法務省によると土地家屋調査士試験の合格率は8~9%と非常に低く、独学で合格するには難易度の高い試験となっています。
試験合格を目指すには、通信講座や予備校の利用をおすすめしますが、土地家屋調査士の講座を開講しているところはたくさんあります。
そこで今回は土地家屋調査士試験におすすめの通信講座について紹介し、さらに試験合格のために重視すべきポイントを比較して解説します。
会社名 | 料金(税込み) | 合格実績 |
---|---|---|
1位:アガルートアカデミー | 162,800円~ 415,800円 |
令和5年度 アガルート受講生の合格率63.41% (全国平均の6.56倍) |
2位:東京法経学院 | 152,600円~ 742,500円 |
令和5年度 75.5%(合格占有率) 323名(合格者) |
3位:LEC東京リーガルマインド | 308,000円~ 495,000円 |
非公開 |
土地家屋調査士試験おすすめの通信講座・予備校5選
こちらでは教材の分かりやすさ・合格実績・料金・口コミなどからおすすめの通信講座を2025年最新版ランキングにしました。
各講座の比較ポイント
- 講座の料金
- 合格実績
- 教材・カリキュラム
- 学習サポート
会社名 | 料金(税込み) | 合格実績 | 教材・カリキュラム | サポート体制 |
---|---|---|---|---|
![]() 1位:アガルートアカデミー |
162,800円~ 415,800円 |
令和5年度 アガルート受講生の合格率63.41% (全国平均の6.56倍) |
講師作成のオリジナルテキスト フルカラーのインプットテキスト 合格に必要な内容だけを厳選 15分〜30分の短い講義 |
・バーチャル校舎 ・ホームルーム ・オンライン演習サービスTOKERUKUN ・オンライン質問サービスKIKERUKUN ・添削対応 ・学習計画の提案 ・定期カウンセリング ・全額返金特典 ・口述試験対策 |
![]() |
152,600円~ 742,500円 |
令和5年度 75.5%(合格占有率) 323名(合格者) |
講座専用の完全オリジナル教材 新作の予想問題を出題 |
・質問制度 ・全額返金特典 |
![]() |
308,000円~ 495,000円 |
非公開 | 丁寧にインプットを行うカリキュラム | ・質問制度 ・添削対応 ・口述試験対策 |
![]() |
231,000円~ 451,000円 |
非公開 | 図形を多用し、Q&A方式で進む基礎力講義 独自のメソッドにより記憶に残る講義 |
特になし |
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92,400円~ 352,000円 |
非公開 | 特筆点なし | ・質問制度なし ・添削全26回 |
1位:アガルートアカデミー
- おすすめPoint!合格実績が業界トップクラス
- 比較的リーズナブル
- 全額返金の合格特典がある
- サポートが充実している
アガルートアカデミーの通信講座は、勉強初心者の方・経験者の方でも最短1年で土地家屋調査士試験の合格を目指せる講座となっています。
合格に必要な内容だけを厳選し、徹底的に無駄が省かれた学習カリキュラムに沿って学べるため、「合格まで最短ルート」で学習を進められるでしょう。
また、一位合格者を3年連続輩出していることから、講座の質が高いことも分かります。
講座料金も比較的安く、さらに割引制度や合格特典が豊富ですのでお得に受講が可能です。
アガルートの料金
アガルートでは土地家屋調査士試験の初学者向け・中・上級者向けのほかにもカリキュラムオプションや単科講座などさまざまなニーズに合わせたコースが用意されています。
コース名 | 料金 |
---|---|
2025年合格目標中上級総合講義/中上級カリキュラム |
・ライト:280,060円
・フル:395,010円 |
2025年合格目標上級総合講義/上級カリキュラム |
・ライト:217,380円
・フル:342,760円 |
2025年合格目標/一発合格カリキュラム |
・ライト:259,160円
・フル:321,860円 |
2025年合格目標/ダブル合格カリキュラム |
・ライト:311,410円
・フル:374,110円 |
2026年合格目標/一発合格カリキュラム |
・ライト:272,800円
・フル:393,800円 |
2026年合格目標/ダブル合格カリキュラム |
・ライト:327,800円
・フル:448,800円 |
アガルートの講座はフルカリキュラムとライトカリキュラムに分かれているのが特徴的であり、フルカリキュラムはインプット・アウトプットをすべて網羅できるものであり、ライトは講座や映像講義を縮小したものになります。
費用を抑えたい方はライトカリキュラムがおすすめです。
また上記の講義を受講して土地家屋調査士試験に合格すると最大でお祝い金5万円もしくは講座料金全額返金という非常に魅力的な特典も用意されています。
アガルートには他校乗換割引や再受験割引など様々な割引制度があり、最大で20%OFFで受講が可能です。
豪華特典や限定キャンペーンでモチベーションを保てるのもアガルートの魅力ですね。
4年連続1位合格者輩出
アガルートのカリキュラムは合格率が非常に高いことでも評判です。
令和5年度土地家屋調査士試験では、アガルート受講生の合格率は全国平均の6.56倍である63.41%となりました。
合格者数は185名ですが、全体の合格者数が428名であったため合格者のうち半数近くがアガルートの受講生ということになります。
またアガルートは4年連続で全国1位の合格者を輩出しており、圧倒的に質が高い講座であることが表れています。
初めて土地家屋調査士試験に挑む方も、これまでも挑戦してきた方も、アガルートでなら一発合格を目指すことができるでしょう。
アガルートの教材・カリキュラム:必要な情報だけを厳選したテキスト
アガルートの教材は講師作成の完全オリジナルテキストであり、カラー図表などが豊富で、試験合格に必要な情報だけを他社の厳選しており他社の教材よりも薄いのが特徴です。
はじめのうちはその薄さに不安を覚えるかもしれませんが、無駄なく的を絞った学習ができます。
さらに、オリジナル定規が付属し、定規・電卓の使い方から学べるので、初学者からでも安心して学ぶことができます。
講義動画も15分~30分ごとに区切られており、スキマ時間での勉強や復習したいところだけを抜粋できるのでライフスタイルに合わせた学習が可能です。
アガルートのサポート:業界随一のフォロー制度
アガルートでは以下のサポート制度があり、はじめて土地家屋調査士にチャレンジする人にも安心です。
- オンライン質問サービス「KIKERUKUN」
- ホームルーム
- オンライン演習サービス「TOKERUKUN」
たとえば「KIKERUKUN」では疑問に思ったことを講師や有資格者にいつでも質問できるものです。
ホームルームは毎月20日ごろに配信される動画コンテンツのことで、最新通達や法改正、新しい試験傾向といった日々の勉強や学習に役立てる情報について発信されています。
「オンライン演習サービスTOKERUKUN」ではスマホひとつで土地家屋調査士の択一式試験の過去問を解けるオンライン演習サービスのことです。
時間や場所を選ばすに学習できるので、通勤時間や通学時間といったスキマ時間を活かしたい人におすすめです。
土地家屋調査士試験全国1位の講師による講義

中山 祐介
【プロフィール】
・現役土地家屋調査士講師
・土地家屋調査士試験1位合格
・著書:「複素数で解く測量計算」
「1冊合格!測量士補試験」
【経歴】
ADR認定調査士,筆界調査委員,測量士,
調査士会政治連盟顧問,特定行政書士
アガルートの講師は平成24年に土地家屋調査士試験を全国1位で合格した中山祐介氏で、分かりやすく受講者に寄り添った講義が特徴です。
自身の体験を元にしたテキストと授業で試験本番を想定した無駄のない講義を展開し、合格まで最短距離で導きます。
土地家屋調査士のほか行政書士の資格も取得しており、まさに法律のエキスパートとも呼べる講師から講義を受けることができます。
測量士補とのダブルライセンスも狙える
後ほど改めて紹介しますが、土地家屋調査士試験は特定の資格を所持していると試験の一部を免除できる制度があります。
その一つが測量士補という資格で、アガルートでは土地家屋調査士試験の講座と一緒に測量士補試験の講座を受講することができます。
測量士補の資格を持っていることは土地家屋調査士試験において大きなアドバンテージになるため、先にこの資格の習得を目指す方もいます。
アガルートに用意されている「ダブル合格カリキュラム」は一年で両資格とも取得することを目指すカリキュラムで、初学者でも十分に合格を狙えます。
値段も土地家屋調査士試験のみのカリキュラムと大きく変わらないので、非常に人気のあるカリキュラムです。
アガルート受講生の口コミ
中山先生、中里先生の講義はわかりやすく、動画が細分化されているので隙間時間や勉強時間が取れない時でも効率よく学習することが出来ました。また何度も講義を聞いていくうちに中山先生や中里先生の話し方や声、言葉を覚え、問題を解いていても頭の中にその言葉や声が出てくるようになりました。テキストで文字を見て、講義で音を聞いて学習するにはこれ以上の教材は無いと思います。私はこの講義動画を5周以上は見たと思いますが、何度見てもその都度新しい発見や学びがあり、本試験の直前まで講義動画を見て学習していました。
過去問に解説講義動画がついているのが私には合っていました。総合講座の前に過去問をやりましたので、解説で分かる部分もありますし、わからない論点が明確になりました。他校で論点別に過去問が出版されているのを拝見したことがございますが、私にはアガルートの年代別がフィットしました。トレンドや出題者の意思のようなものも感じられますし、バランスよく学習出来るのもメリットだと思いました。講義はとにかくわかりやすく無駄がないと思っております。先生の気持ちが伝わってきて、声がまだ耳に残っております。
利用方法は理解しながら繰り返し行いました。二度以上間違えた問題は、問題と正解を自分の声で録音して聞き、理解を深めました。
アウトレットセール(5%OFF)開催中
アガルートでは現在、期間限定で以下のアウトレットセールが開催されています。
セール名 | 2025年(令和7年度)合格目標カリキュラム アウトレットセール(5%OFF) |
---|---|
割引額 | 5%OFF |
期間 | 2025年1月28日(火)~ 2025年9月16日(火) ※ダブル合格カリキュラムは、販売期間に合わせ、2025年5月11日(日)までとなります。 |
対象講座 |
|
キャンペーン詳細 | https://www.agaroot.jp/chousashi/cp_sale/ |
アガルートの評判や内容について詳しく確認したい方は以下の記事も参考にしてみてください!
⇒アガルートの土地家屋調査士試験講座の口コミ・評判は?コース概要から料金費用・合格実績まで徹底解説
アガルートの講座を申し込むなら今がお得!
- 4年連続一発受験での全国1位合格者を輩出!
- オンラインでいつでもどこでも受講可能!
- フルカラーで見やすく・図面で分かりやすくまとめられたテキスト!
- 最大20%OFFになる各種割引制度
- プロ講師によるマンツーマン指導!
- 全額返金orお祝い金5万円の合格特典付き!
2位:東京法経学院
東京法経学院は60年の伝統を誇る老舗の法律専門学校です。
通学講座と通信講座の両方を行っており、歴史に裏付けされた確かな合格実績が特徴です。
1年~2年の学習で合格することを目標にしており、丁寧な学習を受けることができます。
合格者の返金制度も用意されています。
東京法経学院の料金
東京法経学院の最新コースの一つである「土地家屋調査士 新・最短合格講座」は基本の学習スタイルが通信ですが、答練については対面でも受講することができます。
通学する時間のある方や、直接の指導を受けたい方は通学タイプで受講するといいでしょう。
コース名 | 料金 |
---|---|
土地家屋調査士 新・最短合格講座 2025総合コース基礎力総合編+実戦答練[Ⅱ期](全14回)+ハイレベルVロードプレミアム答練(全6回) |
304,500円 |
土地家屋調査士 新・最短合格講座 2025総合コース基礎力総合編+実戦答練[Ⅱ期](全14回)+ハイレベルVロードプレミアム答練(全6回) 答練通学タイプ |
314,200円 |
総合コース基礎力総合編+合格直結答練(全21回) |
273,700円 |
総合コース基礎力総合編+合格直結答練(全21回)答練通学タイプ |
282,500円 |
基礎力総合編 | 152,600円 |
令和5年度土地家屋調査士試験合格占有率75.5%
令和5年度土地家屋調査士試験全体の合格者428名のうち323名が東京法経学院の受講生と、合格占有率は75.5%でした。
長年多くの合格者を輩出し続けてる実績とノウハウを持っているのが東京法経学院の最大の強みです。
近年登場したアガルートも歴史は浅いですが優秀な合格実績を出しているので、アガルートと東京法経学院は土地家屋調査士試験の二大巨頭と言えるでしょう。
東京法経学院の教材・カリキュラム:豊富なコース・カリキュラム
東京法経学院の土地家屋調査士講座は豊富なカリキュラム・教材が用意されています。
上記の表からもわかるように土地家屋調査士の免除の有無からはじまり、かなり細分化されています。
講義で使うオリジナルテキストである「合格ノート」は合格に必要な知識が集約されており、教材選びで迷うことはありません。
さらに、はじめて土地家屋調査士を目指す初学者から一度学習したことがある方やほかの不動産関連の資格を取ったことのある学習者向けの複数のコース・カリキュラムがあります。
ほかにも東京法経学院では会場受験・自宅受験から選べる模試や実践答練、口述模試、記述式なども提供されているので、一人一人のニーズに合わせた学習ができるでしょう。
東京法経学院のサポート:安心のバックアップシステム&合格者全額返金お祝い制度
東京法経学院にはいつでも質問ができるバックアップシステムが用意されています。
たとえば受講前には無料の受講相談や体験入学ができたり、受講中でも対話・電話・FAX・E-mailによる個人相談や本試験に精通した講師によるフォロー体制などが挙げられます。
また、東京法経学院を受講して土地家屋調査士試験に合格すると受講料の全額返金を受けることができます。
これにより通信講座でも最後までモチベーションを高く保つことができるでしょう。
土地家屋調査士のエキスパートによる指導
東京法経学院には数多くの講師が在籍しており、全員が土地家屋調査士のエキスパートです。
それぞれのカリキュラムに合わせた講師が幅広くカバーし、不安なく試験に臨むことができます。
中でも土地家屋調査士試験の専任講師である内堀博夫講師の評価する声が多く、実際に内堀講師の講義で試験に合格された方からはレジェンドと呼ばれています。

内堀 博夫
【プロフィール】
・土地家屋調査士専任講師
・「内堀式最短合格法」
【担当】
土地家屋調査士、測量士補
東京校「本科」「実戦答練」担当
東京法経学院の口コミ
実戦答練は、毎回会場で一斉に試験問題を解くので試験本番と同じ意識を持って受けることが出来、講義については不足している知識や、注意すべき点、新しい制度についてはわかりやすく説明していただき、また、勉強方法についてのアドバイスなどもしていただいたので、時間のない中で資格を目指しているという点も考えて講義が進んでいくので、復習効率を上げて問題に向かって行く事が出来ました。
通信講座は講座数が多くてこなすのが大変でしたが、自分のペースで進められた点がよかったです。また得意としていた計算方法の解説講座についてはあまり時間をかけずに受講することができ、自分のレベルに合う学習ができました。
通学講座については毎回先生が丁寧に添削してくださり、赤ペンだらけで返ってきたとしても自分に足りていない部分が明らかになることで、学習の方向性がよく見えて前向きに取り組めました。
また最新の法令に基づいたテキストが配布され、過去問の解説も最新の法令に刷新されており、安心して教材を解くことができました。
3位:LEC東京リーガルマインド
全額返金の合格特典つき!
LECは徹底したインプット・アウトプットの繰り返しで知識を定着させていく学習法が特徴です。
難解な専門用語の多い土地家屋調査士試験とは相性のいい勉強法と言えましょう。
LECの合格者は毎年上位に位置することが多いことも特徴です。
早期割引や合格者の返金制度も用意されており、最初から最後まで手厚いサポートを受けることができます。
LECの料金
コース | 料金 |
---|---|
土地家屋調査士合格コース | ・Webフォロー付き:319,000円 ・DVDフォロー付き:374,000円 |
土地家屋調査士&測量士補W合格コース | ・Webフォロー付き:385,000円 ・DVDフォロー付き:440,000円 |
土地家屋調査士&測量士補W合格コース民法既修者向け(午前の部免除資格あり) | ・Webフォロー付き:211,200円
・DVDフォロー付き:255,200円 |
LECの土地家屋調査士講座は30万~40万円程度と平均的な価格設定となっています。
しかし期間限定で早期割引などを行っており、20%OFFで受講できたり、他の資格に合格していれば15%OFFになるなど割引制度が充実しています。
30年にわたる指導実績とノウハウ
LECでは2025年現在、最新の合格率は公表されていません。
しかし2022年度土地家屋調査士試験では、受講生のうち29.3%が合格したという実績があります。
本試験の最終合格率が9.63%ということなので、3.04倍の合格率があるということです。
最新のものではありませんが、あくまで参考程度にしてみてください。
LECでなら30年にわたる長年の受験指導によるノウハウがたっぷり詰まった講義を受けることができるでしょう。
LECの教材・カリキュラム:レベルに合わせたオリジナル教材
LECの教材はインプット・アウトプットをベースにしつつ受講者のレベルに合わせた教材が用意されています。
たとえば初学者向けには内容の理解を深めるために書き込み式で自分だけのテキストを作り上げていきます。
学習経験者には制限時間を設定した反復練習や実践的な問題で実力をつけていける教材が用意されています。
LECのサポート:充実のサポート制度
LECには受講者の不安を解消するサポートが用意されています。
「教えてチューター」は受講中の分からないところを質問できる制度で、通信講座であっても疑問点をそのままにせず解決することができます。
専用サイトが作成されているため詳細に質問することができますが、この面はFacbookで手軽に質問でき、受講者同士でも意見交換できるアガルートの方が優れているかもしれません。
また「Online Study SP」と呼ばれるWEB学習では、学習進捗を管理できるので学習に関する不安要素を解決できるメリットがあります。
LECその他の特徴:受講生に親身なプロ講師
LEC東京リーガルマインドではわかりやすい講義、予想問題の的中率の高さで評価が高い講師陣が数多く在籍しています。
中でも池袋校と通信講座の講義を担当している木村真弓講師はとても親身になってアドバイスをくれたり、適格で効率的な講義がわかりやすいと受講生から定評があります。
以下ではそんな木村講師のプロフィールと実際の受講生かあの口コミについてまとめましたので、是非参考にしてください。

木村 真弓
【プロフィール】
・平成16年土地家屋調査士合格
・平成24年より講師として登壇開始
・ハウ経験
【担当】
インプット完成講座
直前ファイナル答練
はじめての三角定規
はじめての関数電卓
LEC東京リーガルマインドの口コミ
木村先生の授業は初心者でもわかりやすく、丁寧な授業でした。通学講座でしたが、先生が丁寧に教えてくれることもあり、途中から自宅で受講していましたが、問題なく進めることができました。自宅で学習している際も、画面上で先生が過去にやった大事なことを突っ込んで聞いてくれるので、うっかり忘れそうなことも思い出すことができ、先生が授業で繰り返し伝えてくれることで、自然と定着することができました。びっくりしたのが、先生が突っ込んでくる内容が、授業を受けながら、私が「あれ、この場合なんだったけ?」と思っているところをリアルタイムで突っ込んでくるところです。受験生の立場で考えているからこそ、そういう突っ込みができるのだなと感心しました。
人によって講師との相性が異なる場合もありますが、私の場合は担当講師の木村先生と合っていました。しっかりと準備された授業はもちろんのこと、飽きさせない話術や、受験生にとってのニーズの理解、受験生特有のナーバスな思考を前向きな気持ちにさせてくれたりなどの対応の数々…。受験生を絶対に合格させたいという情熱が高く、決して受験生を見離さず真摯に対応してくださる頼もしい先生でした。一度授業を受けた後に、何かをしながらでも授業を何回か繰り返し聞くことにより、目から入るテキスト情報だけでなく、音声情報として大切な知識を記憶することができました。
4位:日建学院
日建学院は通学講座と通信講座の両方を行い、高いクオリティの映像が評価されている予備校です。
通学講座も教室か個別で映像を視聴する形式をとっており、直接の指導がない代わりに全国どこで受けても同じ品質の授業が受けられる利点があります。
出張など、普段通っている学校で受講できない場合も最寄りの日建学院で受講することが出来ます。
全国244校あり、映像授業を用いた日建学院ならではのサポートで一定数の支持を保ち長い歴史を誇っています。
日建学院の合格者の料金
コース | 料金 |
---|---|
本科Webコース(12ヶ月) | 451,000円 |
答練Webコース(4ヶ月) | 231,000円 |
本科Webサポート | 33,000円 |
統一模擬試験(自宅) | 5,500円 |
参照:日建学院
日建学院の合格率
日建学院では2025年現在、合格率・合格者数を公表していません。
日建学院の教材・カリキュラム:出題傾向を抑えた「オリジナル教材」
日建学院では試験の出題傾向を徹底分析した分かりやすさと使いやすさを重視した、オリジナル教材となっています。
たとえば基礎力を上げるテキストでは図解を交えた簡潔なものとなっていたり、出題頻度の高い項目に絞って解説や縄文集などを掲載しています。
さらに本試験に備えた実践的な問題集では、正誤の判断根拠や根拠条文、解答を導くための考え方の解説も掲載しているのでスピーディに回答する力が身に付きます。
またテキストだけではなく映像講義にも力を入れており、長年にわたって蓄積されてきたノウハウやポイントを抑えたものとなっています。
教材と映像講義の相乗効果によって理解度が深まるでしょう。
日建学院のサポート
日建学院では現在、サポートに関する情報が公表されていません。
日建学院の口コミ
日建さんでは年々改正される法律にも対応していますし、書面ではない先生の解説は頭に入りやすかったです。調査士試験は時間との勝負なので、解答スピードはとても学ばせていただきました。また通信教育だと「今日は勉強しなくていいか」となることもありましたが、学校だと毎週やるべきことがあるのでそれだけで日々の目標ができるかと思います。
答案練習講座のみの受講でしたが、合格には無くてはならなかったと思います。齊木講師の「あの条文だけに頼らない」「クライアントが思っていることを汲み取って、法律家として考えなさい」といったつぶやきが非常にためになりました。常に思考するような意識付けができ、論文への解釈やアプローチ方法の幅が広がりました。試験でもとても役立ったと思います。 また、答練の前半部分では過去問論点を総復習でき、試験直前期に何度も見返しました。 映像講義も何度も観ることができてとても助かりました。予習よりは復習を重点的に、1回観て分からなければ2回目3回目…と何度も観るようにしていました。
5位:早稲田法科専門学院
早稲田法科専門学院は50年以上の歴史を誇り、現在は土地家屋調査士と測量士補を専門に扱う学校です。
営業活動をほとんど行わず実績と信頼で生徒を呼び、丁寧な授業を提供する、それが早稲田法科専門学院の特徴です。
調査士総合Aパーフェクトコース | 352,000円(税込) |
---|
早稲田法科専門学院の料金
コース | 料金 |
---|---|
入門総合DVDコース | 128,150円 |
早稲田法科専門学院の合格率
2025年現在、早稲田法科専門学院では合格率・合格者数を公表していません。
早稲田法科専門学院の教材・カリキュラム:基礎~応用レベルまでを身に着けられる
早稲田法科専門学院では、全体を理解しやすく学べるようポイントをまとめ、調査士の受験に必要な内容を6割~7割程度習得できるオリジナルテキストを使っています。
また基礎数学、定規や電卓の使い方、図面の作成方法、書式で活かせる電卓テクニックなど、初学者にも分かりやすい解説をしているDVDもついてきます。
先生との対話による質疑応答の場をメールや質問権などで対応してもらえるのでフォロー体制もバッチリです。
早稲田法科専門学院のサポート:ベテラン講師による添削指導
早稲田法科専門学院では講評欄だけではなく、択一問題、書式問題のポイント箇所や必須事項など、ベテラン添削講師が添削指導してくれるので実践的な実力が身に付きます。
早稲田法科専門学院の口コミ
早稲田法科専門学院の全国答案練習DVDコースを今年受けて本当に良かったです。5年目も以前の学校にしていたら、合格はできていなかったと思います。特に勉強方法が変わりました。早稲田法科専門学院では、全国答案練習DVDコースの中で、択一全問を解説してくれるのです。私のような覚えの悪い者にとって「インプット」する事ができ、しかも、質問票をFAXで送るとその日のうちに回答が送られてくるので、すっきりした気分で次へ進めました。遅くとも3日以内に回答して頂きました。
松元先生ありがとうございました。以前の学校では回答に1週間以上かかり、民法においては、2週間以上してから回答が届きます。そのため、インプットの学習をする事ができませんでした。
合格者の声
私が初めてお会いした講師の先生が,受講する私をサポートし,時には見誤った条文の解釈をして間違った質問などをしていましたが,お叱りを受けたことによって条文解釈に深みが増し,次に質問する内容に厚みが増していくのを実感し,自信が持て,成績も上がってくるようになりました。
合格者の声
早稲田法科専門学院の土地家屋調査士講座の詳細は下記ページにて!
⇒早稲田法科専門学院の土地家屋調査士講座の評判や特徴、料金を徹底紹介
条件別!土地家屋調査士試験対策の予備校・通信講座を比較
ここでは、条件別に土地家屋調査士試験講座の予備校・通信講座について比較していきます。
料金で比較
ここでは、初学者向けの最も基本的なコースの料金を基準に比較していきます。
会社名 | コース名 | 一般価格(税込み) |
---|---|---|
アガルートアカデミー | 2025年合格目標/一発合格カリキュラム | ・ライト:259,160円
・フル:321,860円 |
東京法経学院 | 新・最短合格講座 | 304,500円 |
LEC東京リーガルマインド | 土地家屋調査士合格コース | Webフォロー付き:319,000円~ |
日建学院 | 本科Webコース | 451,000円 |
早稲田法科専門学院 | 調査士総合Aパーフェクトコース | 352,000円 |
5社の通信制の初心者コースを比較すると相場料金は大体30万~45万円で、最も低いのはアガルートのライト講座であり、最も高いのは日建学院になります。
アガルートのライトはフルと比べて講座数などが少ないことから、フルよりも価格が低く設定されています。
フルだと30万以上になりますが、期間限定のセールやキャンペーン、割引制度などを駆使すれば費用を抑えられるでしょう。
通信講座を賢く選ぶなら
合格実績で比較
ここでは、合格実績の高さで比較していきます。
合格者数について公表していないところもあるため、ここでは受講生全体の合格占有率で比較しています。
会社名 | 合格実績 |
---|---|
1位:東京法経学院 | 令和5年度 75.5%(合格占有率) 323名(合格者) |
2位:アガルートアカデミー | 令和5年度 アガルート受講生の合格率63.41%(合格占有率) 185名(合格者) |
3位:LEC東京リーガルマインド | 令和4年度29.3%(合格占有率) |
合格率が最も高いのは東京法経学院で、令和5年度の合格占有率は75.5%となっています。
続いて優れた合格実績を持つのはアガルートアカデミーです。
アガルートでは4年連続1位合格者を輩出しているので、カリキュラム自体は申し分ないと言えます。
サポート体制で比較
続いて、各社のサポート制度を見ていきましょう。
予備校と違い通信講座は基本的に1人での学習となるため、学習サポートの充実度はそれだけで合格に直結します。
アガルート | 質問制度 添削対応 学習計画の提案 定期カウンセリング 全額返金特典 口述試験対策 |
---|---|
東京法経学院 | 質問制度 全額返金制度 |
LEC | 質問対応 添削対応 口述試験対策 |
日建学院 | 質問制度なし 添削対応なし Webサポート(別途3万円) |
早稲田法科専門学院 | 質問制度なし 添削制度なし |
アガルートは豊富なサポートが売りの通信講座でもあり、他社と比べて圧倒的に充実した内容となっています。
特に定期カウンセリングは、予備校のように直接講師と相談することができ、学習スケジュールの計画や悩み相談で万全の対策をとることができます。
定期カウンセリングオプションをつけなくても無料の質問制度や月に1回の動画配信、全額返金制度が用意されています。
アガルートのカリキュラムであれば講師と2人3脚で試験合格を目指していけることでしょう。
土地家屋調査士試験の通信講座を選ぶポイント4つ
こちらでは予備校や通信講座を決める際に失敗しない選び方について解説します。
予備校や通信講座を受講する際は、自分の学習レベルや目的に合った講座を選ぶことが大切です。
以下では通信講座のどの内容を確認すれば良いかそれぞれ解説します。
学習テキスト・講義のわかりやすさ
通信講座では基本的にテキスト教材や映像講義などを使って学習を進めるので、自分に合っているかどうかを確認することが大事です。
たとえば図やイラスト、カラーテキストなどで読みやすいかどうかや解説が自分にとって理解しやすい内容であるかをいておくといいでしょう。
ほとんどの予備校や通信講座では学習テキストの無料サンプルを公式サイトに掲載されてるので事前にチェックしておくことをおすすめします。
また最近では、スマートフォンやタブレットで利用できるデジタル教材もかなり普及しています。
デジタル教材だと重いテキスト持ち歩く必要がなく、時間や場所に縛られずにいつでもどこでも学習できるメリットがあります。
1回5分など短時間のものもあるので、こちらも公式サイトのサンプルや口コミなどを見ておくと授業の雰囲気を掴めるはずです。
フォロー体制の充実度
土地家屋調査士の試験では法律の内容だけではなく、測量計算や作図といった専門的な技術が求められる問題も設けられています。
そのため、どうしてもテキストや講義動画だけでは解決できない問題も出てくる可能性があります。
そんなときに講師へ直接質問ができるサポートや、提出した解答の添削サポートがある講座であれば、素早く問題を解決できより学習が捗るでしょう。
講座料金やスクールの知名度だけではなく、こういったサポート体制が自分に合っているかも確認しておくことが大切です。
講座の料金
通信講座の費用は、自分に合ったものを選びましょう。
社会人や学生などでも用意できる費用は異なり、個人の経済状況はさまざまです。
目的やコストパフォーマンスを考えて、費用をチェックすることが重要です。
サポート体制や学習教材が豊富な通信講座は、やや高額な傾向があります。
ただし、高額な通信講座は勉強しやすい内容やカリキュラムと言えるでしょう。
模擬試験・答練の有無
通信講座は独学となるので、自分のレベルが客観的に判断できないことがあります。
各通信講座では答練や模試を開催しているところもあるので、いくつか比較する際の基準のひとつにするといいでしょう。
土地家屋調査士通信講座 | アウトプット内容 |
---|---|
アガルート | 過去問、答練、法改正、書式の雛形、模試などアウトプットのフルカリキュラム |
東京法経学院 | 中・上級者向けに答練に集中したカリキュラムあり |
LEC | 添削と成績表付きの答練あり |
日建学院 | 答練コースや模擬試験プランあり |
早稲田法科専門学院 | 答練コースで添削あり |
土地家屋調査士の記述式(書式)問題のオススメ勉強法は?目標点は基準点クリアで十分!
土地家屋調査士試験が独学だと難しいと言われる理由
土地家屋調査士試験を独学で合格するのは極めて難しいと言えます。
実際に独学で合格した方もいますが、そのほとんどが既に関連性の高い資格を有しているか、土地家屋調査士の下で実務をしていた方です。
そういった方でない限り独学での合格はほぼ不可能でしょう。
理由①:法律の理解に苦労してしまいやすい
土地家屋調査士試験にはかなり広範囲の法律が出題されます。
また不動産に関する法律は他資格では出てこないものも多く、不動産登記には独特の概念や用語があるので初学者にとっては苦労する分野にあたります。
これらを独りで理解しようと思うと非常に時間もかかり、正しく理解できているかも確かめられません。
とくにはじめて土地家屋調査士の試験に挑戦するのであれば、合格に必要な知識のみを絞った通信講座や予備校のカリキュラム・教材を使うのがおすすめです。
理由②:そもそも土地家屋調査士の教材が少ない
土地家屋調査士は司法書士や行政書士と比べマイナーな資格です。
そのため土地家屋調査士対策のための市販の学習教材はそもそも数が少ない傾向にあります。
試験の傾向も年度によって変わることがあるため、常に最新の情報を得るとなると独学だとやはり難しいのが現状です。
しかし通信講座や予備校なら豊富な教材や答練などがあるため、教材選びには苦労しないでしょう。
理由③:記述式問題の対策が難しい
土地家屋調査士試験には複数の記述式問題が出題されます。
しかし実際、作図や計算の効率的な方法を自分で見つけることは難しく、文章問題は採点の基準が明確でないため自己採点ができない範囲となります。
採点のポイントを把握し、実戦的な知識を身に付けるのは難しいため試験を受けたことのある講師など第三者に添削してもらうのがおすすめです。
土地家屋調査士とは
土地家屋調査士とは、不動産の表示に関する登記の専門家のことを指します。
また以下の独占業務を担当できる国家資格でもあります。
- 土地や家屋に関する調査や測量
- 不動産の表示に関する登記の申請手続の代理
- 不動産の表示に関する登記に関する審査請求手続の代理
- 筆界特定の手続の代理
土地家屋調査士は不動産登記の中でも「表示に関する登記」に関連する調査、測量、申請手続きの専門家であり、土地の境界に関する知識を持つプロフェッショナルです。
不動産登記は「表題部」と「権利部」に分かれていますが、土地家屋調査士は表題部の手続きを代理できるため将来性があるといえます。
土地家屋調査士と測量士の違い
土地家屋調査士の講座では測量士とのダブルライセンスを目指せるコースを用意されていることがあります。
しかし、土地家屋調査士摂測量士はまったく異なります。
ここでは、土地家屋調査士摂測量士の違いについて紹介します。
項目 | 土地家屋調査士 | 測量士 |
---|---|---|
業務範囲 | 境界確定、分筆・合筆測量、建物表題登記、滅失登記の申請代理 | 基準点測量、地形測量、用地測量、設計図作成 |
法律上の位置づけ | 不動産登記法に基づく | 測量法に基づく |
依頼者 | 個人、企業 | 自治体、建設会社、土木関連企業 |
試験内容 | 測量法、不動産登記法、申請書・図面作成の記述式問題 | 数学、測量理論、実務技術 |
免除制度 | 測量士、建築士は午前試験が免除 | 測量士補取得後、実務経験で取得可能 |
試験方法 | 試験合格後に登録 | 試験合格もしくは指定された学校で卒業・実務経験を積む |
完関係 | 測量士の協力を求めることがある | 土地家屋調査士に法的業務を依頼する |
土地家屋調査士と測量士はどちらも国家資格ですが、それぞれ土地家屋調査士は法務省、測量士は国土交通省に属しており管轄下が異なります。
また土地家屋調査士が実施する測量は一筆地測量であり、測量士が行う測量は公共や民間の測量業務に限られるといった違いもあります。
ほかにも土地家屋調査士は個人の土地や家屋の測量を行いますが、測量士は主に公共事業に携わります。
土地家屋調査士の平均年齢や平均年収を公開!転職は何歳まで可能か?
土地家屋調査士試験について
ここでは、土地家屋調査士試験について紹介します。
試験日程 | ・筆記試験:10月の第3日曜日(※2025年は10月19日予定) ・筆記試験合格発表:1月上旬頃 ・口述試験:1月中旬頃(筆記試験合格発表後の2週間後) ・最終合格者発表:2月中旬頃 |
---|---|
試験内容 | 【筆記】 午前の部:平面測量10問/作図1問 午後の部:(択一)不動産登記法・民法他から20問 (書式)土地・建物から各1問 【口述】 1人15分程度の面接方式の試験 |
受験資格 | なし |
受験申請方法 | 窓口申請もしくは郵送 |
提出書類等 | ・土地家屋調査士会試験受験申請書・写真(パスポートサイズ) |
受験手数料 | 8,300円(収入印紙で納付) |
試験会場 | 全国9会場(東京、大阪、名古屋、広島、福岡、那覇、仙台、札幌、高松) |
参考: 日本土地家屋調査士会連合会
土地家屋調査士試験の詳しい日程は毎年7月頃に発表されるため、令和7年度の土地家屋調査士試験の概要についてはまだ発表されていません。
しかし、口述試験については例年10月の第3日曜日に開催されることから令和7年は10月19日に行われると考えられます。
土地家屋調査士になるには日本土地家屋調査士会連合会に備える土地家屋調査士名簿に登録する必要があります。
土地家屋調査士名簿に登録を受ける際には日本土地家屋調査士会連合会会則第41条の規定により、手数料として25,000円を日本土地家屋調査士会連合会に納付する必要があります。
土地家屋調査士試験の合格率
ここでは、過去の土地家屋調査士試験の合格率について紹介します。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
平成29年(2017年) | 4,600 | 400 | 8.7% |
平成30年(2018年) | 4,380 | 418 | 9.5% |
令和1年(2019年) | 4,198 | 406 | 9.7% |
令和2年(2020年) | 3,785 | 392 | 10.4% |
令和3年(2021年) | 3,859 | 404 | 10.5% |
令和4年(2022年) | 4,404 | 424 | 9.6% |
令和5年(2023年) | 4,429 | 428 | 9.7% |
令和6年(2024年) | 4,589 | 505 | 11.0% |
参照: 日本土地家屋調査士会連合会
上記の表からも分かるように、土地家屋調査士試験の合格率は例年9%~10%で推移しており、かなり難易度の高い試験であることが分かります。
土地家屋調査士とほかの資格の難易度を比較
土地家屋調査士とほかの不動産・法律系資格の合格率を比較すると以下の通りとなります。
資格名 | 合格率 |
---|---|
司法書士 | 約 4% |
社労士 | 約 6% |
土地家屋調査士 | 約 9% |
マンション管理士 | 約 9% |
行政書士 | 約10% |
宅建 | 約 15% |
管理業務主任者 | 約 20% |
賃貸不動産経営管理士 | 約 30% |
上記のように土地家屋調査士の合格率はマンション管理士や行政書士と同じくらいの合格率であり、国家資格の中でもかなり難易度の高い試験であることがわかります。
土地家屋調査士の難易度は高い?他資格とのランキング比較や合格率・偏差値・勉強時間の目安について解説
土地家屋調査士の平均年収
厚生労働省のデータによると、土地家屋調査士の平均年収は1121.7万円であり、月額だと27.9万円となっています。
土地家屋調査士は正規の職員(正社員)や従業員よりも自営業やフリーランスとして活躍する人の方が多い傾向にあります。
土地家屋調査士の年収は平均いくら?収入目安やボーナス額・高収入を目指すコツを解説
土地家屋調査士試験にチャレンジしよう
今回は土地家屋調査士試験におすすめの通信講座について紹介し、さらに試験合格のために重視すべきポイントを比較して解説してきました。
土地家屋調査士は独占業務のある仕事であり、専門性の高い仕事でもあるので将来性はあるといえます。
土地家屋調査士試験の合格率は9%前後、専門知識・技術も豊富に必要なため独学での合格は非常に難しいでしょう。
通信講座や予備校であればテキストを選ぶ手間も省けますし、合格に必要な知識や情報を効率的に学習できるメリットがあります。
なかでもとくに今回ご紹介したアガルートは費用面や合格率などを踏まえて、数ある通信講座・予備校の中でも特におすすめです。
無料サンプル動画なども掲載されているのでぜひチェックしてみてください。