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ハウスメーカーの年収ランキング!職種別の給料や仕事内容は?

更新日:2021-06-08

ハウスメーカーの年収ランキング!職種別の給料や仕事内容は?

ハウスメーカーは家の建設を一から提案し、完成後もサポートしてくれる企業です。
主に一軒家を扱うことが多いハウスメーカーですが、マンション需要が増える現在も一軒家の人気は根強く、ハウスメーカーの需要は安定しています。

そんなハウスメーカーの年収や初任給・職種別給料などを詳しくみていきます。

ハウスメーカーとは?

ハウスメーカーとは

ハウスメーカーは家を建てる際に依頼をする企業の一つで、住宅の施工・販売を一手に請け負ってくれます。

実際に家を建てたいお客様の要望を聞き、商品企画を行いマーケティング業務をこなし、完成までしっかりとサポートをしてくれます。
ハウスメーカーは顧客の要望を細かく受け入れたハイクオリティの住宅提案をしてくれるため、とても人気があります。

大手ハウスメーカーは積水化学工業・大和ハウス工業・住友林業・タマホームなどが挙げられます。

ハウスメーカーの平均年収・初任給

ハウスメーカーの平均年収は、611万円と言われています。
日本のサラリーマンの平均年収436万円より高収入になっています。

大手ハウスメーカーは毎年大量に新卒採用・中途採用を行っていて、特に営業職の需要は多くなっています。
また、最近は都内のマンションの価格が上昇したことによって郊外の戸建て人気が高まり、ハウスメーカーを求める人の数も増えている傾向にあります。

このことから、ハウスメーカーの平均年収が急激に降下するようなことはしばらくは起こらないと言われています。

ハウスメーカー別年収ランキング

ハウスメーカーは企業によって年収が違ってきますが、大手ハウスメーカーの年収をランキング形式で紹介します。

1位 大和ハウス工業 918万円
2位 積水化学工業 903万円
3位 住友林業 858万円
4位 積水ハウス 802万円
5位 ウエストHD 796万円

出典:業界動向

このように、大手ハウスメーカーの平均年収は1位の大和ハウス工業が918万円2位の積水化学工業が903万円と、平均年収で900万円を超えています。

ハウスメーカーは、営業職の場合特に資格は必要ないので契約が決まれば歩合でかなり稼ぐことができます。
大手ハウスメーカーの場合でも、大卒資格さえあれば就職することができるのでそこから自分のがんばり次第で高収入を得ることができるのです。

しかしハウスメーカーは休日返上で出勤することも少なくなく、実力主義なため途中で挫折し退職してしまう人も多く、就職するにはかなりの覚悟が必要です。

ハウスメーカーの初任給

ハウスメーカーの初任給は職種にもよりますが、下記のようになっています。

事務職 約18万円
営業職 約20万円
技術職 約22万円

これを見ると、新卒の初任給は一般の企業とあまり変わりませんが、営業職の場合ここに歩合がプラスされるため実力次第で1年目から高収入を得る人もいます。

また、大手ハウスメーカーの新卒の初任給は29万円(営業職で歩合抜きの場合)という企業もあり、ここに契約があった場合歩合がさらに追加されます。

ハウスメーカーは職種によって給料の差がすごい?

ハウスメーカー年収

ハウスメーカーには職種がいくつかあり、職種によって給料も変わってきます。
大まかな職種は、事務職・営業職・技術職に分けられます。

大手ハウスメーカー「積水ハウス」の職種別給料

  

  

  

カスタマーズサービス社員 月給18万円~23万円 20歳~35歳のケース
営業職 25万円~29万円 大卒30歳~40歳のケース
技術職 25万円~29万円 大卒30歳~40歳のケース

出典:CAREE PICKS

それぞれの職種別の月給を表で見ると、事務職が約18万円~23万円なのに対し営業職と技術職が約25万円~29万円と差が出ています。

また、営業職はここに歩合がプラスされるので契約が取れた月は結果として、技術職よりも高収入を得ることができます。

企業によっては技術職の方が高収入な場合もあり、管理技術者に昇進すると月給は約40万円までアップします。

ハウスメーカーに勤めて高収入を得るには

ハウスメーカー初任給

ハウスメーカーでは、固定給にプラスして歩合が入る営業職が高収入を得ることができる職種になります。

しかし、営業職だからといって努力なしに高収入を得ることはできません。
売上が伸びず年収400万円の営業職もいれば、1000万円を超える年収を得ている営業職もいるのです。

住宅展示場に来場したお客様や問い合わせをしてきたお客様の対応をし、ニーズを細かくヒヤリングしプロ目線の提案をし、営業する上でお客様との信頼関係を築いていきます。

家を建てることは人生でとても大きなイベントなので、顧客の要望を聞きつつ不安を取り除き、満足のいく家を一緒に建てていくという重要な役割を持つのがハウスメーカーの営業職です。

資格・学歴不問

ハウスメーカーの営業職になるには資格や学歴は不問な場合が多く、自分の実力を試したい人・伸ばしたい人に最適の職種です。

大手ハウスメーカーは資格不要でも大卒以上という企業が多くなっています。

営業職の仕事内容

ハウスメーカーの営業職の具体的な仕事内容はどのようなものがあるのでしょうか

一番稼ぎの多い営業職のお仕事内容は以下の通りです。

インバウンド営業

ハウスメーカーの営業はインバウンドが多く、家を建てたいといった問い合わせや住宅展示場に来場したお客様と話し、一人一人の要望に合った家づくりを提案します。

予算設定や土地探し

家を建てようと考えている人の全員が予算や土地を決めてあるわけではなく、人によっては「家を建てたい」という漠然なゴールしか決まっていない事もあるので、そのようなお客様のために予算を一緒に考えたり、土地探しのお手伝いもします。

見積もり契約

実際にどのような家を建てるかお客様と打ち合わせを繰り返し詳細を決め、最終的な見積もりを出します。そこでお客様の了承を得ることができれば、晴れて契約成立となります。

家を建てた後のアフターケア

営業職は家を販売して完了ではなく、その後も家のリフォーム業者の紹介や家のアフターケアも行います。

ハウスメーカーの年収・初任給・職種別給料|まとめ

  • ハウスメーカーの平均年収:611万円
  • 初任給は一般企業とあまり変わらない
  • 営業職は歩合で1000万円以上稼ぐことも可能

ハウスメーカーの平均年収は600万円台と、一般のサラリーマンの平均年収よりかなり高額になっています。
大手ハウスメーカーの場合、平均年収で900万円を超える企業も少なくありません。

初任給は一般のサラリーマンと大差はありませんが、職種によって歩合が付く場合や役職が付いて年収が跳ね上がることもあります。
営業職では、毎月家を売ることができれば年収1000万円以上稼ぐ営業マンはたくさんいます。

ハウスメーカーの仕事は大変な反面、お客様に喜ぶ顔が見れたり感謝の言葉をかけてもらったり、とてもやりがいのある仕事です。