プログラマーで副業が出来るようになるには?稼ぐまでの道のりや必要な資格についてもご紹介! 更新時間 2023.10.12
週末や在宅で柔軟な働き方ができる中、プログラミングスキルを活かして経済的な自立を目指す方も多いでしょう。
「プログラミングで副業してみたい」
「副業で稼ぐにはどうしたらいいの?」
と悩んでいる方に向けて、副業を成功させるためのステップや必要な資格について紹介します。
副業の魅力やメリット、法的な注意点など、副業に関する不安を取り除くことが可能です。
仕事との両立を図りつつ、プログラミング副業を始める1歩を踏み出しましょう。
「プログラミング副業」が注目される理由とその背景
プログラミング副業が注目されている理由について、詳しく解説します。
週末や在宅でできる副業案件が多い
プログラミングの仕事はオフィスに拘束されず、自宅やカフェといった遠隔で行えるのが特徴です。
これにより、週末や帰宅後の時間を利用して、副業をはじめるプログラマーが増加しています。
リモートで土日に働く場合や、指定業務を行えば仕事の時間帯は自由など、本業との両立がしやすく柔軟な働き方が可能です。
プログラミングスキルがあれば、プロジェクトごとに仕事を受注し、自分のペースで効率的に働くことができます。
プログラミング案件は単価が高い
さまざまな副業がある中、プログラミングの仕事は高単価の案件が多いのが特徴です。
もちろん、案件によって報酬は大きく異なりますが、週2日の稼働で20万円以上稼ぐプログラマーも存在します。
人気のスマホ向けアプリ開発案件や、新規事業の立ち上げメンバーに参画することで、50万円以上の収入を稼ぐプログラマーも珍しくありません。
副業でプログラミングを行うことで、収入を増やすチャンスが広がります。
プログラミング未経験者の副業は厳しい
一方で、プログラミング未経験者がすぐに高収入のプログラミング副業を始めるのは難しいかもしれません。
プログラミングは専門的なスキルを要するため、まずは基本的なプログラミング言語やフレームワークを学び、実務経験を積む必要があります。
オンライン学習プラットフォームや専門スクールを利用して、スキルを身につけることが重要です。
マーケティングの資格も紹介しており 「マーケティングの資格で役に立つのは?分野ごとにおすすめをご紹介!」こちらからご覧いただけます。
プログラミングを副業にするステップとプロセス
プログラミングを副業にするためには、以下のステップとプロセスを追うことが重要です。
STEP1.基本的なプログラミングスキルの習得
まず最初に、基本的なプログラミングスキルを習得することが必要です。
プログラミング言語やフレームワークを学ぶために、オンライン学習プラットフォームや書籍、専門のスクールを利用しましょう。
基礎をしっかりと理解することで、実践的なスキルを身につける基盤ができます。
STEP2.ポートフォリオを作成する
次に、自身のスキルや実績を示すためにポートフォリオを作成します。
これには過去のプロジェクトやコーディングのサンプルなどを掲載し、自分の能力をアピールするための貴重なツールです。
ポートフォリオは、クライアントや雇用主に自分の実力を証明する手段となります。
STEP3.興味のある案件に応募する
ポートフォリオが完成したら、興味を持っているプロジェクトや案件に積極的に応募しましょう。
フリーランスプラットフォームや仕事のマッチングサイト、副業サイトを活用して、自分のスキルが活かせる仕事を見つけてください。
スキルを提供することで、副業としてのプログラミング活動が始まります。
ITパスポートで就職できるか気になる方は 「ITパスポートの資格は就職に役立つ?基本情報と面接でのアピールの仕方も解説」から詳しく見ることができます。参考にしてみてください。
会社員がプログラミング副業を行う際の法律的な問題
会社員がプログラミング副業を行う際には、いくつかの法律的な問題に留意する必要があります。
会社員の副業は違法ではない
まず、基本的には会社員が副業を行うこと自体が違法ではありません。
厚生労働省による、副業や兼業に関するガイドラインをご覧ください。
『裁判例では、労働者が労働時間以外の時間をどのように利用するかは、基本的には労働者の自由であり、各企業においてそれを制限することが許されるのは、労務提供上の支障となる場合、企業秘密が漏洩する場合、企業の名誉・信用を損なう行為や信頼関係を破壊する行為がある場合、競業により企業の利益を害する場合と考えられる』
副業や兼業をすることは、法的にも労働者に認められている権利です。
しかし、勤務契約や就業規則に副業に関する制約が明記されている場合は、これに従う必要があります。
契約書や規定を確認し、問題がないか慎重に確認しましょう。
勤務先が副業を解禁しているか確認する
副業に関する規制がある場合でも、一部の企業は副業を認めているケースがあります。
企業ごとに方針が異なるため、副業が解禁されているかどうかを確認することが重要です。
人事部や上司に相談し、了解を得ることでトラブルを未然に防ぐことができます。
副業所得が20万円を超えたら確定申告が必要
副業によって得た所得が年間で20万円を超える場合は、確定申告が必要となります。
適切な手続きを怠らず、税務署への申告を行うことで、法的なトラブルを回避できます。
確定申告に関する詳細な情報は、税務署の公式ウェブサイトなどで確認しましょう。
プログラミングを副業にする際のメリットと魅力
プログラミングを副業にすることにはさまざまなメリットがあり、その魅力が広がっています。
給与以外の収入が得られる
まず、プログラミング副業の最大のメリットは、給与以外の収入を得られることです。
本業にプラスしてプロジェクトや仕事を受注することで、追加の収入が得られ、生活の余裕や趣味に充てることができます。
スキル向上と豊富な実務経験が積める
プログラミング副業は、スキル向上や実務経験が積めるといった面でも魅力的です。
新しいプロジェクトやクライアントの仕事をこなすことで、さまざまな技術や課題に対処するスキルが向上し、実践的な経験を積むことができます。
独立や起業のきっかけになる
プログラミング副業が成功すると、それが独立や起業への一歩となることがあります。
自らのスキルや経験を活かして独立起業する道が開け、自分のビジネスを展開するきっかけになるかもしれません。
マーケティングの勉強方法について 「マーケティングの勉強のやり方は?社会人向けの勉強法を徹底紹介」で詳しく解説しているので、ぜひご参考ください。
プログラミング副業におすすめの資格5選!
プログラミング副業を成功させるためには、適切な資格を取得することが重要です。
ここでは、数ある資格の中でも副業に適した資格5選をご紹介します。
ORACLE MASTER
ORACLE MASTER資格はデータベースに関するスキルを証明するもので、データベースの設計や管理に従事する上で非常に重要です。
データベース関連のプログラミング副業において、高い信頼性をもたらします。
オラクルマスターを取得していると、シェア率の高いオラクルのデータベースを取り扱うことができ、案件取得率もアップするでしょう。
応用情報技術者
応用情報技術者資格は、IT分野の広範な知識や技術力を証明するものです。
プログラミング以外の幅広い領域にわたるスキルを身につけ、多岐にわたるプロジェクトに対応できるようになります。
また、中小企業診断士や弁理士の科目免除が受けられるといったことも、メリットの1つです。
G検定・E資格
G検定やE資格は、プログラミング技術やスキルの向上を評価するための資格です。
これらの資格を取得することで、クライアントや雇用主に対して自身のプログラミングスキルをアピールしやすくなります。
未経験の方であっても、AIに関する知識やスキルを有していることを客観的に証明でき、案件獲得に有利になるでしょう。
AIに関する人材は不足しているので、市場価値の高いプログラマーを目指している方におすすめの資格です。
LPIC
LPIC(Linux Professional Institute Certification)はLinuxに関する資格で、Linuxシステムの管理やセキュリティにおいて高いスキルを持っていることを証明できます。
LPICは全般的なLinuxOSの知識を身につける手段で、プログラミング副業でLinuxを利用する場合や、システム開発に携わる際に有益です。
Linuxは無償で提供され、プログラマーやエンジニアにとって主要なOSとなっています。
企業もビジネスの中心で使用されることから、LPICは価値のある資格と言えるでしょう。
CCNA
CCNA(Cisco Certified Network Associate)は、ネットワーク技術に関する資格です。
Cisco社のネットワーキング機器を使用したネットワークの設計、構築、運用に関するスキルを評価します。
CCNAは包括的なネットワーク資格で、取得すればネットワーク全般を理解できるでしょう。
難易度は高いですが、取得すると資格そのものが高い評価に直結します。
ネットワーク関連の案件に携わりたい方に、強くおすすめしたい資格です。