LEC東京リーガルマインドの予備試験対策のコースには、には「1年スピードマスターコース」と呼ばれるコースがあります。
1年スピードマスターコースは予備試験・難関法科大学院どちらも目指せるコースとなっており、1年間の学習時間で予備試験合格を目指す内容です。
そこで今回は、LEC東京リーガルマインドの「1年スピードマスターコース」についての口コミやカリキュラムについて詳しくご紹介します。
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LEC 1年スピードマスターコースのカリキュラム
1年スピードマスターコースのカリキュラムは以下の通りです。
2025年を目標にしたコースの場合、1年スピードマスターコースは2023年(収録済み)入門講座を自分のペースで進め、1年間の学習時間で予備試験合格を目指せます、
先にも述べたように、予備試験や難関法科大学院入試向けとなっており、法科大学院を目指す場合、希望すれば別途「法科大学院併願【特別価格】オプション」と呼ばれるオプションも追加できます。
もし上記のオプションを希望するのであれば、LEC各本校もしくは、コールセンターにお問い合わせてみてください。
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LEC 1年スピードマスターコースの受講料
1年スピードマスターコースの受講料は以下の通りとなります。
通信Web・音声DL・スマホ視聴可(答練・模試自宅受験) | 623,800円 |
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通信DVD(答練・模試自宅受験) | 807,940円 |
ちなみに2025年目標のコースの場合、販売終了日は2024年12月30日(月)23:59なので注意が必要です。
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LEC 1年スピードマスターコースの口コミ・評判
ここでは、1年スピードマスターコースの口コミや受講生の合格体験記についてご紹介します。
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口コミ・評判①知識だけではなく、考え方についても学べた
私は、赤木先生の入門講座を受講しました。
赤木先生の講義の特徴は、「当事者目線」と「条文至上主義」というコンセプトのもと、予備試験および司法試験の天王山である「論文式試験」を強く意識した内容となっている点にあります。
そして、初学者向けの講座として位置づけられているこの入門講座においても、それは例外ではありませんでした。
条文については、その条文が当事者の主張反論の中でどのように使われるのか、判例については、その判例は当事者の主張反論として理解するとどのように構成されるのか、といった観点から解説がなされており、基礎知識を「論文式試験」の事例問題を解くために必要な形で(当事者の主張反論という土台に乗せて)習得することができました。
そして、「論証パターン」重視の「論点至上主義」に陥ることなく、条文を起点に思考する訓練をすることができた点も大きいです。
このように、私が学習1年目で「当事者目線」と「条文至上主義」をコンセプトに掲げられている赤木先生の入門講座を受講することができたのは、今後の学習を進めていく上で非常に重要なことだったと思います。
また、私は上記の入門講座と並行する形で、赤木先生の論文基礎力養成答練を受講しました。
この答練は、入門講座で習得した知識を実践する場として非常に有用だったと思います。
自分が作成した答案の添削もしていただけるため、自分に足りない点を的確に見定める上で役立ちました。
赤木先生の解説講義では毎回思考過程を示していただき、学習1年目にして、実際に現場でどういう道筋で試験問題を解いていくべきか、という点について明確になりました。
学習2年目の本格的な問題演習の段階にスムーズに移行するという観点からも入門講座と並行して受講してよかったと思います。
口コミ・評判②効率的に学べる
入門講座は初学者が法律を体系的に学ぶことができ、法的素養を伸ばすために必須だと思います。
予備試験の試験範囲は膨大なので、独学でマスターすることは非常に困難です。
このため、既に法律をマスターされている先生に講義で教わる方が効率的だし、合格への近道だと思います。
口コミ・評判③挫折せずに学べた
入門講座の良かった点は、七法の基本事項が挫折せずにマスターできた点です。
私は最初、民法の基本書を読んで独学で学ぼうとチャレンジしたのですが、難しく挫折した経験があります。
LECの入門講座は法律初学者に向けて作られており、挫折せずに学ぶことができるように設計されていると感じました。
また、基本と言いましても、短答知識はだいたいこれに載っていますので、安心感があります。
法律の勉強で一番つらいところは、この基本知識をマスターするところですので、ここを乗り切れるのは本当にありがたかったです。
口コミ・評判④論文試験の対策におすすめ
入門講座で印象的だったのは、講師が理解を助けるために、様々な工夫をしてくれたところです。
私が受講した田中クラスでは、多くの事項について、田中先生が労をいとわずに手書きをしながら丁寧に解説をしてくれたお陰で、復習段階でのテキストやレジュメの読み込みが格段に楽になりました。
論文基礎力養成答練は、回数こそ少ないものの、各科目の論文試験の出題内容や解答を学ぶことで、自分と各科目の相性を把握できる所に利点があります。
また、私は、答案構成と解説の確認で受講を終えてしまいましたが、実際に論文を書いて添削を受ければ、論文試験における苦労は確実に減ると思います。
1年スピードマスターコースの口コミには、「短期間で効率よく学べる」「講師によってアプローチが異なり、より効果的な学習方法について知れた」「初学者でも挫折せずに学習できた」といったものが多くみられました。
予備試験の試験範囲は膨大であり難易度も高いので、独学ではやはり難しいのが現状です。
しかし1年スピードマスターコースでは、現場で実際に活躍する講師が担当しているため、より実践的なアドバイスが期待できると考えられます。
1年スピードマスターコースの担当講師
1年スピードマスターコースには、田中講師、森講師、赤木講師、柴田講師の4人の講師から選べます。
ここでは、それぞれの講師の担当クラスや特徴についてご紹介します。
田中正人講師
渋谷駅前本校 生クラス・通信クラスを担当。
講師・弁護士としての長年の経験に裏打ちされた私の入門講座は、初学者でも難解な法律概念を正確に理解し、試験で有効に活用できることを目標にした講義が特徴です。
テキストと補助レジュメを使用し、「絶対に押さえておくべきポイント」を試験で実践的に活用できる形で理解できるように指導してくれることから受講者からの人気も高めです。
具体例や図表、体験談を交えつつ、体系的なアプローチをおこない、各事項を実践的に習得できるようなサポートも充実しています。
森剛士講師
早稲田本校 生クラスを担当。
予備校の授業において生徒が単に講師の授業を受けるだけでなく、疑問や質問に直接答える機会を作っているのが特徴です。
授業外でも生徒からの質問にダイレクトに応じ、授業で理解しきれなかった点や自習中に生じた疑問に対処することで、短期間で深い理解を得られると期待できます。
法律の問題は表現が異なることがあり、学習者は様々な困難に直面します。質問できる環境の提供は、法律学習において極めて重要だといわれています。
森講師の講義では、講師が生徒の疑問に直接答えることで、効率的な学習と正確な試験対策ができます。
赤木真也講師
梅田駅前本校 生クラス・通信クラスを担当。
赤木講師の講義では、論文解答の方法を初回から実践的に徹底し、OUTPUTとの連動でINPUTの内容を理解しやすくするのが原則です。
上記の演習により効率的な学習を促進し、論文の解き方を理解した際、どの場面でどのように応用すべきかも習得できます。
分かりやすく解説し、理解を繰り返しやすくする工夫を施し、難解な内容も入門段階で理解可能な形にアレンジしてくれるので理解もしやすいといわれています。
またテキストで難解な事項を発展編に回す一方で、入門レベルで理解でき、かつ重要な内容にはレジュメ形式で追補してくれるのもうれしいポイント。
最新判例のフォローアップも行い、入門講座だけで司法試験の論文試験に必要な情報の95%以上をわずか1年で網羅できます。
テキストの読み直しでは理解しづらい箇所や、旧司法試験の練習問題も随時収録し、入門講座の復習と同時に応用問題へのアプローチを提供します。
柴田孝之講師
古屋駅前本校 生クラス・通信クラスを担当。
柴田講師はは30年以上の受験指導歴と著作の経験を有し、豊富な過去問の知識を持っています。
さらに訴訟代理人や企業顧問の実務経験、司法修習生の研修担当も経て、これらの実践的な経験を踏まえた講義をおこなっています。
公職経験を通じて講義テクニックも向上し、とくに一般の住民にも理解しやすい説明が得意としています。
ほかにも行政法や憲法統治機構、法人理論などの難解な分野も実務経験をもとに端的に解説します。
またオリジナルレジュメを使用し、板書の手間がなく講義に集中できるように工夫しており、多様な言い換えや具体例、実務体験を交えながら、法律上の概念を視覚的に説明し、『目に見えない法律上の概念が目に見えるようにする』ことを重視します。
出題形式まで解説し、合格に直結する知識を学ぶことを実感できると好評を得ています。
LEC東京リーガルマインドの1年スピードマスターコース以外のコース
LEC東京リーガルマインドには、「1年スピードマスターコース」以外にも予備試験対策のコースや法律初学者向けのコースがあります。
ここでは、ほかのコースについていくつかご紹介します。
いずれのコースも通学・zoom配信・Web講義から自分のライフスタイルに合わせて選べます。
2年合格コース
「2年合格コース」は2024年の春から2年で2026年予備試験合格を目指すLECのスタンダードコースです。
予備試験・法科大学院進学の両方に対応しており、入門段階から直接論文指導まで網羅しています。
また4人の講師の中からひとりの講師が最後まで7科目を一貫して指導するといった特徴があります。
- 通信Web:税込656,800円
- 通学Web:税込733,800円
予備試験1年スマート合格コース
「予備試験1年スマート合格コース」は2025年の予備試験合格を目指すコースです。
講師は田中正人講師による全科目一貫指導となっています。(答練・模試の解説は除く)
論文指導や学習サポートも同様に田中講師が担当するため安心感があります。
大学1~3年生、社会人などしっかり学習時間を確保でき、短期間で合格したいといった方におすすめといえます。
- 通信Web:税込656,800円
- 通学Web:税込733,800円
LEC東京リーガルマインドの「予備試験1年スマート合格コース」とは?口コミ・合格体験記も紹介
難関法科大学院(既修)合格コース
「難関法科大学院(既修)合格コース」は2026年法科大学院入学目標とした、確実に司法試験受験資格を取得したい方向けのコースです。
難関法科大学院(既修コース)の授業料免除合格を目指すために、1~2年の学習期間を前提としています。
難関法科大学院既修者コース専願のコンパクトな特別コースとなっているため、予備試験への受験が難しいといった方にはおすすめです。
- 通信Web:税込601,800円
- 通学Web:税込645,800円
LECと他校の司法試験・予備試験講座を比較
ここでは、東京リーガルマインド以外のほかの大手予備校とおおよその相場を比較します。
LEC | 646,800円〜917,840円 |
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アガルート | 822,800円~932,800円 |
伊藤塾 | 1,188,600円~1,367,700円 |
辰巳法律研究所 | 579,400円〜1,393,400円 |
資格スクエア | 719,400円~759,000円 |
もちろんコースやカリキュラムにもよりますが、上記でもわかるようにLEC東京リーガルマインドは比較的安い方だといえるでしょう。
どの予備校も法律分野に強い老舗だったり、合格実績も豊富です。
「通いやすい場所に校舎がある」「通信や学習のサポートが充実している」など自身のライフスタイルに合わせたスクールを選ぶようにするといいでしょう。
LEC東京リーガルマインドの「1年スピードマスターコース」は自分のペースで進めたい人におすすめ
今回は、LEC東京リーガルマインドの「1年スピードマスターコース」についての口コミやカリキュラムについてご紹介してきました。
1年スピードマスターコースは1年間で予備試験合格目指すコースで、学習時間をしっかりを確保でき、かつ自分のペースで学習を進めていきたいといった方におすすめのコースといえます。
また講師も実力派の4人から選べ、より効率的N学習方法を見つけられるのもうれしいポイントです。
実際の口コミにも、「初学者でも挫折せずに学習できた」といった内容が多く見つかりました。
今回の記事で「1年スピードマスターコース」に興味を持った方はぜひオンラインにて申込をしてみてください。