエンテーション…教材が届いた後に学習の進め方や教材の効果的な使い方、フォロー制度の利用方法など、講座を最大限に活用するためのオンラインガイダンス
アガルートのオンライン質問サービスは短答式および論文式試験対策のフルパック受講者専用の機能であり、受講期間中に最大50回まで講師に直接質問することができます。
また受講生の多くが共通して疑問に思う点については、ホームルームで取り上げられることもあります。
2023年10月31日に開始されたこの講座では利用できるフォロー制度は限られていますが、今後新たなサービスが追加される可能性があります。
またアガルートでは「2025/不動産鑑定士試験/短答式試験・論文式試験対策フルパック」を受講し合格した場合、全額返金・お祝い金(30,000円進呈)の特典があります。
ほかにも最大20%割引になる各種割引制度も充実しているのでぜひチェックしてみて下さい。
TAC
項目 | 内容 |
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料金 |
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講義時間 | 約392時間(全157回х2.5時間) ※オリエンテーションは除く |
受講方法 | 配信講義を受講 |
合格率 | 2024年度は84名 累計の論文式試験合格者占有率69.9% |
サポート体制 |
|
公式サイト | https://www.tac-school.co.jp/kouza_kantei.html |
TACは不動産鑑定士試験合格者のうち60~70%程度を輩出する通信講座です。
「初学者向け」と「受験経験者向け」に分類されており、自身のレベルや目標など一人一人に合わせたコースが用意されています。
またなかには一般教育訓練給付制度対象コースもあるので、少しでも費用を抑えたい方におすすめです。
圧倒的な合格実績
TACの不動産鑑定士講座は2024年度の時点で合格者占有率69.9%という圧倒的な合格実績となっています。
過去10年の合格実績を見ても毎年6~7割程度を推移しているので、合格実績を重視する方にはおすすめです。
年度 | TAC受講生の占有率(TAC合格者数/全体合格者数) |
---|---|
2024年 | 57.1%(84名/147名) |
2023年 | 59.5%(87名/146名) |
2022年 | 65.0%(93名/143名) |
2021年 | 67.4%(91名/135名) |
2020年 | 70.3%(95名/135名) |
2019年 | 70.2%(85名/121名) |
2018年 | 70.0%(82名/117名) |
2017年 | 71.6%(76名/106名) |
2016年 | 73.7%(76名/103名) |
2015年 | 76.0%(76名/100名) |
「全国公開模試」で自身のポジションを把握
TACの高い合格率を支える要素の一つに、「全国公開模試」が挙げられます。
全国公開模試はTAC校舎または自宅で受験できるものとなっており、 短答式全国模試は毎年4月に1回、論文式全国模試は毎年5月から7月の間に2回行われ、各回約400名の受験生が参加しています。
TACの公開模試は高い精度を誇り、2022年度に実施された第2回論文式公開模試では上位100名のうち53名が最終的に不動産鑑定士の資格を取得した確かな実績があります。
毎年、成績上位者は不動産鑑定士本試験でも優れた成績を収める傾向が見られるので、自分の実力を確認するためにもぜひTACの「全国公開模試」を積極的に受験してみてください。
レベルに合わせた教材
TACでは受講者のレベルに応じて「初学者向け」と「受験経験者向け」の2種類の教材があり、それぞれの理解度に合わせた講義を実施しているのが特徴です。
また「不動産鑑定士試験に関連する範囲と内容」を重視し、本試験の傾向を分析した上でテキストや模擬試験などの教材を開発しています。
TACの講師陣が豊富な経験と情熱をもとに長年にわたって蓄積されたデータと最新の情報を分析し、毎年本試験の内容に的中させています。
実際、合格者の中には「役に立った」といった声も寄せられています、
さらに、TACの講師陣は本試験の傾向を常に分析し、短期間での合格に必要な要素を追求しているため効率的に学習を進めたい方にとって非常におすすめです。
LEC
項目 | 内容 |
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料金 |
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講義時間 | 約420時間(全168回х2.5時間) |
受講方法 | オンデマンド講義 |
合格率 | 2024年度:非公表
2023年度:140名中49名合格 |
サポート体制 |
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公式サイト | https://www.lec-jp.com/kanteishi/ |
LECの不動産鑑定士試験講座は大手資格予備校ならではの豊富な経験とコースが魅力です。
最新の試験制度に基づいたカリキュラムが組まれていおり、LECの不動産鑑定士試験講座は本試験における的中率が高いことで知られています。
具体的には過去の短答試験や論文試験で多くの問題を的中させています。
基礎重視のオリジナル教材
LECではレイアウトや表記・内容など、基礎力重視で本試験に臨めるオリジナル教材を採用しています。
たとえば「肢別過去問集」でじゃ、短答式試験の問題を選択肢ごとにバラしてた分野別に並べ替えたもので、従来の1問1問を解く方法以上に、各肢の知識を正確に学習することができます。
また問題ページでは各肢の右横に重要度を示す3段階の★印を示したうえ、学習の成果を記録するチェック欄も設けられているので効率的に学べるでしょう。
解説ページでは各肢ごとにテキストの該当ページを掲載しているんで、テキストへのフィードバックもしやすいものとなっています。
他にもLECではこだわりぬいたテキストがあり、公式サイトでは教材のPDFもあるのでぜひチェックしてみてください。
充実のフォロー・サポート
LECでは安心して学習を進められるように、スケジュール管理やモチベーション維持につながるフォロー・サポート体制が充実しています。
- 教えてチューター…学習期間中の教材・講義内容に関する疑問点、または受講 の進捗が悪いなどの学習相談等をLEC 講師・スタッフが回答するサービス
- PDFによる答案添削…本番さながらの添削アドバイスが入る、本試験に勝てる答案形式の答案添削
- スコアオンライン…答練・模試等の成績がインターネット上のマイページでチェックできる(公開後は全国どこでもすぐに見れる)
「おためしWeb受講制度」で無料体験!
LECでは、各講座において「おためしWeb受講制度」を利用できます。
「おためしWeb受講制度」では実際の講義の様子や講師との様子、LECの便利な機能をスマホなどで体験できます。
内容ごとに複数のおためし講座が提供されているため自分が興味のあるものを選んで受講してみるといいでしょう。
ただし、講座によって視聴期限が異なるため注意が必要です。
不動産鑑定士になるための費用はどれくらい?大学・専門学校・通信学校と比較
不動産鑑定士の通信講座・予備校の選び方
ここでは、不動産鑑定士の通信講座・予備校を選ぶ際のポイントについて紹介します。
合格実績
通信講座・予備校を選ぶ際には合格実績をチェックしていくといいでしょう。
なぜなら自信を持っている通信講座は合格実績を公表していますし、合格実績が高いということは合格に必要なカリキュラムやサポートが充実している可能性が高いためです。
通信講座 | 合格実績 |
---|---|
アガルート | 非公開 |
TAC | 2024年度は84名 累計の論文式試験合格者占有率69.9% |
LEC | 2024年度:非公表
2023年度:140名中49名合格 |
上記の表からも分かるように、TACが圧倒的な合格実績を誇っていることが分かります。
アガルートは2023年に開校されたばかりなのでまだ正確なデータがない可能性が高いです。
また合格実績の高さも重要ですが、サポート内容や費用などほかの要素も踏まえて判断することも大事です。
オンラインに対応しているか
通学せずに学びたい方や近くにスクールがない方はオンラインで受講できる通信講座がおすすめです。
オンライン形式であれば好きな時間と場所で学習を進めることができるので、仕事や家事と両立しながら学ぶ方でも自分のペースで学べるメリットがあります。
今回ご紹介した通信講座の中でもとくにアガルートは、完全にオンラインで学べるため自分のライフスタイルに合わせて勉強できるでしょう。
サポート内容
不動産鑑定士の学習は専門用語や法改正などがあり、初学者にとってはかなりハードルが高いとおもわれます。
いつでも相談・質問できる環境が整っているところだと、すぐに不明点を解決できるだけではなく同じように資格取得を目指す人との交流もあるのでモチベーション維持にも役立ちます。
通信講座 | 合格実績 |
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アガルート |
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TAC |
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LEC |
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各予備校ごとに独自のサポート体制をおこなっているので、自分に合ったサポートのあるところを選んでみて下さいね。
無料体験できる講座かどうか
通信講座の講座は説明会や公式サイトでもある程度確認できますが、講師との相性や授業の雰囲気までは掴みづらいことがあります。
通信講座によっては無料で体験入学できるところやオンラインでも無料受講できるところがあるので、比較する際はぜひ一度体験しておくことをおすすめします。
ちなみに今回ご紹介した通信講座ではオンライン無料の受講ができます。
学校名 | オンライン無料受講 |
---|---|
アガルート | 無料体験 |
TAC | 体験Web受講 |
LEC | WEB公開講座 |
不動産鑑定士とは
不動産鑑定士は不動産を売却・賃貸・贈与したいと考える依頼者のために、土地や建物の価値を判断する業務を行う仕事です。
上記の業務のほかにも所有する土地の有効活用に関するコンサルティングなども不動産鑑定士の仕事に含まれます。
一見、不動産業者に限定されるように思われがちですが、実際には金融業界や国・地方自治体の業務に鑑定士が多く、独立して多様な分野で活躍するなど選択肢が多いのが特徴です。
一般企業への就職でも有利に働くこともあるため資格取得を目指す人もいます。
不動産鑑定士になるための費用はどれくらい?大学・専門学校・通信学校と比較
不動産鑑定士になるには
不動産鑑定士になるには以下のステップを踏む必要があります。
不動産鑑定士試験に合格する
不動産鑑定士になるにはまず、不動産鑑定士試験に合格する必要があります。
不動産鑑定士試験は短答式・論文式の2段階で実施され、それぞれ別日となるので計画的な対策が求められます。
短答式試験 | 論述式試験 | |
---|---|---|
受験資格 | なし | 短答式試験合格者 |
試験日 | 5月中旬の日曜日 ※2025年5月18日 |
7月下旬~8月上旬の日曜日を含む土・日・月の連続3日間 ※2025年8月2日~8月4日 論文式試験合格発表:2025年10月17日 |
試験会場 | 北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県 | 東京都、大阪府、福岡県 |
合格ライン | 7割程度 ※最低ラインあり |
6割程度 ※最低ラインあり |
合格率 | 36.2%(2024年度) | 17.4%(2024年度) |
試験内容 | 行政法規(択一式40問)鑑定理論(択一式40問) | 1日目 民法、経済学2日目 会計学、鑑定理論3日目 鑑定理論、鑑定理論※各科目大問2問。ただし3日目後半の鑑定理論は演習1問。 |
試験時間 | 4時間(2時間×2科目) | 4時間(2時間×2科目)3日間 |
受験料 | 電子申請 128,000円 / 書面申請 130,000円 |
不動産鑑定士試験の合格率は例年約33~36%、論文式試験は約14~17%、最終合格率でいうと5~6%程度となります。
合格率でいえば、司法書士試験と同レベル程度の難易度といわれています。
また不動産鑑定士試験の合格に必要な時間は2,000時間以上であり、仮に毎日3時間勉強しても約1年半~2年程度なので計画的に進めなければいけません。
実務修習を受けて修了考査に合格する
不動産鑑定士として働くには不動産鑑定士試験に合格するだけでは不十分です。
不動産鑑定士になるには実務修習を受け、最後に行われる修了考査に合格する必要があります。
実務修習は1年コース・2年コースのいずれかを選び、例年12月上旬ごろに実施されます。
実務演習は講義・講習→基本演習→実地演習→修了考査の流れでおこなわれ、まとめると以下の通りになります。
課程 | 講義内容 | 会場 | 期間・期日 | 費用 |
---|---|---|---|---|
講義・講習 | 実務に関する講義(前16科目) | eラーニング | 1年コース:4ヵ月 2年コース:11ヵ月 |
98,700円 |
基本演習 | 現地調査から 鑑定評価報告書の作成 |
東京 | 2~3日×4回 | 174,800円 |
実地演習 | 全13類型の鑑定評価報告書の作成 | 指導鑑定士が在籍する不動産鑑定業者、または指定大学機関のいずれかの実地演習実施機関 | 1年コース:11ヵ月間で作成 2年コース:1年11ヵ月間で作成 |
原則無料だが、別途料金が発生する場合あり ・物件調査実地演習: 22,000円 ・一般実地演習: 1演習あたり56,000 円(最大で約75万円) |
修了考査 | 記述試験、口述試験 | 東京 | コース終了の1月 | 36,600円 |
参考:実務修習 – 国土交通省
最後に修了考査は不動産鑑定士に必要な技能や能力を確認する者であり、修了考査に合格しなければ再受験ができます。
不動産鑑定士として登録する
実務修習の修了考査に合格すれば、晴れて不動産鑑定士として登録ができるようになります。
不動産鑑定士の登録を行う際は以下の必要書類を用意し、国土交通省の地方整備局に提出します。
- 履歴書
- (不動産鑑定士試験第三次試験の合格証書・不動産鑑定士試験の合格証書および実務修習の修了証・不動産鑑定士試験第二次試験の合格証書および実務修習の修了証)いずれかの証書の写し
- 身分証明書
- 禁錮以上の刑に処せられた者に該当しない旨の誓約書
- 公務員でないことの誓約書もしくは証明書
- 住民票抄本もしくはそれに代わる書面
不動産鑑定士の合格率
先にも述べたように不動産鑑定士試験は短答式・論文式の2段階の試験によって評価されます。
ここでは、短答式・論文式それぞれの過去5年分の合格率を紹介していきます。
短答式試験の合格率
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|
令和2年(2020年) | 1,415名 | 468名 | 33.1% |
令和3年(2021年) | 1,709名 | 621名 | 36.3% |
令和4年(2022年) | 1,726名 | 626名 | 36.3% |
令和5年(2023年) | 1,647名 | 553名 | 33.6% |
令和6年(2024年) | 1,675名 | 606名 | 36.2% |
上記の表からも分かるように短答式試験の合格率は例年33%程度です。
他の国家資格と比べると、宅建士は15~17%程度、行政書士が8~15%なので易しいように判断できます。
しかし不動産鑑定士試験は2段階であり、次の論文式試験のほうが難易度が高いといわれているのであくまで論文式試験を受けるための第一段階と捉えるのがいいでしょう。
論文式試験の合格率
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|
令和2年(2020年) | 764名 | 135名 | 17.7% |
令和3年(2021年) | 809名 | 135名 | 16.7% |
令和4年(2022年) | 871名 | 143名 | 16.4% |
令和5年(2023年) | 885名 | 146名 | 16.5% |
令和6年(2024年) | 847名 | 147名 | 17.4% |
上記の表からも分かるように論文式試験の合格率は例年15%程度です。
論文式試験の合格率が低い理由としては、論文式試験は知識があるだけではなく論文に書きなれる必要があることや鑑定理論・民法・経済学・会計学など試験範囲広いこと、そして各科目に足切り制度がある点などが挙げられます。
つまり、総合点で合格点に達していても各科目で一定水準の点数が取れなかった場合不合格となるということですね。
また論文式試験は想定試験であることから確実に何点取れば合格できる保証はなく、他の受験生を意識する必要がある点O難易度が高い理由のひとつです。
ちなみに不動産鑑定士試験の短答式試験と論文式試験の合格率を単純に掛け合わせた時の最終的な合格率は4~5%となります。
不動産鑑定士試験の合格に必要な勉強時間は2,000時間~5,000時間
宅建Jobコラムによると、一般的に不動産鑑定士試験の合格に必要な勉強時間は2,000時間~5,000時間程度だとされています。
期間だと1年半~2年程度が目安です。
内訳としては短答式で800時間~1,200時間、論文式は1,200時間~3,000時間となっています。
もちろん人によって必要な勉強時間は異なり、大学などで法律について学んだ方や宅建士などほかの不動産関連の資格を取った方は上記よりも短くなります。
短答式試験は800時間程度
短答式試験に合格するために必要な学習時間の目安は約800時間です。
短答式試験で出題される行政法規は37の法令が含まれており、学習には400時間~500時間など多くの時間がかかります。
一方、短答式試験の合格を目指す場合、鑑定理論の試験範囲は比較的狭いため、350時間~400時間など比較的短期間で合格基準に達することができます。
しかし、行政法規は論文式試験では出題されないため論文式試験を考慮すると、鑑定理論に重点を置くのがおすすめです。
論文式試験は2,000時間程度
論文式試験に合格するためには約2,000時間の学習が必要だとされています。
論文式試験は短答式試験では出題されなかった「民法」、「経済学」、「会計学」の学習に加え、論文式試験に向けた「鑑定理論(論文)」「鑑定理論(演習)」などがあるため短答式試験よりもかなり時間をかけなければいけません。
「民法」、「経済学」、「会計学」の3科目は範囲が広いものの、不動産鑑定士試験では司法試験や公認会計士試験のような難しい問題は出題されないのが特徴です。
したがって不動産鑑定士試験の主な焦点は鑑定理論にあると考えたほうがいでしょう。。
論文式試験は普段から論文を書くことに慣れていない方にとっては難しい分野であるため、第三者による添削や模擬試験を受けて慣れておくことが推奨されます。
不動産鑑定士の資格を取ろう!
今回は不動産鑑定士の資格取得におすすめの通信講座や予備校について紹介してきました。
不動産鑑定士資格講座の費用は短答式・論文式対策を含めたコースで、おおよそ30万~40万円程度だとされています。
安く講座を受けたい場合は、各学校が用意しているお祝い金制度や奨学金制度の活用、キャンペーンなどの割引制度を利用するのがおすすめです。
不動産鑑定士試験合格には最低でも2,000時間以上必要とされており、モチベーション維持やスケジュール管理などが求められます。
自分に合った通信講座を見つけるには費用だけではなく、合格実績やサポート体制などを見ておくと安心です。
また事前に無料で授業の雰囲気を見れる体験などができるところもあるのでぜひチェックしてみてください。
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対象者 | こちらから対象講座に申し込んだ方 |
対象講座 |
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期間 | 4月1日~4月30日まで |
問い合わせ先 | [email protected] ※株式会社アガルートではお問い合わせの受付を行っておりません。ご不明点やご質問は上記メールアドレス宛にご連絡下さい。 |
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