年収アップに役立つ資格とは!本当に稼げる資格もご紹介! 更新時間 2023.08.15
「年収を上げるにはどうしたらいい?」
「確実に稼げる資格が知りたい!」
物価が高騰していくのに給料は停滞している現状に、なんとかして年収アップを実現したいと考える人は少なくありません。
しかし、どんなに仕事を頑張っても、年1回の昇給で数千円しか上がらないのが現実です。
そんな悩みを抱えている方は、資格取得を通じて収入を増やす方法を検討してみましょう。
自己投資を通じて、新しい業務に携われるようになれば、収入を増やす機会を得ることが可能です。
今回は、資格を取得することで、給与や年収が向上する可能性があるいくつかの資格について紹介します。
選択肢の中から自身に合った資格を選び、キャリアを発展させていきましょう。
ビジネスパーソンが年収アップする5つの方法
昇進・昇級
昇進や昇級は、職場での給与を増やすための確実な方法の一つです。
キャリアの階段を上り、新しい責任を引き受けることで、収入を向上させる機会が訪れます。
上司とのコミュニケーションを強化し、目標設定と成果を徹底的に追求しましょう。
また、リーダーシップスキルの向上も重要です。
評価制度やインセンティブ
会社の評価制度やインセンティブプログラムを利用して年収をアップさせることができます。
優れたパフォーマンスに基づいてボーナスや報酬を獲得し、評価制度において高い評価を受けることで昇進の道も開けます。
定期的なパフォーマンス評価を受け、強みと改善点を把握しましょう。
投資と資産運用
年収アップには資産運用も効果的です。
収入を適切に管理し、投資ポートフォリオを構築して資産を増やしましょう。
資産運用の知識を磨き、リスクを管理しながら将来の経済的な安定を追求します。
専門知識が乏しいのであれば、資産運用のアドバイザーから助言を受けることも有益です。
転職
現在の職場での収入に満足していない場合、他の企業での新しい職位を探すことが選択肢として考えられます。
競争力のあるオファーを受けるために、自己ブランディングを強化し、新しいキャリアチャンスを探しましょう。
また、転職エージェントや求人サイトを活用して、適切な職場を見つけるサポートを受けるのもおすすめです。
資格取得
資格取得はスキルと知識の向上に繋がり、年収アップに寄与します。
適切な資格を選び、取得後に実務で活かすことで、市場価値が高まり、給与や仕事の選択肢が拡大します。
資格の取得には、学習計画を立て、試験の準備を入念に行いましょう。
また、資格取得後はLinkedInなどのSNSプロフィールに追加し、自己宣伝に活用するのもおすすめです。
転職で資格をとりたい方は「転職で役に立つおすすめ資格!理由や難易度を徹底解説!」から詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください
資格取得で年収アップを実現するには?
資格を取って年収を上げようと思った場合、何の資格を選ぶかが重要なポイントです。
医師や弁護士、税理士などの資格は魅力的ですが、試験勉強の難易度があまりにも高すぎて、現実的ではありません。
本章では、資格選びに失敗しないことに加え、年収アップを実現するためのコツを紹介します。
需要がある資格を選ぶ
資格取得には、まず市場で需要が高い資格を選ぶことが大切です。
業界のトレンドや将来の見通しを調査し、需要が安定している資格を選びましょう。
需要が高ければ、資格取得後の収入アップの機会が増えます。
自社の資格手当制度を調べる
自分の働いている企業には、資格取得に対する手当制度があるか確認しましょう。
厚生労働省の調査によると、資格手当を支給する企業は50%以上あるそうです。
資格手当制度に関しては、就業規則や人事制度を確認してください。
また、企業によっては、検定試験の費用を負担するケースもあります。
資格取得にかかる費用をカバーし、収入をアップさせる手助けが得られます。
資格取得後に実務経験を積む
資格を取得したら、そのスキルを実務で活かす機会を追求しましょう。
新たなスキルや知識を実際の業務に適用し、実務経験を積むことが重要です。
実績を積むことで、昇進や給与のアップにつながることがあります。
資格取得だけでなく、そのスキルの実用性を証明しましょう。
ITパスポートで就職できるか気になる方は「ITパスポートの資格は就職に役立つ?基本情報と面接でのアピールの仕方も解説」から詳しく見ることができます。参考にしてみてください。
年収アップを実現できるおすすめ資格10選!
では、資格手当や年収アップが見込める、おすすめの資格を紹介します。
中小企業診断士
中小企業診断士の資格は、経営コンサルタントとして中小企業を支援するための資格です。
この資格を持つことで、経営の専門家として企業の課題を解決し、成長を促進する仕事ができます。
中小企業診断士の平均年収は約850万円ですが、1,000万以上の年収を手にしている方も多い印象です。
中小企業の需要が高く、年収も上昇傾向にあり、安定した年収を獲得できる資格といえます。
ファイナンシャル・プランナー
ファイナンシャル・プランナーは、個人や家庭に対して資産管理や投資計画のアドバイスを提供する資格です。
需要が増える金融分野で活躍し、クライアントの資産を増やす役割を果たします。
ファイナンシャル・プランナーは年収1,000万円を超える人もいれば、400万円程度の人もいるなど、働き方によってさまざまです。平均年収は約580万円ほどで、本人の努力次第で高収入を得られる職業となっています。
TOEIC
TOEIC(Test of English for International Communication)は、英語のスキルを証明する試験です。
資格ではありませんが、TOEICスコアを昇格の条件に定めている企業は少なくありません。
一定のスコアをクリアすると年収アップが見込めるのに加え、海外との交渉やコミュニケーションに役立ちます。
英語力が高いと国際的な仕事機会が広がり、多くの企業は英語力を重視しています。
TOEICスコアの向上は、仕事の幅を広げ年収アップにつながる、英語力を評価する重要な試験です。
宅地建物取引士
宅地建物取引士の資格試験は、不動産取引に関する法律や規制に精通し、不動産業界で活躍するための資格です。
不動産の売買や賃貸契約の仲介を行う仕事で、不動産取引の専門家として高収入を得ることができます。
宅建士の資格手当の相場は5千円~3万円ほどにもなり、10万円以上の年収アップも見込める資格です。
近年は、不動産市場の拡大に伴い、需要が高まっています。
一級建築士
一級建築士の資格は、建築設計や監理のプロフェッショナルを指します。
平均年収は約650万円ですが、個人のスキルや働いている地域により大きく変動します。
高い専門知識が必要な難易度の高い資格で、設計事務所を立ち上げ独立することも可能です。
建築プロジェクトのリーダーとして高度なスキルを持ち、高収入が期待できます。
建築業界での経験を積みながら、この資格を取得し、年収アップを実現しましょう。
日商簿記1級・2級
日商簿記1級・2級は、会計や財務管理のスキルを証明する資格です。
企業の財務部門や会計事務所での需要が高く、簿記の専門家としてのキャリアが見込まれます。
日商簿記には3級もありますが、このレベルでは手当を取得することはほぼ不可能です。
最も難しい1級を取得すれば、上場企業での会計職や管理職候補として、高収入や手厚い待遇を受けることができます。
資格取得後、会計業務に携わりながらコンサルティング業務もできるようになれば、さらに年収を増やすことができるでしょう。
社会保険労務士
社会保険労務士の資格は、労務管理や社会保険に関するアドバイスを提供するプロフェッショナルを指します。
平均年収は約710万円と非常に高く、資格手当は5千円~3万円ほどです。
資格自体は一生ものですが、資格証は5年ごとの更新が必要になるので注意しましょう。
社会保険労務士は労働法や社会保険制度の専門家として、企業や個人からの需要が高まっている職業です。
資格保有者は、コンサルタントとして安定した高収入を得ることができます。
応用情報技術者
応用情報技術者の資格は、情報技術分野で幅広いスキルを持つプロフェッショナルを示す国家資格です。
IT業界での需要が拡大しており、システム開発やネットワーク管理などの仕事があります。
資格手当は5千円~2万円ほどですが、1年に換算すると6万円~24万円程度年収アップが可能です。
資格取得後は、プロジェクトのリーダーとして活躍し、高い収入を実現できます。
行政書士
行政書士は、法的なアドバイスや行政手続きのサポートを提供する法律のプロフェッショナルです。
官公署(都道府県庁、役所、警察署など)に提出する許認可申請の書類や法律的な権利義務、事実証明に関する書類の作成や手続きを行います。
行政書士は受験資格がないため、年齢を気にせずチャレンジできることが魅力です。
資格を取得した後は、クライアントの法的ニーズに応え、高い報酬を得ることができます。
介護福祉士
介護福祉士は、介護職として唯一の国家資格です。
高齢化社会の影響で需要が急増しており、資格手当は1万円~1万5千円ほどが見込めます。
介護福祉士は、要介護者の身体介助や生活援助といった、自立を支援するのが主な業務です。
職場の選択肢も多いのが魅力で、さまざまな条件から求人を選べるのもメリットです。
年収アップを実現する資格の取り方とは?
年収アップに資格が有用なことが理解できましたが、取得するには勉強が欠かせません。
試験に合格して資格を取得するための、おすすめの勉強法を紹介します。
独学で勉強する
資格取得を独学で進めることは、柔軟で費用対効果の高い方法です。
適切な教材やオンラインコースを利用して自分のペースで学び、試験に挑みましょう。
自己管理能力が求められますが、スケジュールを自由に調整できるのが利点です。
通信講座を活用する
通信講座は、仕事や家庭と両立しながら資格取得を目指す人に適しています。
専用のテキストや動画を利用して学びながら、遠隔地からでも資格の勉強が可能です。
講座によっては、専門講師からのフィードバックや質疑応答といったサポートも受けられます。
スケジュールの柔軟性とアクセス性が魅力で、資格試験への準備をサポートする勉強法です。
専門スクールに通う
専門スクールに通うことで、資格取得に集中的に取り組むことができます。
スクールに通うのは時間や費用を要しますが、クラスメートとの交流やモチベーションを高める効果があり、魅力的な学習法です。
専門の指導者による授業や実務経験の機会を提供し、効率的な学習をサポートします。
人気の資格が気になる方は「人気資格ランキング!2023年ver」から詳しく見ることができます。参考にしてみてくださいね。