ネイル資格の種類は?それぞれの試験内容の違いや取得方法をご紹介 更新時間 2023.08.01
ネイル業界でのステップアップには、適切な資格取得が欠かせません。
プロのネイリストを目指している方や、ネイルサロンへの就職・転職においても、正しい知識と技術の裏付けが重要です。
この記事では、異なるネイル資格の種類と試験内容、取得のポイントをご案内します。
未来のネイリストとして、自信とスキルを築く一歩を踏み出しましょう。
ネイル資格の種類は主に2種類
ネイルの資格は、主に「JNECネイリスト技能検定試験」と「JNAジェルネイル技能検定試験」があります。
この2種類の資格は、多くのスクールが資格取得コースを用意していたり、ネイルサロン採用の基準として採用していたりする有力な資格です。
これらの資格を取得することで、ネイルアートの知識や技術を証明し、自信を持ってネイリストとしてのステップアップを図ることができます。
JNECネイリスト技能検定試験
JNECネイリスト技能検定試験は、ネイルの基本的なスキルを評価する試験です。
内閣総理大臣が認めたJNEC(日本ネイリスト検定試験センター)が認証する資格として、多くのネイリストが取得しています。
試験内容は、ネイルケアやポリッシュの施術方法、道具の使い方などが含まれます。
3つの級に分かれており、級が上がるにつれて難易度が上がります。
取得するには、実技試験と筆記試験を受験する必要があり、試験に合格することで資格取得が可能です。
JNAジェルネイル技能検定試験
JNAジェルネイル技能検定試験は、ジェルを使用したネイルアートの技術を評価する試験です。
2010年に始まった比較的新しい資格ですが、ジェルネイルを扱うのであれば取得しておきたい資格でしょう。
ジェルの特性や施術方法、アートデザインなどが試験内容として含まれます。
こちらも3つの級が存在し、高度なテクニックやクリエイティブなアートが求められる上位級では、自身のセンスと技術を発揮する機会となります。
ネイリスト検定とジェルネイル検定の違いは?
結論からお伝えしますと、ネイリスト検定はネイリストとして広く全般を学ぶことで、ジェルネイル検定はジェルネイルに特化して学ぶことです。
ネイリスト検定とジェルネイル検定はどちらが必要?
どちらもその技術で進むのなら必要な資格になりますが、強いて申し上げればネイリスト検定の取得を最優先に習得しましょう。
理由は大きく3つほどあり、下記に記載しております。
- ネイリスト検定の方がネイルについて網羅的に学べる
- ネイリスト検定の方が歴史が長い
- ジェルネイル検定よりネイリスト検定を重要視しているサロンが多い
それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。
ネイリスト検定の方がネイルについて網羅的に学べる
ジェルネイル検定はジェルネイルについて深い知識を学ぶことが出来ますが、ネイル全体に関する知識が乏しくなってしまいます。
また、ネイル初心者が学ぶ場合は、自身がネイリストに向いているのかジェルネイルをもっと知っていきたいのか判断できないため、まずはネイリストの知識からとりいれていくのが良いでしょう。
もちろん、ネイリストの勉強をしていってジェルネイル検定に方向転換しても問題ありません。
ただし、ジェルネイル検定からネイリスト検定に方向を変えるとなると、また基礎から学ばないといけなくなることを理解しておいてください。
ネイリスト検定の方が歴史が長い
ネイリスト検定はジェルネイル検定よりも歴史が長いことも、ネイリスト検定をお勧めする理由になります。
ネイリスト検定は、日本ネイリスト協会が2008年に資格として認定されており、その後にジェルネイル検定の資格を発足されました。
2つとも歴史は浅いのですが、採用する企業側からはネイリスト検定を取得している方が理解を得られやすいため、ネイリスト検定を取得することをおすすめします。
ジェルネイル検定よりネイリスト検定を重要視しているサロンが多い
先ほどもお伝えしたように、サロン・企業側からはネイリスト検定取得者を優遇している場合が多いです。
ジェルネイルに特化したサロンはジェルネイル検定を重視しておりますが、大半のサロンはジェルネイル以外にも対応しています。
ジェルネイル専門のネイリストに強い憧れがない限りは、ネイリスト検定を勉強しておくのが無難でしょう。
【種類別】ネイリスト検定の取得方法や試験内容
「JNECネイリスト技能検定試験」と「JNAジェルネイル技能検定試験」の試験内容について、級ごとの詳細を解説します。
JNECネイリスト技能検定試験の受験概要
JNEC(公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター)が主催する「ネイリスト技能検定試験」は、通称「ネイル検定」とも呼ばれます。
国際的なネイリスト育成を目指しており、正しい技術と知識の向上を目的とした資格です。
ネイル検定の歴史は長く、27年間で約96万人が受験し、多くのネイリストがさまざまな舞台で活躍しています。
JNECネイリスト技能検定試験の取得方法は、3級から1級までの段階的な試験があります。
3級
ネイリストを目指す方が最初に受ける試験で、義務教育を修了した方ならだれでも受ける事が可能です。
3級では、ネイルケアやネイルアートの基礎知識と技術を習得します。
爪の健康を考慮した施術や衛生管理が重要です。
試験時期 | 年4回(例年1、4、7、10月) |
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試験時間 | 実技試験(70分)、筆記試験(30分) |
検定費用 | 6,800円(税込) |
合格率 | 84.2% |
2級
2級の受験資格は、ネイル検定3級の合格者が対象です。
2級では、より高度な技術とアートが求められます。
サロンワークで必要なネイルケアやリペア、チップ&ラップ、アートに関する知識と技術を学び、実技試験と筆記試験で評価されます。
合格率は一気に下がるため、試験のポイントや過去問をしっかり把握しておくことが重要です。
試験時期 | 年4回(例年1、4、7、10月) |
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試験時間 | 実技試験実技試験(前半35分、後半55分)、筆記試験(35分) |
検定費用 | 9,800円(税込) |
合格率 | 40.9% |
1級
1級は、ネイルケアのベーシックマスターとジェルネイルを施術するために、専門的な知識と高度な技術が要求される級です。
ネイルケアのさらなる深化やクリエイティブなアートの制作技術が問われます。
受験資格は、ネイリスト技能検定試験2級取得者のみです。
試験時期 | 年2回(例年4,10月) |
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試験時間 | 実技試験(第一課題35分、第二課題60分)、筆記試験(30分) |
検定費用 | 12,500円(税込) |
合格率 | 37.3% |
JNAジェルネイル技能検定試験の受験概要
「JNAジェルネイル技能検定試験」は、ジェルネイルの技術向上を目指すための検定試験です。
JNA(NPO法人 日本ネイリスト協会)が運営しており、全国で10万人以上が取得しています。
昨今はサロンメニューの6割以上がジェルネイルとなっているため、お客様の需要に合わせて重要性が高まっている資格です。
JNAジェルネイル技能検定試験の取得方法は、初級から上級までの段階的な試験が用意されており、飛び級での受験はできません。
ネイル経験がある方でも、まずは初級からスタートすることになります。
初級
初級の試験では、ジェルネイルの基本的な技術やアートデザインの基礎を学びます。
実技試験と筆記試験をクリアすることで初級の資格を取得できます。
試験時期 | 年2回(6、12月) |
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試験時間 | 実技試験(第一課題35分、第二課題60分)、筆記試験(30分) |
検定費用 | 9,900円(税込) |
合格率 | 84.7% |
中級
中級では、プロとしてサロンワークに必要な専門的知識と技術の修得が求められます。
ジェルネイルの手順やネイルケアに加え、皮膚科学や爪の解剖生理学などが出題されます。
筆記試験は100点満点のうち80点以上、実技試験は100点満点のうち70点以上で合格です。
試験時期 | 年2回(6、12月) |
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試験時間 | 実技試験(第一課題30分、第二課題85分)、筆記試験(30分) |
検定費用 | 13,200円(税込) |
合格率 | 79.9% |
上級
最上位資格である上級は、ジェルネイルのスペシャリストとして必要とされる総合的な知識と技術の修得が問われる試験内容です。
ジェルネイルの専門知識や高度な技術が要求されます。
上級では少しの減点が致命傷になってしまうので、基本的な対応で減点されないよう注意しましょう。
試験時期 | 年2回(6、12月) |
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試験時間 | 実技試験(85分) |
検定費用 | 16,500円(税込) |
合格率 | 60.3% |
その他のネイル資格の種類
代表的な2つのネイル資格以外にも、以下のような資格の種類があります。
それぞれの資格内容について解説します。
ネイルサロン衛生管理士
ネイルサロン衛生管理士の資格は、施術環境や器具の衛生管理に関する知識を評価します。
ネイルサロンでの衛生管理を担当するためのスキルを身につけることが求められ、開業や独立を考えている方は取得しておきたい資格の1つです。
受講資格は18歳以上で、ネイルサロンでの実務経験は問いません。
2022年9月末日での資格取得者数は86,548名と、多くのネイリストが挑戦している資格です。
試験時期 | 毎月(開催場所は異なる) |
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試験時間 | 理論講習(約180分)、確認テスト(20分) |
検定費用 | 一般価格:10,560円(税込)/JNA会員価格:6,160円(税込) |
合格率 | - |
JNAフットケア理論検定試験
JNAフットケア理論検定試験は、足のケアに特化した資格です。
足の構造や疾患に関する知識、フットケアの技術が試験内容として含まれます。
ネイル施術の基本的な技術と理論を修得している方を対象としているため、受験資格は以下のように定められています。
JNAフットケア理論検定試験の合格率は、公表されていません。
しかし、120分のセミナーを受講したあとに試験を受けるため、合格率は高めと言われています。
試験時期 | 毎月(開催場所は異なる) |
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試験時間 | 筆記試験( 30分/マークシート方式) |
検定費用 | 一般価格:8,800円(税込)/JNA会員価格:6,600円(税込) |
合格率 | - |
JNA認定講師資格試験
JNA認定講師資格試験は、ネイルの指導者としての資格です。
高度な技術や教育方法を評価し、他のネイリストの育成に携わることができます。
指導者という立場になるため、以下のように複数の受験資格が用意されています。
JNA認定講師の資格を取得すると、JNAのスクール講師やネイル資格試験の試験官として働くことも可能です。
試験時期 | 023年9月 |
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試験時間 | 実技試験、筆記試験(JNAの各種活動内容や組織等について他)、面接 |
検定費用 | 26,400円(税込) |
合格率 | - |
美容について、ネイルに興味があるという方は 「独学でネイルの資格は取得できる?自力で学ぶメリット・デメリットを解説」も参考にしてみてくださいね。
ネイルの通信講座を選択するときのポイントは?
ネイルの通信講座はいくつもあって、どれが自分に合っている講座なのかが、どうしても分かりづらいです。
ネット検索で上位に表示されたものを選んでしまいがちになりますが、そんな選び方で本当に大丈夫なのでしょうか?
ここでは3つのポイントをお伝えし、確実に資格が取得できるような講座を見つける方法を紹介します。
スクーリングや添削サポートがある
通信講座を選ぶ際には、スクーリングや添削サポートの有無がとても大事になってきます。
スクーリングは、実際に学校に通いながら技術を学ぶ機会を用意しています。
さらに、添削サポートがあれば、自分の学習内容を専門家に添削してもらうことができ、自己学習の効果をより高めることができます。
プロのネイリストや講師から直接指導を受けることで、より実践的なスキルを身に着けられ、安心して実務に活かせられるでしょう。
合格実績や講師の質を比較する
通信講座の合格実績や講師の質を比較検討することも大事な要素です。
合格実績が高ければ高いほど講座の内容やサポート体制整っていて、信頼されている証拠とも言えるでしょう。
また、経験豊富な講師陣が指導する講座なら、より質の高い実践的なテクニックやノウハウを学ぶことが出来るでしょう。
質の高い指導を受けてスキルを磨けられれば、将来の実務において大きな差を生むことができるでしょう。
受講生の口コミや評判をチェックする
通信講座の実態を知るには、過去の受講生の口コミや評判をチェックするのが最もおすすめです。
実際に講座を受講した人々の声を聴くことで、その講座の良い点や改善すべき点を事前に知ることができます。
評判が良い講座であれば、多くの受講生がその講座に十分満足している証拠と言えるでしょう。
一方で、悪い評判が多い講座には注意が必要です。
他の受講生の経験を参考にして、自分に合った講座を選びましょう。
ネイル検定・資格は独学で取得できる?
結論から言うと、ネイル検定を独学で取得することは可能です。
しかし、まったくのネイル未経験の人が、ネイル検定を独学で合格するのは簡単なことではありません。
独学で取得する場合、取得が難しいと言われている理由は以下の3つです。
取得が難しい理由の共通点は、「客観的な評価がない」ところにあります。
ネイル検定では技術面を細かく審査しますが、独学で習得した技術が間違っていても気づかないことがほとんどです。
着実に資格取得を目指すなら、通信講座に通うことをおすすめします。
しかし、独学で資格を取得している人もいるため、資格に挑戦したい方は事前に調べてから学習計画を立てていきましょう。
独学で取得できるネイルの資格は?
上記でもお伝えしたように、ネイル初心者が独学で資格を取得するのは難しいです。
ですが、試験日までスケジュールを立ててコツコツと学習を進めていけば、独学でも十分に合格することが可能です。
独学の勉強で資格取得を目指すのなら、「JNECネイリスト技能検定3級」「JNAジェルネイル検定初級」の2つを取得しましょう。
もちろん、どちらか一方取得するだけでも問題ございません。
どちらもネイルに関する基礎的な知識・技術を証明するための資格で、ネイル資格の中では初心者向けの内容になっています。
ネイル初心者はまずはこの2つの資格に挑戦してみましょう。
独学で取得する場合の勉強期間
独学でネイリスト検定3級を取得するためには、約3カ月ほどの期間が必要になります。
ただし、初めて試験を検討されている方は、もう少し長めの期間を設定しておくことをお勧めします。
試験日から逆算して、学習計画を立てていきましょう!
ネイル資格の資格講座のかかる費用は?
講座は通信講座がおすすめ!
仕事でネイルスクールに通うのが難しい方は、通信講座で受講することがおすすめです。
自分の都合に合わせて学べるため、時間的な制約が少なく済ませることが出来ます。
通信講座の費用相場は5万〜30万円になりますが、道具不要のコースであれば5万円くらいから始めることが出来ます。
また目指す資格によって価格は変動するので、資格講座を選択するときは気を付けてください。
3級&初級取得のコースは約10万円前後、2級&中級まで取得できるコースは約20万円前後が目安になります。
ネイリストになるためにはどの資格レベルが必要?
プロとして活動する際には、ネイリスト検定2級以上、もしくはジェルネイル検定中級以上の資格が適しています。
さらに1級や上級の資格を保有することで、1級ネイリストのみの高級サロンに就職できたり、資格手当が支給されたりすることもあるでしょう。
お客様によっては、1級や上級のネイリストを指名するケースもあるため、上位級を目指すのがおすすめです。
2級や中級を習得後、実務の中で経験を積みつつ、さらに1級や上級の取得を目指す方も多く見られます。
しっかりとした基盤を築くことで、ネイリストとしてのキャリアをより充実させることが可能です。
ネイル資格を取得する賢い順番
現在、ネイルの資格取得は、飛び級受験が許されていない仕組みです。
最初に3級を合格することで、次に2級の試験を受験する資格が得られます。
1級の受験資格も同様で、2級に合格して初めて1級を受験することが可能になります。
ジェルネイル検定も同じ仕組みですが、ネイリスト検定に合格している場合、一部の項目が免除されることがあります。
そのため、以下のような順番で試験を受けていくのが、最も効率いい方法です。
①ネイリスト検定3級
②ジェルネイル検定初級
③ネイリスト検定3級
④ジェルネイル検定中級
⑤ジェルネイル検定上級
⑥ネイリスト検定3級
既に習得したスキルを有効活用しながら次の試験にチャレンジして、効率的に資格を取得しましょう。
美容について、マツエクに興味があるという方は「おすすめのマツエクの資格を知りたい!おすすめの資格と取得方法について詳しく解説」も参考にしてみてくださいね。
資格取得までにかかる費用を抑える方法はある?
ネイルアートの世界で活躍するために、資格取得は重要ですが、費用が高くて挑戦することをためらってしまう場合もあります。
ここでは、賢く費用を節約する方法を紹介していきます。
ネイル道具はフリマアプリで購入する
ネイルアートにはさまざまな道具が必要ですが、新品の購入は予算を削ってしまいます。
お得に揃える方法としては、フリマアプリや中古ショップを使って購入しましょう。
使わなくなったアイテムが格安で出品されており、コストを抑えつつ質の高い道具を購入することができます。
通信講座のキャンペーンを活用する
ネイル資格取得のための通信講座も、キャンペーンを活用することでお得に受講できる場合があります。
定期的に行われるセールや割引キャンペーンを比較したりチェックして、お得なタイミングで申し込むことができれば費用を削減できます。
また合格すると受講料が還元されたり、お祝い金が貰える講座もあるので、定期的にサイトを閲覧してみるといいでしょう。
ネイルグッズの割引オプションがあるスクールを受講する
ネイルスクールを選ぶ際には、ネイルグッズを割引で購入できるスクールを選ぶのもコストを抑える方法です。
スクールや通信講座は、業者からたくさんのネイルグッズを仕入れているため、格安で購入することが可能です。
これにより、別途道具を揃える手間と費用を節約することができるため、スクール選びの際には検討してみてはいかがでしょうか。
ネイル資格は種類が多い!効率いい順番で賢く取得しよう
プロのネイリストとして活躍するためには、資格は必須ではありません。
しかし資格取得によりネイルの知識と技術を実証できるため、ネイルサロンで働いたり独立したりする際には、積極的に資格を目指すことがおすすめです。
さらなるスキルアップを目指す場合は、フットケア理論検定試験やネイルサロン衛生管理士、最終的にはJNA認定講師資格試験を検討することも有益でしょう。
資格の取得に取り組む際は、ネイルスクールや通信講座で学ぶのがおすすめです。
ネイリスト技能検定の試験は独学でも挑戦可能ですが、級が上がるほど難易度が増し、自己学習での合格は難しくなります。
また間違った知識や技術を習得してしまう可能性があるため、プロから指導してもらうのが確実な方法でしょう。
あなたのライフスタイルや予算に合わせて、ネイルスクールと通信講座を比較・検討してみてください。
専門の指導の下、効果的な試験対策が提供され、合格までの道のりがスムーズになります。
ネイルの資格を詳しくしりたい方は 「ネイル資格の種類は?それぞれの試験内容の違いや取得方法をご紹介」も参考にしてみてくださいね。