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【2024年最新】司法試験の合格者数・合格率の結果を紹介!最高得点・最低得点・属性

更新日:2024-09-06

【2024年最新】司法試験の合格者数・合格率の結果を紹介!最高得点・最低得点・属性

司法試験の合格者数や合格率などの最新情報をまとめました。

令和6年(2024年)8月時点で、令和6年の司法試験の短答式試験の結果が公表されています。

令和5年(2023年)の合格者数・合格率等とあわせてご覧ください。

予備試験ルートと法科大学院ルートの合格者数等の比較、最高得点や最低得点、合格者の属性など、合格者の内訳も詳しく紹介しています。

ぜひ最後まで読んでください。

司法試験・予備試験の通信講座・予備校おすすめランキング9選!料金費用の安さ・人気・評判を徹底比較【最新】

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令和6年(2024年)司法試験の結果【合格者数・合格率】

令和6年(2024年)8月時点で、司法試験の短答試験の結果が公表されています。

令和6年
(2024年)
出願者数 受験者数 短答式試験の合格に
必要な成績を得た者の数
合格率
法科大学院
ルート
3,550名
※-257
3,304名
※-271
2,486名
※-311
75.2%
※-3%
予備試験
ルート
478名
※+120
475名
※+122
472名
※+120
99.4%
※-0.3%
総計 4,028名
※-137
3,779名
※-149
2,958名
※-191
78.3%
※-1.9%

※前年比

参照元:法務省『司法試験の結果について

令和6年(2024年)司法試験の短答試験は、受験者数が3,779名、合格者数が2,958名、合格率が78.3%でした。

令和5年と比較して受験者数や合格者数がやや減少している結果です。

ただし予備試験ルートでは、受験者数や合格者数ははやや上昇しています。

最終結果が公表され次第、令和6年の司法試験の最終合格者数や合格率等も更新します。

司法試験の難易度は高い?他資格とのランキング比較や合格率・偏差値・勉強時間の目安について解説

令和5年(2023年)司法試験の結果【合格者数・合格率】

令和5年(2023年)の司法試験の結果は以下の通りです。

令和5年
(2023年)
令和4年
(2022年)
増減
出願者数 4,165名 3,367名 +798名
受験予定者数 4,165名 3,339名 +826名
受験者数 3,928名 3,082名 +846名
短答式試験の合格に必要な
成績を得た者の数
3,149名 2,494名 +655名
短答合格率 80.17% 80.92% -0.75%
最終合格者数 1,781名 1,403名 +378名
最終合格率 45.3% 45.5% -0.2%

参照元:法務省『司法試験の結果について

令和5年(2023年)司法試験の受験者数は3,928名、最終合格者数は1,781名、合格率は45.3%でした。

令和4年(2022年)と比較して、受験者数や最終合格者数は増えていますが、最終合格率はわずかに減少しています。

令和5年(2023年)の司法試験の結果について、以下の通り詳しくみて

  • 予備試験・法科大学院の合格者数・合格率
  • 最高点・最低点・平均点
  • 受験者の属性

司法試験の平均受験回数は何回?受験回数別の合格率や一発合格の割合を調査

令和5年(2023年)司法試験合格者の最高点・最低点・平均点

令和5年(2023年)司法試験の得点状況(最高点・最低点・平均点)を、それぞれ紹介します。

  • 総合点
  • 論文式試験得点
  • 短答式試験

総合点

総合点 令和5年
(2023年)
令和4年
(2022年)
最高点 1220.80点 1287.56点
最低点 440.56点 464.97点
平均点 813.28点 802.22点

参照元:法務省『司法試験の結果について

論文式試験得点

論文式試験得点 令和5年
(2023年)
令和4年
(2022年)
最高点 611.31点 639.17点
最低点 189.46点 207.41点
平均点 392.01点
(379.93点)
387.16点
(371.98点)

※ 総合評価対象者の得点(括弧内の点数は、最低ライン点未満の者を含んだ点数である。)

参照元:法務省『司法試験の結果について

司法試験論文式試験のおすすめの勉強法とは?科目別の対策でも解説

短答式試験

論文式試験得点
(175点満点)
令和5年
(2023年)
令和4年
(2022年)
最高点 167点 169点
最低点 41点 39点
平均点 118.3点 115.7点

参照元:法務省『司法試験の結果について

司法試験・予備試験の短答式試験のおすすめ勉強法は?過去問・問題集を使った対策方法から合格までの勉強スケジュールまで解説

令和5年(2023年)司法試験合格者の属性

令和5年(2023年)司法試験合格者の属性別データも以下にまとめました。

  • 性別
  • 年齢
  • 受験回数
  • 受験資格

合格者の性別

性別 令和5年
(2023年)
令和4年
(2022年)
男性 1,257人 (70.58%) 1,014人 (72.27%)
女性 524人 (29.42%) 389人 (27.73%)

参照元:法務省『司法試験の結果について

近年の合格者の男女比は7:3程度で安定しています。

令和4年と比べると、令和5年は女性の比率がやや上昇しています。

合格者の年齢

年齢 令和5年
(2023年)
令和4年
(2022年)
平均年齢 26.6歳 28.3歳
最高年齢 66歳 68歳
最低年齢 19歳 18歳

参照元:法務省『司法試験の結果について

令和5年の司法審の合格者の平均年齢は20代後半です。

最高年齢は60代後半、最低年齢は18~19歳。

なお、過去の最年少合格者は18歳になります。

合格者の受験回数

受験回数 令和5年
(2023年)
令和4年
(2022年)
1回目 1,584人 1,046人
2回目 123人 180人
3回目 35人 88人
4回目 24人 47人
5回目 15人 42人

※令和5年司法試験の受験資格による受験回数

参照元:法務省『司法試験の結果について

合格者の内、司法試験を始めて受験する方が圧倒的に多いです。

しかし、受験回数制限にあたる5回目にもチャレンジしている方がいます。

受験回数制限に関する詳細は、以下記事でご確認ください。

司法試験の受験回数には制限がある?何回まで受けられる?5回落ちたら受験資格喪失?

合格者の受験資格

受験資格 令和5年
(2023年)
令和4年
(2022年)
法科大学院課程修了者 既修者法学部 631人 732人
既修者非法学部 39人 58人
未修者法学部 99人 146人
未修者非法学部 48人 72人
合計 817人 1,008人
在学中受験資格者 既修者法学部 548人
既修者非法学部 30人
未修者法学部 34人
未修者非法学部 25人
合計 637人
予備試験合格者 327人 395人

令和5年は法科大学院修了者の合格者数が前年と比べて急減していますが、これは令和5年以降は在学中の受験が可能になったことが影響していると考えられます。

法科大学院在学中の受験は、令和5年以降から可能になったため、令和4年以前のデータはありません。

予備試験の合格者数は例年と同水準ですが、前年よりやや減少しています。
司法試験に女性が合格する割合は?受験者・合格者の男女比や活躍の実態を調査

予備試験ルート・法科大学院ルートで合格者数や合格率を比較

令和5年(2023年)司法試験で、予備試験ルートと法科大学院ルートの合格者数・合格率を以下にまとめました。

令和5年
(2023年)
予備試験ルート 法科大学院ルート
増減
修了者 在学中
出願者数 358名 2,693名 1,114名
受験予定者数 358名 2,693名 1,114名
受験者数 353名 2,505名 1,070名
短答式試験の合格に必要な
成績を得た者の数
352名 1,864名 933名
短答合格率 99.7% 74.4% 87.2%
最終合格者数 327名 817名 637名
最終合格率 92.6% 32.6% 59.5%

参照元:法務省『司法試験の結果について

受験者数や合格者数等は、法科大学院ルートの方が予備試験ルートに比べて多いです。

ただし、予備試験ルートの最終合格率は約92%と圧倒的な高さを誇ります。

なお、令和5年以降、法科大学院ルートでは修了者だけでなく、在学中でも司法試験を受けられるように変わりました。

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【最新】予備試験の合格率は?合格者数・合格ラインの状況や大学別・社会人合格の割合を紹介

司法試験の合格者数・合格率の推移

司法試験の過去10年の合格者数や合格率の推移をまとめました。

年度 受験者数 最終合格者数 合格率
令和5年
(2023年)
3,928名(4,165名) 1,781名 45.3%
令和4年
(2022年)
3,082名(3,367名) 1,403名 45.5%
令和3年
(2021年)
3,424名(3,754名) 1,421名 41.5%
令和2年
(2020年)
3,703名(4,226名) 1,450名 39.2%
令和元年
(2019年)
4,466名(4,930名) 1,502名 33.6%
平成30年
(2018年)
5,238名(5,811名) 1,525名 29.1%
平成29年
(2017年)
5,967名(6,716名) 1,543名 25.9%
平成28年
(2016年)
6,899名(7,730名) 1,583名 22.9%
平成27年
(2015年)
8,016名(9,072名) 1,850名 23.1%
平成26年
(2014年)
8,015名(9,255名) 1,810名 22.6%

※括弧内の数値は出願者数

参照元:法務省『司法試験の結果について

近年、司法試験の合格率は上昇傾向にあります。

約10年前の合格率は20%台でしたが、現在は40%前後で安定しています。

また、令和5年の合格者数は過去10年の中でも3番目に多い1,781名で、合格率は2番目に高い45.3%でした。

特に近年は、3年連続で合格率が40%を超えています。

【最新】司法試験の合格率は?合格者数・合格ラインの状況や大学別・社会人合格の割合を紹介

令和5年(2023年)司法試験の法科大学院別合格者数・合格率TOP10

令和5年(2023年)司法試験の合格者数・合格率を、法科大学院別に見てみましょう。

まず、令和5年(2023年)司法試験では、予備試験の最終合格者が327名、合格率は92.6%という結果でした。

また、法科大学院別に見ると、 京都大法科大学院の最終合格者数が188名、合格率が68.4%で、合格者・合格率のどちらも最も高かったです。

合格率ランキングTOP5は以下の通りです。

順位 法科大学院 合格率
1位 京都大法科大学院 68.4%
2位 一橋大法科大学院 67.2%
3位 慶應義塾大法科大学院 60.0%
4位 東京大法科大学院 59.0%
5位 神戸大法科大学院 48.6%

参照元:法務省『令和5年司法試験法科大学院等別合格者数等

また、合格者数ランキングTOP5は以下になります。

順位 法科大学院 合格率
1位 京都大法科大学院 188名
2位 慶應義塾大法科大学院 186名
2位 東京大法科大学院 186名
3位 早稲田大法科大学院 174名
4位 一橋大法科大学院 121名

参照元:法務省『令和5年司法試験法科大学院等別合格者数等

合格者数・合格率ともに、TOP5の顔ぶれはほぼ同じです。

法科大学院ルートを検討している方は、参考にしましょう。

以下で全体のランキングを合格率順にまとめました。

【最新】おすすめの法科大学院(ロースクール)ランキング!それぞれの合格率や学費を徹底比較【選び方も解説】

令和5年(2023年)司法試験の法科大学院別合格率ランキング一覧

令和5年(2023年)司法試験の合格率を、法科大学院別にランキング形式でまとめました。

順位 法科大学院 受験者数 最終合格者数 合格率
予備試験 353名 327名 92.6%
1位 京都大法科大学院 275名 188名 68.4%
2位 一橋大法科大学院 180名 121名 67.2%
3位 慶應義塾大法科大学院 310名 186名 60.0%
4位 東京大法科大学院 315名 186名 59.0%
5位 神戸大法科大学院 146名 71名 48.6%
6位 名古屋大法科大学院 89名 42名 47.2%
7位 早稲田大法科大学院 389名 174名 44.7%
8位 大阪大法科大学院 182名 78名 42.9%
9位 中央大法科大学院 229名 90名 39.3%
10位 北海道大法科大学院 74名 28名 37.8%
11位 岡山大法科大学院 33名 12名 36.4%
12位 愛知大法科大学院 6名 2名 33.3%
12位 成蹊大法科大学院 3名 1名 33.3%
12位 筑波大法科大学院 51名 17名 33.3%
12位 同志社大法科大学院 87名 29名 33.3%
13位 創価大法科大学院 37名 12名 32.4%
14位 東北大法科大学院 82名 25名 30.5%
15位 専修大法科大学院 35名 10名 28.6%
16位 明治大法科大学院 106名 29名 27.4%
17位 法政大法科大学院 60名 15名 25.0%
18位 九州大法科大学院 94名 22名 23.4%
19位 金沢大法科大学院 13名 3名 23.1%
20位 上智大法科大学院 48名 11名 22.9%
22位 広島大法科大学院 22名 5名 22.7%
22位 千葉大法科大学院 63名 13名 20.6%
23位 大阪公立大法科大学院 31名 6名 19.4%
24位 学習院大法科大学院 43名 8名 18.6%
25位 立命館大法科大学院 110名 20名 18.2%
26位 西南学院大法科大学院 6名 1名 16.7%
27位 関西学院大法科大学院 31名 5名 16.1%
28位 南山大法科大学院 19名 3名 15.8%
29位 桐蔭横浜大法科大学院 13名 2名 15.4%
30位 東京都立大法科大学院 75名 11名 14.7%
31位 近畿大法科大学院 7名 1名 14.3%
32位 日本大法科大学院 86名 12名 14.0%
33位 関西大法科大学院 55名 7名 12.7%
34位 福岡大法科大学院 21名 2名 9.5%
35位 琉球大法科大学院 34名 3名 8.8%
36位 駒澤大法科大学院 27名 2名 7.4%
37位 立教大法科大学院 15名 1名 6.7%

参照元:法務省『令和5年司法試験法科大学院等別合格者数等

どの法科大学院でも、合格者を輩出しています。

関東は一橋大法科大学院・慶應義塾大法科大学院・東京大法科大学院の合格者数・合格率が高いです。

関西では、京都大法科大学院・神戸大法科大学院・大阪大法科大学院がTOP10にランクインしています。

また、名古屋大法科大学院・北海道大法科大学院・岡山大法科大学院など、様々な地域の法科大学院も高水準の合格率を誇ります。

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【最新】司法試験・予備試験の大学別合格者数や合格率ランキング!合格者数の推移は?

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司法試験の合格者数・合格率等まとめ

令和6年(2024年)8月時点で、司法試験の短答式試験の受験者数は3,779名、合格者数が2,958名、合格率が78.3%です。

最終結果の発表は、11月上旬に法務省の公式サイトで行われます。

令和5年(2023年)の司法試験の最終結果では、受験者数3,928名、最終合格者数1,781名、合格率45.3%という結果でした。

前年(令和4年)と比較すると、受験者数や合格者数が増えたものの、合格率は下がっています。

しかし、3年連続で合格率が40%を上回っており、過去10年の中でも非常に高いです。

令和5年の最終合格者の内、予備試験ルートは受験者数327名・合格率92.6%、法科大学院ルートは受験者数1,454名・合格率40.7%になります。

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