フリースクールの基礎知識を教えて!入学までの手順・費用・選び方まで徹底解説

フリースクールの基礎知識を教えて!入学までの手順・費用・選び方まで徹底解説

フリースクールの基礎知識を教えて!入学までの手順・費用・選び方まで徹底解説

不登校やひきこもりになったら、学校と断絶しちゃうの・・・?

一度学校に行けなくなったら教育が遅れてしまうの・・・?

そんなマイナスなイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?

しかし、 実際は色々な事情から学校に行けなくなった人に対して沢山のサポートがあります。

フリースクールの基礎知識 を徹底解説していきます!

不登校で勉強について不安な方は、「不登校中におすすめの勉強方法を紹介!」をご覧ください。

フリースクールとは?

フリースクールとは?

フリースクールの基礎知識として、まずフリースクールとはどのような場所かを紹介します。

フリースクールとは、様々な理由から学校に行けなくなってしまった人に対して学校の代わりに過ごす場所です。

フリースクールは小学校・中学校・高校に対応しています。

フリースクールに通う理由は、学校に行きたくない人、学校に行きたくてもいけない人など理由も様々です。

また、フリースクールは学校とは異なり学習指導要領が存在しません。

そのため、〇年生はこれをやるなどの縛りがなく、一人ひとりに合わせた学習を行う事ができます。

学校の勉強についていけないことをきっかけに学校に行けなくなってしまった人もフリースクールなら学習を自分のペースで進めることができます。

学習指導要領にとらわれないという共有点を持っているフリースクールですが、各フリースクールによって教育方針や費用は異なります。

フリースクールを運営しているのは個人だったり、NPO法人だったり多種多様になっています。

フリースクールの教育方針を紹介2つ紹介します!

  • 米子フリースクール
  • 「個性を活かし、社会的自立を目指す」

     
  • 星槎ジュニアスクールPAL立川
  • 「必要とする人々のために新たな道を創造し、人々が共生しえる社会の実現をめざし、それを成し遂げる。」

このようにフリースクールによって教育方針は様々です。

いくつかのフリースクールの教育方針を比べ、合うと思うフリースクールを選びましょう!

フリースクールは全国にどのくらいある?

フリースクールは全国にどのくらいある?

フリースクールの基礎知識として、全国にどのくらいフリースクールがあるかを紹介します!

2015年8月5日発表の文部科学省の「小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う民間の団体・施設に関する調査」によると、「フリースクール」と認定されている民間施設は全国に474か所あります。

場所の内訳としては、東京都や神奈川などの首都圏に多い傾向です。

上の調査によると、フリースクールに在籍する小学生は1,833人、中学生は2,363人となっています。

フリースクールが誕生した背景には、学歴重視社会により心的ストレスを抱え、学校に通うことが出来なくなってしまった人の増加が関係しています。

フリースクールの特徴3選

フリースクールの特徴3選

<フリースクールの特徴3選>

  • フリースクールは学習指導要領に縛られないカリキュラムで組まれている!
  • フリースクールは少人数グループでの学習がメイン
  • 幅広い年代の子供たちが一緒に勉強する

フリースクールは学校ごとに教育方針・費用が異なるという基礎知識をお伝えしましたが、ここからはフリースクールの特徴を3つご紹介します!

特徴①フリースクールは学習指導要領に縛られないカリキュラムで組まれている!

フリースクールには学習指導要領が存在しません。

そのため、子ども一人ひとりに合わせた学習環境が整っています。

フリースクールは基本的に「勉強するための場所」ではなく、「子供たちに居場所を提供するための場所」です。

毎日通うことを強制しないフリースクールが多く、その日に何をするのかも自由というところが多くなっています。

特徴②フリースクールは少人数グループでの学習がメイン

フリースクールでは、少人数グループでの学習がメインです。

理由としては、子どもによって学習の進み方、理解度が異なるからということがあげられます。

フリースクールに通うと、勉強についていけなくて不安という悩みを心配する必要がなくなります!

また、他のクラスメイトと比べてしまうという悩みを抱えている子どもが多いですが、学習指導要領にとらわれないと比べられることもありません。

他の人と比べないと自信を無くすということもなくなるので不安を払拭することができます!

特徴③幅広い年代の子供たちが一緒に勉強する

フリースクールでは学年関係なくクラスが編成されていることが多いという特徴があります。

通常の学校とは異なり、他学年とのコミュニケーションを多くとることが出来るのが特徴です!

フリースクールの種類

フリースクールの種類

これまでフリースクールに関して共通の特徴を紹介してきましたが、フリースクールにはいくつかの種類があります。

ここからは、基礎知識として学習方法によって分別されるフリースクールの違いを紹介します!

個別指導中心のフリースクール

個別指導中心のフリースクールでは、他の子どもたちとコミュニケーションを取ることが難しい子どもに向いているスタイルです。

個別指導だと学習に遅れてしまうことはまず起こりません。

一人ひとりに合わせた学習スピードを保つことが出来ます。

多くの人と過ごすとパニックを起こしてしまうなど集団の中で学習をすることが難しい子どももいますよね。

そのような子どもには個別指導が中心となるフリースクールがおすすめです。

オルタナティブ教育を行うフリースクール

オルタナティブスクールは個人を尊重し子どもの主体性や自律性を伸ばす教育を行っています。

オルタナティブスクールはアメリカ・ヨーロッパの啓蒙思想を基に発展した「オルタナティブ教育」を行う学校ことを指します。

オルタナティブ教育では、「先生と生徒」という関係性ではなく、「子供の支援のためのスタッフと子ども」という関係性になります。

オルタナティブ教育で個性を伸ばしたい、また、可能性を広げたい子どもに向いています!

フリースクールとサポート校の違い

フリースクールとサポート校の違い

フリースクールとは別にサポート校と呼ばれる学校があります。

同じような立ち位置にあるので違いが分かりにくいですよね。

フリースクールとサポート校の違いを解説します!

フリースクールとサポート校の大きな差は提供するものです!

フリースクールは子どもたちに居場所を提供する役割を担っています。

一方でサポート校では子供たちに学習サポートを提供しています。

サポート校では、単位取得や学習の相談、カウンセリングなど様々な学習サポートを行っています。

サポート校もフリースクールと同様、民間機関が運営しています。

利用したい用途によってフリースクールを利用するのか、サポート校を利用するのかを考えていきましょう。

サポート校についてより詳しく知りたい方は【好きなことを学ぼう】サポート校の知られざる魅力!も合わせてチェックしてください!

フリースクール卒業後の進路

フリースクール卒業後の進路

フリースクールの基礎知識として卒業後の進路も気になりますよね。

フリースクールは公的な学校として認められていないため、フリースクールを卒業しても高校卒業資格を得ることができるわけではありません。

そのため、卒業証書などの書類は在籍している学校が発行します。

また、履歴書・職務経歴書に学歴を記載する場合もフリースクールではなく、在籍していた学校を記載します。

フリースクール卒業後の進路は人によって様々です。

その中でも、全日制の中学・高校・大学・短期大学・専門学校等の学校に進学するというケースが1番多くなっています!

元々通っていた学校に復学したり、編入したりと形は様々です。

周りと比べやすい性格の人は「戻ることができた」という安心感があるかもしれません。

もちろん、復学せずにホームスクーリングや留学・フリーターなど他の道を選ぶこともできます。

フリースクールに通っている中で自分の将来の進路をどうするかを考えておきましょう。

進路について悩んだらフリースクールの先生に相談することができます!

フリースクールに通うメリット

フリースクールに通う最大のメリットは、「居場所」ができることです。

在籍していた学校で居場所がないと感じている人でもフリースクールという安心できる居場所があれば心の支えになるはずです!

学校に行くことができないことから、自分の自己肯定感を下げていませんか?

フリースクールという安心した居場所があることで自分を責めることなく下がってしまった自己肯定感を上げることができます。

フリースクールに通うことで自分以外にも学校に通えていない人がたくさんいるんだということがわかるからです。

また、保護者の方にとってもフリースクールは安心を与える場所になります。

自分の子どもが学校に通えていないということを周りに相談することができない人にとってもフリースクールに通うことで悩みを共有することができます。

フリースクールは出席扱いになる?

フリースクールは出席扱いになる?

そもそもフリースクールに通っていて学校を卒業できるのかということはフリースクールの基礎知識を調べていく上で気になるポイントだと思います。

現状としてフリースクールのみで単位取得や卒業資格の取得をすることはできません。

しかし、条件を満たすとフリースクールの登校で出席として認められます!

その条件というのは、在籍校の学校長が認める場合です。

そのため、フリースクールに通うことを考えている人は学校と相談してから通うようにしましょう。

フリースクールの費用

フリースクールの費用

フリースクールの基礎知識として費用を紹介します!

フリースクールの基礎知識を調べる中で、フリースクールの相場は気になるポイントなのではないでしょうか?

2015年8月5日発表の文部科学省の「小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う民間の団体・施設に関する調査」によると、月額平均は33,000円でした。

授業料は約4割のフリースクールが10,000円~30,000円です。

また、入会金の平均額は約53,000円で、約3割のフリースクールが10,000円~30,000円です。

予算に合ったフリースクールを選びましょう!

フリースクールと同じように毎日通わなくてよい学校が通信制高校です。

通信制高校の費用に関して知りたい方は是非「通信制高校の学費はいくら!?学校の種類やそれぞれの良さもご紹介!」も併せてお読みください!

まとめ:フリースクールを検討しているなら資料請求がおすすめ!

まとめ:フリースクールを検討しているなら資料請求がおすすめ!

ここまでフリースクールに関する基礎知識をまとめてきました。

フリースクールに関する基礎知識を理解することができましたでしょうか?

ネットだけではわからないより詳しいフリースクールに関する情報を知りたい方は実際に学校の資料を請求することをおすすめします!

通学距離や教育方針、費用などの観点からいくつかのフリースクールを比べ、最適なフリースクールが見つかるのではないでしょうか?

ネットから気軽に請求することができますのでぜひ資料請求を活用してくださいね。

フリースクールを利用して安心して過ごせる居場所になることを願っています。

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