士業の中でも地知名度の高い行政書士ですが、行政書士のみが着用を許されるバッジの存在を知っているでしょうか。
同じ士業である弁護士がつけるひまわりと秤のマークが描かれたバッジは有名かもしれませんが、行政書士のマークにはどのような意味が込められているのでしょうか。
今回は、行政書士がつけるバッジの詳細情報やマークにこめられた意味などを調査しました!
またこれから行政書士を目指す方には必見の情報をご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください!
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行政書士のバッジについて
まずは、行政書士が身につけているバッジの基本的な情報を見てみましょう。
受け取れるタイミングや方法などが気になっている方はぜひご覧ください!
合格したたけでもらえるわけではない
行政書士のバッジは、試験に合格しただけではもらえるわけではありません。
行政書士の試験は合格率が10%前後の難関資格ですので、少しケチな気もします。
別の士業である弁護士のバッジも同様に、合格後手順を踏まないと受け取れなくなっているようです。
重要な業務を担当する人材の証である士業のバッジとは非常に貴重な物であるため、そのような扱いとなっています。
バッジの購入方法や値段について
行政書士のバッジは、どのようにすれば受け取ることができるのでしょうか。
まずは試験合格後に行政書士会に登録する必要があります。
その後に行われる入会式にてバッジを有料(2,600円)で購入することが可能です。
行政書士の合格後の詳細について気になる方は、ぜひこちらの記事もご覧ください!
最近ではフリマアプリでの出品も
「行政書士 バッジ」と検索すると、最近ではフリマアプリ等で出品されていることが分かります。
値段はまちまちですが基本的に行政書士会から購入する物が正規品のため、買うのはおすすめできません。
また偽物である可能性も否定できませんが、行政書士のバッジを無くしてしまった方などが購入してしまうこともあるようです。
もしバッジを紛失してしまった場合にも再度行政書士会から購入することは可能のため、焦らずに正規ルートからの入手がおすすめとなっています。
行政書士のマークに込められた意味
そんな行政書士のバッジですが、そのデザインにはどのような意味が込められているのでしょうか。
かっこいいと言われることも多いバッジの詳細情報を調査しました!
行政書士のバッジに描かれたマークのデザイン
行政書士のバッジには、秋桜(コスモス)がデザインされているようです。
バッジ全体は金色で装飾されており、他の士業のバッジと同じように高級感が感じられるマークとなっています。
コスモスの中心の部分には行政書士の「行」があり、周りに花弁が配置されているイメージです。
荘厳さと華やかさを同時に感じられるマークとなっているため、行政書士を目指すうえでのモチベーションにもなってくれるのではないでしょうか!
バッジのマークに込められた意味
このバッジのマークには一体どんな意味が込められているのでしょうか。
コスモスの花言葉は「調和」と「真心」であり、行政書士に求められている使命を象徴しています。
行政書士の徽章が意味するように、行政書士は社会調和を図り、誠意をもって公正・誠実に職務を行うことを通じ、国民と行政の絆として、国民の生活向上と社会の繁栄進歩に貢献することを使命としています。
引用:行政書士会 公式HP
国民と行政の架け橋として非常に重要な職務を行っている行政書士の使命がこめられているようです。
熱い使命がこもったマークで、日々の仕事も頑張っていける!という方も多いのではないでしょうか。
他の士業バッジにも様々なメッセージ
行政書士にはコスモスのマークがあしらわれていましたが、他の士業のバッジではどうなのでしょうか。
完全に余談にはなってしまいますが、異なる資格のバッジに込められた意味をご紹介します!
・弁護士~ひまわり(正義と自由)、はかり(公正と平等)
・弁理士~菊花(正義)、桐花(国家の繁栄)
・司法書士~五三桐(国章)
・中小企業診断士~羅針盤(ぶれのない誠意)
このようにその資格が社会では果たす役割などを加味した上で、バッジには様々な意味が込められているのですね。
受験者からすれば憧れの的である士業バッジの知識も備えて、ぜひ試験へのモチベーションにしてください!
行政書士のバッジは着用必須?
非常に重大な意味のこもった行政書士のバッジですが、着用な必須となっているのでしょうか。
詳細なルールを調査しましたので、ぜひご覧ください!
バッジは基本的に装着必須
日本の行政書士を束ねる日本行政書士会連合会の規則には、原則として業務中はバッジをつけることを義務とする規定が存在しています。
これは法的なものではなくあくまで規則ですが、公的な場での業務では身分を証明するためにマークを見せることも多く装着が実質必須となっています。
ただ最近ではクールビズなどで上着を着用しない方も多く、バッジをつけるのではなく持ち運ぶ方が増加しているとのことです。
ご自身で独立開業する方などはスーツではない服装での勤務も可能のため、なおのこと着けない方は増えているのではないでしょうか。
バッジ着用によるメリットも
バッジをつけることに法的な拘束力はありませんが、つけることによるメリットは非常に大きいです。
スーツにつけるだけで存在感がありますし、つけることによって自分に自信を持つことが出来ます。
街でバッジをつけたあなたをみかけた人から案件が発生する可能性もあり、マークがあることによって行動意欲もどんどん湧いてくるはずです。
そのため、行政書士の業務を行う際にはバッジをつけておいた方がいいでしょう!
無資格者がバッジをつけると?
また注意すべきなのは、行政書士バッジを資格者がつけるのは法的にグレーという点です。
行政書士法 第十九条の二
行政書士でないものは、行政書士又はこれと紛らわしい名称を用いてはならない。
引用:e-Gov法令検索
行政書士でない者が行政書士を名乗るのは違法ですが、無資格者がバッジをつけるだけでは違法ではありません。
ただ違法となるまでかなり近しいところではあり、マークを提示することで一歩でも誤信させるとアウトのため基本的にはやめたほうがよさそうです。
先述したフリマアプリ等での購入などはコスプレ等などへの自己責任で行うようにしましょう!
行政書士補助者にもバッジはある?
一部の事務所などでは、行政書士をサポートする人材として行政書士補助者という方々がいることがあります。
実は行政書士補助者の方専用のバッジも存在しており、行政書士のバッジとの違いやマークに込められた意味などもご紹介します!
行政書士補助者について
行政書士補助者とは、事務所に所属し行政書士を包括的にサポートする仕事を指しています。
必要な資格等は特になく行政書士会に登録すれば仕事ができ、未経験の方でも挑みやすいことからここ数年で知名度を上げているようです。
業務内容としては書類や申請書の作成が主になっており、規模の大きい事務所などでは顧客訪問があった際の対応も任せられます。
かなり広範囲にわたって行政書士のサポートを行うことができるのが行政書士補助者なのです。
→行政書士補助者とは?業務の範囲や必要資格、年収についてもご紹介
行政書士補助者のバッジって?
士業である行政書士と同じく、行政書士補助者であってもバッジが支給されます。
デザインとしては銀を基調としたバッジとなっており、中心部分には補助者であることを意味する「補」のマークが据えられているようです。
周辺部のデザインは行政書士バッジと同じくコスモスであり、マークに込められている意味は一緒と考えられます。
基本的には事務所が用意してくれることがほとんどのようですので、補助者として働き始める方が用意する必要はなさそうです。
行政書士補助者のバッジ着用は義務?
バッジ着用の義務について調査したところ、行政書士補助者のバッジも同様に業務中はつけなければならないようです。
行政書士事務所で勤務している一般事務員とは明確な区分分けがあり、マークの有無によって勤務条件等が異なります。
このルールは日本行政書士連合会が出している規則で定められており、補助者として働く以上順守が必須です。
就業時には必ず上長にルールを確認した上で勤務を始めるようにしましょう!
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まとめ|行政書士のバッジとマークの意味
今回は、行政書士のバッジが持つ意味や入手方法といった様々な情報をご紹介しました。
「調和」と「真心」という2つの言葉は行政書士の職務にぴったりの単語で、数ある士業のマークの中でもかっこいいとする方も多いようです。
バッジは業務の際には義務ではないものの着けた方がおすすめで、自分の信頼や後の案件にも繋がってくるかもしれません。
またこれから行政書士を目指す!といった方は、ぜひこちらからアガルートの通信講座をチェックしてみてはかいがでしょうか!
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