N高等学校・S高等学校の魅力を紹介!コース・口コミ・偏差値 更新時間 2023.11.05
N高等学校・S高等学校は、学校法人角川ドワンゴ学園が運営する広域の通信制高校です。
これまでの通信制高校にはない新しいカタチのネットの高校として、2016年に「N高等学校」が設立され、2021年に「S高等学校」が開校されました。
どちらも学校教育法第一条に定められた高等学校として、全日制と同じ「高校卒業資格」を取得することができます。
2023年3月時点での生徒数は2万4,642人で、イギリスの教育支援団体が選ぶ「世界最高の学校賞」に、先進的な教育を行う学校としてトップ3に選出された実績を持っています。
今回は、そんなN高等学校・S高等学校の魅力や特徴に加え、在校生や卒業生の口コミや評判をまとめました。
「N高等学校・S高等学校の評判が気になる」 「偏差値って高いのかな?」 「学費ってどのくらい?」
などなど、N高等学校・S高等学校について詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
N高等学校・S高等学校ってどんな学校?
N高等学校・S高等学校は、ネットコースや通学コースがある私立の通信制高校です。
N高等学校・S高等学校は、ライフスタイルや体調に合わせて好きなときにネット学習できるので、国内はもちろん海外にいる方も入学可能です。
学校や生徒同士のコミュニケーションは複数のICTツールを活用して行っており、「いつ」「どこ」にいても瞬時につながることができます。
また近年ではバーチャル技術を利用した「VR学習」を導入し、VR空間で集中して学習に取り組めるだけでなく、自身のアバターをカスタマイズして仲間と交流できます。
N高等学校・S高等学校の基本データ
N高等学校 | 沖縄県うるま市与那城伊計224 |
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S高等学校 | 茨城県つくば市作谷578番地2 |
通学キャンパス | 全国43キャンパス(N高・S高ともに同じキャンパス) |
学費 | 63,000円〜 |
スクーリング | 年間7日〜ほど |
主な進学先(大学) | 東京大学、京都大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、東京芸術大学、多摩美術大学、メルボルン大学、シドニー大学、ボストン大学、その他多数 |
N高等学校・S高等学校の特徴
ここでは、N高等学校・S高等学校ならではの特徴をご紹介します。
- ①N高等学校とS高等学校のスクーリングが充実!
- ②オンライン通学コース!ネット学習室で効率良く学ぶ!
- ③空いた時間を活用した将来につながる課外授業!
①N高等学校とS高等学校のスクーリング
「N高等学校とS高等学校って何が違うんだろう?」と疑問を持つと思いますが、その違いは本校の所在地です。
2年次には原則的に所属校の本校でスクーリング参加します。
スクーリングは対面形式の授業で、N高生は本校のある沖縄県うるま市で、S高生は茨城県つくば市で、それぞれ宿泊型のスクーリングを実施します。
N高等学校のスクーリングは、沖縄の美しい海やサトウキビ畑に囲まれた環境で学べるところが魅力です。
S高等学校のスクーリングは、筑波大学や宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)をはじめとした教育・研究施設などを見学するプログラムも予定しています。
②オンライン通学コース!ネット学習室で効率良く学ぶ!
N高等学校・S高等学校では、いつでも気軽に学習を進めることができるように「オンライン通学コース」の中にネット学習室が設けられています。
居住地を問わずにどこでも学習を進めることができるため、非常に人気のコースです。
学校オリジナルの実践型カリキュラムで、通学しつつも効率良く自宅学習を進めたい方に向いています。
オンライン通学コース生であれば、月~金の利用したいタイミングでネット学習室を利用できるので、予習復習中に出てきた疑問点を先生やTAにいつでも相談できる環境です。
クラスで行う授業以外の時間を効率的に過ごせる魅力的なコースですね。
③空いた時間を活用した将来につながる課外授業
通信制高校は必要最低限のスクーリングやレポートで卒業を目指すため、自由な時間をたくさん確保できるのがメリットです。
その時間を活用して、N高等学校・S高等学校ではさまざまな課外授業を体験できます。
まずオリジナルの学習アプリ「N予備校」を活用して、「大学受験対策」「プログラミング」「クリエイティブ・エンタテインメント」などから好きな映像授業に参加。
そのほかにも、農業・漁業などを5日間ほど宿泊して体験する「リアルとオンラインの職業体験」で、日本各地にあるさまざまな職業に触れられます。
通信制高校のメリット、デメリットについて詳しく知りたい方は是非 「通信制高校に通う5つのメリットデメリット!対策も合わせてご紹介!」を参考にしてみてください!
N高等学校・S高等学校の多彩な4コース
N高等学校・S高等学校では、以下の4つの中から希望のコースを選択できます。
- ネットコース
- 通学コース
- オンライン通学コース
- 通学プログラミングコース
それでは、各コースの学習内容や授業の様子について、詳しく解説していきます。
ネットコース
好きなときに好きなだけ勉強できるのが、ネットを利用して学習する「ネットコース」です。
ライフスタイルに合わせて、高校卒業資格取得に必要な必修授業が効率よく学べるため、自由になった時間で好きなことに好きなだけ打ち込めます。
対面授業を行うスクーリングは年間7~8日間程度なので、不登校や社会人、芸能活動をしている方など、なかなか学校へ通えない方に向いています。
ネット学習では、N高・S高オリジナルの学習アプリ「N予備校」を使用し、授業の映像とテキストが同じ画面に表示されるので、大切な説明を見逃す心配もありません。
またリアルタイムで行われるライブ配信授業は、生徒の質問に講師が回答しながら進めるスタイル。
通学コース
全国43所にあるキャンパスに登校し、学習するコースです。
プロジェクト学習(PBL)やグループディスカッションなどを通し、社会で役立つための総合力を身につけます。
通学は「週5日」「週3日」「週1日」から選択でき、自分のペースで学ぶことが可能です。
オンライン通学コース
オンライン通学コースとは、ネット上の学校に通って仲間と共に学ぶコースです。
ZOOMやslackなどのICTツールを活用して、少人数で対面形式のグループワークを実施。
地域や学年にとらわれることなく、日本国内はもちろん、海外からも参加可能なため、自分とは異なる世界や考え方に出合うことができ、多様な価値観を養うきっかけにもなるでしょう。
通学プログラミングコース
代々木キャンパスと梅田キャンパスのみで開講されている、プログラミングを専門的に学べるコースです。
長時間にわたり集中して作業できる椅子と机、3DプリンターやVR関連の特殊機材なども完備。
「Adobe Creative Cloud」「統合開発環境 IntelliJ IDEA」などのツールも、無料で利用可能です。
一斉授業は行わず、各自が作りたいものを作る授業で、現役のエンジニアがコーチとして指導します。
N高等学校・S高等学校の学費は高い?
N高等学校・S高等学校の学費は、ほかの通信制高校よりもやや高めに設定されています。
しかし、さまざまなICTツールを活用でき、高校生のうちからITリテラシーを身に付けられることを考えると、妥当な学費といえるかもしれません。
通学プログラミングコースは3年間で400万円ほどかかりますが、プログラミングの専門学校に入学することを考えると、コストパフォーマンスは悪くないかもしれませんね。
高校の学費に困っている方は必見! 「高校の学費が払えない時の対処法!学費を安く高校を卒業するには?」を参考にしてみてください!
N高等学校・S高等学校の偏差値はどれくらい?
N高等学校・S高等学校への進学を検討している方は、「偏差値がどのくらいなのか?」「入学試験はむずかしいのか?」などが気になるところでしょう。
実は、通信制高校のほとんどが「偏差値」と呼ばれる指標がありません。
そもそも通信制高校の入学試験では学力テストが実施されないことが多く、N高等学校・S高等学校のネットコースとオンライン通学コースの場合は「書類選考」のみで入学できます。
ただし、必要に応じて面接試験が実施されることもあるようです。
N高等学校・S高等学校に向いている人の特徴
たくさんの通信制高校がある中で、N高等学校・S高等学校に向いている人の特徴をまとめました。
- 登校せずに自宅で学習したい方
- プログラミングを専門的に学びたい方
- 自由な時間を確保して好きなことに没頭したい方
- 自宅にいながら仲間と一緒に授業を受けたい方
こちらに当てはまる方は、個別相談会やオープンキャンパスを行っていますので、気になる方はぜひ問い合わせしてみましょう。
その場合は、別の通信制高校やサポート校を検討するといいでしょう。
N高等学校・S高等学校の評判・口コミをチェック!
最後に、実際にN高等学校・S高等学校に入学した生徒や卒業生などの評判や口コミをみていきましょう。
良い評判・口コミ
勉強に打ち込める環境!
「N高は大学受験対策やオンラインコーチングなど、学校に行かなくても受験対策ができる環境が整っています。また勉強以外にも、いろんな人との交流があり、友だちやメンターは面白くて尊敬できる存在です。大学では政治学や教育を学んでいて、どんな環境でも平等な教育が受けられる社会づくりに貢献したいと思っています。」
イベントも充実していて友達もできる!
「高校1年のときに不登校になり、担任にこのままでは留年確定といわれ転校しました。最初は勉強もせずダラダラ過ごしていましたが、Slackを活用して友だちができてからは、いろんなイベントにも参加するようになりました。」
自分の目標が見つかった!
「このまま高校に行ってもつまらないと悩んでいたときにネットの高校を知りました。以前から興味のあったプログラミングコースを専攻しましたが、想像以上にハマったので驚いています。クラスには中学からプログラミングをやっている仲間もいて、毎日いろんな刺激を受けています。これからは進路のために、企業訪問やインターンシップにもチャレンジしたいと思っています。」
悪い評判・口コミ
知名度だけな気が…
「メディアなんかで知名度が上がりましたが、ここよりもいい通信制高校はたくさんあります。海外の大学とか東大の進学実績をアピールしてますが、生徒数が多いので説得力がありません。」
勉強好きならオススメだけど…
「自発的に勉強できるタイプでないと、何年も卒業できないこともあり得ます。自分は今年4年目・・・。もう退学しようか悩んでいるところです。」
他にはどんな通信制高校があるのか気になる方は必見! 「偏差値60以上の難関大学を目指せる通信制高校一覧!通信制高校の大学進学は不利?有利?」を参考にしてみてください!
最先端のオンライン学習ができるN高等学校・S高等学校で自由に学ぼう!
N高等学校・S高等学校の特徴やコース、学費や口コミなどをまとめて解説しました。
通学しなくても、仲間と部活動や学校イベントに参加したり、リアルタイムで授業が受けられる話題のネット学校です。
通学コースを選べば仲間とのリアル交流もできますし、オンライン通学コースなら世界中どこにいても仲間の存在を感じながら学習できます。
課外授業も充実しており、大学受験対策やプログラミング、Webデザイン、機械学習(AI)、イラスト、ゲーム、声優など、将来に向けてやりたいことを見つけられる環境です。
オンラインとオフラインで個別相談会やオープンキャンパスを実施していますので、この機会に資料請求をして入学を検討してみましょう。
入学できる都道府県 | 全国から入学可能(オンライン対応) 学習拠点:全国100キャンパスに拡大(40都道府県) |
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制服 | あり |
スクーリング | あり |
クラブ活動 | あり |