マツエクの資格は独学でも取れるの?マツエクの資格を取る方法について解説 更新時間 2023.07.28
マツエクは現代の美容業界において、高い人気を誇る技術の一つです。
近年はアイラッシュスクールや美容学校のマツエクコースが充実していますが、独学でも資格取得する方法はあるのでしょうか?
「働きながらマツエクの資格を取りたい」
「学校に行かず独学で学ぶことはできる?」
このような疑問を持つ方に向けて、本記事では独学でマツエク資格を取得する方法について紹介します。
さらに、独学で学ぶ際の注意点や課題、マツエクの資格取得にかかる費用についても徹底解説しています。
プロのアイリストとして活躍した方は、知っておいて損がない情報が満載です。

マツエクの資格を独学で取得する方法と手順
自分のペースで学べる独学は、忙しい現代人にとっては非常に便利な学習スタイルです。
ここからは、独学でマツエクの資格を取得する方法と手順について詳しく解説していきます。
そして最終的に資格試験を受けるまでのプロセスを、一緒に見ていきましょう。
基礎知識の習得
マツエクの資格取得には、専門学校やマツエク団体などの講習が一般的です。
正確な技術や衛生管理の知識、接客やクレーム対応についても詳しく身につけられます。
しかし時間や費用の制約から、独学を選ぶ方も少なくありません。
独学の方法は、インターネットや書籍を活用したり、マツエクスクールの通信コースを選択したりする方法があります。
基本技術や衛生知識、施術の流れ、注意点を学び反復練習すれば、独学でも技術を磨くことが可能です。
マツエクの資格を取得することで、プロの技術を身につけ、安心して施術ができるようになります。
マツエク協会が発行する公式テキストを使用する
マツエクの公式な資格を取得するためには、マツエク協会が発行する公式テキストを使用することが推奨されています。
このテキストには、まつげの構造や施術の手順などが詳しく解説されており、正確な知識を学べると好評です。
マツエク協会もいくつか種類があり、以下の3つが知名度・実績ともに高く評価されています。
実技用の教材を購入する
人にマツエクを施術する場合、地まつ毛に人工のまつ毛を接着剤(グルー)で植毛する技術が必要不可欠です。
さらにボリュームアップさせたり、長さを出したりする技術、きれいな状態を長く継続できるスキルも必要になるでしょう。
実技を学ぶためには、マツエクの教材を購入して実践することが大切です。
教材はマツエクの基本的な技術や手順が詳しく説明されており、マネキンを使用して技術を学びます。
教材が届いたその日から本格的な施術を試せるのがメリットです。
通学コースであれば、実際の講師から直接指導を受けることができるため、より正確な技術を習得することができます。
しかし独学であっても、継続的な学習と実践を繰り返すことで、現場で活躍できるスキルを十分に身につけられるでしょう。
独学でマツエクの技術を身につけるためのステップとコツ
基本的な知識からスタートし、技術を習得して資格取得へとステップアップする方法を解説します。
ビデオ教材やオンライン講座の活用
マツエクの技術を学ぶためには、ビデオ教材やオンライン講座を活用することがおすすめです。
これらの教材や講座は、自分のペースで学ぶことができます。
また、実際の施術の様子を動画で見ることができるため、具体的な手順や技術を理解しやすいのがメリットです。
独学の場合、自分自身の学ぶ意欲と努力次第で成果を上げることができます。
昼間は仕事やアルバイトをしている方、別の専門学校などに通っている方は、通学するよりも独学が適しているかもしれません。
実技練習でスキルを磨く
マツエクの資格を取るためには、実技練習がとても重要です。
自宅で学べるマツエクの通信講座は、自宅で本格的なマツエクを実現できるキット一式がついてきます。
マツエクやグルー、リムーバー、プライマーキット、マイクロスティック、マネキンを使用して、施術に必要なスキルを習得しましょう。
実技試験の対策を徹底する
マツエクの資格を取得するためには、実技試験に合格する必要があります。
まず対策としては、実際にまつ毛エクステの施術を練習することが大切です。
実技試験では、まつ毛エクステの施術技術や衛生管理などが評価されます。
自分でまつ毛エクステのセットを購入し、模型や人形などに施術を行ってみましょう。
独学でマツエクの資格を取得することは可能ですが、実技試験の合格率は高くありません。
資格取得を目指す場合は、専門学校や講座に通うことをおすすめします。
専門家から直接指導を受けることで、より確実に技術を身につけることができるでしょう。
【独学VSスクール】マツエク資格取得におけるメリットとデメリット
独学で学ぶか、スクールに通って資格を取得するか、双方のメリットとデメリットについて解説していきます。
独学のメリット
独学で学ぶメリットは、以下の4つです。
1.自分のペースで学習できる
2.自分の興味や関心のある分野に集中できる
3.自己学習能力を養える
4.学費を抑えられる
独学における1番のメリットは、自分のタイミングや都合に合わせて学べることです。
周囲のペースに合わせることなく、無理なく自分の進行速度で学ぶことができます。
また学校のカリキュラムに縛られることなく、自分が本当に学びたいことに注力できるのもメリットといえるでしょう。
好きなことに夢中になれるので、集中力や興味が維持されやすくなります。
さらに自分で情報を収集し、問題を解決する力が身につくのも独学だからこそ。
これは将来の学習や仕事においても役立つスキルとなるでしょう。
また通学に比べ費用を安く抑えられ、最低限の出費だけで資格取得を目指せます。
独学のデメリット
独学のデメリットは、以下の3つです。
1.正確な情報の確保が難しい
2.実践の機会が限られる
3.フィードバックを受ける機会が少ない
インターネットや書籍など、手軽にアクセスできる情報源の中には、正確性が保証されていないものもあります。
不正確な情報に基づいて学習してしまうと、技術や知識に不備が生じることがあるでしょう。
またマツエクの技術習得には、実際の施術経験が欠かせません。
しかし、独学ではその機会が限られてしまい、現場での対応が難しくなることがあります。
プロの指導者からのフィードバックは、自身の不足点を知り改善する上で非常に有効です。
独学では、このようなフィードバックを受ける機会が少なく、技術の向上が遅れてしまう可能性があります。
スクールのメリット
スクールや通学講座で学ぶメリットは、以下の通りです。
1.正確な知識と技術の習得
2.充実した実践練習
3.フィードバックと改善の機会
スクールには指導専門の認定講師が在籍しており、正確で最新のマツエクの技術を教えてくれるのがメリットです。
また専門の教材と信頼性の高い指導を受けることができるため、自己流の技術や知識が身につくリスクを避けられます。
練習用の人形や道具を使用して、実際の施術を体験することもでき、現場を想定した顧客とのコミュニケーションも身につくでしょう。
さらに教師からの直接的なフィードバックを受けられるのも、スクールで学ぶ大きなメリットです。
自身の技術レベルを客観的に把握し、必要な改善点を見つけ出すことができます。
スクールのデメリット
スクールで学ぶデメリットは、以下の4点です。
1.時間と費用の負担
2.他の生徒との競争によるストレス
3.カリキュラムや教授法との相性
4.独自の視点やスタイルの発見の制限
スクールに通うには、時間と費用が必要です。
また毎日のスケジュール調整やレポートの提出、講師との関係づくりや友人関係などにも気を使う必要があります。
スクールでは他の生徒と一緒に学びますが、競争や比較によるストレスを生じさせ、学習ペースを乱されてしまうデメリットもあるでしょう。
学校のカリキュラムや講師の指導方法が、自分に合わない場合もあります。
直接指導に固執してしまうと、自分の個性や学習スタイルが十分に生かせないかもしれません。
講師の指導に従う形式の学習では、オリジナリティや新しい発見を制限してしまう可能性も考えておきましょう。
中卒でもマツエクの資格を取りたいという方は「中卒でもマツエクの資格は取れる!中卒の方でも資格取得できる方法を詳しく解説します」から詳しく見ることができます。参考にしてみてくださいね。


独学でマツエクを学ぶ際の注意点や課題
独学での学習には注意すべきポイントと、一定の課題があります。
本章では、その注意点と課題について詳しく解説していきます。
未経験者には向いていない
独学でマツエクの資格を取ることは可能ですが、未経験者には向いていないと言われています。
なぜなら、マツエクはデリケートな作業であり、正確さと技術が求められるからです。
独学では講師に直接施術を見てもらい、フィードバックを受けることができません。
技術の向上には時間がかかり、実際の現場に立ったとき、顧客からクレームを受けてしまう可能性もあるでしょう。
総合すると、マツエクの資格を取るためには、専門スクールや講座に通うことがおすすめです。
独学でも取得は可能ですが、正確な技術と知識を身につけるためには、専門の指導を受けることが大切です。
途中で挫折してしまう可能性がある
独学の注意点として、途中で挫折してしまうことも上げられます。
スクールでは講師やほかの生徒がいるため、お互いに刺激し合ったり目標に向かって進んだりと、前向きなスクール生活を過ごせます。
一方独学だと、進捗や成果を誰かと共有する機会が限られているため、モチベーションが低下しやすいのがデメリットです。
また自分の技術や手法に対するフィードバックが得られず、自己評価が難しくなり、継続に至らないケースも少なくありません。
美容師免許がないと人に施術できない
マツエクの資格は、美容師免許がなくても取得することができます。
しかしマツエクの資格だけでは、サロンや美容室で人に施術ができません。
マツエクの資格を取得したからといって、すぐに働ける訳ではありませんので注意しましょう。
マツエクの資格取得にかかる費用を徹底比較
この記事では、マツエク資格の取得方法による費用の違いを徹底的に比較します。
アイラッシュスクールや講座に通う場合
各スクールや講座では、初心者向けから経験者向け、専門家を目指す方向けまで、さまざまなコースが用意されています。
選ぶべきコースは、あなたの経験や目指すレベル、予算によって選択しましょう。
初心者向けのコースの受講時間は5時間〜30時間くらいが一般的で、料金は60,000円〜220,000円程度が主流です。
一方、経験者向けや専門家を目指すコースの受講時間は40時間〜60時間ほどで、料金は260,000円〜650,000円程度と高くなります。
人に施術できる最低限のランクでいいのか、アイデザインを担当できるようなプロフェッショナルを目指したいのか、はたまたサロン開業や起業できる技術や運営を学びたいのか、自身の目標や予算に応じて最適なコースを選ぶことが重要です。
通信制コースで学ぶ場合
通信制のコースも充実していて、スクールと同じようにプロフェッショナルを目指せるコースまで豊富に用意されています。
通信制の費用目安は、約10,000円〜100,000円となっており、スクールと比較すると半額近い価格帯です。
自分でエクステを装着したいという方向けの短期講座では、受講料は9,800円からあり、時間も2〜5時間程度で習得できます。
一方、プロとして活動するための認定講師資格取得講座では、受講料が25,000円から90,000円ほど、期間は1~8ヶ月とさまざまです。
通信制課程は費用も低めで、自宅でゆっくりと自分のペースで学べるのが魅力です。
仕事で忙しい方、自宅でマイペースに学びたい方に最適な学習方法といえるでしょう。
独学で学ぶ場合
独学での学びは、自身のスケジュールや生活リズムに合わせて学びたいときに学べるのが特徴です。
例えば、まつエクのキットを利用する場合、楽天で2,000円から9,000円程度で取り寄せることができます。
これに参考書をプラスしても、1万円でお釣りがくる安さです。
市販のテキストや教材を駆使することで、費用を抑えながらマイペースに学ぶことができます。
マツエクの資格もっと知りたい方は「マツエクの資格とるにはどうしたらいいの?マツエクの資格について徹底解説」から詳しく見ることができます。参考にしてみてくださいね。
通信制ならここがおすすめ!マツエクの資格講座4選!
RHKトータルアカデミーここいろ
「RHKトータルアカデミーここいろ」は、受講料がリーズナブルでありながら、高品質な教育を提供している点が特徴です。
通常10万円以上かかるような講座でも、ここいろでは数千円から最高でも3万円台で学ぶことができます。
価格に見合った質の高い教育内容により、チャレンジしやすさと満足度を両立させているのが強みです。
さらに、受講期間も最短1ヶ月と短期間で、平均でも2〜3ヶ月で取得できます。
仕事や家事などで忙しい方であっても、無理なくスケジュールを組むことができるでしょう。
3つの資格技術が同時に学べる人気講座です。
無料メールサポートがついており、わからないことはメールで何度でも質問できます。
また講座終了後は、プロデザイナーが手掛けたディプロマももらえますよ。
アイラッシュガレージ テクニカルスクール|EGTS
次世代のマツエク技術として注目を集める、「LEDエクステ®」が学べる講座です。
その魅力の特徴はなんといっても「持続力」です。
通常のマツエクの1.5倍から2倍の持続力を実現することで、美しい目元をより長く保つことが可能となります。
LEDエクステの秘密は、専用のジェルグルーをLEDライトで照射し硬化させる技術にあり、アレルギー体質の方でも快適に施術を受けられます。
LEDエクステに興味がある方は、ぜひ受講してみてください。
美しいマツエクデザインを長期間保つことが可能ということで、たくさんのアイリストが注目している技術です。
オンライン講座と来場講習の2パターンから選べるので、開催の日程や会場を確認して選択しましょう。
コミュニケーションサロン サブリナ
生徒のリピートや紹介が多い「サブリナ」は、15年以上のスクール経営実績を持つ老舗のサロンです。
通信講座のほかにも、東京本校や名古屋校、横浜校、本厚木校にてマンツーマンレッスンを受けることができます。
サブリナの通信講座は、通学と全く同じ学習内容を提供しているのが特徴です。
アイリストとして店頭に立ったとき、お客様とのトラブルを回避する「美容業界に関する法律」についても適切なアドバイスをしてくれます。
講座の中では、人に施術をする技術だけでなく、自身のまつげエクステンションにも施術できる内容を収録しています。
さらに、すぐに学び始められるように、実用的なキットも10,000円で用意できます。自分で手軽に始められる通信講座、まつげエクステンションの技術を入手に入れましょう。
美容師免許を持った講師が多数在籍しており、これまでの受講者は12,000名様以上です!
さらに男性の受講も積極的に受け入れており、忙しい方には自宅での出張レッスンも可能です。
PBアカデミー
PBアカデミーは、「美容・ハンドメイド・ライフスタイル」の3種類をテーマにした通信講座です。
美容系に関しては、マツエクやメイク、ジェルネイルなどの講座を運営しています。
通信制でありながら、分からないことは専門スタッフがLINEや電話ですぐに対応してくれるので安心です。
もちろん、質問は何度でも無料で、6ヶ月の受講期間を2ヶ月間延長することもできます。
「日本のハンドメイド通信講座」で最も受講者数が多いという実績があり、初心者でも理解しやすいテキスト、質問は何度でも無料でお答えする充実したサポート体制が整っています。
クレジットカード4,100円(税込)×24回払(初回のみ 6,330円(税込))
まつ毛エクステンションの資格を持つと、ヘアサロンや美容室、エステサロンでの就職はもちろん、フリーのアイデザイナーやメイクアーティストとしても活躍できます。
また自宅を利用して、オリジナルのまつ毛エクステンションサロンを開業するチャンスも広がるでしょう。
独学でマツエクの資格を取得するには最低限の知識が必要
美容業界での経験があれば独学でもいいですが、未経験者は独学に向いていない可能性があります。
自力での学習が求められフィードバックがなく、不明点の解消も自己責任となるため、新しい情報や技術の理解が難しくなるからです。
自力での学習が求められフィードバックがなく、不明点の解消も自己責任となるため、新しい情報や技術の理解が難しくなるからです。
そのため未経験者は、専門講座などで基礎からしっかり学ぶことも重要な手段となります。
経験やスキルを理解し、適切な学習方法を選択することが、マツエクの資格取得にとって重要なステップとなるでしょう。
最短でマツエクの資格を取得したい方は 「最短でマツエクの資格を取得!資格を取得する方法とおすすめ講座を紹介」も参考にしてみてくださいね。

