行政書士試験に合格するためには、行政法の対策が必須です。
行政法は行政書士試験の中で最も配点が高いため、得点源にできれば合格が大きく近付きます。
しかし、行政法は生活と馴染みが薄くとっつきにくい科目なので、苦手意識を持っている受験生も少なくありません。
こちらの記事では、行政書士試験における行政法のおすすめ勉強法や問題を解く際のコツなどをご紹介していきます。
行政法の勉強法で悩んでいる方に役立つ内容となっているため、ぜひ最後までお読みください。
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行政書士合格のためには行政法対策が必須!
行政書士試験に合格するためには、行政法の対策に多くの時間を割く必要があります。
まずは、行政法の対策が必須である理由から解説していきます。
行政法は最も配点が高い
行政法は、行政書士試験の中で最も配点が高い科目です。
五肢択一式問題で19問(配点76点)、多肢選択式問題で2問(配点16点)、記述式問題で1問(配点20点)出題され、合計で122点分の出題となっています。
行政書士試験は300点満点ですから、試験全体の約4割を行政法が占めていることになります。
つまり、行政法を苦手としてしまうと行政書士試験に合格することは絶望的です。
そのため、しっかりと行政法対策に時間を割いて、安定して得点できるようにする必要があります。
丁寧に勉強すれば必ず得点できる
「行政法」という法律は存在せず、下記の法令の総称を行政法と呼びます。
- 行政手続法
- 行政不服審査法
- 行政事件訴訟法
- 地方自治法
- 国家賠償法
いずれも、一般人が生活を送る上で馴染みがない法律ばかりです。
実際に、行政法は「なじみが薄くて勉強しづらい」「生活の中でイメージしづらい」ことから、なかなか理解が進まない科目です。
しかし、行政書士試験で問われる行政法は、丁寧に勉強すれば必ず得点できるようになるため、安心してください。
テキストを読んだだけでは理解できなくて当然ですから、諦めることなく勉強することが大切です。
学習の中で、「テキストを読んでもよく分からなかったけど、問題を解いていく内に分かってきた」という受験生は多いです。
時間をかけて丁寧に勉強すれば、行政法のポイントが掴めるようになるため、分からない論点が出てきても心配する必要はありません。
苦手意識を持つ受験生は多く、差が付きやすい
先述したように、行政法で問われる内容は日々の生活でイメージしづらいものばかりです。
憲法は中学・高校で習うためイメージしやすく、民法は私生活に当てはめやすいため、理解が進みやすいと思います。
しかし、行政法で問われるような、一般人が日頃の生活の中で行政機関とやり取りをしたり、地方自治の在り方について考える場面はほとんど皆無でしょう。
勉強がしづらいことから、行政法に対して苦手意識を持つ受験生は多いため、逆に言えば「行政法は差が付きやすい科目」と言えます。
行政法は、インプットとアウトプットをこなせば着実に得点力が伸びるため、苦手意識を持っている方でも対策のしようはあります。
効率の良い勉強法を実践すれば誰でも得点源にできるため、苦手意識を払拭できるまで何度も繰り返し勉強しましょう。
行政法の出題内容・出題傾向
行政法の出題範囲は、下記の6つに大別されます。
- 一般的法理論
- 行政手続法
- 行政不服審査法
- 行政事件訴訟法
- 国家賠償法
- 地方自治法
いずれも出題頻度が高いため、すべての単元をバランス良くこなす必要があります。
強いて挙げるとすると、行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法は出題数が多く、また記述式問題でも問われる可能性が高いです。
とはいえ、ヤマを張ることなくバランス良く勉強し、安定して高得点を狙えるようにする方が合格に近付くことができます。
過去問を何度も繰り返し解いて、条文や判例を暗記してしまうレベルを目指しましょう。
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行政法のおすすめ勉強法
続いて、行政書士試験における行政法のおすすめ勉強法をご紹介していきます。
下記の勉強法を実践すれば効率よく得点力を鍛えることができるため、ぜひ試してみてください。
細かい数字をしっかり暗記する
行政法では、「○日以内」「○ヶ月以内」「○歳以上」など、細かい数字が問われます。
そのため、テキストや過去問演習の中で細かい数字が出てきたら、確実に暗記しましょう。
実際に、他の法令と絡めた細かい数字の引っ掛け問題が多く出題されているため、正確に覚えておかないと得点できない可能性があります。
五肢択一式問題・選択式問題・記述式問題でも、解答するためには細かい数字を覚える必要があるため、うろ覚えが無いようにしてください。
自作のノートに紛らわしい箇所をまとめておき、見返すことも有意義な勉強法です。
浅く広く勉強する
行政書士試験での行政法は出題範囲が非常に広いですが、深く問われる問題は多くありません。
つまり、難問の出題が少ないため、浅く広く勉強することが効果的な勉強法となります。
難問が出る可能性はゼロではありませんが、テキストに載っている以上の勉強をする必要はありません。
細部までこだわって勉強するのは時間のコストパフォーマンスが悪いため、行政法に関しては浅く広く勉強する意識を持つと良いでしょう。
条文と判例は読み込んでおく
行政法の問題は、当然のことながら条文や判例をベースにして出題されています。
そのため、条文と判例をしっかりと読み込んでおけば、ほとんどの問題に対応できることになります。
また、選択式問題では「ほとんど条文の穴埋め」という出題がされることも少なくありません。
条文と判例の読み込みは、知識を深めるだけでなく得点力アップにも繋がるため、効果的な勉強法となります。
暗記ではなく理屈で理解する
よく分からない部分は暗記に頼りがちですが、暗記ではなく理屈で理解するようにしましょう。
「なぜこの法令が存在するのか」というポイントを押さえることで、なじみが薄い行政法への抵抗感も薄まります。
例えば、行政法は「行政機関が理由なく私人の権利等を制限しない」ことを目的として定められている、国民が行政から不利益を被ることを未然に防ぐための法律です。
行政法の根本部分であるポイントを押さえておけば、その後の条文や判例をスムーズに理解できるようになるでしょう。
理解できない箇所は割り切って暗記する
基本的には、行政法は暗記に頼るのではなく、理屈から理解することをおすすめします。
行政書士試験は、実際のところ暗記しているだけで得点できる問題は少ないです。
しかし、どうしても理解できない箇所があれば、割り切って暗記しても構いません。
とはいえ、やはり理屈から理解した方が問題に対する応用力が培われるのも確かですので、暗記に頼るのは「最終手段」と考えておきましょう。
過去問を繰り返し解く
行政書士試験では、過去問の焼き直しや類似問題の出題が多いです。
そのため、過去問を繰り返し解くことは得点力アップに直結する効率的な勉強法と言えるでしょう。
「過去5年分の問題を3周」を目安に取り組めば、自然と本試験でも対応できる学力が習得できます。
また、過去問を繰り返し解くことで頻出の分野が把握できるようになり、いわゆる「捨て問題」の選別ができるようになります。
正解できる問題を確実に正解すれば合格に近付くため、問題のレベルを判断する目も養いましょう。
知らない単語は調べておく
行政法では、日頃の生活で馴染みのない単語が多く出てきます。
しかし、単語の意味が分からないと問題文の意味も分からないため、知らない単語が出てきたら調べておくことが大切です。
特に、記述式問題では自分自身が難解な単語を用いて記述することになります。
書いている自分が意味を知らないと説得力のある文章は書けないため、知らない単語を無くしておくことが重要です。
行政法の問題を解くコツ
行政法の問題を解く際には、いくつかコツが存在します。
コツを掴むことで行政法に対する苦手意識も無くなるため、下記の内容を実践してみると良いでしょう。
先に結論部分を見る
いきなり行政法の問題文の結論部分を見ることで、正誤判断ができることがあります。
先述したように、行政書士の試験は過去問の焼き直しが多いので、過去問演習を多くこなすと答えを覚えてしまうことも少なくありません。
本試験で過去問の焼き直しや類似問題が出てきた際に、結論部分だけ見て正誤判断ができれば、大幅な時短となります。
基本的に本試験では初見の問題が多く、緊張もしているはずなので時間が足りなくなってしまうことも想定されます。
結論部分だけ見て正誤判断をする時短テクニックを駆使しながら、限られた時間を有効活用しましょう。
断定している選択肢は要注意
問題文の中に「例外なく」「~なり得ない。」など、強めの断定をしている選択肢は、誤りである可能性が高いです。(もちろん、正しいこともあります)
基本的に、法令は「原則と例外」で成り立っていることから、強めの断定をしている選択肢が出てきたら疑ってかかりましょう。
多くの過去問に取り組む中で「怪しい選択肢」を判断する目を養うことができるため、問題慣れしておくことも重要です。
怪しい選択肢をスムーズに判断できるようになれば、解答スピードを速めることができるので、多くの問題演習を通じてコツをつかんでください。
関係を図式化する
行政法の問題では、多くの利害関係者が登場する複雑なシチュエーションを想定したものが多いです。
じっくり問題文を読むことに加えて、関係を図式化した上で状況を整理すれば、解答のイメージが湧くため、おすすめです。
特に、記述式問題では関係を的確に把握した上で、簡潔に自分の言葉でまとめる必要があるため、状況の把握は非常に重要です。
文章だけでは理解が難しくても、図式化することで解答の糸口が見つかるため、実践してみると良いでしょう。
なお、余談ですが関係を図式化するのは民法でも使えるコツなので、併せて試してみてください。
行政書士試験の行政法の勉強法まとめ
行政書士試験に合格するためには、配点が高い行政法を攻略する必要があります。
行政法は生活とのなじみが薄く、理解に時間がかかってしまいますが、出題傾向を把握してしっかりと対策を練れば得点源にできます。
こちらの記事でご紹介した勉強法を実践し、コツを掴めれば得点力が伸びるため、ぜひ実践してみてください。