転職で有利になれる稼げる資格TOP7!絶対に知るべき年収の知識を解説! 更新時間 2023.11.10
転職を検討している方におすすめなのが、働きながら資格を取得することです。
有利な資格を手に入れることで、転職活動がスムーズに進み、「即戦力」として企業にアピールできます。
一部の職種では、資格がなければ応募すらできないケースもありますし、資格があることで応募の幅が広がるのは言うまでもありません。
実務未経験者であっても、資格の有無は大きな差別化の要因となるでしょう。
この記事では、あなたの転職を成功させるための稼げる資格にフォーカスし、資格の概要や年収について解説します。
資格選びで悩んでいる方、転職が上手くいかずに悩んでいる方にとって、目標を定めるヒントになるはずです!
資格取得の計画を立て、未来の転職やキャリアアップに備えましょう。
転職で有利になるのに資格は必要か?
そもそも、転職を成功させるのに資格は必須なのでしょうか。
転職を前提に、資格取得の意味について考えます。
必須ではないがアピール材料になる
転職を考える際、履歴書に資格を記載することはほぼ必須です。
資格がない場合は資格欄が空白になり、転職に弱気になってしまう方も多いでしょう。
学歴や経歴に自信がなくても、資格を持つことで努力やポテンシャルを証明でき、採用担当者の印象に影響する可能性があります。
資格は絶対条件ではないが、アピール材料として非常に重要です。
採用プロセスで資格が選考結果に大きな影響を与えることは少ないものの、多くの場合、有利に働くでしょう。
とくに、志望する企業が求める資格であれば、その価値は一層高まります。
どんな資格を持っているかで自分の強みを証明できる
仕事に適した資格を保有することは、即戦力として期待される重要な要素です。
入社後に取得必須の資格や、仕事に関連する資格を持っていると、能力と熱意の両面で採用担当者から高く評価されるでしょう。
業界に直接関連しない資格であっても、その業界に対する興味関心を示すことで、自身のプロフィールを強化し、入社への熱意をアピールできます。
実務未経験の職種への転職では非常に有利
キャリアチェンジのための転職を考える場合、未経験分野での実力を示す資格は大いに役立ちます。
例えば、事務職からデータ分析職に転身したい場合、統計検定やPython資格の取得が有益です。
これらの資格があれば、実務未経験でもデータ分析のスキルをアピールでき、採用担当者の信頼を得られるでしょう。
未経験分野へのチャレンジにおいては、資格取得が一つの切り札となります。
人気の資格が気になる方は「人気資格ランキング!2023年ver」から詳しく見ることができます。参考にしてみてくださいね。
転職で有利になる!稼げる資格ランキング
では、おすすめの稼げる資格をランキング形式で紹介します。
「稼げる資格」というと、一般的に医師や弁護士が思い浮かぶでしょう。
しかし、医師免許や弁護士資格を得るには、大学に入り直したり膨大な学費がかかったりするため現実的ではありません。
ここでは、多くの人が今からでもチャレンジできる資格を紹介していきます。
1位.弁理士(国家資格)
弁理士は特許や商標などの知的財産権に関する、法的なアドバイスを行う専門家です。
企業や法律事務所で重要なポジションを占め、高度な専門知識が求められます。
年収は所属する事務所によって変わりますが、個人事務所で500万・大手事務所になると800万円ほどです。
将来的には独立も可能ですので、事務所を開設すれば年収1000万円も夢ではありません。
ただし、試験の難易度も年収に比例して高く、必要な勉強時間は300時間と言われています。
合格率は6〜8%ほどの、難易度が非常に高い資格の1つです。
2位.社会保険労務士(国家資格)
社会保険労務士は労働法や社会保険に関する専門家であり、大企業の人事部や総務部、労務管理部などで活躍できる国家資格です。
企業や個人に対してアドバイスやコンサルティングを行い、労務管理や給与体系の構築といった幅広い業務をこなします。
社会保険労務士は業務独占資格であり、資格保有者しかできない業務を行うため、平均年収は600万〜800万円が一般的です。
ただし受験資格があり、大きく「学歴」「実務経験」「試験合格」から更に16パターンに分類され、いずれか1つに該当している必要があります。
また、試験の合格率も10%未満で、難易度が高い国家資格となっています。
3位.中小企業診断士(国家資格)
中小企業診断士は、経営コンサルタントの一種であり、「日本版MBA」とも呼ばれる専門職です。
中小企業の経営課題に対して助言や解決策を提供するのが主な仕事で、企業の改善点を見つけ、業績向上をサポートします。
独占業務ではないものの、中小企業の経営者や責任者から信頼される立場で、裁量権を持って仕事を進められるのが大きなメリットです。
中小企業診断士の資格を持つことで、経営に関する高い専門性が認められ、年収も7000万円以上が期待できます。
中小企業診断士試験の合格率は例年4%~5%と非常に低く、難易度が高い試験です。
1次試験・2次試験と分けられており、出題範囲のボリュームが多いことから試験対策が難しいと言われています。
4位.TOEIC
TOEIC(Test of English for International Communication)は、国際ビジネスにおける英語コミュニケーション能力を測る試験です。
一般的な資格とは異なり、TOEICは成績を合否ではなくスコアで表します。
大手企業などでは、TOEICの点数を採用や昇格の条件としていることも珍しくありません。
高スコアを証明することで、企業が求める国際的な環境での活躍が期待されます。
社会人のTOEICスコア平均は600点前後ですので、転職でアピールするには650点以上が望ましいでしょう。
外資系企業やグローバル展開する企業では、TOEICスコアが採用の重要な判断材料となり、750点や800点以上が応募条件となっていることもあります。
求められるスコアをクリアすることで、結果として高いポジションや報酬を得ることができます。
5位.MR
MR(Medical Representative)は、医薬品や医療機器の販売や情報提供を行う職種です。
医療知識や営業スキルが要求されるため、製薬会社や医療機器メーカーといった医療業界でのキャリアが構築できます。
MRの年収は平均700万円以上ですが、営業成績によって大きく異なるのが特徴です。
成果を出しているMRは年収1000万円以上も可能ですが、一方で、年収500万円にも満たない低収入のMRも存在します。
しかし、仕事のやりがいや充実度、給与や福利厚生、休暇などの待遇面への満足度が高く、とくに女性に人気の仕事となっています。
6位.宅地建物取引士(国家資格)
宅地建物取引士は、不動産取引において法的なアドバイスや仲介を行う資格です。
不動産業界に携わり、土地や建物の取引に関わるプロフェッショナルとして活躍します。
信頼性の高い国家資格であるのに加え、契約締結前の重要事項の説明や重要事項説明書面への記名といった「独占業務」を行えるという点でも、常に人気が高い資格の1つです。
難易度はそれほど高くないわりに、不動産業界でのポジションアップや独立などが見込め、年収も600万円以上が期待できます。
ただし、合格率は15%前後ですので、十分な試験対策を欠かさないことが大切です。
7位.応用情報技術者(国家資格)
応用情報技術者は、情報処理技術者の中でも高度な知識とスキルを要求される国家資格です。
システム開発やネットワーク構築、セキュリティ対策など、幅広い分野で活躍することができます。
この資格を持つことで、企業のIT部門やソフトウェア開発プロジェクトで重宝され、高い専門性が求められる分野でのキャリアアップが期待できます。
平均年収は700万円以上とされ、安定した収入を得ることができるでしょう。
IT業界は今後もさらに成長が予想されており、安定した雇用と年収が見込める資格です。
ただし、IT系の技術者を募集する際には、「資格」よりも「経験・実績」が優先される傾向があります。
資格取得に加え、実務経験を積むことも欠かさないようにしましょう。
40代からでも異業種に転職したい!という方は「40代からでもやり直せるおすすめ資格はある?転職にも使える資格も紹介!」から詳しく見ることができます。参考にしてみてください。
稼げる資格を検討するときの注意事項
稼げる資格を取得する際に、気をつけるべき注意事項について解説します。
①投資とリターンのバランス
②将来性や需要がある資格か
③受験資格があるか
④仕事と勉強を両立できるか
では、それぞれ詳しく説明します。
投資とリターンのバランス
資格取得は、お金も時間もかかるものです。
稼ぎたい一心でやみくもに資格を取得するのではなく、「ニーズ」や「リターン」を意識して資格を選びましょう。
高収入を稼げる資格として知られる公認会計士は、年収1000万円もゆうに稼げる資格ですが、取得までの道のりはとても困難です。
標準学習期間は2年以上といわれ、独学だけでは難しいといわれています。
さらに、一発合格も稀で、複数回受験しても合格できず、諦めてしまう人も少なくありません。
つまり、投資とリターンのバランスを考え、資格を選ぶ必要があるということです。
将来性や需要がある資格か
資格の将来性や需要も重要なポイントです。
市場の変化や技術の進化に対応できる資格であるかどうかを確認しましょう。
将来的に需要が高まる分野や、産業の発展に寄与できる資格は、長期的なキャリアプランにおいて有利です。
業界動向や人材需要の調査を行い、将来的な展望を見据えた資格取得を検討しましょう。
受験資格があるか
資格を取得するためには、まず受験資格が必要です。
資格試験には一定の条件や要件が設けられている場合があります。
高卒の人が大卒を条件とする資格試験にチャレンジする場合、大学に入学する必要があり、現実的ではありません。
まずは受験資格を事前に確認し、自分が条件を満たしているかどうかを把握しましょう。
適切な受験資格を持つことで、スムーズに資格取得に向けた準備を進めることができます。
仕事と勉強を両立できるか
仕事と勉強を両立させるためには、時間管理や計画性が重要です。
資格試験の勉強にどれだけの時間を割けるか、また、仕事の忙しさに合わせて柔軟に対応できるかがポイントです。
慎重な計画を立てて、仕事と勉強の両立が可能かどうかを検討しましょう。
忙しい社会人が稼げる資格を取得するには?
資格取得においては、試験に合格するための学習が欠かせません。
仕事をフルタイムでこなしながら、資格にチャレンジする際のポイントを解説します。
どうやってモチベーションを保つか
忙しい社会人が資格取得に取り組む際に重要なのは、モチベーションの維持です。
目標を明確にし、達成感を感じられる小さな目標を設定することが効果的です。
また、同じ目標を持つ仲間と情報交換や励まし合いをすることで、モチベーションを高めることができます。
「資格試験はモチベーションが9割」とも言われており、モチベーションを管理し、試験当日まで安定した温度感をキープすることが大切です。
勉強時間をどう確保するか
仕事や生活の中で時間が限られている中で資格取得に励むためには、効率的な時間管理が不可欠です。
スケジュールを立て、余裕を持った計画を心掛けましょう。
また、日常の雑務や娯楽時間を見直し、有効に活用することで、勉強時間を確保することが可能です。
通信講座やオンライン講座の活用
忙しい社会人にとって通信講座やオンライン講座は、柔軟で効果的な学習法の1つです。
自宅や職場で学習できるため、通学時間の節約やスケジュールに柔軟に対応でき、継続のハードルが低くなります。
さらに、動画やテキスト形式のコンテンツが豊富に用意されているため、達成感を感じながら学習を進めることができます。
転職で資格をとりたい方は「転職で役に立つおすすめ資格!理由や難易度を徹底解説!」から詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください