通信制高校おすすめランキング!失敗しない通信制高校選び 更新時間 2022.11.14
通信制高校の情報がなかなか集められず、学校選びに悩んでいませんか?
令和元年時点で、全国にある通信制高校の数は253校になり、通信制高校に通う生徒数は21万人を突破しました。
現在は高校生の15人に1人が通信制高校に通っており、学校選びが複雑になってきています。
そこで今回は、通信制高校の実績や評判などの情報を集め、おすすめしたい通信制高校をランキング形式でまとめました。
学校選びのポイントも解説していますので、通信制高校を探す際の参考にしてみてください。
また、通信制高校の授業の雰囲気について、「通信制高校とは?授業はどんな雰囲気なのか徹底解説」で解説しているので、是非ご覧ください。
失敗しない通信制高校選びのポイント
通信制高校を選ぶときのポイントは、たくさんの選択肢から自分の基準で絞り込むことが大切です。
ここでは、失敗しない通信制高校の選び方をご紹介していますので、自分にとっての基準探しに役立ててください。
学費だけで判断しない
学費だけで選ぶなら、公立通信制高校1択です。
3年間で卒業できれば、約10〜15万円ほどで卒業資格が得られます。
「高卒の資格を取得できればいい」という人であれば、近くにある公立通信制高校を選べば問題ないでしょう。
しかし「意味のある高校生活にしたい」「3年間で資格を取得して就職したい」「友だちを作りたい」など、プラスアルファの目的や夢があれば、それを叶えられる学校を選ぶことが大切です。
また公立は学費の安さはピカイチですが、卒業に関するサポートは強くありません。
自己管理や学習計画が立てられず、卒業に何年もかかり諦めてしまう人も少なくないことを覚えておきましょう。
通いやすさ
スクーリング回数や学習方法、立地、レポートの提出方法なども、学校を選ぶときの大切なポイントになります。
働きながら高校に通う場合は、スクーリング回数が少ないことはもちろん、レポートの提出方法が簡単であることも重要です。
今はインターネットを活用してレポート提出ができる学校も増えていますので、設備や環境が充実している学校を選びましょう。
公立の場合は紙でのレポート提出が主流で、期限までに郵送しないといけないことも多いです。
レポート提出は単位取得の大切な条件ですので、出来るだけ手間がかからない学校を選択しておくといいでしょう。
学業以外の活動が忙しい人こそ、「ネット授業」や「VR授業」など、タブレットやスマートフォンで勉強できる学校がおすすめです。
卒業率の高さ
通信制高校に進む最大の目的は「高校卒業の資格を得ること」です。
入学できても卒業できなければ、何の意味もありません。
文部科学省の調査によると、平成30年度の単位修得者数は、公立で45.7%、私立が89.2%となっており、私立が公立を大きく上回っていることが分かります。
また卒業はできても、3年より多くかかってしまう生徒も多く、予定よりも学費がかさんでしまうことも少なくないようです。
卒業率の高さを知ることは、いわば学校のサポートや卒業するための手厚さを理解することになります。
また一度中退した経験がある人は、より手厚いサポートがある通信制高校を選ぶといいでしょう。
自分の状態から選ぶ
通信制高校に通う生徒の中には、引きこもりや病気、体調不良などで学校に通えない生徒もいて、それに対するサポート体制も学校によりさまざまです。
健康状態や進路、人間関係についてきめ細かいフォローを希望する場合は、総合的なサポートが手厚い学校を選びましょう。
また不登校の状態に合わせ、通学形態の柔軟性にも注目してみてください。
通信制高校の中には、オンライン授業を視聴することで登校日を減免できるところもあります。
また私立の通信制高校では、1年目は月に1回のスクーリングで、徐々にスクーリング回数を増やすといった対応もしてくれます。
通いやすさや卒業のしやすさに加え、卒業までに自立できるような精神的なフォローがある学校を選ぶといいでしょう。
目的に合った学校を選ぶ
「通信制高校でやりたいこと」を基準に、学校を選択するのもおすすめです。
「美容師の資格を取りたい」「行きたい大学がある」「芸能活動を続けながら高校を卒業したい」など、自分の目的に合った学校を探してみましょう。
とくに私立の通信制高校はさまざまなコースを設けているので、自分の希望にマッチする分野が必ず見つかるはずです。
次の章では、おすすめしたい通信制高校をランキング形式でご紹介しています。
あなたの夢や目標を叶えるための学校選び、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
また、通信制高校の選び方について、より深く解説している記事があるので、是非「通信制高校の後悔しない探し方は?選ぶときのポイントを徹底解説」もご覧ください。
おすすめしたい!通信制高校ランキング1位〜10位
1位〜10位まで、実績や評判などで総合的に評価した通信制高校をご紹介します。
1位 N高等学校
N高等学校の特徴
- バーチャル学習に強い
- 旧帝や早慶など難関校への進学実績がある
- 本校のある沖縄で4〜5日の合宿スクーリング
世界最先端のオンライン学習を取り入れているのは、「dwango」と「KADOKAWA」が提携して運営しているN高等学校です。
いつ、どこにいても均一で質の高い学習が受けられるオンライン授業に加え、バーチャル学習や映像学習にも力を入れています。
さらにAIとバーチャルを活用した「英会話トレーニング」によって、英語力の強化はもちろん、コミュニケーション能力や発音・スピーチといった語学レベルの向上にも期待できるでしょう。
N高等学校は予備校講師による大学受験対策が整っていたり、上場企業や一流企業への就職実績も豊富だったりと、進学率や就職率を重視する方におすすめです。
2位 翔洋学園高等学校
翔洋学園高等学校の特徴
- 通学コースもネットコースも学費は同じ
- ネット学習やオンラインレポート提出に対応
- 卒業率98%
翔洋学園高等学校は「自由・自主・自立」を教訓に持つ学校で、自由度の高さが生徒からも人気です。
翔洋学園高等学校の最大の魅力は、週に何日登校しても学費が変わらないことでしょう。
基本的に、スクーリング回数が多いほど学費は高くなるので、頻繁に登校したい方に最適です。
進路説明会や就職ガイダンスが充実しており、豊富な進路体験学習ができるのも翔陽学園ならではでしょう。
進路指導や面接指導にも力を入れていて、「私の面接態度が悪いときは本気で叱ってくれた」と感謝を述べている卒業生の口コミもありました。
また生徒の自立に欠かせない保護者との関わりも大切にしており、保護者向けの進路相談や保護者同士のグループミーティングなどを積極的に行なっています。
3位 ルネサンス高等学校
ルネサンス高等学校の特徴
- ダブルスクール併用で進路の選択が無限
- 開校からICT教育を導入
- 指定校推薦が400校!
オンラインでのレポート提出やメディア学習など、便利な環境が整っているルネサンス高等学校。
いつでもどこにいても授業に参加できるよう、最新のネット学習システムを導入し、映像授業やオリジナル動画での学習スタイルを採用しています。
また生徒一人ひとりに対するサポートが非常に手厚く、進路指導や学習相談などを個別や三者面談を通して実施しているのも強みです。
さまざまな専門スクールと提携しており、美容やアニメ、芸能、留学など、自分の将来に向けて本格的に学ぶこともできます。
4位 あずさ第一高等学校
あずさ第一高等学校の特徴
- 週1〜5日まで自由に選べる
- スペシャル授業で好奇心を育てる
- 学年ごとの進路指導が充実
あずさ第一高等学校は「東京・千葉・神奈川・埼玉」に8つのキャンパスを構える、広域の通信制高校です。
全国16の都道府県から入学者を募集しており、大学進学・音楽・声優・ファッション・ダンスなど、さまざまな専門コースを用意しています。
学習スタイルも豊富で、週5日制や3日制、フリースタイル制、WEBスタイルなど、自分に合ったコースを選べるのも魅力です。
5位 鹿島学園高等学校
鹿島学園高等学校の特徴
- スマホ学習やネットレポート提出に対応
- 800人分の指定校推薦枠あり
- 難関大学への進学実績あり
鹿島学園高等学校は、全国に250ヶ所以上のサポート校を構える通信制高校です。
全国から入学希望者を受け付けており、ダンスや芸能、声優、ファッション、美容、eスポーツ、IT、ペットなど、豊富なカリキュラムを用意しています。
スクーリング回数は年2回程度というのも、通いやすいポイントで、不登校や学業以外の活動に専念したい方におすすめです。
鹿島学園高等学校では色んな生徒に対応すべく、週2〜5日の通学コース、週1コース、自宅学習コース、個別指導制、家庭教師制など、きめ細かい学習スタイルで一人ひとりに合った学び方を提供しています。
6位 一ツ葉高等学校
一ツ葉高等学校の特徴
- 超難関大学への進学実績を保有
- 卒業率99%の実績
- 学費がリーズナブル
一ツ葉高等学校の最大の魅力は、生徒一人ひとりの希望を叶えるために用意された8つのコースです。
進学や留学を叶えたい方、高校生活を満喫したい方、通学ゼロで卒業したい方、アメリカの大学へ進学したい方など、すべての生徒の希望に沿った学習指導を実施しています。
また不登校で悩む中学生に向けて、高校進学のサポートも行っていたりと、生徒や保護者の満足度も高いと評判です。
一ツ葉高等学校では「大学進学」や「資格取得」など、生徒の進路に合わせたレポート指導も行っています。
何らかの事情でスクーリングできなかった場合でも、個別指導を受けられるなど、きめ細かいフォローアップを欠かしません。
また文化祭やスキー旅行といった、友だちづくりや勉強の息抜きができるイベントも盛り沢山です。
7位 トライ式高等学院
トライ式高等学院の特徴
- 大学進学率No. 1のサポート校
- 全国に100キャンパス設置
- キャンパス長・担当講師・カウンセラーによる3方向からのバックアップ
トライ式高等学院は通信制高校のサポート校として、多くの進学実績を誇ります。
東京大学をはじめとする国立大学や早慶、医学部への進学を叶えた生徒も少なくありません。
難関大受験の専門チームが在籍しているため、どんな進学先でも万全のサポートが受けられるのが強みです。
またトライ式高等学院では「家庭教師のトライ」が培ってきた指導ノウハウを活かし、無理のないカリキュラムを設定し実行しています。
生徒一人ひとりの実力や目標に合わせて個別に学習計画を立てるので、モチベーションを保ちながら大学合格の切符を勝ち取っています。
担任のほかにプロのカウンセラーも在籍しており、進路や人間関係の悩みも相談しやすい環境です。
ただし大学進学に特化しているため、就職を考えている方は別の学校やサポート校を検討しましょう。
8位 ECC学園高校
ECC学園高校の特徴
- 卒業率100%の実績
- 自由な登下校時間
- 保護者が直接相談できる環境
ECC学園高校では、不登校経験に対するサポートの手厚さが強みで、卒業率100%の実績を誇ります。
年5回程度のスクーリングで卒業できるよう、iPadを活用した添削指導が充実しているのも特徴です。
ECC学園高校では「通信スタイル」と「通学スタイル」の2通りのコースを設け、無理なく楽しい学校生活が送れるよう配慮されています。
また英語や韓国語を含む7言語のオンライン指導、海外留学、中学の復習、大学受験対策など、生徒の興味や関心に応じた多彩な学びを提供。
サマーツアーやボウリング大会、工場見学、祇園祭参加など、さまざまなイベントや課外活動を行っているのも人気を集める秘訣となっているようです。
9位 ヒューマンキャンパス高等学校
ヒューマンキャンパス高等学校の特徴
- 100職種以上に対応した教育環境が充実
- 卒業率90%以上!
- 4つのコースから学習スタイルが選べる
高校生のうちから専門的な学習や技術を身に付けたい方におすすめなのが、ヒューマンキャンパス高等学校です。
「夢の実現」をモットーに、40以上の専門分野が選べ、100職種以上に対応した教育環境を整えています。
メイクや美容、ファッションをはじめ、俳優やモデル、ダンス、漫画、ゲーム、映像クリエーター、地方公務員初級、ドルフィントレーナーなど、めずらしい職業にも対応しています。
また全国3200以上の塾で採用されているAIを用いた学習システム、「ATAMA+」を利用できるのも特徴といえるでしょう。
「高校を卒業したらすぐに就職したい!」という方に強くおすすめできる通信制高校です。
10位 日本ウェルネス高等学校
日本ウェルネス高等学校の特徴
- 転入生・編入生も随時受け入れOK
- スポーツ活動に力を入れている
- 週5日・週2日・通学0スタイルから選べる
日本ウェルネス高等学校は、自分のやりたいことに力を注ぎながら卒業資格が取得できる通信制高校です。
スポーツやペット専攻、アイドル、音楽、ダンス、保育、声優などの多彩なコースを設け、生徒が熱中できる環境を整えています。
通学の場合は授業が午前中で終わるように組まれているので、午後は自分の好きなことに時間を使えるのも魅力の1つです。
とくにスポーツ部門には力を入れており、「硬式野球部」はタイケン学園グループの強化指定クラブとして人気を集めています。
陸上競技部には元オリンピック選手が監督として就任しており、大学陸上競技部との合同練習により記録向上が可能です。
「高校時代に打ち込みたいことがある」「スポーツに比重をかけたい」という方におすすめできる通信制高校となっています。
通信制高校選びは将来を決めるための重要な選択!
通信制高校はたくさんあるため、選ぶのが面倒になってしまうこともあるかもしれません。
しかし学校によりカリキュラムや学費、サポート体制が大きく異なるため、時間をかけて慎重に選ぶことをおすすめします。
資料を集めることはもちろん、卒業生の評判や卒業率を把握し、自分に合った学校を選びましょう。
また学校の雰囲気を肌で感じるためにも、説明会やオープンキャンパスに積極的に参加してみてください。
ベストな通信制高校を選び、新しいキャンパスライフを満喫できるよう応援しています!
また、通信制高校のポイントをまとめた記事もありますので、是非「通信制高校ってなんだろう?簡単にわかりやすく10のポイント」もご覧ください。