TOEIC対策で800点を目指す!効率的な学習方法やおすすめの対策講座をご紹介 更新時間 2023.10.13
「TOEICで800点ってどれくらい難しい?」
「800点の壁を越えるための効率的な勉強法が知りたい」
TOEICで800点以上を取得したら、キャリアアップや転職などに大きなチャンスが広がります。
しかし、800点の壁は高く、スコアが伸びないことで悩んでいる方もいることでしょう。
TOEIC800点を効率よく突破するためには、どのような勉強法が必要なのでしょうか?
最短ルートで目標スコアを達成したい方は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
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TOEIC800点のレベルについて
まずは、TOEIC800点がどれくらいのレベルで、どのくらい難しい試験かを解説していきましょう。
TOEIC800点の難易度
TOEICの平均スコアは600点ほどで、800点以上を取得できるのは、受験者の上位11%程度です。
大学入試でいうと「MARCH」レベルで、高い英語スキルを証明できます。
試験はリスニングとリーディングの両方で高度な理解力が求められ、ビジネスシーンでのコミュニケーションや業務にも問題なく対応できるレベルです。
高得点を獲得するには、日常英会話だけでなく、ビジネス英語や専門的なトピックにも理解が必要です。
また、文法や語彙の知識も幅広くカバーする必要があります。
TOEIC800点と他の英語資格との比較
TOEIC800点のレベルをより理解するために、他の英語資格試験との比較を考えてみましょう。
TOEIC800点は、英検の準1級に相当し、大学中級程度とされます。
同様にTOEFL iBTでも、留学許可が降りるとされる80〜90点未満に相当するレベルです。
TOEIC800点は、他の英語試験と比較しても高い評価を受ける水準と言えます。
TOEICのスコアごとの英語力レベル
TOEICスコアごとの英語力レベルを解説します。
500点未満
基本的な英語理解が難しく、ビジネスには適していません。
スキル向上が必要ですので、就活や転職の場合でも履歴書への記載は控えましょう。
500〜599点
基礎的な英語スキルがありつつ、平均より低めのレベルです。
簡単なコミュニケーションは可能ですが、スコア向上が望ましいでしょう。
600〜699点
TOEICの平均レベルで、英検2級相当で基礎スキルはありますが、ビジネスにはまだ不十分といえます。
実用的な英会話力の向上が重要です。
700〜799点
ビジネスで使用可能な英語スキルがあると認められるレベルです。
外資系やグローバル企業への転職の際には、非常に有利になります。
800〜899点
ビジネス英語でのコミュニケーションや、議論が可能なレベルです。
海外赴任も可能で、高い実用性があります。
900点以上
英語ネイティブとほぼ同等の高いコミュニケーション能力があり、外資系企業での強みになるレベルです。
高い信頼性があり、即戦力として期待されます。
TOEICの資格について詳しく知りたい方は「TOEICって資格なの?目標スコアや対策方法を詳しくご紹介」から詳しく見ることができます。参考にしてみてくださいね。
TOEICで800点以上をとるメリット
TOEICで800点以上を取得すると、さまざまなメリットがあります。
1. キャリアアップの可能性が広がる
高いTOEICスコアは、仕事の機会や昇進の可能性を広げる要因となります。
TOEIC試験を運営する「IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会) 」によると、英語を使用する部署の中途採用において、半数以上の53.8%がTOEICスコアを要件・参考としていることが分かりました。
また、求められるスコアは620点と言うことなので、800点を持っていることは確実に自身の武器になります。
仕事をする上でも、新しいプロジェクトに参加できたり、クライアントの幅が広がったりと良いことづくしです。
また、就活を控えた学生にとっても、TOEIC800点があれば引くて数多の人材になれるでしょう。
2. 国内・国際的なビジネスでの活躍が期待できる
TOEIC800点以上のスコアを持つことで、国内外のビジネスで通用する高い英語力を証明できます。
国際的なビジネス環境でのコミュニケーションや交渉がスムーズに行え、多岐にわたる業務においてリーダーシップを発揮できるでしょう。
3. 外資系企業への転職がしやすくなる
TOEIC800点以上は、外資系企業が求める英語スキルのハードルをクリアすることにつながります。
外資系企業への転職が有利に運ぶのはもちろんのこと、実務で海外とやり取りするのにもさほど困りません。
転職市場での競争が激しい中、高いTOEICスコアは優れた国際的な職務遂行能力を証明し、求人に対する選考ポイントを大きく伸ばします。
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TOEIC800点を取る効率的な学習方法
TOEIC800点を取るためには、効率的な学習方法が求められます。
そのポイントは、以下の通りです。
- 語彙力を伸ばす
- 重点的なリーディング対策
- リスニング力向上のためのアプローチ
- 模擬試験の効果的な活用法
では、4つのポイントについて、詳しく解説していきます。
1. 語彙力を伸ばす
TOEICでは、幅広い分野の語彙理解が求められます。
デイリーライフからビジネスまで幅広いトピックに対応できるよう、単語帳や関連記事の積極的な活用を通じて語彙力を向上させましょう。
2. 重点的なリーディング対策
リーディングは問題数が多く、正答率向上がスコアアップに直結します。
文章の構造や要約能力を高めるため、定期的な模擬試験や解説を通じてリーディング対策を重点的に進めましょう。
3. リスニング力向上のためのアプローチ
リスニングの理解力向上には、英語音声に慣れ親しむことが不可欠です。
英語のポッドキャストやニュース、映画を積極的に聴くことで、リアルな英語表現に触れることができます。
通勤時間やスキマ時間を活用して、リスニングスキルを向上させましょう。
4. 模擬試験の効果的な活用法
模擬試験を積極的に受けることは、実践力を養う上で重要です。
限時間内に問題に取り組むことで、試験本番においても余裕を持って対応できるようになります。
模擬試験を繰り返し行い、不得意分野を特定して対策を講じましょう。
TOEIC対策で短期で点数を上げたい方必見!「短期集中でTOEIC対策に強い通信講座は?短期で受けられる通信講座をご紹介!」から詳しく見ることができます。参考にしてみてくださいね。
800点を取るためのTOEIC対策おすすめ講座
TOEIC800点以上を目指す方は、「独学は途中で挫折しそう……」や「継続できるか不安」と感じることがあるでしょう。
また、試験までの時間が限られている方も少なくありません。
そんな場合は、TOEIC対策講座を活用することで、モチベーションの維持や効率的な学習が可能です。
本章では、利用者や指導者からの評価が高い、おすすめの講座を紹介します。
スタディサプリENGLISHのTOEIC®L&R TEST対策コース
スタディサプリENGLISHは、リクルートが手がける英語学習アプリです。
1日3分のスキマ時間から手軽に始められるので、忙しい方でも継続できます。
初心者向けのドラマ形式のレッスンが特徴で、「ただ単語を暗記する」ではなく、本当に理解する学習が可能です。
スタディサプリENGLISHには4つのコースがあり、TOEIC対策なら「TOEIC対策ベーシックプラン」または「TOEIC対策コースパーソナルコーチプラン」がおすすめ。
パーソナルコーチプランでは、専任コーチのサポートで短期間でスコアを100点以上伸ばせることが期待できます。
3ヶ月で7万4,800円と、他の英会話教室やオンライン講座と比較しても格安の設定です。
スタディングのTOEIC®TEST対策講座
スタディングのTOEIC対策講座は、2020年3月に新しく開講され、アルクが提供する実績豊富な教材を利用しています。
最大の特徴は、業界最高峰のスマホ学習機能です。
スマホ上であらゆる学習や学習スケジュール管理が可能で、通勤・通学時間や待ち時間を活用して手軽に学習できます。
TOEIC990点のプロが指導し、アドバイザー付きサービスあり、とても充実です。
受講料は600点コースで42,900円(税込)、800点コースで49,500円(税込)で、相場通りの価格と言えます。
アガルートのTOEIC®講座
アガルート英語コーチングは、オンラインでプロの英語コーチと外国人講師が、マンツーマンで目標点の達成までサポートします。
講義動画が短いため短時間でも勉強を進めやすく、音声データや資料のダウンロードが可能です。
スマホやタブレットで、外出中も学習できるメリットがあります。
無駄を省いた得点アップへの最短ルートにこだわった講座を提供し、他のTOEIC通信講座と比べても安い価格です。
900点を目指す「TOEIC解答スキルマスター&解答速度超スピードUP実演講座」は約1万円と格安で、ハイレベルな講座が手頃な価格で受けられます。
英語教育のスペシャリスト、寺島よしき先生が基礎からTOEICのノウハウ、実践英語まで分かりやすく教えてくれるのも魅力です。
資格の大原のTOEIC®L&Rテスト攻略講座
資格の大原の特徴は、初級者から上級者まで広範な選択肢があり、TOEIC受験指導に特化した講座内容です。
学習スタイルは「通学」「映像通学」「Web通信」の3つで、どのスタイルも料金は変わりません。
教室通学は東京水道橋校に通学し、決まった日程・時間に講義を受けるスタイルで、自宅では集中できない方でもメリハリをつけて学習できます。
Web通信は、インターネット環境があればいつでもどこでも大原の講義が受講できるスタイル。
スマホやタブレットを通じて視聴できるため、好きなときに繰り返し学習したい方におすすめです。
800点以上を目指す方には、860点以上を目標とする「アドバンス上級コース」がありますが、残念ながら通学には対応していません。
とは言っても、料金が安いことに加え、振替視聴制度や転校制度、24時間受け付けてくれる質問体制なども整っていておすすめです。
Z会のTOEIC®テスト対策講座
Z会のTOEIC®テスト対策講座は、目標スコア400〜990点まで対応しているのが特徴です。
試験日と目標スコアから逆算して作成される個別学習カリキュラムをもとに、弱点を克服しつつスコアアップを目指せるシステムになっています。
受験業界で実績を誇る大手ならではの信頼できる教材を使って、年間で3万円台というのは非常にコストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。
毎月払いにも対応しており、月額3,900円で受講可能です。
忙しく効率の良い試験対策がしたい方、できれば費用を安く抑えたい方、個別に作られる学習計画に沿った勉強がしたい方におすすめです。
TOEICにチャレンジしてみたい方は「TOEICの勉強法は?600点以上を取るための方法を紹介」から詳しく見ることができます。参考にしてみてくださいね。
TOEICで800点を取るために必要なもの
TOEICで800点を取るためには、以下のものが必要です。
①単語数
②勉強時間
③心構え
では、具体的に説明していきます。
TOEIC800点に必要な単語数
TOEIC800点を達成するためには、豊富な単語力が不可欠です。
専門用語やビジネス英語も含め、約8,500語以上の単語を理解できる語彙力が求められます。
TOEIC600点に必要な単語数が約5000語と言われており、さらに3500語を上乗せするイメージです。
日常英会話だけでなく、ビジネス関連の単語や表現も押さえておくようにしましょう。
TOEIC800点に必要な勉強時間
TOEIC800点を取るためには十分な勉強時間が必要です。
学習スタート時の英語力にもよりますが、例えば700点から800点への100点アップを目指す場合、概算でおよそ250時間程必要となります。
1日1時間の勉強時間と仮定して、約8ヶ月程度、1日2時間の勉強で約4ヶ月程度が必要です。
自主学習の場合、コツコツと継続的な学習が重要です。
しかし、講師のアドバイスや速読力向上などの方法を取り入れれば、効率的な学習が期待できます。
情報処理能力も大切なポイントで、これらをバランスよく鍛えてTOEIC800点を目指しましょう。
TOEIC800点を目指す心構え
TOEIC800点を目指す際には、ポジティブな心構えが欠かせません。
自信を持ち、挫折を乗り越える強い意志が成功への鍵です。
日常的な英語の使用や英語メディアの活用など、積極的な英語環境づくりも有効になります。
目標設定を明確にし、着実な成果を積み重ねながら、TOEIC800点を達成する自分をイメージしましょう。
効率的なTOEIC対策で800点を突破しよう!
TOEICスコア800点を達成するためには、計画的かつ効果的な学習が不可欠です。
まず語彙力を伸ばし、リーディングスキルを向上させることで、幅広い問題に対応できる基礎力を養います。
さらに、リスニング力を高めるためには、模擬試験を積極的に活用し、実際の試験と同じ状況で対策を進めましょう。
アプローチを変えながら、自分に合った学習方法を見つけることが重要です。
800点以上を目指すなら、TOEIC専任コーチのサポートを受けながら、短期間でスコアを伸ばすTOEIC講座も検討しましょう。
TOEIC800点の取得には、キャリアアップや国内・国際的なビジネスでの活躍、外資系企業への転職など多くのメリットがあります。
目標を明確にし、効率的な学習計画を立てながら、自身の英語力を飛躍的に向上させていきましょう。
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