通信制高校に通うメリットデメリット!対策も合わせてご紹介! 更新時間 2024.11.08
「通信制高校って何だろう。」と思った経験はありませんか?
現在、通信制高校への人気が徐々に高くなっています。
「通信制高校ってどんなところかわからない。」「情報が少ないから不安だ。」
と感じる方も実際多いです。
通信性高校に通うメリットデメリットを確認しながら、不安や偏見を解消しましょう。
是非、通信制高校への入学・編入の参考にしてください。
通信制高校について更に詳しく知りたい方は「通信制高校とは?」参考にしてみてください。
ではみていきましょう。
通信制高校のデメリット

通信制高校は、比較的マイナスのイメージを持たれやすいのは事実です。
そこで、通信制高校のデメリットをご紹介します。
せっかく入学・編入するのですから少しでも良い選択をしたいですよね。
通信制高校には以下の5つのデメリットがあります。
- 偏見を持たれる
- 大学受験のハードルが高い
- 友達が作りづらい
- 勉強の習慣化が難しい
- 生活ペースを維持しづらい
一つずつ確認して、入学後のミスマッチが起きないようにしましょう。
偏見を持たれる
残念ながら、通信制高校のイメージのほとんどは偏見が多いのは事実です。
どうしても「全日制」の高校に行く人がほとんどで、何かしらの事情を抱えている学生だと思われがちです。
「普通の人生を送れない・・・」と感じる方も0ではありません。
まだまだ通信制高校自体が、全日制高校と比べて少ないのも影響しています。
ある程度偏見があることは理解しておきましょう。
大学受験のハードルが高い
実際に、通信制高校から大学受験は難しいと言われています。
大学への進学を希望する人が少ないのが理由です。
大学へ進学する人が少ないからといって、全日制に比べて優秀な人が少ないというわけではありません。
能力はあっても、勉強の環境で少し劣ってしまうのは事実です。
登校日数が限られているため、自宅学習の際にでた疑問もすぐには解消できません。
また授業難易度も比較的低いことも理由にあげられます。
レポート作成も授業の一環ではありますが、大学受験に適していないことが多いです。
人付き合いも少ないため、競争環境にないことも関係しているでしょう。
勉強する上で、励ましあえる仲間がいるのは重要なことです。
全日制高校と比べると、大学受験をするには少し厳しい環境であることは理解しましょう。
友達を作りづらい
全日制高校と比べると、圧倒的に人付き合いが少ないです。
登校日数が少ないので友達をつくる機会もあまりありません。
また年齢に極端な差があると、全日制高校での友人づくりとは根本的に違います。
同年代がいないので、友達ができないといった悩みも少なくないでしょう。
卒業後の進学や会社勤めする場合、多少のギャップを感じるかもしれません。
学校以外の人付き合いが少ない場合は気を付けましょう。
生活ペースを維持しづらい
全日制高校や定時制高校は、長期休みを除けば、平日は毎日登校しています。
一方で、通信制高校は毎日登校しないので、曜日感覚がなくなりやすいです。
一定のリズムで生活を送っているわけではないので、昼夜逆転の生活になることもあるでしょう。
基本的に成長期の生活リズムの崩れはよくありません。
しかし通信制高校は昼夜逆転した生活でも、卒業できるケースが多いです。
その分、直すという意識も働きづらいので、卒業後に苦労する可能性もあります。
自らルールを決めることが大切です。
勉強の習慣化が難しい
通信制高校は、自宅で学習するのが基本です。
そのため、自ら学習の計画を立てるのが一般的です。
学校と相談しながらとはいえ、計画通りにきっちり進めていくのは、なかなか難しいです。
後回しにして、一回計画が崩れてしまうと、課題が山積みに・・・
とはよくある話です。
ある意味、全日制高校より自己学習が難しいかもしれません。
学習面で心配な方は、自宅学習であることは一番気をつけなければいけないポイントでしょう。
自己管理ができないと卒業が難しい
通信制高校は自分のペースで学びながらも、学習の進め方や課題の提出がすべて自己管理に委ねられています。
この学習スタイルは高い自己管理能力が必要で、自分で課題の提出期限を守り学習計画を立て、その計画に従って進んでいく能力が必要です。
誰かに「勉強しなさい」と言われなくても、自ら進んで学習できないと卒業できません。
言い換えれば、通信制高校は自己管理能力を育む環境であり、その能力がない人には向いていない学習スタイルといえるでしょう。
自主性が求められる
メリットの中で自分のペースで学習を進めることができるとお伝えしました。確かにメリットではありますがその分自主性が求められます。
自分で課題のペースを管理して取得する科目を考えるなど、単位制だからこその自主性の求められ方です。これは社会に出ても求められます!
大学でも制度はあまり変わりません。むしろ早い段階で自分で管理し、自分のやりたいことを考えられるというのは社会に出てから大きな強みです。
高校の段階であれば自主性を求められる中でも先生のサポートがあります。 先生のサポートを受けつつも自分の将来に役立つスキルを身に着けていくことができるのはメリットですよね。
進学には不利と言われることが多い
通信制高校は、進学には不利というイメージがあります。
文部科学省が行った調査によると、通信制高校の大学進学率は、約18%とされています。
全日制・定時制高校卒業者の大学進学率が約55%であるのと比較すると低いです。
対策としては、大学進学を重視した通信制高校を探して通うことです。
また、大学受験のため、進学塾や予備校などに通うという方法もあります。
全日制高校と比べて対面授業が少ない
通信制高校で学ぶには、学習の自主性が必要不可欠です。
そのため自己管理能力が不足している生徒は、学習の進みが難しくなってしまうでしょう。
例えば、全日制高校では教師の指導や友人との切磋琢磨を通じて学びが進めることが一般的ですが、通信制高校では自ら計画を立てて実行することが必須です。
教師や同級生とのコミュニケーションが少ない中でも、自分の学習ペースをキープすることは容易ではありません。
このデメリットを乗り越えるためには、しっかりとした目標設定と自己管理能力の向上が必要となります。
通信制高校のメリット

さて、数々の通信制高校のデメリットを紹介してきましたが、もちろんメリットも多数存在します。
通信制高校の5つメリットは以下の通りです。
- 希望の高校が見つかりやすい
- 自分のペースで登校できる
- 時間の確保がしやすい
- 入学難易度が低い
- 人付き合いが少ない
それぞれ見ていきましょう。
希望の高校が見つかりやすい
通信制高校は少ないと思われがちですが、2021年の最新の情報では通信性高校は約250校あります。
案外多いな、と思った方も多いでしょう。
通信制高校では、学校毎に色々な特徴があります。
通信制高校の中でも、登校日数が比較的多い通学コースの選択もできます。
逆に、自宅勉強をメインにすれば、自宅から遠い通信制高校を選択してもいいわけです。
自分に合った勉強の仕方や、通学環境など柔軟な選び方ができるのが通信制高校のメリットです。
自分のペースで登校できる
通信制高校は全日制高校や定時制の高校のように、毎日学校に行かなくていいので、余裕を持った学生生活が送れます。
平日毎日登校するのが苦手な方には大きなメリットです。
朝が弱い方も、午後から勉強すればいいでしょう。
自ら勉強したい方におすすめです。
ストレスのかからない学校生活は身体的にも精神的にも良いでしょう。
時間の確保がしやすい
通信制高校は、比較的自由に使える時間が多いです。
通信制高校の学生は、学校外の活動に精を出しているケースが多いです。
将来の夢を実現するために、アルバイトやスポーツのクラブ活動に、熱心な学生も多くいます。
留学の準備や音楽活動など、専門的な分野で活動する学生は多くの時間を要します。
自分がやりたいことがはっきりしている方には、通信制高校は特におすすめです。
入学難易度が低い
通信制高校は、全日制高校と比べて、入試の難易度が低いのが特徴です。
受験科目も小論文や面接といった方法が多く、学力の必要がない学校が多いので入学しやすくなっています。
中学校時代、勉強についていけなかった学生や、学力に不安がある人にもおすすめです。
もう一度勉強を学びたい、高卒の卒業資格が欲しいという人もチャンスがあります。
柔軟な対応ができるところが通信制高校の特徴ですね。
人付き合いが少ない
デメリットとして、人付き合いが少ないことをあげましたが、裏返せばメリットにもなります。
人付き合いが苦手な人や人間関係をあまり重視していない人には、良い環境と言えます。
しかしここでは忘れてはいけないのが、人間は1人で生きてはいけないこと。
普段から常に、友人関係を気にしておく必要はありませんが、最低限の友人と最低限のコミュニケーションを取れるスキルは大切です。
人との関わり方も、本来学校で学ぶことができます。
ないがしろにせず、ある程度の交流は持っておきましょう。
在学中に資格を取りたい方は「通信制高校なら美容の仕事を目指せる!美容資格を取れる通信制高校一覧」という記事も確認してみてください!
自宅で学習できる
通信制高校は自宅学習のメリットを最大限に活かした教育形態です。
自分のペースで勉強を進めることができるため、学習効率が向上します。
また自宅で学習することで通学時間が不要となり、その分を勉強や趣味、家族との時間にあてることが可能です。
さらに、自分の好きな場所や時間帯に学習を行うことで、集中力を高めることが期待できます。
自分の生活スタイルや都合に合わせて学びの環境をカスタマイズすることが、通信制高校の大きな魅力といえるでしょう。
さまざまな人に対応できる環境
通信制高校では、さまざまな事情を抱えた生徒を受け入れる体制が整えられています。
とくに発達障がいを持つ生徒や不登校経験のある生徒も、無理なく学びを続けることができる環境です。
通信制高校は、生徒一人ひとりのニーズやバックグラウンドを大切にし、個別のサポートを提供しています。
個別指導や専門のカウンセラーとの面談を通じて、生徒の個々の状況に合わせた教育環境を提供できるのが通信制高校の強みです。
また、学習の質を高めるために独自のカリキュラムを提供しており、生徒たちは自分の能力や才能を最大限に引き出すことができます。
このようなサポートによって個々のペースで学べるだけでなく、自分の進路に合わせた学びを深めることが可能です。
個別サポートが充実している
通信制高校では、きめ細かい個別サポートが充実しています。
少人数制やマンツーマン指導を採用することで、教師が生徒一人ひとりの学習の進行や疑問点に柔軟に対応できるのが特徴です。
また進学や就職活動のサポートも充実していて、大学進学を望む生徒には入試対策や学校選びのアドバイス、就職を目指す生徒には履歴書作成のアドバイスや面接対策が提供されます。
このようなサポート体制により、生徒は将来の夢に向かって効果的に学び進めることが可能です。
専門分野に特化した学校がある
通信制高校には、一般的なカリキュラムを提供するだけでなく、特定の専門分野に焦点を当てた学校も存在します。
例えば芸術やスポーツ、プログラミングなどの特定の分野に深く取り組みたい生徒にとって、その才能や興味を最大限に伸ばすことができる環境が整っています。
専門知識や技術を身につけることで、将来のキャリア選択の幅も広がるのが大きなメリットです。
また通常の高校教育では得られない専門的な技能や知識を習得することで、将来、その分野での就職や進学が有利になる可能性が高まります。
通信制高校の専門的なカリキュラムを活用することで、自分の未来に対してより具体的なビジョンを持つことができるでしょう。
どのタイミングでも編入・転入が可能
編入や転入の自由度も、通信制高校のメリットの1つです。
新入学の主なタイミングは4月や10月ですが、新入学の時期以外でも、編入や転入が随時可能な学校が多く存在します。
生徒は自身のライフイベントや学びのペースに合わせて、最適なタイミングで学校生活をスタートさせることができます。
自身の意思で学ぶスタイルを選択できる通信制高校は、生徒のさまざまなニーズに応えるために適した場所です。
高校卒業資格が取れる!

通信制高校では卒業しても高校卒業資格を取得できないと思う方もいるかもしれませんが、それは違います。
通信制高校を卒業することで高校卒業資格を取得可能です。
高校卒業資格は通信制高校も全日制高校や定時制高校と変わりません。つまり、通信制高校を卒業すれば全日制高校や定時制高校と同じように履歴書に高校卒業と書くことができます。最終学歴も高校卒業となるため、大学や専門学校の受験も可能です。
通信制高校は毎日学校に通わなくても卒業できます。登校日数を自分で選べるため、登校日数を少なくして卒業することも可能です。
自分のペースに合わせて登校日数を選べるもの通信制高校の魅力ですね。
中には毎日学校に通いたい方もいるのではないでしょうか。通信制高校の中には普通の高校と同じように週5日通学できるコースもあるので、毎日学校に通いたい方はそのような通信制高校を選ぶこともできます。
通信制高校でも世間体は気にならない!
「通信制高校に通うのが恥ずかしいな」「通信制高校は世間体が良くないな」と考えている方もいるかもしれません。
ですが、通信制高校に通うことで社会的な評価が下がるということはありません。大学進学や就職に不利になるということもないです。
通信制高校に通う方には様々な理由があります。
社会人になってから高卒資格取得を目指す方や夢を叶えるために自分の時間が確保できる通信制高校に通う方などそれぞれです。
様々な背景を持つ方がいますが、全日制高校や定時制高校と全く変わりません。通信制高校に通うことは恥ずかしいことではないです。
近年、通信制高校の人気はますます高まっています。通信制高校の生徒数も増加傾向です。
通信制高校は様々な人のニーズに合わせて多種多様なコースが設置されており、日に日に進化しています。
働きながら高校卒業を目指す人、何か夢に向かった活動をしながら卒業を目指す人、大学進学を目指す人などどんな方でも受け入れることができる学校が通信制高校です。
学費が安い

通信制高校に通う上で学費が気になる方も多いですよね。
高校受験の際に「私立だったら費用的に高校通えない…」なんてこともあるかもしれません。
実は通信制高校は学費が安いことをご存じでしたか? 通信制高校によって授業料が変わりますが、全体的に見ても通信制高校の学費は安いです。
また、通信制高校に通う場合は国から就学支援金が支給されます。
就学支援金は年収などで支給額が異なりますが、学費の負担が減るということはメリットですよね。学費の負担が減ることで、通いたかった習い事に通えることや大学進学に向けた貯金もできます。
場合によっては全日制の公立高校とあまり変わらないぐらいの学費で通信制高校に通うことができるのも通信制高校のメリットです。
自分のペースで勉強が進められる
通信制高校は自分のペースで勉強を進めることができます。
普通の高校はクラスで授業を受けて勉強をする学年制です。通信制高校は学年制ではなく単位制を設けています。
通信制高校は自宅学習を中心にレポートなどの課題に取り組みながら単位を取得していく学習スタイルです。授業はオンライン教材や教科書を使用して、分からないことは電話やメールで先生に質問して解決できます。
普通の学校ではクラスごとの授業のため、分からないことがあっても解決できないまま授業が進むことも多いですよね。通信制高校では自分のペースで勉強できるので、分からないことがあってもわかるまで勉強することもできます。
通信制高校では分からない部分で立ち止まって、見直しする時間を自分のペースで作ることができるのも魅力的ですよね。
スクーリングという学校に通う日が何日か設けられています。自己学習で分からないことや悩みを先生に直接聞くことで解決することもできます。
通信制高校では自分自身のペースで勉強するため自己管理が必要です。自己管理さえしっかりとできれば大きなメリットになります。
単位制だから留年がない
一般的な通信制高校は、単位制であることが多いです。
学年制では、1学期ごとに取得必要な単位数が決まっています。
一方で、単位制の場合は学期ごと区分が決められておりません。
したがって、単位制では留年する心配は不要なのがメリットです。
以前の高校で取得した単位を引き継げる
通信制高校には、転入や編入の生徒も多く、以前の高校で取得した単位を引き継げる仕組みが整っています。
例えば、健康や家庭の事情、学校生活に適応できなかった等の理由で転入する生徒も、これまでの努力が無駄になることなく、学びを継続することが可能です。
学年の途中で学校を変更しても、学習の進行や進学計画をスムーズに進めることができます。
また取得した単位を引き継ぐことで、無駄な学費を払う必要もありません。
生徒は自分のペースで無理なく学習を進めることができ、より充実した高校生活を送ることができます。
5つのデメリットに向けた対策

「結局、通信制高校の印象は変わらない・・・」
安心してください。
先ほど、通信制高校について5つのデメリットを紹介しましたが、しっかりと対策もあります。
5つのデメリットには以下の5つの対策があります。
- 気持ちを強く持つ
- 編入も視野に入れる
- 行事や部活動の積極的な参加
- 通学コースの選択や塾の活用
- スケジュールを決める
それでは詳しくみていきましょう。
気持ちを強く持つ
通信制高校に通っているかといって事情があると思われがちですが、気にする必要はないです。/p>
とはいえ、世間には馴染みのない就学スタイルのため、いつか自信を失ってしまうかもしれません。
対策として、偏見が気にならないくらい学校生活を充実させるのも手です。
人は何かに夢中になっているとき、周りの声は入ってきません。
充実した生活は、確実に将来にも役に立ちます。
充実の種類にも、勉学の充実や課外活動の充実があります。
「自分の人生」であることを忘れず、少数派の人生を生きていきましょう。
編入も視野に入れる
先述したとおり、大学受験のハードルが高いのは、勉強環境が全日制高校と異なるためです。
対策の一つとして、大学受験に積極的な通信制高校に編入するのもありです。
一般入試だけでなく、AO入試や推薦入試などに強い学校もたくさんあります。
また、授業外で勉強する機会を作ることも大切です。
最初から「通信制高校だから・・・」と諦めず、自分から勉強する環境を作っていきましょう。
行事や部活動への積極的な参加
通信制高校では人付き合いが少ないため、友人ができにくいのは事実です。
しかし、通信制高校にも学校行事があるのはご存じですか?
全日制の高校と同じように、「体育祭」「郊外学習」「文化祭」など様々です。
学校行事というのは、当日にいきなり参加するわけでなく、一般的に事前の練習やリハーサルがあります。
通信制高校だけど学校の友達が欲しい方は、是非学校行事への積極的な参加を心がけましょう。
また部活動が盛んな高校もたくさんあります。
部活動は同じ目的を持った人が集まりやすいので、友達をつくる場としてぴったりです。
自分から動き出すことが友達づくりの第一歩です。
通学コースの選択や塾の活用
自宅学習がメインだとどうしても、勉強の習慣化が難しいですよね。
対策として、通学コースの選択があります。
通学コースとは、通常の通信制高校の生徒より、登校日数が増やすコースです。
「通学コースを選ぶくらいだったら、通信制高校を選んだ意味がない。」
と考える方も多いのではないでしょうか。
その場合は、先述した学校外での学習を視野に入れましょう。
塾や予備校では、レベルの高い授業をマンツーマンで教えてくれるところもあります。
勉強のモチベーションがあり、習慣化させたいなら通学コースやサポート校の活用をしましょう。
スケジュールを決める
通信制高校は、全日制高校と比べると、生活ペースを維持しづらい傾向にあります。
毎日決まったことをするわけではないので、生活リズムが崩れてしまうこともあるでしょう。
生活ペースを維持するのは、あらかじめスケジュールを立てておくのがおすすめです。
起床時間から、今日取り組むべき課題やその他の活動通りに過ごすとペースが崩れることはありません。
勉強の習慣化にも繋がります。
全日制高校と同じようなスケジュールを組めば、必然的に生活ペースを維持できます。
また学校外での活動がある場合もスケジュールが立てやすいですよね。
習いごとや、アルバイトなど生活にリズムを付ける方法はいくらでもあります。
定期的な予定は、生活に組み込むべきでしょう。
高校中退で悩んでいる方は高校中退をする理由とは?中退後の進路について徹底解説!もチェックしてみてください!
通信制高校のメリットデメリットまとめ

いかがでしたでしょうか。
本記事を読む前と読んだあとでは通信制高校のイメージは変わったでしょうか。
いくつかのメリットデメリットをご紹介してきましたが、一番の特徴は、「高校卒業の資格」が取れることです。
やむを得ない事情があって全日制高校に通えない方や、目標があってとことん打ち込みたい方全員が対象です。
世の中では、学び方が日々変わってきています。
学ぶ意欲さえあれば、いくらでも勉強ができる世の中です。
もう一度勉強をやり直したい方も無理なく勉強できる環境が通信制高校です。
通信制高校に入学・編入をお考えの方は、是非参考にしてみてください。