司法試験の受験を検討している方の中には、「いつ合格発表が行われるの?」と合格発表日について気になる方がたくさんいると思います。
2023年(令和5年)度の司法試験から司法試験制度改革によって合格発表の日程も変更になっているため注意しなければいけません。
また司法試験に合格した後も、司法の道に進む方は非常に忙しいスケジュールになりますので年度ごとに正確な情報を獲得する必要があります。
そこで今回は司法試験の合格発表についてや発表方法、発表までの過ごし方などについてご紹介します。
司法試験の合格発表について気になる方や合格者の共通点などについて知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
司法試験・予備試験の通信講座・予備校おすすめランキング9選!料金費用の安さ・評判を徹底比較【最新】
司法試験予備試験合格におすすめの通信講座
司法試験の合格発表の方法
司法試験に合格するためには、短答式試験で合格得点を獲得したうえ、論文試験で合格得点を得なければいけません。
しかし司法試験の合格発表方法について法務省からの発表はなされておらず、いずれの試験でも電話での合否確認に歯対応していないので注意が必要です。
ここでは、例年の短答式試験と論文試験の合格発表方法についてご紹介します。
【2024年】アガルートの司法試験・予備試験講座の口コミ・評判は?費用や合格率・受講生からの評価を解説
短答式試験の合格発表
短答式試験の合否にしついては受験者全員に短答式試験成績通知書が送付されます。
通知書には合否だけではなく得点や成績順位が記載されています。
また短答式試験の合格発表については法務省のホームページで確認するものも挙げられます。
しかしホームページには合格者の氏名や受験番号は掲載されておらず、合格最低点や全体の得点割合のみしか把握できません。
論文試験の合格発表
論文試験の合否については法務省のホームページに受験番号が掲載されており確認することが出来ます。
また、合格発表当日に合格者の氏名を新聞社のホームページでチェックすることもできます。
そこから合格通知所兼成績通知書、合格証書の授与によって確実にわかります。
成績通知書については今後の就職活動の際にも必要となるため、必ずしっかり保管しておくようにしましょう。
最後に司法試験の合格者は後日、官報に掲載されます。
官報は国が発行する新聞のようなもので、おもに通常は法令改正などの公益に関する情報が掲載されています。
官報はオンラインで閲覧できますが、紙面も購入できます。
合格者掲載の官報は受験生や家族の注目を集めていますが、部数が限られており品切れになることもあるといわれています。
確実に入手したい場合は、法務省のホームページで合格を確認した後、販売所に事前に連絡することがおすすめです。
【2024年最新】司法試験の内容とは?試験科目や出題形式・出題範囲を徹底解説
令和6年度(2024年)の司法試験の合格発表日
司法試験は7月の上旬に行われ、全体の合格発表は11月の上旬ごろとなっています。
令和6年度の司法試験の合格発表日程は以下のようになっています。
令和6年 8月1日 | 短答式試験成績発表 |
---|---|
令和6年 11月6日 | 司法試験合格発表 |
短答式試験の成績発表では、短答のみの結果となり11月に発表される司法試験合格発表まで合否については知ることはできません。
また、短答式試験の成績発表において足切り点に満たない方はこの時点で不合格となります。
この日は結果の確認を忘れないようにしましょう。
法務省で見られる司法試験の出願者データ
法務省ホームページでは、合格発表時に受験番号が見られるだけではなく、試験に関する様々な情報を閲覧することができます。
受験前に昨年のデータを確認するのも有効ですし、合格後にゆっくり自分が受験した試験について見てみるのも良いでしょう。
司法試験の難易度は高い?他資格とのランキング比較や合格率・偏差値・勉強時間の目安について解説
①出願者の人数分布
確認することが出来る人数のデータは、以下のようになっています。
- 出願者数
- 出願者の性別
- 予備試験ルート、法科大学院ルートの人数
- 合格者の各選択科目の人数
- 各試験地の人数
- 受験回数別人数(司法試験は何度も受験してる方がいる)
受験前に昨年度の試験データを確認しておくことで、自分の試験に活かせる情報もあるでしょう。
特に選択科目のデータは、どの科目を選択するのが一番有利に試験を進められるかの参考になります。
また、受験回数別人数も乗っていますので、今回不合格だった方も何回目の合格を目指せば良いのかなどの指針を立てやすくなっています。
②出願者の年齢など
人数データ以外には、合格者の平均年齢、最高年齢、最低年齢なども見ることが出来ます。
昨年の令和3年度合格者データを見てみると、最高年齢は69歳、最低年齢は18歳と、高校生で合格した方がいらっしゃったようです。
また、合格最低点、最高点(全体、論文式試験のみ、短答式試験のみ)を確認することもできるため、自分の試験の出来を確認することもできます。
司法試験の合格証書の受け取り方
次に司法試験の合格証書の受領方法についてご紹介していきます。
合格証書は申請をしなければ入手することができないものですので、自身の合格証書が欲しいという方は必ずチェックしておくようにしましょう。
合格証書の受領方法は非常に簡単で、必要書類を用意し郵送するだけです。
合格証書の入手に必要なもの
試験の成績通知書は受験者が何もしなくても送られてきますが、合格証書は手続きをしなければ入手することが出来ません。
令和6年度における合格証書の入手法はまだ公開されていませんので、昨年の入手方法を記載します。
必要になる物は以下の5点になります。
- 「合格証書郵送希望」と赤字で記載した封筒
- 合格通知書の両面コピー
- 本籍又は国籍が記載されている住民票 or 半年以内に作成された戸籍謄本
- 返信用封筒(角形2号)
- 郵便切手490円分
手順としては、5の郵便切手を4の返信用封筒に貼り付け、2.3.4を1に封入して司法試験委員会に郵送するという流れになっています。
注意点としては、合格証書の入手は合格後速やかに行わなければならないという点です。
令和5年度では、11月17日以降に順次合格通知書が届き、合格証書の入手期間は同年11月21日~12月1日となっていました。
この期間を過ぎると合格証書を入手できなくなってしまいますので、希望する方は忘れずに手続きを行いましょう。
司法試験の合格者は「官報」に掲載される
法務省ホームページで公開される合格者に関するデータは、合格者の受験番号と合格者数や受験者数といった受験者全体のデータになります。
ですので、個人の氏名や所属学校などが公開されることは今年もおそらくありません。
法務省ホームページには受験番号しか記載されませんが、試験後に国が発行する「官報」には氏名が記載されます。
この官報は誰でも購入することができ、値段は数百円程です。
例年、合格者本人のみではなく合格者のご家族・親戚などが購入されるため官報の発売当日は売り切れになっている可能性が高くなりますので、官報は事前予約をしておくことが推奨されています。
また、最年少合格者や最年長合格者などの場合は、公式からの発表は無いものの、新聞社やネットニュースで年齢や氏名、学校名が世間に出ることもあります。
司法試験の難易度はどれくらい高い?合格率や難易度の変化・合格対策科目を徹底解説
弁護士事務所によっては合格証書の提出が必要なことも
合格証書は就職する法律事務所から提出を求められる必要書類というわけではありませんが、事務所によっては雇っている弁護士の合格証書を飾っている所もあります。
つまり所属する事務所によっては必要になる可能性があるため、入手する必要があります。
また、せっかく頑張って合格したわけですし初心を忘れないという意味でも、入手する意味はあるでしょう。
予備試験の効果的な勉強法とは?最短スケジュールで合格するための方法を解説
2024年の司法試験の合格発表日を知っておこう
今回この記事では、司法試験の合格発表について、いつ発表があるのかやどこまで詳細が公開されるのか、氏名も発表時に掲載されるのかなどをご紹介してきました。
令和6年度の司法試験は例年と同様に7月上旬に行われ、短答式試験の成績発表が8月1日、試験全体の合格発表が11月6日になります。
合格発表の方法については、まだ詳しい情報が発表されていませんが、昨年と同じ方法であれば合格者の受験番号が法務省ホームページに記載されることになります。
合格証書の受領方法としては、必要な書類を準備し郵送で受け取りましょう。この時、受領できる期間が決まっており、さらに短いため注意が必要です。
合格者の情報として官報によって氏名は出てしまいますが、それ以上の個人情報は出ませんので安心してください。
合格後もやるべきことは沢山ありますので、速やかに結果を確認し、司法修習の準備などを進めて行って下さい。