ゴルフをたしなむ人は、理想のスコアのために奮闘していますよね。
多くの人は、「ゴルフが上手くなるには、どれだけ上達のためのお金と時間をかけたかだ!」と言います。
それだけ継続した練習と、プロからの的確な助言がもろに上達に影響するスポーツなんですね。
そこでこの記事では上達する人としない人の違いや、初心者でもゴルフが上手くなるための練習方法を解説していきます!
ゴルフが上達する人としない人の違い
初心者でもめきめきとゴルフの腕が上達している人は、正しい練習方法を継続して行っています。
この「正しい練習方法」というのが上達の1番のポイントで、ゴルフ歴だけ長くてスコアが変わらない人は、ムダな練習をだらだらと続けていることに上達できない理由があるのです。
そこで、ゴルフを始めたばかりで順調に成績を伸ばしているAさんと、歴は長いけれどスコアが停滞しているBさんを例に出してみましょう。
ゴルフの上達が早いAさんの場合
ゴルフを始めて1年の初心者、特にスポーツ経験はなしで、新しい趣味をとゴルフを始め、やるからには上手くなりたい!とレッスンスクールに通っている。
スクールはそれなりにお金がかかるので、元をとるためにも自宅でレッスン動画を視聴してのイメトレに余念がない。
ゴルフの上達が停滞しているBさんの場合
ゴルフを始めて10年のベテラン、学生時代は野球部に所属でスイングには自信あり。
会社の付き合いでコースを回ることが多く、前日に近所の打ちっ放しに行くのが習慣。
接待でお金がかかるので、レッスンプロについてもらったことはない。
気まぐれで、素人がアップしているYouTubeのゴルフチャンネルを再生したりしている。
このように上達する人としない人には、決定的な違いがあるのがわかるでしょうか?
それは、「それなりにお金をかけて、一流の人からの指導を受けているか?」の違いなんです。
また間隔を空けてコース経験を積むよりも、短期集中でも継続してレッスンする方がゴルフが上手くなるにはとても重要なことです。
ゴルフが上手くなるには?正しい練習方法の基本的な考え方
ゴルフが上手くなるには、守らなくてはいけない正しい練習方法の工程があります。
この段階をムシして自己流の練習方法に走ってしまう人が、負の無限ループに陥ってしまうので、以下の正しいトレーニングのコツを覚えておきましょう。
ステップ1 自分のスイングの癖を知る
まずは自分のスイングの癖を客観的に見てもらって、改善点を指摘してもらうことから始まります。
特にスポーツ経験者で馬力がある人は、飛距離だけが良くてコントロールが定まらないことが多いです。
したがってどうすれば安定したスイングが保てるか?を、分析してもらうことが大切になってきます。
ステップ2 改善点をもとに指導を受ける
ステップ1を踏んだ上で、指導者からゴルフが上手くなるにはどのような練習方法が適しているか?を学んでいきます。
1番効果的な練習方法は定期的にレッスンに通うことですが、難しい人は「弱点と強化ポイント」を教わるだけでも、その後の練習方法に違いが出てきます。
ステップ3 スイングの型ができるまで反復練習
ゴルフが上手くなるには、スイングの型ができるかどうかが鍵です。
というのも一流のゴルファーがすごいのは、どんな状況でもブレないスイングの型を維持できることにあります。
そのためにはステップ1と2で教わった改善ポイントを忠実に守りながら、ムダのない練習方法を重ねることが重要です。
ステップ4 コースで実践
いよいよコースに出て、それまでの練習の成果を確認します。
ゴルフが上手くなるには場数を踏むことだ!という人もいますが、自分の癖も分からないまま場数を踏んでも散財するだけで、ハッキリ言ってバブル時代の悪い習慣です。
以上の4ステップを正しく踏むことが、ゴルフ初心者でも最短で上達するための方法です。
この練習方法は、初心者のうちにできるだけ早く始める程より効果があります!
ゴルフが上手くなるには?ドライバーの練習方法
ゴルフが上手くなるには、ドライバーの正しいスイング方法をしっかり身体に覚え込ませましょう。
そのためには、ドライバーの基本である遠心力がしっかり働くようなクラブのスイング方法を反復練習していきます。
流れとしては、以下の3ステップです。
片手だけで振り子の感覚をつかむ
引く方の手(右利きであれば左手)だけでクラブを持ち、重心を左右に揺らしながらクラブの振り子の動きを掴みましょう。
ポイントは何も意識しなくても、振り子に加わる動きが均一になるまで。
片手だけで素振り
振り子の動きが安定した後に、実際にボールを遠くに飛ばすイメージで引き手だけで素振りを行います。
この時、外向きに加わる遠心力を意識しながらも、ステップ1で掴んだ振り子の感覚は崩さないようにしてください。
両手でスイング
ここまできてやっと両手でのスイングを行います。
この時注意するのは、引き手支点でスイングをすること。
あくまでももう片方の手は引き手を包み込むだけにとどめます。
この時点でコントロールにムラがある人は、ステップ1と2の練習時間が足りない証拠です。
ゴルフが上手くなるには?アイアンの練習方法
次は初心者が最も安定しないことが多いアイアンの正しい練習方法についてです。
実は初心者が1番最初にマスターしなくてはいけないのがこのアイアン。
こちらも正しい練習方法を順に説明します。
膝の高さのスイング
まずは両足の膝の高さまでのスイングを何度も繰り返しましょう。
ここでも振り子の原理を意識して、安定したスイングができるまで何度も反復します。
腰の高さのスイング
膝の高さまでのスイングが安定したら、次は腰の高さまでのスイングを練習します。
ここまでくればもう分かりましたね?そうです、アイアンの効果的な練習方法は、徐々に身体の位置を目安として素振りの高さを変えていく方法なんです!
肩→トップ
肩の高さまでのスイング練習を経て、最終的にフルスイングの高さまで振っていきます。
この時、スイングが早くなってしまわないように我慢してください。
またスイングがブレないようにするには、クラブに加える力を70%までで抑えてボールの芯を捉えることに集中しましょう。
ゴルフ初心者のおすすめ練習メニュー
初心者に最もおすすめの効率的な練習メニューは、短い距離から長い距離にシフトしていくメニューです。
というのもゴルフ初心者で1番失敗しやすいのが、打ちっ放しなどでいきなり遠くへ飛ばす練習からスタートしてしまうこと。
これはヒットを打てないバッターが、ホームランバッターになれないのと同じなんです。
特にゴルフは、安定したスイングをしっかり身体に染みつけることが大切だと説明してきましたね?
そのためにも、クラブのウエッジ→アイアン→ドライバーの順で基本スイングをマスターしていくメニューが最適です。
ゴルフが上手くなるために初心者の上達方法まとめ
巷にはゴルフ上達のための本やDVDが溢れていますが、初心者こそ正しい情報を持って練習することが大切です。
中には飛距離を伸ばすための筋トレに余念がない人もいますが、パワーよりも均等な遠心力を保つバランス感覚の方が、ゴルフが上手くなるには大切であることをお分かりいただけたでしょうか?
そのためにも、自分のどこにどれだけの力が加わっているのかを、客観手に指導してくれる存在が必要不可欠なんです。
本気でゴルフの上達を考えている人は、コースに出る回数を減らしてでもレッスンプロにかけるお金を捻出することをおすすめします!