資格取りたいけど何がいいの?選び方や、おすすめの資格ををご紹介! 更新時間 2023.10.01
資格って色々ありすぎて、何を選んだらいいのか悩みますよね。
良かれと思って取った資格が、「全く役に立たなかった」となっては元も子もありません。
資格取得にはお金も時間もかかるので、確実にリターンがある資格を選ぶことが大切です。
そこで今回は、資格を選ぶときの基準や、取得しておいて間違いない資格を紹介したいと思います。
資格選びの基準を抑えたら、あとはご自身の判断で目的にあった資格を選びましょう。
資格取るなら何がいい?選ぶ5つの基準
資格を取得する際には、選ぶ際の基準が重要です。
以下に、資格を選ぶ際に考慮すべき5つの基準を紹介します。
自分の目的にマッチした資格か?
まず最初に検討すべきは、資格が自分の目的に合致しているかどうかです。
目的がキャリアアップなのか、新しいスキルを身につけることなのか、明確に目標を定めましょう。
目的に合致した資格を取得することで、学習意欲が高まり、将来の展望が明確になります。
受験資格を満たしているか?
資格試験には受験資格が設定されている場合があります。
自分が受験資格を満たしているかどうかを確認しましょう。
取得したい資格があっても、「学歴が足りない」「職歴がない」となっては意味がありません。
極端な話、高卒の方が医師免許を取ろうと思った場合、まずは医大を受験するところからスタートする訳です。
資格取得までに何年かかるか分からないような資格は、選ぶべきではありません。
必要な経験や学歴があるかどうかを確認することで、無駄な努力や時間を避けることができます。
価値や需要がある資格か?
資格の価値や需要は変動することがあります。
将来的にもっとも求められるスキルや資格を選ぶことで、将来のキャリアに有利になります。
業界や職種によって異なるため、自分の希望する分野や業界の動向を確認して、価値や需要が高い資格を選びましょう。
投資に見合ったリターンが得られるか?
資格取得には時間や費用がかかります。
投資した時間やお金に見合ったリターンが得られるかどうかを検討しましょう。
将来のキャリアや収入に対して、資格がどれだけ影響を与えるかを考え、その投資が自分にとって本当に価値のあるものかどうかを判断することが大切です。
期日までに取得できるか?
資格試験には期日が設定されていることが一般的です。
資格を取得するためには、試験勉強や準備にかかる時間を考慮する必要があります。
自分のスケジュールや生活リズムに合わせて、期日までに十分な準備ができるかどうかを確認しましょう。
無理なく合格できるように計画を立てることが、成功への第一歩です。
人気の資格が気になる方は「人気資格ランキング!2023年ver」から詳しく見ることができます。参考にしてみてくださいね。
資格何がいい?と悩んでいる方におすすめ資格
取得しておいても絶対損がない資格を紹介します。
ご自身の職業や状況にマッチした資格を選び、取得すべきか検討しましょう。
TOEIC
TOEIC(Test of English for International Communication)は、英語力を測定するための国際的な資格です。
国内外で認知され、企業や学校の採用基準としても利用されています。
特にグローバルなビジネス環境で活躍するためには、高いTOEICスコアが有利となることが多いです。
高スコアは職場で高く評価されるのはもちろんのこと、留学や海外勤務の可能性も広がります。
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
MOSは、Microsoft Office製品を使ったスキルを証明する資格です。
WordやExcel、PowerPointなど、ビジネスで頻繁に使用されるソフトウェアに精通していることが求められます。
多くの企業では、オフィスソフトを扱える前提で採用するケースが多いため、使用できないと業務に支障をきたしてしまいます。
オフィスワーク未経験からチャレンジする場合、資格の勉強は確実にあなたのためになるでしょう。
オフィスワークに従事する多くの職種で重宝され、スキルアップや転職の際に強力な武器となります。
登録販売者
登録販売者は、医薬品や健康食品などの販売において専門的な知識を持つことが求められる資格です。
医薬品の正しい使用方法や相互作用に関する知識を身につけ、顧客に適切なアドバイスを行うことができます。
女性に人気の高い資格で、取得すれば自宅近くなどの薬局やドラッグストア、コンビニなどで簡単に職場を見つけることができるでしょう。
医療や健康に興味を持つ方に適しています。
医療事務
医療事務の資格は、医療機関における事務業務に必要な知識やスキルを証明するものです。
医療の基本知識や医療保険の取り決めなど、専門的な分野において活躍するための基礎を築くことができます。
医療事務の資格があれば、クリニックや病院、調剤薬局など、さまざまな職場で働くことが可能です。
働き方も柔軟性があるため、子育てや介護と両立したい方はバランスが取りやすいでしょう。
医療関連の仕事に就きたい方や、医療制度に理解を深めたい方におすすめです。
マーケティング・ビジネス実務検定
マーケティング・ビジネス実務検定は、マーケティングやビジネスに関する知識を証明する資格です。
商品やサービスの企画・実行、広告戦略など、幅広い領域にわたるスキルを身につけることができます。
ビジネスに興味を持ち、戦略的な視点を身につけたい方におすすめです。
ウェブ解析士
ウェブ解析士は、ウェブサイトのトラフィックやユーザーの行動データを分析し、サイトの改善策を提案するスペシャリストです。
オンラインプレゼンスを強化し、効果的なマーケティング戦略を展開するために必要な資格です。
デジタルマーケティングやウェブ関連の職種に興味がある方に適しています。
介護職初任者研修
介護職初任者研修は、介護の基本的な知識やスキルを身につけるための資格です。
高齢化社会の進展に伴い、介護の需要が高まっています。
介護職に従事するためには、この資格が求められることがあります。
人とのコミュニケーションや基本的な介護技術を学びたい方におすすめです。
簿記3級
簿記3級は、会計の基本的な知識や簿記技術を評価する資格です。
ビジネスや経理の分野で活躍するためには、簿記のスキルが不可欠です。
基礎からしっかり学び、実務で役立つ会計スキルを身につけることができます。
3級であれば、テキストなどを参考にして独学で学ぶことも可能です。
経理職や事務職に興味がある方は、取得しておいて損することはまずありません。
ITの資格が気になる方は「ITパスポートの資格講座おすすめランキング10選!失敗しない講座の選び方もご紹介します」から詳しく見ることができます。参考にしてみてくださいね。
需要があって難易度低めのおすすめ国家資格
電気工事士
電気工事士は、建物や設備の電気工事に関する資格であり、需要が高く難易度が比較的低い資格です。
電気の基礎知識や安全な取り扱い方法を学び、建築現場や施設での電気工事に従事することができます。
エネルギー関連の職種に興味がある方、手に職をつけたい方におすすめです。
危険物取扱者
危険物取扱者は、特定の危険物を扱う際に必要な資格です。
様々な業種で必要とされ、難易度が低めであるため、比較的簡単に取得できます。
危険物取扱者は「丙種」「乙種」「甲種」の3種類に分けられます。
丙種と乙種には定められた受験資格がないため、誰でも受験可能です。
物流や製造業、倉庫管理などで働く際に、安全に危険物を取り扱うための知識を身につけたい方に向いています。
FP技能士(ファイナンシャルプランナー)
FP技能士は、個人や家庭の資産運用や金融プランニングに関する知識を持つ資格です。
金融や投資に関する基本的なスキルを身につけることができ、仕事に活かせることはもちろん、ご自身の家庭でも活かせるスキルになっています。
試験は1〜3級までレベルがあり、合格率は3級が40%〜80%、2級が20%〜60%、1級が7%〜18%です。
数ある金融系の国家資格の中でも、難易度は低めといえるでしょう。
将来の資産運用やライフプランに興味がある方におすすめです。
衛生管理者
衛生管理者は、食品衛生や労働衛生に関する資格であり、飲食店や工場などでの衛生管理を担当することができます。
難易度が低く需要があるため、比較的手軽に取得できる国家資格として知られています。
食品関連や製造業に興味がある方におすすめです。
宅地建物取引士
宅地建物取引士は、不動産の仲介や売買に関する資格であり、需要が高い一方で難易度が低い国家資格です。
不動産業界や不動産投資に興味がある方にとって、基本的な法律や契約の知識を身につけるための良いステップとなります。
不動産取引では、宅建士だけが実行できる「独占業務」があり、資格保持者は重宝される存在です。
また、宅建業者には「各事業所の従業員の5人に1人以上の割合で宅建士を設置する」ことが義務付けられており、働き口に困ることはほとんどありません。
独学でも合格しやすいく、安定した職を手に入れたい方におすすめの資格です。
基本情報技術者
基本情報技術者は、情報技術に関する基本的な知識やスキルを評価する資格です。
IT業界での就職やスキル向上を目指す方に適しており、難易度が低めであるため、初心者でも比較的簡単に合格することが可能です。
プログラミングやネットワークに興味がある方におすすめです。
行政書士
行政書士は、行政手続きや法的な書類の作成・提出に関する専門家です。
弁護士や弁理士といった法律系の国家資格の中では、難易度が低い方とされています。
法律知識を高く評価する企業も多数ありますので、法務部や総務部などへの就職や転職の際に有利です。
法律の基礎知識や手続きに関するスキルを身につけ、行政や法務の分野でのキャリアアップを目指す方に適しています。
転職で資格をとりたい方は「転職で役に立つおすすめ資格!理由や難易度を徹底解説!」から詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください
資格取得の勉強法って何がいい?
資格取得のためには、さまざまな勉強法があります。
ここでは、3つの勉強法について詳しく解説します。
コスパ最強!独学で取得する
資格取得の方法として、独学はコスパ最強の選択肢の一つです。
自分のペースで学習が進められ、教材や参考書も自由に選べるため、経済的なメリットがあります。
ただし、強制力がないため、「計画性」や「自己管理力」が不可欠です。
資格の種類や難易度によって適している場合があります。
仕事と資格勉強の両立を図る!通信講座
仕事と資格勉強を両立させたい方におすすめなのが通信講座です。
通信講座はオンラインや郵送で教材が提供され、自分のスケジュールに合わせて学習ができます。
仕事が忙しいけれども資格を取得したいという方に適しており、柔軟な学習スタイルが求められます。
近年では、スパホやタブレットで隙間時間に学習できるシステムが充実してきました。
仕事や家事などでまとまった勉強時間を確保できない方、通学に時間やお金をかけたくない方におすすめの勉強法です。
対面で指導を受けるなら通学講座
対面で講師による指導を受けたい方は、通学講座が適しています。
通学講座は、専門の教室や学校で講義を受けるスタイルで、直接質問や交流ができるメリットがあります。
対話型の学習環境が好みである方や、モチベーションを保ちたい方におすすめです。
ただし、通学講座は費用が高めで、お住まいの地域によっては通学が困難なケースも少なくありません。
ご自身の状況や環境を配慮し、自分に適した勉強法を選びましょう。
何の資格を取ろうか迷ったらコスパバランスで判断する
資格取得はキャリアアップやスキルアップにつながる重要な一歩です。
選び方の基準はさまざまですが、最終的な判断材料として「コスパバランス」を考慮してみましょう。
投資とリターンのバランスを考えることで、資格選びの失敗を防ぐことができます。
また、コスパ最強の独学や通信講座は、経済的にも時間的にも効率的な方法です。
一方で通学講座は、対面での指導や交流を通じてモチベーションを維持できます。
選ぶ際には自分のライフスタイルや目標に合わせ、取得後のリターンを見据えることが大切です。
難易度や需要だけでなく、取得方法も考慮してコスパバランスを最適化しましょう。
資格の取得は将来の可能性を広げる一環であり、自分の成長に繋がる重要な選択となります。