宅建の試験は毎年20万人前後の受験生を誇る大規模なもので、合格するのも簡単ではありません。
そのため、宅建のコースを打ち出している通信講座・予備校の数は多く、そのコース数も多種多様となっています。
選択肢が多いと、どの通信講座・予備校を選ぶべきなのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では宅建の通信講座・予備校選びのコツやおすすめ10選をランキング形式でご紹介、その他通信講座・予備校に通うメリットについて触れていきます。
名称 | 合格実績 | 料金相場 |
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66.26% | 98,000円 |
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非公開 | 252,692円(入学金+受講料) |
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57.5% | 59,800円 |
宅建士講座ならアガルート!
宅建士試験合格を目指すならアガルートアカデミーがおすすめです!
通勤や家事の合間など隙間時間を活用して、効率的に学習を進めることができる講座です。
宅建(宅地建物取引士)試験の難易度は高い?合格率は低い?出題範囲や偏差値・勉強時間の目安について解説
宅建通信講座・予備校のおすすめランキング10選
ここでは、宅建対策におすすめの通信講座・予備校について紹介します。
- ランキングの基準
- 料金
- 合格実績
- サポート体制
名称 | 合格実績 | 料金相場 | サポート体制 |
---|---|---|---|
アガルートアカデミー | 66.26% | 98,000円 | ・学習導入オリエンテーション ・オンライン質問サービス「KIKERUKUN」 ・オンライン演習サービス「TOKERUKUN」 ・毎月1回のホームルーム ・学習サポーター制度 ・バーチャル校舎 |
資格スクール大栄 |
非公開 | 252,692円(入学金+受講料) | ・受講生同士での交流 ・学習環境 ・専任キャリアナビゲーターによるカウンセリング |
クレアール |
57.5% | 59,800円 | ・メールと質問用紙での回数無制限の質問受付サービス ・予約制のカウンセリングを実施 ・紙教材のPDF化 |
スタディング |
非公開 | 19,800円(月額) | ・学習フロー&学習レポートの可視化 ・合格を目指す人と励まし合える「勉強仲間機能」 ・学習Q&Aサービ |
フォーサイト | 79.3% | 47,800円 | ・ライブ講義中のチャット質問機能 ・メールでの質問受付 |
資格の大原 | 非公開 | 146,800円~162,100円 | ・担任講師 ・オンライン質問 |
TAC | 75.5% | 149,000円 | – |
日建学院 | 合格率は非公開 2,817名の合格者数 |
308,000円 | – |
ユーキャン | 13,966名(過去10年) | 63,000円~ | ・添削あり(7回) ・質問あり(1日3回まで) ・その他オプションサービスあり |
LEC | 75.2% | 137,500円~ | オンラインでの質問 |
アガルートアカデミー
宅地建物取引士試験(宅建試験)講座 | |
---|---|
コース | 入門総合カリキュラム フル/ライト 演習総合カリキュラム フル/ライト |
価格 | 入門総合カリキュラム/フル:107,800円(税込) 入門総合カリキュラム/ライト:54,780円(税込) 演習総合カリキュラム/フル:129,800円(税込) 演習総合カリキュラム/ライト:76,780円(税込) |
内容 | 入門総合講義/過去問解説講座/総まとめ講座/模擬試験 |
形式 | 通信講座 |
答練・模試付属 | ○ |
公式ホームページ | https://www.agaroot.jp/takken |
アガルートアカデミーは最もランキングが高い通信講座です。
アガルートアカデミーは大手通信講座の1つで様々な資格試験合格のコースがありますが、「宅建試験講座」は受講料や講師、教材やサポート体制のどれをとっても満足できる通信講座となっています。
はじめて宅建試験の勉強する方に向けた入門総合カリキュラムと、演習から学びたい方や再挑戦を考えている方に向けた演習総合カリキュラムに分かれており、学習レベルに合わせたコースを選ぶことができます。
インプットとアウトプットを交互に繰り返し、最短で宅建試験合格を目指せる通信講座です。
全国平均3.5倍の合格者を輩出
アガルートの入門総合カリキュラムで教壇に立っているのは、公務員資格と宅建士資格のダブルライセンスに合格している小林美也子講師です。
初めて学習する方が戸惑いやすい難解な法律用語もかみ砕いて分かりやすく説明する講義スタイルはかなり人気!
演習総合カリキュラムの講師は、不動産関連の資格4つにストレート合格した工藤美香講師です。
自身の学習経験を活かした受講生目線のテキストと、要点を絞ったコンパクトな授業が、挫折しにくい授業スタイルになっています。
ちなみに令和6年度の受講者の宅建合格率は全国平均の約3.5倍である66.26%と圧倒的な高さを誇っています。
講義はオンライン上で視聴することができ、8段階の速度調節と進捗率の確認機能によって便利かつ効率的に受講を進めることが可能です。
充実したフォロー制度
『宅建試験講座』を受講すると、「オンライン質問サービスKIKERUKUN」でいつでも無料で講師に直接質問することができます。(※対象講座によって質問回数に上限があります。)
その他にも学習上のペースメーカーとして、受講生のお悩みを講師が解決するといった内容の動画コンテンツ『ホームルーム』が月に1回配信中です。
またアガルートでは新しくオンラインでリアルな校舎を再現した通学体験ができるバーチャル校舎も利用できるようになりました。
受講生限定のバーチャル校舎では、同じ目標を持った勉強仲間と一緒に学習に取り組める自習室や、悩み相談や情報交換ができる交流ルームなどがあります。(※演習総合カリキュラム<フル>の受講生のみ)
「講師や合格者の話を聞きたい」「自習する空間が欲しい」といった方はぜひ利用してみて下さい。
合格特典で全額返金
アガルートの通信講座を受講して宅建士試験に合格できた場合、受講料全額返金を受けられるなど合格特典も充実しています。(通知書や合格体験記の提出に加えインタビューへの出演が必要)
ほかにも最大20%OFFになる各種割引制度や期間限定でキャンペーンをおこなっていることもあるので、少しでもお得に受講したい方におすすめです。
アガルート受講生の口コミ
アガルートの先生の講義と薄いテキストがシンプルかつわかりやすくまとめられていたので、初心者でも整理しやすく、特に私が一番使用したのは、総まとめ講座の薄いテキストです。あの不要な情報がない、試験に出るところのみ記載されていることが、かえってメモもたくさん出来て私は見やすくて気に入って使用していました。市販の参考書はとにかく情報量が多く、初学者には難しそうに見えたり、時間が足りないかもといった不安を生み出すのです。
本講座(演習総合講義)のメインは、この演習総合講義にあると言っても良いくらいだと思います。学習経験者を対象にした講座のため、端折った駆け足の内容ではあるのですが、必要にして十分に思いました。
テキストの全部の箇所が解説されるわけではないのですが、解説されなかった箇所は、それほど重要ではないという理解で、重要度の強弱をつけることができました。それぞれのテーマの最後のまとめの部分がとても良かったです。
資格スクール大栄
資格スクール大栄の宅建講座 | ||
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コース | 宅建士講座 | |
価格 | 非公開 | |
開講時期 | 随時開講 | |
内容 | HOP講座/STEP講座/JUMP講座/Attack5/模試試験/過去問/直前模擬試験 テキスト・eテキスト/ホームルーム/マイスターLIVE/LINEコミュニケーション |
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形式 | 通学・通信講座 | |
答練・模試付属 | ○ | |
公式ホームページ | https://www.daiei-ed.co.jp/takken/ |
資格スクール大栄は、「大栄教育システム」として創業し、2013年にパソコン教室の「アビバ」と統合したランキング2位の通信校・予備校です。
全国に150校以上の校舎を保有し47都道府県をほぼ網羅しているため、宅建合格を目指している地方にお住まいの方でも通いやすい予備校と言えるでしょう。
スキのないINPUT&OUTPUT学習
大栄は「挫折させない」「続けられる」ことを講師の質やカリキュラムの内容と同じくらい重要視してこだわっています。
HOP講座→STEP講座→JUMP講座と順に進んで行くので、法律の勉強が全くの初めてという方でも分かりやすく学習でき、インプット・アウトプットともに充実した内容となっています。
具体的には宅建試験一ヵ月前に講座を終える・高い目標を設定する・試験一ヵ月前からアウトプットに集中するなど、細かく状況を分析してそれぞれの合格率をデータ化しています。
受講生の受講管理を徹底して管理してくれ、どのタイミングで何をすればいいのかを科学的根拠のもとで、宅建合格まで最適なナビゲートをしてくれるので安心です。
一人ひとりに合ったフォローで不安を解決
大栄では、「モチベーション診断」「キャリアナビゲーター」「Foryou答練」などのフォローがあり、受講生一人一人に合った方法を提示して合格までのエスコートをします。
モチベーション診断は、実際に企業で人材の特徴を把握するために使われているテストをアレンジしたもので、個人の強み・弱みを数値化して知ることができ、キャリアナビゲーターは受講生一人一人の現状の能力や今後必要なスキルを診断し、ナビゲートする専門家として適切なアドバイスを行います。
Foryou答練は、苦手分野に特化した自分専用のオーダーメイド答練で、受講生の過去の成績をもとに弱点を確実に潰す答練を作成してくれます。
自分で苦手分野をピックアップする必要がないので時短になり、その分勉強時間に多く時間を割くことができるでしょう。
自分に合った学習スケジュールや学習方法のアドバイスをプロの視線から受けることができるのは大きなメリットで、効率良く合格を目指すことができます。
以上のように、一人一人と丁寧に向き合ってフォローをしてくれるのが特徴的です。
大栄受講生の口コミ
宅建を取る時にお世話になり(無事合格しました!)今は行政書士のコースで通っています。 動画視聴形式の講義ですが、早めたり巻き戻したりできるので、自分のペースで進めたい方にはオススメです。 質問もWebで可能なので、対面講義じゃなくても困ることはありません。 予約やキャンセルもWebでできますし、スクールの皆さんもいつも気にかけてくれ、資格を取ったその後のライフプランも含めて相談にのってくれます。
合格者の声
先生方は常に受講生に声をかけてくださり、相談しやすい環境づくりをされています。勉強の進捗状況を見ながらカウンセリングをしてくださったり、困ったことや悩み事には時間をかけて納得がいくまで話を聞いてくだって、とても有り難いです。頑張ろうという気持ちになれるところだと思います。
クレアール
クレアール宅地建物取引士講座 | ||
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コース | 2024・25年合格目標 完全合格セーフティコース 2024・25年合格目標 完全合格パーフェクトコース 2024年合格目標 上級パーフェクトコース |
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価格 | 74,800円(完全合格セーフティーコース) 59,800円 (完全合格パーフェクトコース) |
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開講時期 | 随時 | |
内容 | 選考学習基本講座/基本講座/演習講座/法改正講座/公開模試/総まとめ講座 | |
形式 | 通信講座 | |
答練・模試付属 | ○ | |
公式ホームページ | https://www.crear-ac.co.jp/takken/ |
クレアールは宅建士以外にも公認会計士・税理士・簿記などの資格も扱っており、Web通信講座に力を入れている、大栄に次いでランキングが高い通信講座です。
創設20年ほどの比較的新しい通信講座ですが、元々は1960年代に経営指導協会として創立し、その後法律系の専門学校を経ているという歴史を持っているので、クレアールは専門学校時代の実績も併せて50年以上のノウハウを凝縮した通信講座であると言えます。
通信講座を標準としているので、PC・スマホ・タブレットなど様々なデバイスで視聴することが可能です
講義資料をダウンロードすることにより価格を抑え、環境面・費用面ともにやさしい形式を取っています。
超効率的な学習法、非常識合格法
非常識合格法とは、合格必要範囲を確実に得点するための学習法で、クレアール独自のものです。
無駄を省いた内容で、みんなが得点する部分は確実に得点する力を付ける一方で、みんなが解けない部分は思い切って切り捨てます。
短期決戦で「出るところだけ」勉強したい方に向いている学習法と言えるでしょう。
また、宅建試験で一番ウエイトの重い宅建業法から学習をスタートさせることで、最重要科目に時間をかけてダイレクトに得点に結びつくようなカリキュラムを組んでいます。
回数無制限の質問サポート
クレアールではどんなコースを選んでも、無料で何度でもメールで質問ができます。
とくに宅建士試験は試験範囲が広く、年々難化している試験でもあります。
他の通信講座やスクールでは回数制限があったり、高額なコースを選ばないとたくさん質問できないといった条件があるところもあるので無制限だと安心です。
はじめて法律系の学習をする方やすぐに疑問を解決したい方はぜひ利用してみて下さい。
また公式サイトには実際の受講生からの質問と回答例が掲載されているのでチェックしておくことをおすすめします。
クレアール受講生の口コミ
初心者の私が実質135日の学習期間で一発合格できたのは、クレアール独自の学習法にあると思います。つまり満点を目指すのではなく、確実に合格を目指す学習スタイルです。なので、完璧主義の方には向かないかもしれませんが、短期合格を目指す方や、Web通信に不慣れな方(オプションDVDが心強い味方!)にはおススメと言えます。
インターネットで調べた際、カラーではないシンプルなテキストなため、理解しにくいのではないだろうか、という点を懸念していましたが、実際のテキストはシンプルでとても見やすく、合格に必要な要点がまとめられているため、効率よく学習できたと感じています。
講義内容についても、1つの単元ごとに短時間でまとめられていたので、朝起きてから会社に行く前までの時間や、仕事から帰ってからの時間など、30分程度から学習に取り組めたのでよかったです。練習問題などの量も必要十分な量だったと思います。
スタディング
スタディング 宅建士講座 | ||
---|---|---|
コース | ミニマム スタンダード コンプリート |
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価格 | 14,960円(ミニマム) 19,800円(スタンダード) 24,800円(コンプリート) 24,800円(コンプリートペーパーレス) 29,800円(コンプリート冊子付版) |
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開講時期 | 随時 | |
内容 | 短期合格セミナー/基本講座(ビデオ・音声)/WEBテキスト/スマート問題集/セレクト過去問集 | |
形式 | 通信講座 | |
答練・模試付属 | × | |
公式ホームページ | https://studying.jp/takken/ |
スタディングは通勤・通学時間や昼休みなどの隙間時間を使い、無駄を省いた勉強法で効率よく短時間で宅建試験の合格を目指すランキング4位の通信講座です。
仕事が忙しく勉強する時間があまり取れないけど宅建試験に合格したい方におすすめとなっています。
机に座らなくてもできる勉強法としてスマホ・タブレット・PCなどを使用したWeb講座を主とし、スキマ時間を活用した学習カリキュラムで宅建合格に導いてくれます。
1動画5分~でスマホ完結で学習
スタディングでの学習は、すべてがスマホ上で完結します。
スマホで動画を視聴することはもちろん、音声講座や問題集・過去問演習を解くなどインプットからアウトプットまですべてを網羅しています。
講座は単元ごとに区切られており、1動画5分からの細切れでの受講もできるので、忙しい社会人の方でも通勤や休憩時間を使って学習しやすいでしょう。
その点スタディングはまさに隙間時間に勉強するために作られているので、快適に学習を進めることができ、文字通り「隙間時間を有効活用」できるのです。
スタディングの宅建の動画講座は受講生から圧倒的な支持を得ている竹原健講師が担当しています。
オンライン上での運営でリーズナブルな価格を実現
スタディングの大きな特徴の一つは画期的な低価格です。
それは教室や多くの講師・営業にかかる費用などの「合格とは関係のない費用面」を抑えることで実現しています。
また、ITを活用することでノート機能やメモ機能などの便利な学習システム・運営システムを開発し、運営コストも大幅に削減することに成功しています。
このようなコスト削減の数々により講座を低価格に抑え、さらに削減したコストを講座の内容を充実させることに回し、「わかりやすく」「続けやすい」カリキュラムを作ることで質が良く、かつ低価格な講座を提供することができています。
スタディング受講生の口コミ
9月上旬から勉強を始め、1ヶ月ちょっとで合格することができました!
スタディングのコースを順番に受けていくと、授業で知識をインプットしたあと、すぐにアウトプットできるので、それが知識の定着に繋がりました。ai問題復習も忘れた頃に問題を出してくれるので活用していました。モチベーションはあまり維持できないタイプなのですが、「今の状態で試験を受けたら何点取れるのか」をAIが推定してくれる機能がスタディングにはあり、予想点数が勉強が進むにつれ上がっていくのが楽しく、モチベーションを維持することができました。
スタディングでなければ、短期合格できていなかったと思います!
次は社労士の合格を目指します!
2024年4月頃に申し込みして、最初は講座視聴し問題を解いていくの繰り返しでした。講座がある程度終わり、AI問題と過去問を繰りかえし解いていきました。自分の点数や他の方の勉強の進捗とかを見ることが出来、励みになりました。
3年前に1点足りずに悔しい思いをしたので、今年は最後の挑戦と思い暇さえあれば問題を解いてた感じです。
スマホさえあれば勉強が出来たので、どこでも勉強が出来ました。実際試験を受けた時は落ちたと思ったのですが、自己採点が45点も取れてたので自分でもびっくりでした。知らず知らずのうちに基礎知識が身についてたんだなあと思いました。実際試験が終わって物足りなくなり次は何に挑戦しようとか考えてしまいます。
フォーサイト
フォーサイト宅地建物取引士講座 | ||
---|---|---|
コース | 基礎講座 過去問講座 直前対策講座 科目別答練講座 バリューセット1(基礎+過去問講座) バリューセット2(基礎+過去問+直前対策講座) バリューセット3(基礎+過去問+直前対策講座+科目別答練+過去問演習) |
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価格 | 47,800円(基礎講座) 47,800円(過去問講座) 10,800円~(直前対策講座) 21,800円(科目別答練講座) 59,800円(バリューセット1) 64,800円(バリューセット2) 69,800円~(バリューセット3) |
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開講時期 | 随時 | |
内容 | 受講ガイド/合格必勝編/テキスト/過去問題集/統計資料・法改正情報/戦略立案編/e-ラーニング | |
形式 | 通信講座 | |
答練・模試付属 | ○ | |
公式ホームページ | https://www.foresight.jp/takken/ |
フォーサイトは、以前は教室での通学式の講義を行っていましたが、時代の流れとともに今はWeb通信講座専門となっています。
元々大手ハウスメーカーにて研修を行っていた企業ですので、宅建士の資格には強いと言えるでしょう。
低価格かつ質のいい教材が評判で2018年には宅建通信講座ランキングで1位を獲得し、現在でもランキング上位に入る、実績のある通信講座です。
2024年度の合格率79.3%
フォーサイトは宅建試験の合格率を公表している数少ない通信講座のうちの一つです。
2024年度の宅建試験では、全受講生にメールでアンケートを実施し集計した結果、合格率79.3%と高確率を出しました。
宅建の受験生全体の合格率は17.7%ほどのようなので、フォーサイトは全国平均の4.26倍の数値を出していることになります。
満足度90%以上のフルカラーテキスト
一般的な通信講座のテキストは二色刷りのものが多いですが、フォーサイトの教材はフルカラーで、内容・デザインともにこだわり抜いた内容となっています。
理解しづらい箇所は図解を用いて説明するなど記憶に定着するよう工夫してあり、宅建の学習をスムーズに進めることができるでしょう。
また、「合格するための学習」に的を絞っているため、テキストの内容も一般的なテキストの9分の4程度、つまり半分以下のボリュームに凝縮されており、短期間で集中した学習がしたい方におすすめです。
実際、2023年度のフォーサイトの合格者721名のうち91%が、「非常に満足」「満足」と答えた実績もあります、
eライブスタディでモチベーションアップ
また、eライブスタディにはチャット機能が備わっており、講義中に疑問点をコメントすると講師がその場で解説してくれます。
スタディング受講生の口コミ
過去問で理解しきれなかったところを質問したら、翌日には回答をいただけました。質問を送ったらきちんと反応してくれるんだな、と実感できました。
チェックテストは1問2問でもできるので、眠いとき、疲れているとき、やる気の出ないときにでも、「少しなら」と取り組むことができました。(中略)外で見ていると細かい文字などが見えないときもありましたが、先生からの「皆さんもうすぐもう中頃ですが、気を抜かないで頑張りましょう」とか、「一問一問大切に」というメッセージが耳に残っていました。試験勉強期間の中頃を過ぎた辺りから問題を解くというよりは、先生の声と励ましの言葉を聞き、安心してモチベーションを維持していました。
eライブスタディが本当に良くて、毎回参加していました。先生から毎回6問か7問くらい問題を出されるのですが、そこで自分が間違えた問題などを印刷して何回か解いたりして、勉強に役立ちました。
あと「過去問一問一答演習」も使っていて、2、3回くらいは繰り返し解いていました。やはりスマホのアプリで出来るのがすごく便利で、ベッドで寝転がっている時や、電車の中でも使っていました。また、チェックテストと確認テストもすごくいいなと思いました。特に、確認テストは満点を取るのがなかなか難しかったですが、おかげで細かい知識が身に付いて、とても役に立ちました。
資格の大原
資格の大原宅建士(宅地建物取引士)講座 | |
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コース | 合格コース・入門パック 合格コース 速修合格コース 短期マスター合格コース 教材で学ぶ宅建士 宅建士11合格コース 直前対策・模擬試験 2大特別特訓講座 |
価格 | 42,000円(パススル宅建士) 123,500円(2025年10月受験対策) 16,000円(宅建業従業者対象宅建登録講習※通信学習+スクーリング) 22,000円(宅建業従業者対象宅建登録講習※WEB学習+スクーリング) |
内容 | テキスト/トレーニング問題集/定例試験/分野別縦断まとめ 基礎演習/直前演習/総まとめ集/模擬試験/暗記集/最終講義/重要数字暗記集 |
形式 | 教室通学(Web講義付き)・映像通学(Web講義付き)・Web通信・DVD通信 |
答練・模試付属 | ○ |
公式ホームページ | https://www.o-hara.jp/course/takken![]() |
大手通信講座・予備校として名高い資格の大原は、「本気になったら 大原」のキャッチフレーズでおなじみです。
「講師」「教材」「カリキュラム」を軸として、受講者が最高の学習効果を得ることができるように、長年にわたる研究とノウハウを詰め込んだ指導を教育方針としています。
そのクオリティの高い指導でランキング6位に入りました。
合格に近づくオリジナル教材
大原では講師陣が過去の本試験問題を徹底分析し、重要項目に的を絞って作成したオリジナル教材を採用しています。
また受講生の負担を減らすために必要最小限の内容までコンパクト化し、合格に必要な情報のみを効率的にインプットできます。
はじめて学習する方でも無理なく合格レベルに近づけるので安心です。
1動画5分のコンパクト講義「パススル」
参照:パススル
大原のオンライン学習プログラムには、いつでもどこでも学べる5分間の動画通信講座「パススル」が提供されています。
スマホでも受講ができるので通勤や通学の合間、または休憩時間などの短い時間を利用して手軽に視聴することができます。
パススルにはポイントを整理したテキストやWeb問題集、実力確認テストに加え、学習スケジュールの自動設定機能や自分の得意・苦手を一目で把握できる個人カルテなど、試験合格に向けた多様な機能が備わっています。
また過去の本試験を徹底的に分析し、豊富な図解を用いたわかりやすいテキストが魅力です。
さらに、ブックマークやマーカー、書き込み機能も充実しており、各セクションの学習を終えた後には実力確認テストで理解度を測ることができます。
これにより、苦手なテーマを把握し、復習に役立てることができます。
生ライブ配信講座「Webライブ」
参照:Webライブ
大原にある「Webライブ」は自宅等の自分の好きな場所で臨場感のある生ライブの配信講義を視聴できる学習スタイルです。
同じ時間に教室で学習している方と一緒に学習する仲間がいるためモチベーション維持にもつながりますし、通学時間がないため時間を有効活用できるのが魅力です。
また補講用のWeb講義も用意されているので、万が一仕事などのタイミングで生配信に間に合わなくても安心。
Webライブではインプット・アウトプットをバランスよく組み込んできたカリキュラムなので、初めて宅建に挑戦する方にもおすすめです。
大原受講生の口コミ
(中略)また、講義の内容が分かりやすく、先生の話し方や例え話が印象に残りやすい点も素晴らしかったです。画面を見なくても理解できるほど分かりやすい内容には驚きました。そして、Web問題のランキング機能も学習意欲を高めるのに役立ちました。
解いた問題数が他の受講生と比較できるため、孤独感を感じることなく、常に目標を持ちながら進められました。正直、ランキングが下がったときには落ち込むこともありましたが、「今はインプットの時期だから、あとから挽回しよう」とポジティブに捉え、モチベーションを保つことができました。
価格の手頃さも含め、御校の教材は学習者の立場に立った設計がなされており、本当におすすめできるものだと思います。これからも多くの受講生にとって力強い味方であり続けてほしいと願っています。
川村先生のレクチャー、ものすごく分かりやすかったです!法律資格の学習は初めてで理解できるか不安でしたが、法解釈などを砕いた表現で例えてくれたので、法律に対して勝手に持っていた畏怖のようなものがなくなりました。
お世話になりました。ありがとうございました!
資格の学校TAC
資格の学校TAC宅建士(宅地建物取引士)講座 | ||
---|---|---|
コース | 総合本科生 スマートWeb本科生 ほか |
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価格 | 非公開 | |
開講時期 | 4・5・6月 | |
内容 | 入門講義/基本講義/まとめ講義/解法テクニック講義/直前対策講義/過去問答練/基礎答練/応用答練/直前答練 | |
形式 | Web講座・DVD講座・教室講座・ビデオブース講座・教室+通信講座・ビデオブース+通信講座 | |
答練・模試付属 | ○ | |
公式ホームページ | https://www.tac-school.co.jp/kouza_takken.html |
全体の受講者数が21万人を超えるTACの宅地建物取引士講座では、メインとなるコースだけで毎年1,000人以上の宅建合格者数を誇ります。
宅建の講師だけで40名以上が在籍し、30年のノウハウを詰め込んだ合格メソッドを用いた戦略的カリキュラムとオリジナル教材で、無駄のない学習を実現させています。
用意されているコースは、完全な初学者や法律の勉強が全く初めての方で、長期間で着実に知識を定着させたい方におすすめの総合本科SPlusコースです。
初学者にも分かる講義・講師力
TAC講師はテキストに書かれた平面的な内容を、最新の試験傾向に合わせ「重要度」「頻出度」「難易度」から立体的にわかりやすく紐解き説明できる講師陣が多数在籍しています。
できるだけ学習負担を軽くしながら合格を目指せる道筋を用意しており、実際の受講生からも高い評価を得ています。
またTACでは短期合格に重きを置いており、7割程度以上正解する実力を身につけられるカリキュラムが特徴的です。
試験の出題傾向や科目の特性に照らし合わせて学習項目にメリハリをつけるような内容となってます。
何をどこまでやればいいのかや優先順位を立てられない人は少なくありません。
TACは学習効果のある科目・論点に的を絞り、その項目を重点的に学習できるカリキュラムを用意しているので安心です。
スキマ時間を活用できるデジタル教材・WEBトレーニング
TACでは、通学や通勤の際の短い時間を有効に活用できる「デジタル教材」と「Webトレーニング」を提供しています。「デジタル教材」は、基本テキストをスマートフォンやタブレットで手軽に持ち運ぶことができ、Web講義のフォローと組み合わせることで、どこでも学習環境を整えることができます。
「Webトレーニング」では、過去の本試験問題をスマートフォンやタブレットで解くことができます。
このトレーニングで出題される問題は、過去問題集から厳選された重要かつ頻出の問題のみです。
多数の割引制度
参照:受講料割引制度
TACで他の資格講座を受講したことがあれば最大10%の割引が適用される「NEXT割引」や、早割・学割・最受講割引など、割引制度が多数用意されており費用面でのバックアップも充実しています。
また、申し込み前の無料体験入学や無料カウンセリングも充実しており、入学前に自分に合うかどうかを肌で感じて検討できるのも嬉しいポイントです。
TAC受講生の口コミ
初学者が一番いやだと思っているところをピンポイントで気持ちをわかってくれつつ、丁寧に教えてくれるので理解が非常にしやすかったです。
また、民法は簡単な単元でも長く解説、宅建業法の一部分は単語の解説のみでさらっと解説といった感じで緩急をつけてくれたので深入り禁物の部分も感じ取れました。
メールで分からない問題・解説を質問できるフォロー制度が活用しやすく、良かったです。講師の方が、具体例を用いて解説してくださるので、とても分かりやすかったです。また、ホームルームも、他の受講生の方の悩みを聞いて、皆同じ気持ちなのだと励ましを貰いました。
日建学院
日建学院宅建士(宅地建物取引士)講座 | ||
---|---|---|
コース | スーパー本科コース 本科コース 本科Webコース 重点Webコース 通信合格コースなど |
|
価格 | 一般:308,000円 学生:187,000円(スーパー本科コース) 一般:253,000円 学生:132,000円(本科コース) 一般:253,000円 学生:132,000円(本科Webコース) 一般:198,000円 学生:110,000円(短期集中コース) 一般:198,000円 学生:110,000円(短期集中WEBコース) 通常:132,000円 (直前対策コース) 通常:55,000円 (直前攻略コース) 一般:110,000円 学生:88,000円(重点Webコース) 一般:41,800円 学生:33,000(通信合格コース) 通常:33000円 (年度別本試験問題集ズバリ解説WEBコース) 通常:5,500円 (全国統一公開模擬試験) |
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開講時期 | 1月下旬~ | |
内容 | 重点講義/ポイント解説/直前予想模擬試験/解説講義/直前予想模擬試験/公開模擬試験/改正入門民法 | |
形式 | 通学講座・通信講座 | |
答練・模試付属 | ○ | |
公式ホームページ | https://www.ksknet.co.jp/nikken/guidance/housing/ |
日建学院は40年以上の歴史がある老舗の通信講座・予備校で、全国47都道府県に約600校を有している、資格予備校では群を抜いた規模の大手通信講座・予備校です。
長年の歴史の中で蓄積されたノウハウを詰め込んだレベルの高いテキストと、質のいい映像講義に定評があります。
建築系・不動産系の資格に強いと言われているので、宅地建物取引士の資格を取りたいと考えている方におすすめです。
こだわり抜いた映像講義
予備校のWeb講義や通信講座は、講師が黒板の前に立ち教鞭をとる通学講座の授業風景を録画したスタイルが一般的です。
一方、日建学院の場合は通信講座のための授業を自社スタジオにて撮影、CGやアニメーションを駆使した最高品質の映像となっています。
映像の内容も講師複数名で打ち合わせを重ね、分かりやすさにこだわり細部まで丁寧に作り上げるので、講師によって教え方にバラつきが出るというようなこともありません。
分かりやすい映像は頭に残りやすく、理解力の促進・記憶力の定着にもつながるので学校の授業のような形式が苦手な方でも学習しやすくなっています。
高い合格率
日建学院は毎年、宅建の合格者数を公式ホームページに記載しています。
合格率は公表されていないものの、2024年度の宅建の合格者数は2,817名で、難易度が高い宅建試験でも多くの合格者を出しました。
合格率を公表している予備校は非常に少ないので、自信を持って発表している日建学院の合格率は相当高いものだと予想できます。
日建学院受講生の口コミ
毎週水曜日に講義を受けていたのですが、「映像講義→小テスト→グループ学習」というルーティン化された学習システムが自分には合っていたと思います。 1日の中で「インプット→アウトプット」での勉強ができるのがよかったです。グループ学習では、自分だけでなく他の生徒さんが間違えた問題を知ることで「ここはみんなが間違えやすい問題だから、徹底的に勉強しないと」と注意しながら勉強することができました。 また、やる気の面でいえば、毎週のテストで満点近い点数を取る方がクラスにいたので、それに刺激されて自分も9割近くは点数を取れるように勉強していました。。
最初は「映像講義で大丈夫なのかな」という気持ちもありましたが、本当にそこに居るかのように、疑問に思ったこともすぐその場で映像講義から声がしてきていたので、会話しているような気持ちになりました。 生の講義だと一度聞き逃してしまったら終わりですが、映像講義だと止めたり戻したりできるので、自分のペースで勉強することができて良かったです。 何度か眠くなったり集中力が途切れたりすることもありましたが(笑)、それは生の講義でも同じですし、その時は「今年合格するしかないんだ」という強い気持ちで頑張りました。 また、毎回小テストの結果で平均点が出るので、他の受講生と比べて自分の状況を把握し、奮い立たせていました。
ユーキャン
ユーキャン受講料 | |
---|---|
コース | 宅地建物取引士(宅建士)講座 |
価格 | 63,000円~(一括の場合) |
開講期間 | 6ヶ月 |
形式 | 通信講座(テキスト・デジタルテキスト) |
答練・模試付属 | × |
公式ホームページ | https://www.u-can.co.jp/http://takken-school.net/ |
ユーキャンの宅建講座は年度ごとの合格者数を公表していませんが、過去10年間で13,966名の合格者を輩出した実績があります。
ユーキャンでは紙のテキストとデジタルテキストの2種類を提供しており、移動中や仕事の合間にも手軽に学習できるのが特徴です。
インターネット環境があれば、講座の動画を再視聴することもでき、動画は1本あたり5分程度なので自分のペースで学習を進められるでしょう。
受講料は一括で63,000円とほかの通信講座と比べるとやや高めですが、分割払いにも対応しているためすぐに現金を用意できない方でも安心して申し込むことができます。
また、教育訓練給付制度や早期予約キャンペーンを利用すれば、さらにお得に受講できるのでぜひチェックしてみてください。
「わかりやすく」「学びやすい」2種類のテキスト
ユーキャンの教材には、「基礎テキスト」と「実戦テキスト」がそれぞれ3冊ずつ配布されます。
基礎テキストと実戦テキストの両方には重要なポイントが「チェックポイント」としてまとめられており、合格に必要な選択肢の正誤を判断するための知識を効率的に学べます。
また、基礎テキストの学習には動画とWEBテストが組み合わせによって「テキスト→動画→WEBテスト」という一貫した学習プロセスがあるので確実に知識の定着化に役立ちます。
さらにユーキャンでは法改正や試験動向の情報も随時知らせてくれ、頻出用語や数字、前回試験の傾向分析も行ってくれるので安心です。
スマホで使える学習機能が充実
ユーキャンでは学習機能が充実しており、テキストや動画を見てのインプットやWebテストを通した弱点対策、学習の土台となるスケジュール管理などがスマホひとつでできます。
メインテキスト6冊と完成テキストの内容はすべてスマホからも読むことができるので、通勤や通学、スキマ時間などを利用して学習できます。
ほかにも、自分専用のスケジュールを自動作成してくれたり、学習進捗チャートなどもありモチベーション維持にも役立ちます。
実際に使った受講生からも「学習の進捗を把握できた」「どこまで理解できているのかが分かった」など好評となっています。
ユーキャン受講生の口コミ
テキストはわかりやすく、動画を視聴することでさらに理解度が増しました。わからない箇所はメールで講師の先生に質問できて、翌日には返事が来たのでスムーズに学習することができましたね。
先生からのアドバイス通りテキストを6周読み込みました。そして私の場合は暗記学習は試験の3日前から行いました。先にテキストを6周しておいたので、大まかな部分は頭に入っており細かく暗記する箇所は意外と少なかったと思います。
講師の先生の励ましと親身に質問に回答していただいたおかげであきらめることなくやり遂げられたと思います。本当にありがとうございました!
仕事をしながらの学習ですし、2歳と5歳の子どもがおり、日中に学習時間は取れなかったので、通勤時間などのスキマ時間の学習の蓄積が大切だったのですが、その時に役立ったのがユーキャンのテキストです。何よりサイズが良かったです!重くなく、大きくなく、文字も見やすく持ち運びもしやすかったですね。通勤中や移動中の10~20分でもテキストに目を通して記憶の層を増やしていきました。
また、Webテスト、講義動画はすべて活用させていただきました。〇×問題で正解すれば自信になりモチベーションアップしましたし、講義動画は2~5分程度で集中力も維持できますし、スキマ時間の活用にはもってこいでした!
LEC東京リーガルマインド
LEC東京リーガルマインド宅建士(宅地建物取引士)講座 | ||
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コース | プレミアム合格フルコース パーフェクト合格フルコース 再チャレンジ合格フルコース ほか |
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価格 | 137,500円~176,000円(週一完成合格フルコース) 143,000円~187,000円(パーフェクト合格フルコース) 159,500円~209,000円(再チャレンジ合格コースベーシックコース) |
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開講時期 | 5月~ | |
内容 | スーパー合格講座/マスター演習講座/出た順必勝総まとめ講座/全日本宅建公開模試/ファイナル模試/究極のポイント300攻略講座/試験に出るトコ大予想会/とにかく6点アップ!直前かけこみ講座/過去問対策ナビゲート講座/合格ステップ完成講座/分野別ベーシック答練 | |
形式 | 通学/通信講座 | |
答練・模試付属 | ○ | |
公式ホームページ | https://www.lec-jp.com/takken/ |
LEC東京リーガルマインドは全国に多くの拠点を持つ大手の通信講座・予備校です。
宅建試験のコースは初心者向けと学習経験者向けのコースに分かれており、自分の学習レベルに合わせたものを選ぶことができます。
初心者向けのコースでは、その中でも一から学ぶプレミアム合格フルコースと、合格に必要な基礎と演習だけ学ぶパーフェクト合格フルコースに分かれています。
ここではランキングの最後にご紹介しましたが、通学か通信講座のどちらか好きな学習法を学べるので、自分のライフスタイルや性格に適した学習スタイルで合格を目指せる通信講座・予備校と言えるでしょう。
一般合格率の4倍以上の合格率
LECの2024年度の宅建試験の合格率は75.2%の実績を残しており、これは一般合格率18.6%の4倍だといわれています。
LECでは生徒を合格に導くために蓄積されたノウハウが講座に落とし込まれており、問題の的中率も高いといわれています。
LECの公式ページでは実際に的中させた宅建の問題が掲載されており、多くの受講者の合格に貢献しました。
特に新宿エルタワー本校を担当している水野健講師はカリスマ講師として活躍しており、長年の指導実績を活かした分かりやすい指導スタイルを受けたことにより合格を勝ち取った方も多いようです。
宅建合格に向けた教材
LECの講座で使用される教材は、アウトプットのオリジナル教材と市販の「出る順宅建士 合格テキスト」です。
「市販のテキスト…?」と思われた方もいると思いますが、LECの強味は「参考書といえばLEC」と言われているほどのテキスト力となっています。
Amazonの評価を確認すると平均評価は4.4とかなりの人気を誇っており、「正しい理解のポイントが理解できる」と評判です。
LEC受講生の口コミ
休み時間や授業の終わりに質問ができるので、わからない問題があった時に気軽に質問できてよかったです。普通の講義では校舎の乗り換えが可能だったので、自分に合った講師を見つけやすいなと感じました。不動産関連での職務経験があるような講師が多く、実社会での具体例を用いながら解説をしていただいたので、頭に入りやすく、理解を深めることができました。
カリキュラムもインプットとアウトプットを両方できるように組まれていたので、勉強が苦手な方でもやりやすいと思います。夏から模試が定期的に合ったので、今の自分の実力を確認できる機会もあり、どの部分が得意で苦手なのかが一目でわかり、勉強に取り組みやすかったです。
長年の実績に基づいた教材となっており、頻出ポイントを効率的に学習することができました。講義においても、どの様に対策すれば良いかなどの具体的なアドバイスを頂くことができたので、先生方の言葉を信じて勉強に取り組むことができました。
私は予習としてWeb講義を活用しましたが、水野先生の言葉が本試験中に何度も出てきて、正解を選ぶことができました。直前期は、模試でS評価が出るようになっても不安でいっぱいでしたが、小野先生が「それだけ取れていれば大丈夫」と勇気づけてくださり、心折れずに踏ん張ることができました。
また、本試験1ヶ月前の「宅建カーニバル」は、本試験までの精神面の支えにもなり、参加して良かったです。
宅建の通信講座・予備校選びのポイント5つ
宅建の通信講座・予備校に通うと決めたら、次はどこに通うかを選択しなければなりません。
宅建の通信講座・予備校は、宅建本試験までの長い道のりのパートナーとなるので、慎重に見極める必要があります。
ここでは通信講座・予備校を選ぶうえで大事なポイントについていくつかご紹介します。
宅建試験のおすすめ勉強法を解説!学習の順番や独学で合格可能かも紹介
合格実績
合格実績は実際に宅建士試験においてどれほどの成果を上げているかを示す重要なポイントです。
たとえば高い合格率や多数の合格者を持つ講座は、質の高い教材や指導方法を提供している可能性が高く、安心して学習に取り組めると判断できます。
一方で、合格率や合格者数、費用などの情報を公開していない場合、その通信講座の信頼性が低く、期待通りの指導を受けられないリスクがあります。
ただし、合格率が高い場合でも教材が自分に合うかどうかは別の問題ですので、資料請求などを通じて自分に適した教材かどうかを確認することが大事です。
ちなみに令和6年度時点の通信講座・予備校の合格実績をまとめると以下の通りとなります。
通信講座・予備校名 | 合格実績 |
---|---|
アガルートアカデミー | 66.26% |
資格スクール大栄 | 非公開 |
クレアール | 57.5% |
スタディング | 非公開 |
フォーサイト | 79.3% |
資格の大原 | 非公開 |
TAC | 75.5% |
日建学院 | 合格率は非公開 2,817名の合格者数 |
タキザワ宅建予備校 | 公式サイトに記載なし |
LEC東京リーガルマインド | 75.2% |
学習形式・教材
通信講座と予備校でそれぞれ学習形式は異なりますが。予備校の中でも様々な学習形態があります。
ひと口に予備校に通うと言っても、予備校では通学・オンライン・DVDのみなど様々な形で受講することができ、それによって費用も変わってくるのです。
日常の中に新たに「勉強」を組みこむのですから、学習形式は自分のライフスタイルに合った効率のいい方法を選択しましょう。
特に通学形式の場合は何ヶ月も通い続けるので、予備校の立地や講師も判断材料になります。
予備校によって通学のみの場合と通信講座も出している場合があるので、よく注意してリサーチしてください。
また教材の豊富さは、勉強する環境に影響します。
スキマ時間で勉強したい人には、スマートフォンで勉強できる通信講座もおすすめです。
紙テキストで勉強したい人は、申し込み前に教材をよく確認してください。
通信講座によっては紙媒体のテキストが用意されないこともあります。
自分にとって勉強しやすいか、教材の内容を確認しましょう。
フォロー制度・学習サポートの有無
フォロー制度や学習サポートが手厚いほど、知識がつけやすくなります。
通信講座の場合は、質問体制が整っているかもチェックしてください。
すぐに返答が返ってくる講座なら、早い段階で疑問を解消しやすいですね。
通学制の場合は、休んでしまった場合にカバーできるシステムか確認することをおすすめします。
今回ご紹介した通信講座のサポートをまとめると以下の通りとなります。
通信講座・予備校名 | 受講者サポート |
---|---|
アガルートアカデミー | ・学習導入オリエンテーション ・質問サポート ・学習サポートあり |
資格スクール大栄 | ・就業サポート ・自己診断サービス ・学習サポート |
クレアール | ・質問サポート ・未受講分返金 |
スタディング | ・学習Q&Aサービス |
フォーサイト | ・質問サポート |
資格の大原 | ・質問サポート ・振替視聴制度(要予約) |
TAC | ・学習あんしんサポート ・各講座受講ガイド |
日建学院 | ・パーソナルアドバイザー ・聴講サポート ・担当者サポート |
タキザワ宅建予備校 | ・宅建士質問用のWEB掲示板 |
LEC東京リーガルマインド | ・学習サポート ・バックアップサポート |
費用
通信講座や予備校に必要な費用は、それぞれのサービスによって異なります。
どれくらいのコストが用意できるのか、申し込む前に考えてください。
通学制の場合、数十万円単位の学費が必要なこともあるでしょう。
一方で、月額制の通信講座なら、宅建合格まで数万円程度の学費で済むことも考えられます。
今回ご紹介した通信講座の代表的な費用の相場をまとめると以下の通りとなります。
通信講座・予備校名 | カリキュラム | 料金 |
---|---|---|
アガルートアカデミー | 入門総合カリキュラム/フル | 98,000円 |
資格スクール大栄 | 宅建士講座 | 252,692円(入学金+受講料) |
クレアール | 完全合格パーフェクトコース | 59,800円 |
スタディング | スタンダード | 19,800円(月額) |
フォーサイト | 基礎講座 | 47,800円 |
資格の大原 | 合格コース・入門パック | 146,800円~162,100円 |
TAC | 総合本科生 | 149,000円 |
日建学院 | スーパー本科コース | 308,000円 |
タキザワ宅建予備校 | 月額制クラス | 3,278円(月額) |
LEC東京リーガルマインド | パーフェクト合格フルコース | 137,500円~ |
教育訓練給付制度の対象かどうか
教育訓練給付制度の対象である講座を選ぶことで、受講料の一部が補助され通常価格よりも費用を抑えて受講できます。
教育訓練給付制度とは雇用の安定と就職の促進を図ることを目的とした、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に受講費用の一部が支給される仕組みのことです。
宅建士の通信講座の費用はコースによりますが、10万~30万円程度かかることもあり決して安いものではありません。
教育訓練給付金の支給対象となるのは雇用保険の被保険者の期間が3年以上あることであり、条件を満たせば受講料の20%(最大10万円)が返ってきます。
すべてのスクールやコースが対象になるわけではないので、いくつかのスクールを比較検討する際にチェックしておくといいでしょう。
宅建を取得するメリットはある?デメリットや活かせる業界について紹介
宅建士講座ならアガルート!
宅建士試験合格を目指すならアガルートアカデミーがおすすめです!
通勤や家事の合間など隙間時間を活用して、効率的に学習を進めることができる講座です。
宅建の予備校・学校に通うメリット
ここまでランキング形式でおすすめの通信講座・予備校をご紹介してきましたが、ここでは宅建の予備校・通信講座に通うメリットをご紹介していきます。
宅建に挑戦しようと思ったとき、まずは独学にするか通信講座・予備校に通うかで迷うのではないでしょうか?
独学でも通信講座。予備校に通う場合でも、人により向き不向きがありますので、自分がどちらに向いているかを見極めることをおすすめします。
宅建合格のための上手な過去問の使い方を紹介!おすすめの過去問題集7選
学習のスケジュールが決まっている
宅建の勉強時間は250時間~300時間必要と言われており、勉強の導入からインプット、問題集や過去問によるアウトプット、模擬試験などやることは山積みです。
独学の場合はこれを1人でスケジュール立ててこなさなければなりませんが、宅建の各通信講座・予備校は合格に向けて何月までに何をやればいいのか、細かくカリキュラムを組んでくれます。
そのカリキュラムは長い年月をかけて合格者を出してきた実績から生まれるもので信頼できるものです。
独学とは異なりスケジュール管理や傾向対策などの手間がかからないので、勉強だけに集中できることは大きなメリットでしょう。
すぐにプロに質問ができる環境が整っている
わからないことを早急に解決できることもメリットのうちの一つです。
予備校の通学形式ならその場で講師に直接質問ができますし、通信講座でもメールでの質問を受け付けているところがほとんどです。
ネットで検索したり、自力で調べて理解するよりも早く解決するでしょう。また、ネットで調べても確かな情報か見極めが難しいことが多いので、その道のプロから確実な答えが得られるのは心強いですよね。
モチベーションを保ちやすい
何ヶ月も宅建試験の勉強をするのですから、モチベーションを保つことは何より大切です。
やる気を失くしてしまえば元も子もありません。
通信講座・予備校に通う場合、高いお金を払っているからちゃんとやらなければ勿体ない!という気持ちになりやすいですし、通信講座・予備校に行っている間は嫌でも勉強時間が確保できます。
また、通学の際や模擬試験のときにライバルの姿が見えるのはいい刺激になり、やる気も起きるでしょう。
宅建士とは
宅建士とは「宅地建物取引士」のを略したものであり、宅地建物取引業法に基づく業務を遂行する不動産取引の専門家を指します。
この資格は国家資格であり、毎年約20万人が受験する人気のある資格です。
特別な受験資格は設けられておらず、日本国内に居住する方であれば、年齢や学歴に関係なく誰でも受験できます。
宅建士は主に宅地建物取引業者(不動産会社)において、土地や建物の売買や賃貸物件の仲介業務に従事します。
不動産の売買や賃貸は高額な取引であるため、知識が不足した状態で契約を結ぶと、予期しないトラブルが発生することも少なくありません。
宅建士はトラブルを未然に防ぐだけではなく、顧客が事前に理解しておくべき重要事項を説明することが宅建士の重要な役割となっています。
また宅建業者は従業員5名につき1名以上の宅建士を配置する義務があるため、宅建士は需要の高い職業であると言えます。
宅建士の試験について
宅建士になるには宅建士の資格を取得する必要があります。
宅建士の試験についてまとめると以下の通りとなります。
試験日 | 10月の第3日曜日 |
受験料 | 8,200円 |
試験形式 |
|
試験科目 | 「民法等」「宅建業法」「法令上の制限」「その他関連知識」の4科目 |
宅建士の合格率は令和6年度の時点で18.6%となっています。
以下のように過去10年間にわたり15%~17%の範囲となっており、一般的に難易度の高い資格とされています。
実施年度 | 申込者数(人) | 受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率 |
---|---|---|---|---|
令和6年 | 301,336人 | 241,436人 | 44,992人 | 18.64% |
令和5年度 | 289,096 | 233,276 | 40,025 | 17.16% |
令和4年度 | 283,856 | 226,048 | 38,525 | 17.04% |
令和3年度[12月] | 39,814 | 24,965 | 3,892 | 15.59% |
令和3年度[10月] | 256,704 | 209,749 | 37,579 | 17.92% |
令和2年度[12月] | 55,121 | 35,261 | 4,610 | 13.07% |
令和2年度[10月] | 204,163 | 168,989 | 29,728 | 17.59% |
令和元年度 | 276,019 | 220,797 | 37,481 | 16.98% |
平成30年度 | 265,444 | 213,993 | 33,360 | 15.59% |
平成29年度 | 258,511 | 209,354 | 32,644 | 15.59% |
合格基準は試験ごとに異なりますが、おおよそ75%の正答率があれば合格が期待できるといわれています。
また試験に合格した後に実際に宅建士として業務を行うには、受験した試験地の都道府県での登録が必要です。
登録申請時に実務経験がない場合は、実務講習の受講が求められます。
宅建士合格に必要な勉強時間
宅建士合格に必要な勉強時間の目安は200~300時間程度だとされています。
たとえば1日2時間〜3時間程度勉強に充てた場合、100〜150日程度必要となるため、3ヶ月〜半年程度の学習が必要となります。
宅建士は司法試験などほかの国家資格と比べると、難易度が低い国家資格だといわれています。
しかし、例年合格率は10〜20%未満なので、決して簡単な資格ではないので十分な対策が必要です。
宅建の資格取得までの道のりや流れとは?高卒でも宅建士になれる?
宅建士の平均年収
厚生労働省のデータによると、宅建士を含む住宅・不動産営業の平均年収は579.5万円となっています。
また、宅建士の年収は地域によっても差が見られる傾向にあります。
管轄の国税局地域 | 平均年収(給与) |
---|---|
札幌 | 421.5万円 |
仙台 | 358.5万円 |
東京 | 520.5万円 |
名古屋 | 353.1万円 |
大阪 | 449万円 |
広島 | 410.7万円 |
福岡 | 441.7万円 |
沖縄 | 270.7万円 |
地域別で見ると、やはり東京や大阪、福岡などの大都市圏は年収が高いことがわかります。
さらに宅建士として独立した場合、ホームページ制作や事務所の賃料など、初期の必要経費が発生しますが、実力のある人であれば年収が1,000万円を超えることもできます。
宅建士の年収はいくら?給料の相場や年収アップのポイントについても解説
自分に合う宅建通信講座・予備校を探そう
宅建士試験の通信講座・予備校は長ければ1年近く通うことになるので、どこの通信講座・予備校にするか選ぶことは重要です。
通信講座・予備校は通学形式だけでなく様々な形態で学習することができます。
ランキング形式でおすすめの通信講座・予備校をご紹介しましたが、必ずしもランキングの高いところが自分に合っているとは限りません。
ランキングだけでなく、それぞれの特徴を調べて自分に合う通信講座・予備校をさがしましょう。
無料体験講義を行っている通信講座・予備校も多くあるので、まずは気になる通信講座・予備校に一度足を運んでみるのがおすすめです。
宅建士講座ならアガルート!
宅建士試験合格を目指すならアガルートアカデミーがおすすめです!
通勤や家事の合間など隙間時間を活用して、効率的に学習を進めることができる講座です。